学び

2024/07/27

3か月でマスターする、その2は

 4月からのEテレ「3か月でマスター世界史」は内容も面白く、熱心にみて、テキストもちゃんと読みました。それに続けて7月からスタートした「3か月でマスターする数学」もテキストを買って、見始めました。
 講師は著名な数学者・秋山仁、数学のお兄さん・横山明日希、教育系YouTuber・ヨビノリたくみ。これまでみたところではわかりやすいし、よく出来ている番組だなと思います。でも、なんか面白くない。どうしてだろう。数学だから興味がわかないのか。文化系だから。
 やっと1ヶ月が終わって、内容は難しくなっていきそう。ついていけるかちょっと心配。

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2024/06/11

「3か月でマスターする世界史」の学び

 文化系出身なのに、世界史に弱い(苦笑)。もういちど勉強したいと思っていたのですが、なかなか始まりませんでした。4月に書店の店頭でみつけた「3か月でマスターする世界史」のテキスト。NHK Eテレの番組ですが、週1回の放送で「3か月」というのがいい。
 テキストを買って、録画して、ためることなく毎週みています。ただテレビなので、ただみているだけでは、充分ではない。テキストは番組にはない内容も盛り込まれています。これを「山川 世界史小辞典」の入った電子辞書を参照しながら復習。
 でも大学受験での試験があるわけでもなく、真剣度がいまいち(笑)。番組は今月で終了です。そのあと、どうするか、悩ましいところです。

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2024/03/17

新年度の語学講座

 この時期にはいつも迷うNHK語学講座。このところは英語以外のフランス語とか手を出すのをやめている(いつも三日坊主だ)。そもそも高齢者が映画を学ぶ必要があるのか、という基本的な疑問もわきます。
 4月からの講座はそんなに変わっていないようです。これまでは放送での講座は「ニュースで学ぶ現代英語」と放送はない「杉田敏の現代ビジネス英語」をやってました。4月からもこれをとりあえず続けることにします。
 放送がない「杉田敏の現代ビジネス英語」は、なかなか進みません。3ヶ月に1回、テキストが発刊されるのですが、ついていくのが精一杯。やはり毎日、この時間帯にやる、と決めないとできない。わかってはいるんですが。
 ユルユルやります。

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2023/09/16

7000めの記事はNHK語学のこと

 上達もしないのに、懲りずにNHKラジオ英語講座をやっています。が、最近、講座を見直そうかと迷い始め・・・・・・。いまやっている「ラジオ英会話」の内容が自分には合っていないのではないか、と。もう、1年以上もやっているのにね。
 今更だけど、仕事とかで英語を使う必要はもはやない。英語講座で学ぶのは欧米人の考えとか、(特にアメリカ)流行を知ることが大きな要因、ということに今更気付き(笑)、さてどうするか。
 いまやってる「ニュースで学ぶ現代英語」はテキストもなく、すべてオンライン(WEB)でできるので、これは継続したい。あと、「杉田敏の現代ビジネス英語」を今年度から再開。この講座は放送はなく音声をダウンロードして、テキスト(市販)で学ぶ方式。内容はかレベルが高いけれど、いまのアメリカを英語を通してしることができる。
 迷いながら「杉田敏の現代ビジネス英語」ぼ秋号を買いました。それで、「ラジオ英会話」は止めるの? ここはまだ迷い中。なんとも決断力がない。

 こんなこと書きながら、この記事でちょうど7000です。よく書いたな、こんなくだらないこと、と思っています。でもまだ書きそうでもあります。


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2023/03/24

HNKの語学講座

 4月からの新年度が近づくと、習慣のようにチェックしてしまうNHK語学講座。もう英語以外の語学をやろうという気力もなく、関心は英語はどんな講座があるのかな、というだけですが。
 いまは「ラジオ英会話」と「ニュースで学ぶ現在英語」の2つをやってますが、この2つだけでも結構大変。特に「ニュースで学ぶ現在英語」は市販のテキストがなく、ウエブにアップされています。番組で取り上げる学習ポイントが9時30分からの放送終了後にアップされるので、リアルタイムでの視聴をしないほうがい(何故、放送前にアップしないのか?)なので、聴く時間がまちまちで、忘れることもしばしば。
 4月からも「ラジオ英会話」と「ニュースで学ぶ現在英語」は継続なので、これは聴こうと思ってます。あとテレビで「英会話フィーリングリッシュ ~データで選んだ推しフレーズ~」なる新番組が始まる。これはどうなんだろう。テレビだと録画してみることが多いだろうから、これもみることを忘れそう。
 継続は力なり、ですが、なかなか継続しない。トホホ。

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2023/03/20

卒業の季節に

 先週から作品を展示している「musa2 アート&デザイン展」ですが、会場にお世話になった酒井道夫先生がお見えになるというので、昨日いってきました。武蔵美で学んだ中でもっとも重要な卒業論文を指導頂きました。
 カリキュラムでは卒論の指導はレポート2回のみだったと(記憶は曖昧ですが)。これで卒論を書くのだから、大変。一昨年卒業した京都芸術大学は卒論のスクーリングが4、5回ありました。
 酒井先生は13年前に退任されています。武蔵美での最終講義に参加して、そのときにいただいたCD-ROM(著作のアーカイブ)を持参してサインをいただきました。
 ちょうど15年前の3月20日は武蔵美の卒業式でした。いい年して卒業式もないだろうと思っていたのですが、卒業論文が優秀賞をいただいたので出席したのを思い出します。
 学びは、いつでも新鮮です。

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2023/03/18

武蔵美の懐中時計を思い出す

「musa2 アート&デザイン展」に出展する作品を準備していたら、「あの時計、どうしたかな」という思いが。時計とは、武蔵美からいただいた懐中時計です。15年前、2008年3月に卒業したとき、卒論が優秀賞をいただき、副賞(かな?)として武蔵美特製の懐中時計をいただきました。
 文字盤に<MAU(武蔵美)>と書かれていて、裏側には<平成19年度 卒業・終了制作優秀賞 武蔵野美術大学>と刻印されています。
 懐中時計の名称、とネットで検索するとボウ、ステム、ベゼル、ヒンジなどききなれない用語が掲載されています。懐中時計はマニア的なものなんでしょう。
 久しぶりに手にした懐中時計は電池切れでとまっていたので、吉祥寺のヨドバシカメラで交換。一般品扱いの1,020円でした。
 でもなあ、懐中時計を持つ習慣がないので、また電池を切らしてしまうだろうな。

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2022/03/21

京都芸術大学の卒展

 京都へいったついでに昨年卒業した大学の卒業・終了制作展をみてきました。通信課程の学部、大学院の「卒業制作、修了制作展」です(昨日20日で終了)。昨年はコロナ禍からオンラインになり、久しぶり(2年振り?)のリアルでの開催。
 通信に限らず、芸術領域の大学では卒業制作、修了制作展示は重要なものらしい。通信課程の学部では14年も前に武蔵美をでています。この頃は卒業することがすごく大変だったので、卒展も熱心にみた記憶があります。武蔵美の卒展は時間ができるだけ見にいくようにしています。
 京都芸術大学の「卒業制作、修了制作展」はなんかこじんまりしてました。武蔵美に比べるとスペースも小さい。専攻のコースが少ないのか。ちょっと期待外れでした。
 学びのかたちもいろいろあるのだな、と実感した卒制展でした。

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2021/11/07

「ラジオで!カムカムエヴリバディ」をきいたが

 今月から朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が始まり、NHKラジオ講座では「ラジオで!カムカムエヴリバディ」が始まりました。以前書きましたが「遠山顕の英会話楽習」が終わってしまい、その枠での放送(毎週月~水)です。
 朝ドラの「カムカムエヴリバディ」を見損ねていて、昨日BSでの再放送を録画したのをみました。出だしはまあまあかな。「モネ」よりはいい感じ。
 で、テレビをみたので「ラジオで!カムカムエヴリバディ」をききました。講師は大杉正明さん。これにAI、天野ひろゆきが加わっての3人での番組進行です。
 きいてみて、物足りない。これはレベルが高くないせいです。HNKが資料(テキストに記載されている「テキストご利用のめやす」)では「ラジオで!カムカムエヴリバディ」はA-1で「中学生の基礎英語 レベル1」と同レベル。「遠山顕の英会話楽習」がB-2程度だったので、かなりのレベルダウンです。中学生の基礎英語レベルではさすがに・・・・・・。
 テキストも薄い。本文で約70ページ。「ラジオ英会話」が約150ページ、「遠山顕の英会話楽習」が約100ページありました。価格は同じ550円です。
 来月のテキストは買わないだろうな、きっと。

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2021/10/21

遠山顕さんの最終講座

 聴いてきたNHKラジオ講座「英会話楽習」が昨日、最終回でした。遠山顕のラジオ講座は10年ほど聴いていますが、今後講座はないようです。遠山顕さんはずっと英語を教える講座をされていました。かつて英語講座として人気のあった「百万人の英語」の講師でした。この講座は高校のとき聴いていたのですが、遠山さんの講座は記憶がありません。すみません。その後、1994年からNHKのラジオ英語講座を始めて、それ以来ずっとラジオで英語を教えていました。
 いろいろな事情があるのでしょうが、10月で講座は終了です。来月からは大杉正明さんの講座になります。長年聴いてきた講座がなくなるのは寂しいですが、仕方がないのか。
 遠山顕さん、長い間の講座お疲れ様でした。

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2021/09/28

遠山顕の英会話楽習の終了

 毎月購入しているNHKラジオの語学講座テキストの今月号(10月号)をみて驚きました。「遠山顕の英会話楽習」に<最終号>と小さく書いてあります。え、最終号ってことは講座終わるってこと。
 テキストの「講師あいさつ」には<「英会話楽習」最終号を迎えました。>とあります。このお知らせは突然ではなく、5月号に<なお、この番組は10月末で終了することになりました。>と発表されていたことを、ネットを検索して知りました。
 遠山顕さんの講座は「英会話楽習」の前「ラジオ英会話」からきいています。10年ちょっととそんなに長くはありませんが。いろいろ事情はおわりでしょうが、残念です。
 11月からはどうしようか、迷います。ともかく、今月はちゃんときき、学びます。

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2021/06/08

学び直しの実態

 生涯学習というのは、日本ではどのような実態なのか。日経新聞に興味深い<「学び直し」世界が競う、出遅れる日本 所得格差が壁>と題された記事が載っていました。記事によれば、
「新型コロナウイルスの感染収束後の経済成長に向け、欧米主要国が人材の「学び直し(リスキリング)」を競っている。デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速するなか、スキルの向上は生産性のカギを握り国際競争力を左右する。出遅れる日本は公的支援の改善が課題だ」(6月6日 日経新聞電子版)
 学び直しは「リスキリング」っていうのですね。知らなかった。で、問題は生産性のカギを握る、ということ。
 日本の賃金が20年以上も上がっていないことの原因は生産性が低いから、というのが専門家の指摘です。生産性が低いから学び直しも出遅れているのか。それとも学び直しができないから生産性が低いままなのか。鶏か卵かということ、か? 記事では、
「学び直しと生産性は一定の相関関係がある。経済協力開発機構(OECD)のデータをみると、仕事に関する再教育へ参加する人の割合が高い国ほど時間あたり労働生産性が高い」
 と。そして、
「日本は出遅れが目立つ。再教育への参加率は35%とOECD平均より5ポイント少ない。人材のスキルが伸び悩み、生産性は北欧各国の半分程度で37カ国中21位にとどまる」
 とあります。
 この国に未来はあるのか。






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2021/05/02

語学講座の選択

 NHKのラジオ語学講座をどうしようかと、いまだ迷っています。新年度、4月の講座が終わり、今週は第5週になるため再放送ウィークで学習はお休み。4月に聴いた講座を5月に継続するか、判断すべきかも。ということで5月からの講座を決め、テキストを買いました。
<ラジオ英会話><英会話楽習>と<高校生からはじめる「現代英語」>の3講座です。<ラジオビジネス英語>はやめることにしました。<ラジオビジネス英語>はビジネスマンが聴く講座です。ビジネスで使う会話とか、Eメールの書き方とか、ほぼ必要のないこと。
<ラジオ英会話>は基本だし、これは必要かな。講座テキスト(紙)の5月号はAmazonでも売り切れ、人気です。<英会話楽習>は遠山顕さんの講座で10年以上聴かせてもらっているし、落ち着きます。<高校生からはじめる「現代英語」>は以前ちょっと聴いたのですが止めていたので、再チャレンジ。
 まあ、なんで英語の講座をやるのか、と問われると「ずっとやっているから」と答えるしかない(笑)。聴く講座数を適度にして、気楽にやるのがいいのでしょう。ぼちぼちやります。



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2021/04/12

ラジオ語学講座をどうするか

 新年度というのは、ほとんど縁がない生活をおくっていますが、NHK語学講座は4月から番組内容が少し変わっています。以前の記事にも書きましたが杉田敏さんの「実践ビジネス英語」が終わり、どの講座を聴こうかと迷ってました。
 いまのところ、「ラジオ英会話」「ラジオビジネス英語」「遠山顕の英会話楽習」の3講座を聴いています。「ラジオ英会話」と「ラジオビジネス英語」は月~金の週5回、「遠山顕の英会話楽習」は週3回の放送です。
 ヒマな身分ながら、これを全部聴くのは怠け者にはけっこう厳しい。また、「ラジオ英会話」「ラジオビジネス英語」とも内容は簡単ではありません。特に「ラジオビジネス英語」はハードです。そもそもビジネスマンでもないのに、ビジネス英語をやる必要があるのか、という根本的な疑問が。
 とりあえず今月いっぱいはやってみて、どの講座をやるか決めようかな。継続は力なり(古いな)ですから。



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2021/04/03

大学の同窓会

 3月に大学を卒業し、もう大学生の身分は使えなくなりました。学生証も期限切れです(笑)。先日、学友ととあることでZOOMミーティングをしていたら、同窓会に入った、という人がいらっしゃいました。
 そういえば大学から同窓会の入会案内がきていたな、と思い出しました。それを改めてみると会費は終身で3万円です。安いのか高いのか。ちなみに13年前にでた武蔵美も終身で3万円の会費で同額です。
 武蔵美の場合は定期的に卒業生向向けの会報誌が送られてきます。そこにイベントとかも載っていて、参加できるものもあるのですが、参加したことはありません。卒業制作展を見にいくくらしです。
 今度の大学の同窓会もいろいろ特典はあるようですが、気になったのは入会案内にあったこの文章です。
「同窓会にご加入いただいた卒業生の皆さまに卒業記念品をさし上げております」
 記念品を餌にしている。さて、どうしようか。迷うところです。

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2021/03/27

宅配便できた卒業証書

 昨日、佐川急便で荷物が届きました。不在で家族が受け取ってくれたのですが、着払いで大学からです。なにかな、と開封してみると卒業証書でした。卒業証書がもらえるのです。すっかり忘れていました。しかし、宅配便で送られてくる卒業証書も味気ないものです。
 武蔵美とか青山学院の卒業、修了のときは式にいったので、そこで証書をもらってきました。今回は京都だし、緊急事態宣言がでてるし、卒業式にはいきませんでした。式に参列しないなら、卒業証書は宅配便送るよ、ということ。
 でもなぜ、着払い? これはこの大学に限らず、一般的なことのようです。でも、企業が大事な資料を顧客に着払いで送りつけたらどうなるか。ありえないでしょう。大学だから許される行為です。教育産業とは、独特な世界観を持っているようです。

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2021/03/23

NHK語学講座のリニューアル

 ここ何年かNHK語学講座は同じ番組を聴いていました。「遠山顕の英会話楽習」と「実践ビジネス」の2つですが、これだと平日週5回の講座です。以前は土日の番組もやっていたのですが、減ってしまいました。
 4月からの語学講座がリニューアルされています。「実践ビジネス英語」が終了し、これまでの「入門ビジネス英語」と統合され「ラジオビジネス英語」になっています。語学講座の定番「ラジオ英会話」は内容がリニューアルされるようです。たしかこれまでは基礎英語の延長として大学受験もひとつの目的とした講座は同じ番組を聴いていました。「遠山顕の英会話楽習」と「実践ビジネス」の2つですが、これだと平日週5回の講座です。以前は土日の番組もやっていたのですが、減ってしまいました。

 4月からの語学講座がリニューアルされています。「実践ビジネス英語」が終了し、これまでの「入門ビジネス英語」と統合され「ラジオビジネス英語」になっています。語学講座の定番「ラジオ英会話」は内容がリニューアルされるようです。たしかこれまでは基礎英語の次のステップとして大学受験もひとつの目的とした講座でした。でも、4月からの番組はそのあたりが曖昧というか、別物の様な位置づけみたいです。
 
 さて、新年度の講座はどうしたものか。毎年悩む。そのうちフランス語はどうなんだ、なんて迷走しだす。困ったものです。

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2021/03/22

武蔵美通信の卒展

 武蔵美の卒業制作展にいっていました。新型コロナウィルスのため昨年は中止されましたが、今年はなんとか開催されました。しかし、例年1週間ほどの会期が短縮され、鷹の台、吉祥寺、三鷹の3カ所での開催です。それに会期も3会場が同じ日程ではなく、微妙にずれています。3カ所いきたかったのですが、なにせ鷹の台、吉祥寺とも駅から遠い。週末は仕事も入っていて、三鷹は諦めました。
 いちばんみたかったのは、やはり卒業した芸術文化学科の文化支援コースです。卒業制作展といっても卒業論文のファイルや製本したものが展示されているだけです(笑)。論文を読ませていただく時間はなく、テーマを拝見しただけですが、専門性の高い内容が少なくありません。私見ですが修士論文でやってもいいと思われるテーマもあります。
 この大学を卒業したのはもう13年も前。それからいろいろ彷徨っていますが(笑)、学びの原点はここにある、と実感した卒業制作展でした。


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2021/03/20

杉田敏の「現代ビジネス英語」

 先日、記事で書いたNHKラジオ講座「実践ビジネス英語」が今月で終了することを、昨日の朝日新聞(夕刊)が一面で取り上げていました。
<ラジオの中の恩師、別れの春 杉田敏さんのNHK「実践ビジネス英語」、34年の歴史に幕>
 とタイトルされた記事は、
「30年以上にわたり1人の講師が同じ語学番組を担当したのは、96年間のNHK史上でも他にないという」
 と伝えています。
 テキストは「月刊のテキストは累計で3千万部以上」販売され、これほど売れた例がないとのこと。
 ノーベル賞受賞者の山中伸弥さんや、キャスターの有働由美子さんも愛聴者。記事には山中さんの
「「帰国後も英語の勉強を継続し、『実践ビジネス英語』はジョギングの友となりました。英語に加えて、社会や文化の最新動向を学ぶ貴重な機会でした。番組の終了は本当に寂しいです」
 とのコメントが紹介されています。
 番組は終了しますが、愛聴者のために「杉田敏の現代ビジネス英語」(年4回刊)が今月発売され、早速買いました。「実践ビジネス英語」を踏襲する内容で、ネットから音声がダウンロードできます。
 山中先生を見習って、ジョギング途中に聴こうと思っています。

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2021/03/19

いつが卒業なんだろう

 大学の卒業式が先週ありました。京都なので参列しませんでしたが、出席した人は卒業証書をもらったとfacebookなどで画像をアップしています。卒業でもう大学を離れるわけですが、まだ卒業していないようにみえます。
 学生向けのサイトがあります。学生それぞれが学業を管理するサイトです。スクーリングの申し込みやシラバスの閲覧、そして取得単位の確認など学業の進捗を確認できます。
 このサイトでは現在取得の単位は57単位になっています。3年次編入の卒業に必要な単位は62単位です。まだ、卒業単位に達していません。でも卒業判定は合格して、卒業できるという通知が既にきています。
 いつになったらサイトでは卒業できるのかな。ぎりぎり月末に連絡がくるでしょう。大学の都合でやっているようのでしょう。まあ、こんなことを気にかけても仕方ないかも(笑)。

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2021/03/15

実践ビジネス英語の終了

 杉田敏さんが講師をされているNHKラジオ講座の「実践ビジネス英語」が今月で終わります。この講座を聞き始めたのはいつの頃か。以前、午後12時25分から遠山顕さんの「ラジオ英会話」があり、その後の時間帯に「実践ビジネス英語」が放送されていました。最初は内容が難しいのでテキストなしに聞き流すことをしていました。そのうち、テキストを買い聴くようになりました。
 以来、ずっと聴いているのですが英語力は上達しません。NHKの英語ラジオ講座の中でも難易度がいちばん高い内容なので、そもそもちゃんとやらないとダメなんです。ちゃんとというのは、毎回聴くだけでなく、復習をやらねばいけないのだよ(苦笑)。英語は継続学習が大切なのは当たり前なんですが、その方法も大事なんです。
「実践ビジネス英語」をマスターしないうちに、番組が終わってしまいます。学びの姿勢をあらためなければいけないようです。

 

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2021/03/14

大学を卒業する

 昨日、大学の卒業式がありました。京都にある大学なので卒業式にはいきませんでした。緊急事態宣言なので、東京からいくことは自粛だし。
今更ですがこのブログをはじめたのは2004年です。その後に武蔵美の通信、靑山学院の大学院に入って、卒業(終了)しました。大学にいくことが趣味なのか、とも思えます(笑)。
 大学で学ぶのは苦労はありますが、「学び」なので自分にとっていくつもの発見があります。今の大学に入った目的があったのですが、これについては答えが見つかりかけたかな、と思います。大学卒業はひとつの通過点なでの、勝負はこれからでしょう(まあ、勝ち負けではないですが)。
 いま、卒業制作展がWEB展示として開催されています。オンラインでの開催は卒業生からは不満の声もききますが、現地(京都)にいかないでも見ることができるので、かえっていいのではないでしょうか。
 ともあれ、大学が終わりました。よかったです。

「2020年度卒業・修了制作展」及び「2019年度卒業・修了制作展」

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2021/03/11

WEBでの卒業・修了展

 卒業できることになった大学の卒業制作展がWEBでの開催になりました。これまで体験した大学の卒業制作展は作品が卒業論文だったので、作品展示は初めてです。作品が写真なので、WEBとは相性がいいかもしれません。
 リアルな展示に比べ、作品そのものをみていただくことはできません。でもWEBなので会場に足を運ぶ必要がないので、多くの人にご覧いただけるのはいいでしょう。
 とは言っても、素人写真をネットにさらすのは恥ずかしい。悩ましいものがあります。

京都芸術大学 WEB卒業・修了制作展

私の作品

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2021/03/09

大学の卒業通知

 2年間在籍した大学を卒業することになりました。「卒業判定通知」という文書が大学から送られてきました。卒業判定会議で判定の結果、「卒業可」となった、と書いてあります。めでたく卒業というわけです。
 武蔵美の通信教育課程では、3年次編入でしたが卒業に3年かかりました。いまの大学では2年ででることができました。入学時に3年次に入って2年で卒業するのは普通にやればできると思っていました。でも、実質1年半ほどで卒業に必要な単位を取らねばならない。これがかなりきつい。気付いたのは入学してからかなり経ってからでした。
 コロナ渦ですが、今週末に対面で卒業式があります。京都なのでいきません。まだ東京は宣言下だし。
 それより、今月末で学生という身分でなくなるのが痛い。美術館の割引もなくなるし、アドビのアカデミックディスカウントもなくなります。ここが今の悩みです。

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2021/02/21

大学の卒業式は対面で

 来月、大学を卒業する予定なのですが、卒業式を対面で行う予定とのこと。オンラインではないのです。通学の大学はどうなのかと、ネットでざっと調べると対面で行うところが多いようです。出席者を卒業生のみに限定したり、動画配信を併用したりの対応をしています。要は出席者を極力絞っての対応です。
 13年前、武蔵美を出たときは、まだ少し若かったので(笑)、出席しましたが。謝恩会みたいなものもなく、親しかった方とお茶を飲んだ記憶があります。10年前、青学をでたときは、3.11直後だったので、卒業式そのものがありませんでした。
 今回は大学は京都なので、わざわざ卒業式に行く気もありません。そもそも卒業式をいう式典にでるのが楽しくなさそう。京都観光を兼ねてい時勢でもないですし。
 さりげなく、大学生活が終わりそうです。


 

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2021/02/17

使わなかった学生証

 卒制も終わって、少し時間ができたのでミュージアムにいこうとして、思い出しました。学生証というものを使っていなかったと。通信教育課程で学生証を使うのは、科目試験の時です。試験のログイン時に指定された記号番号を打ち込むと、試験のページに入れるという仕組み。この以外にはほぼ使いません。京都の図書館ではゲートで学生証をかざして入場するのですが、図書館にいったのは1回だけ。
 美術館、博物館はもちろん学割で入れるのですが、なんか使う気がしません。オジさんが学生証をだして「大学生です」というのも気恥ずかしい。武蔵美の時は、課題のため、自分の興味のため、たくさんのミュージアムにいきました。その時は学生証を最大限活用しました。まだ若かったからか。
 学生証を改めてみると、期限は3月31日までです。残り期間は少ないですが精一杯使ってみますか(笑)。

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2021/02/12

鈴木孝夫さん亡くなる

 大学の時、言語学の授業を履修し、示唆に富む講義をしていただいた鈴木孝夫さんが亡くなりました。「ことばと文化」は名著です。朝日新聞の記事から引用すると、
「人称代名詞や親族の名称などを各国語と比較して日本語と日本文化の特色を示し、ことばが文化と社会の制約下にあると論じた」
 と言語と社会の関係性から、日本語を論じました。
 日本語を国連の公用語に、と主張した「武器としての言葉」では、国際社会の中での言語が果たす役割を論じました。
 鈴木さんは大学でトルコ語の講座を担当されていて、これも受講しました。まったくものになりませんでした。
「ことばと文化」を久しぶりに読んでみようと思います。ご冥福をお祈りいたします。

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2021/02/09

卒業制作のスクーリング

 先週末、大学のスクーリングで卒業制作の審査がありました。卒業制作(=作品)を先生に審査していただきくものです。審査が合格であれば、卒業が決まります。スクーリングに参加していたのは20名ほどで、作品を見ながらの一人10分ほどの質疑応答での審査です。
 以前、武蔵美の卒制(卒論)の審査は公開ではなく、この時期に大学にいって、いきなり合否が発表でした。もう昔のことなのでよく覚えていないのですが、それぞれの卒論に対し、先生の評価コメントがあったと思います。大学院のときは修士論文の最終審査はなく、いきなり修了でした。
 写真という実技系のためか、卒業制作のスクーリングは6回あり、かなり手厚い指導ではありました。武蔵美のときは、卒業制作のスクーリングはありませんでした。
 肝心の審査は合格でした。いつでも、審査を受けるのは気持ちのいいものではありません。しばらくは、こんな環境に身を置くことはないでしょう。

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2021/01/26

博士課程学生の現状

 日本では博士号が厳しい状況になっています。昨日の日経新聞夕刊で報じられた「博士課程学生に生活費240万円 政府、7800人に支援」という記事が、これを伝えています。
「政府は2021年度、博士課程に進学する学生の生活費を支援する新たな制度を設ける。大学を通じて1人当たり年240万円を支給する」(1月25日 日経新聞)
 この背景には、博士号を取得する学生が減っていることがあります。
「日本は00年に修士課程の修了者の16.7%が博士課程に進んでいたが、18年には9.3%まで落ち込んだ」なのですが、他国と比べると、
「国際比較でも00年度の人口100万人あたり博士号取得者数は日本が127人、米国が141人、韓国が131人でほぼ同水準だった。ところが15年度は米国は259人、韓国は256人と増加したのに対し、日本が118人にとどまった」
 と、これも落ち込んでいます。
 なぜ、これほど博士号の取得が厳しい状況になっているのか。経済面の理由だけではない気がします。将来は、今より厳しくなるでしょう。





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2021/01/16

対面かリモートか

 緊急事態宣言の対象が関西なども加わり、飲食店の営業時短が広がりつつあります。感染拡大が止まらないことから、政府から日中の外出も控えるようにとのメッセージもでています。一方で今日からは大学共通テストが始まります。試験を含め、教育現場では難しい対応が求められているようです。
 在学している大学では今月、来月もスクーリングが予定されています。当初はすべてリモートにしたスクーリングも、昨年、感染が沈静化したところで一部に戻していました。1月以降もスクーリングは予定されています。緊急事態宣言が出されても、当初対面だったスクーリングは、そのまま対面で実施と告知されました。ただ、リモートを希望する人はZOOMでの受講が認められます。
 来月上旬には卒業制作の最終スクーリングが予定されています。このままの感染状況だと対面のスクーリングに参加していいのだろうか、という気持ちになります。感染拡大は収まりそうもないし、難しいなあ。

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2021/01/05

大学の折り込みチラシ

 一昨日だったか朝日新聞に大学の折り込みチラシが入ってきました。いま学んでいる京都芸術大学の通信教育のチラシです。新聞にスーパーマーケットとかのチラシと一緒に、通信教育課程であろうと大学のチラシが折り込まれるのは珍しいのではないでしょうか。
「学ぼう、いまこそ」とタイトルが踊るチラシには、大学で学んだ先輩方の体験が写真入りで紹介されています。チラシの裏目は教育内容の紹介です。「手のひら芸大」(通学不要。完全オンラインでどこでも学べる)、「週末芸大」(自宅学習+週末スクーリングで実践的に学べる)とコピーが目立ちます。私が学んでいるのは週末芸大ですが、こんな言い方をすると軽い、って感じです。
 大学も新入生募集のかき入れ時です。特に通信教育課程は入試もないし、この時期に宣伝して、生徒を集めるのが大事。まさに商売です。どうなんだろう、これ。

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2020/12/16

オンラインだけでできる通信大学

 大学のホームページをながめていたら、「お知らせ」に興味深い記事が載っていました。先月出されたプレスリリースで、
<昨年の約2倍!2020年秋入学の出願者数が「過去最高」を達成。京都芸術大学 通信教育部の出願者数が421名に>
 と題された内容です。
 過去最高を達成したのは「芸術教養学科」です(私が在籍しているのは写真コース)。この学科を大学は「手のひら芸大」と称していて、オンラインのみで学べることを売りにしています。過去最高の出願者になったのは2020年秋入学者数です。出願者が増えた要因はプレスリリースによれば、
・コロナ禍の中、これまで距離を感じていた「オンライン」の利用が日常的、身近になったこと
・リモートワークによるライフスタイルの変化で、通勤に費やしていた時間の減少など、暮らしの時間の使い方を見直すようになったこと
 と指摘しています。
 コロナは通信教育課程にとっては追い風というわけです。ただ、重要なのは、卒業できる人がどれほどの割合か、ということ。大学では公式には卒業の割合は発表していませんが、高い数字ではないみたい。オンラインだけの学習も課題があるようです。




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2020/10/12

ZOOMスクーリング終わる

 先週末、3ヶ月ぶりにオンラインでのスクーリングを受講しました。大学では卒業制作など一部の科目に限り対面スクーリングに戻していますが、大半の専門科目では未だオンラインスクーリングです。
 今回のスクーリングはZOOMでのリアルタイムの授業でした。写真家の方が講師でワークショップ形式の内容です。講師のレクチャーの後、各自撮影にででかけます。撮影した写真からセレクトして、ネットでアップロード。これを講師が各自批評していきます。
 パソコンでみる写真とプリントの差をどう考えるかという問題はありますが、乱暴に言えばオンラインでも問題はないと思います。スクーリングに参加する学生たちは、アフタースクーリング(飲み会)を楽しみにしている人も多いですが、これはできません。
 今回のスクーリングでZOOM授業は終了のはず。ちょっと気になることはありましたが、概ね順調でした。通信なんだからすべてオンラインでいい、とも言えます。授業内容以外でも、いろいろと学ぶところが多いスクーリングでした。

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2020/10/04

スクーリングの対面授業

 まだまだコロナ渦は続いていますが、大学(通信)のスクーリングは一部で対面授業を復活しています。昨日、今日と対面でスクーリングがおこなわれています。昨日、久しぶりに校舎にいって(今年の2月以来)、スクーリングを受けました。
 いくまではどんな感じかドキドキだったのですが、校舎のエントランスで検温(非接触)があり、すんなり入れました。学生証を見せたりもせず、なんか肩透かし、です。
 机の上に注意を書いた紙が置いてあり、授業の冒頭に簡単な説明がありました。「皆さんもこの生活が長いので、わかっているでしょうから」と言われました。
 ただ、授業終了後の複数での会食(=懇親会)は禁止です。スクーリングではこれを楽しみにしている人も少なくないので、残念かも。
 大学の授業は、厳しい状況が続きます。

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2020/08/26

遠隔か対面か

 大学のスクーリングは3ヶ月ごとの単位で申込をします。今日から秋期(10月から12月)の申込が始まりますが、直前の昨夜にスクーリング開講形態が発表になりました。これをみると科目によって遠隔と対面が使い分けられています。基本は遠隔でできるものは遠隔になっています。
 対面になっているのは、授業内容から遠隔では難しいもの。写真で言えば、「白黒プリント」というスクーリングがそれです。暗室で白黒プリントの実習なので、これは遠隔では難しそう。でも、暗室は密になりそうですが。あと、卒業制作のスクーリングがあるのですが、これも全部対面になっています。今年度既に2回遠隔でやったのですが。対面に戻っています。
 今年度受講するスクーリングはすべて遠隔、という人もいます。通信教育なんだから、それでもいいのです。しかし、対面に比べ、講義の質が落ちていないことが前提。ここは学生側がチェックしなくてはいけません。
 いろいろ厳しいな。

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2020/08/19

学校の必要性

 小中学校では早くも夏休みが終わり、2学期が始まったところもあります。地元目黒区は25日からのようですが。一斉休校のため、教育現場は大変かと思います。
 今週号の『週刊東洋経済』のコラム「少数異見」に「日本の学校は本当に必要か」と題された異見が載っています。ここから引用すると、
「『日本では、学校は学問をする場ではなく、託児所だったんですね。従順な国民を育む場として機能しているんですね』コロナ禍、知り合いの在日外国人からこんな指摘を受けた。そのとおりだとうなずいてしまった」
 とあります。また、
「外国人留学生から、日本に来て驚いたこととして『先生という職業が尊敬されていない』という話をよく聞く」
 とも。
  そして、筆者はこう書きます。
「これらのことから感じるのは、日本の社会が教育や学ぶことを本質的に軽視しているのではないか、ということだ」
 大学では後期もオンライン授業を継続するところもあります。いま、学ぶこととは何か。学校で学ぶとは何か、を考えるときなのでしょう。

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2020/07/10

オンライン授業のこれから

 東京では新型コロナウイルスの感染者が最多になるなど、終息する気配がありません。小中学校は通学授業が始まっていますが、大学はいまだオンラインのところが多いのでしょうか。そんな中、青山学院大学が後期の授業も原則オンラインにすると発表しています。
「青山学院大学は、学生および教職員の健康と生命の安全を確保することを第一に考え、9月14日(月)から開始される後期授業期間につきましても、原則としてオンライン形式で授業を実施することを決定いたしました」(公式ホームページより)
 また、ホームページにはこうあります。
「いずれにしても対面授業のためだけに、地方や海外から首都圏に移動する必要はございません」
 基本はオンライン授業ということです。
 同じ措置をとる大学もでてくるでしょう。通学の大学にとって難しい選択になりそうです。








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2020/06/30

オンライン授業の評価

「週刊東洋経済」の記事だったか、テレワークで難しいことは評価がいちばんでした。上司が部下をテレワークでどう評価するか。結果だけでなく仕事の過程をどのみるのか。これまで経験のないことなので、これは大変かもしれない。
 大学のスクーリングも4月からすべて遠隔授業になり、今月までに受講したいくつかの科目に評価がつきました。概していい評価ですが、これはこうなるしかない、ということかもしれません。遠隔スクーリングでは授業中につくった課題か事後に提出する課題で評価がされます。厳密にやれば評価はばらつくはずです。しかし、慣れない遠隔授業ということで、評価する側(講師)にも遠慮があるのでは、と推測します。対面での授業と違い、合評の場などでその人の表情とかみえにくいので、評価もしづらいのでは。
 遠隔スクーリングが続くのであれば、評価の基準も検討される必要があります。

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2020/06/18

ZOOMでのデッサン授業

 お仕事関係ではZOOM会議のブームは過ぎたのでしょうか。大学でのZOOMはいまだ全盛です(笑)。デッサンのスクーリングがありました。デッサンなんだから中止かと思ってましたがZOOM授業との連絡が来て、キャンセルしようかとも思いましたが、単位も欲しいし(苦笑)、受講しました。
 デッサンの授業ですが、モチーフを描くのではなく、「自由なイメージで描く」がテーマ。例えば「ドラえもん」を自由に描く、なんてことをやります。なので、遠隔ZOOMでも出来るのです。
 具体的に講師の説明をきいて、これに従い各自自宅とか自分のスペースで描きます。出来た作品を写真に撮って、データをZOOMのチャットで送付します。これをZOOMで合評します。講師、受講者に少しの手際の悪さはありましたが、順調に終了しました。
 なんでもオンライン、リモートで行うことはには賛成しかねますが、このZOOMデッサン授業は特に不満もありませんでした。問題なのは自分のアートな能力の欠如が露呈したこと。これはオンラインとは関係ありませんけど。

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2020/06/13

ラジオ語学講座のアンコール放送

 先月、NHKラジオの英語語学講座テキストが早々と売り切れたため、7月号は発売日前にネットで予約しました。昨日届いたテキストをみて、「ついに」と落胆。「遠山顕の英会話楽習」が2019年8月のアンコール放送、「実践ビジネス英語」が2019年6月のアンコールです。
 テキストの表紙に大きく書いてあります。ネット販売で表紙をみればわかるのですが、発売日前だったので画像がなかった。昨年にテキストはまだとってあるので、買う必要はなかったかも。NHKのサイトには「2019年6月号と同じ内容を掲載していますので、前回のテキストをお持ちの方はそのままお使いいただけます。重複購入にご注意ください」なんて書いてあった。ここは、普通見ないけど。
 英会話で複数の人がダイアログで登場する収録は、さすがにリモートではできないんですね。コロナの影響はここにもありました。

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2020/06/03

スクーリングの対面授業

 緊急事態宣言が解除されましたが、東京アラートがでるなど、まだまだ予断を許さない状況が続きます。公立の小中学校は徐々に再開されていますが、大学のスクーリングでのスクーリングも手探りの状況です。当面、7月までのすべてのスクーリングは遠隔(ZOOMか動画配信)で行われますが、8月からは一部の科目で対面授業が再開されます。主に新入生対象科目や卒業制作、学芸員科目などに限定して行われます。
 7月に2科目履修する予定ですが、これは遠隔。8月のスクーリングはないので、当分対面スクーリングはなさそうです。どこかですべてのスクーリングを対面に戻すのか。それともここまま遠隔スクーリングと平行していくのか。まだ分かりません。
 ただ、通信教育課程なんだから、理想はすべてのスクーリングが遠隔で受けられるほうがいい。土日の対面授業とはいえ、仕事で受講できない人もいます。
 大学にとっても試行錯誤しながら、新しいスタイルを模索してるのかもしれません。

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2020/05/08

公立図書館の休館

 緊急事態宣言が延長されましたが、「全国で公園や博物館、美術館、図書館への外出を可能」との見解のだされています。博物館、美術館もいmだ対応中のようですが、東京の公立図書館も現時点では休館のままのところがほとんどです。
 今日の日経新聞が学生に対して図書館休館の影響を調べた結果を載せています。「図書館休館対策プロジェクト」の調査で、「調査は4月17~30日に、インターネットで実施。人文・社会科学系分野を専攻する大学院生や大学教員らを中心に2519人が回答した」(5月8日日経新聞)です。この回答によれば、
<図書館の休館やサービス縮小については、57.5%が「非常に重大な影響がある」、37.0%が「ある程度影響がある」とした。具体的影響を複数回答で尋ねると「修士論文などに必要な文献の収集ができない」が58.7%で最多だった>
 といい、学生の厳しい状況が伝わってきます。
 図書館は早く再開してください。

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2020/05/02

ラジオ講座のテキストが品切れ

 日常の曜日の感覚がなくなっていて、「今日は何曜日か」と確認しないといけません(笑)。5月になって来週から5月のNHKラジオ語学講座が始まるのに気付き、テキストを買おうとヨドバシカメラのサイトで注文しようと。なぜか、紙のテキストは在庫が表示されません。「?」。アマゾンにいってみても、ここにもありません。Kindle版はあるのですが。楽天ブックスそしてNHK出版の直販サイトにもありません。
 なにが起きたんだ? 慌てて自由が丘の本屋にいったら、2軒とも休みです。隣駅の都立大学まで歩き、ここの本屋には幸いありました。でも「実践ビジネス英語」は最後の1冊でした。
 ことアマゾンでみると語学講座では英語はもちろん、フランス語、ドイツ語など他の言語のもありません。この時期、休業している本屋が多いせいか。それとも急に語学を始めようという人が増えたのか。ちなみにNHKの「きょうの料理」テキストは在庫があります。
 コロナのせいで、いろんなことが起きます。
 

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2020/04/23

インターネット環境のはなし

 テレワークとかオンライン授業で問題になりがちなのがインターネット環境です。例えば光回線のような家庭で常時接続の環境であればいいのですが、それは贅沢なことかも。
 大学生のインターネット環境はどのような状況なのでしょうか。参考になる情報があります。昭和女子大のゼミが学生に行った調査があります。これによれば、

<自宅のネットワーク環境は、98%の学生が「ある」と回答したが、「ない」という学生も2%存在した(「リセマム」サイトより引用>
 と、ネットワーク環境はほぼ行き渡っています。
 個々のインターネット環境はどうか。
<「光回線」44%、「ポケットwi-fi」21%、「ケーブルTV」5%、「わからない」27%など。自宅のネットワーク環境の通信量については、36%が「わからない」と答えた>(「リセマム」)
 ポケットwi-fiが2割います。ポケットwi-fiでは契約によっては月の通信料制限もあります。これではオンライン授業に対応できない、ということになりかねません。
 インターネット環境を自宅で整備するにはお金もかかります。それに知識も必要です(とある専門学校の先生から最近の学生はネットスキルが低い、とききました)。
 大学側も対応を急がねばいけない問題です。





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2020/04/21

ZOOMで授業

 世間的にはZOOM使った会議とか一般的になっているみたいですが、会社勤めでない身にとっては無縁の世界です。しかし、先日、ZOOMを使った遠隔授業を体験しました。大学のスクーリングがZOOMでの授業になり、2日間やりました。
 授業の参加者は30名弱です。ZOOMは初めてでしたが、事前に送られてきたテストミーティングのURLにアクセスすると、自動的にZOOMのソフトがダウンロードされ、テスト環境に入れます。ここでカメラとマイクのテストして準備は完了です。
 本番の授業では開始時間前に送られているミーティングURLにアクセスし、パスワードを入力し、会議に参加できました。ログインもないので、あっさりできました。
 自宅での受講なので楽かと思っていましたが、朝9時半から17時半ころまでの講義はかなり疲れました。休憩はありますが、ずっとパソコンのモニターを見ているためでしょうか。それともうちの椅子が固いせいか。2日目も同じように疲れました。授業の内容がハードなためかもしれません。
 ともあれ、貴重なZOOM講義の初体験でした。

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2020/04/18

スクーリング対面授業の中止

 大学のスクーリングが、6月末まで対面での授業が取りやめになりました。しかたのないところです。この代わりに「中止・延期・代替措置」となっています。代替措置というのは、遠隔(テレビ会議を使う)とか、ビデオ講義をみて、課題提出とかです。
 そもそも通信教育なんだから、対面でのスクーリングは必要がないとも思えます。制度上は対面スクーリング授業がなくても大学の卒業条件は満たすようですが、実技科目では必要ということなのでしょう。
 通学の大学ではオンライン授業を行うところが増えています。東大は4月の授業からオンライン授業化しています。
「東京大学は4月の新学期から授業を全面的にオンライン化した。4000超の講義をはじめ教育活動のほとんどを遠隔で実施する。各学部が準備や試行を進めており、20日前後から本格化する見通しだ」(日経新聞電子版)
 東大だから出来る、ということか。
 オンライン授業に対応できない大学も出てくるでしょう。大学にとっても厳しい時期です。

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2020/04/12

レポート課題にも難題が

 外出自粛で大学のレポート課題がはかどりそうかと、履修しようと考えていた「建築史1」という科目の教科書を取り寄せました。必修科目以外の教科書は今年度から有料になったのがかなり残念ですが。FAXで注文書を送付してから3日後には届きました。
 教科書は届いたのですが、問題は参考文献です。参考文献は地元の図書館にある場合は、借りています。もったいないし、置き場所のこともあるので、購入はほぼしません。
 しかし今、図書館は休館になっています。貸出もできません。これはお手上げです。4月末の締切での提出は諦めました。今後、図書館の休館が長引くと、レポート課題の作成にも支障が出そうです。困ったことになりました。

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2020/04/07

スクーリング授業とは

 今月に行われる大学のスクーリングがなくなりました。大学の告知によれば、「5月10日(日)までのスクーリング授業の中止・延期・代替措置」ということです。単純に考えれば、通信教育の大学なので授業は通信で行われ、通学での授業は必要ない、とも言えます。武蔵美の通信でもスクーリング授業を中止していて、ホームページでこのように説明しています。
「通信教育は、本来通信授業など直接対面することなく授業を行う教育方法ですので、このような状況の中でも実施が可能なのですが、一方で面接授業と併せて科目が構成されている科目もあり、大学に通学する必要があります」
 スクーリング授業でなくても、どこまでできるのか。例えば実技科目をオンライン授業ではできないのか。新型コロナウィルスの感染で、スクーリング授業にも新たな課題が生じたのではないでしょうか。



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2020/04/06

学生証の利用度

 新学期になり大学から新しい学生証が送られてきました。大学名が今月から変わったためです。プランですで表にバーコードがはいった立派なもの(当たり前か)。
 この学生証、あまり使う機会がありません。試験をネットで受けるときに、本人確認用に使います。また図書館の入館に学生証が必要ですが、なにせ京都なのでほぼ使いません。ミュージアムにいくとき、大学生割引で入るときくらいです。また、大学ではキャンパスメンバーというのに加入していて、国立の博物館、美術館の所蔵作品展が無料です。これは利点です。
 他のミュージアムに学生証だして入るのは、ちょっと気後れします。アーティゾン美術館は大学生は無料なのですが、一般で料金払って入りました(笑)。
 オジさんにとっての学生証は使い方が難しいかも。
 

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2020/04/04

大学名称の変更

 通信教育を受けている大学の名称が今月から変わりました。京都造形芸術大学から京都芸術大学へと変更です。なぜ、変えたか。大学のホームページによれば、
<本学は、2021 年 4 月 1 日に大学開学 30 周年を迎えるにあたり、本学の理念である「京都文藝復興」「藝術立国」の実現に向けた将来構想「グランドデザイン 2030」を策定いたしました。この将来構想で示しておりました通り、本学の教育内容や活動に相応しい大学名称として、2020 年 4 月 1 日より「京都芸術大学」への名称変更を行いました。>
 とのこと。
 この変更は特に気にしてませんが、京都方面では問題になってます。京都市立芸術大学が異議を申し立て係争中です。確かに、京都芸術大学と京都市立芸術大学では間違えそう。でも、例えば明治大学と明治学院大学とか中央大学と中央学院大学なんてのもあるし。
 すでに新しい名称の京都造形大学での学生証ももらってます。訴訟はどう決着がつくのか。興味津々です。

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2020/03/26

新年度のラジオ語学講座

 今年は実感のない新年度ですが、いつも聴いているNHKのラジオ語学講座も新年度です。毎年、どの講座をやろうかと迷い、いろいろやってみるのですが、長続きしたことがありません(苦笑)。フランス鴨も何回か試したのですが、いつもダメです。
 ということで、今年度はこれまでやってきた「遠山顕の英会話楽習」と「実践ビジネス英語」にしました(また、気が変わるかもしれませんが)。
 遠山顕さんとはもう10年近くのお付き合い。以前は「ラジオ英会話」を担当されていました。「ラジオ英会話」が受験英語のような講座になってしまったので、聴くのをやめました。ずっと遠山さんについていっています。
「実践ビジネス英語」も5年以上はやっているかな。内容はかなり高度で、まともについていっていません。今の欧米(特にアメリカ)の事情が英語を通して分かるかな、と思ってなんとかやっています。
 ずっと使っている録音できるラジオが、ちょっと動作が怪しくなってきました。買い換えたいとも思うのですが、高いので無理かな。
 今年も無理せず、英語学習です。

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2020/02/29

試験は延期されない

 先週、京都へ大学のスクーリングに行ってきましたが、延期になるかと心配していました。予定日が今週末だったら、延期か別な形で(レポートで代替)実施でした。公立学校の休校からカルチャーセンターでも休講するところが出ています。
 これから大学の科目試験があります。この試験、ちょっと変わってます。シラバスに「試験のポイント」が記載されていて、試験問題はそこから出ます。ただ、ポイントは5つあって、試験に出るのは一つ。どれが出るかは、その人によって違います。なので5つのポイントをすべて学習しておかねばいけません。
 試験はネット受験です。会場(大学)での受験もできますが、多くの人がネット受験でしょう。試験の延期はありません。インターネットだと感染の危険はないし。まだ学習終わってないので延長して欲しいのですが(笑)。
 世の中の人と同じく、勉強のため引きこもりです。

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2020/01/30

春休みがない学生

 ちまたの大学ではそろそろ春休みの時期です。通学生の大学では2月、3月が休みのところが多いみたい。ひょっとしたら大学生にとって春休みがいちばん長い? 最近は夏休みはシラバスを終えるため、かつてより短くなってるかも。
 でも通信の大学生にとっては、春休みはありません。今年度の実技課題締め切りは2月20日。これが終わったら、来年度の課題を取り組まねばいけません。スクーリングがない2月、3月にやっておかないと、とんでもないことになりそう。
 いつ勉強して、いつ勉強からオフにするか。課題ばかりやっていると、それ以外のことがおろそかになる。このコントロールが簡単ではありません。大学生もなかなか忙しいです。

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2020/01/27

卒制の公開スクーリング

 大学で卒業制作の最終審査があり、これが公開形式で、参加してきました。卒業制作の公開、というのはよくあることなのか。武蔵美の通信では卒業制作(=卒業論文)の対面授業での審査はありませんでした。確か、レポートのやりとりだけでした。
 公開の審査では、審査を受ける学生が作品を机の上にならべ、先生方はそれをみて質問する、という内容です。最終なので、それぞれの作品はほぼ完成しているのでしょう。コメント、サジェスチョンなどはしないルールで、時間がかからず終わりました。
 通信に限らず、大学生にとって卒業制作は重要です。武蔵美のときは、卒論書くのにいくつも疑問、迷いがあったので、同級生何人かと大学まで先生に質問にいきました。
 いまの大学では卒制のスクーリングは複数回あり、細かな指導が受けられそうです。問題は、卒制のテーマがきまっていない自分のこと。困りました。

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2020/01/24

通信教育シラバスの諸条件

 明日13時までが締め切りです(自分に言いきかせてます)。大学の年度更新の手続きの締め切りです。このまま次年度も学生でいる希望ならなにもしなくてもいいです。来月だったか、指定の口座から学費が引きとされます(いま、気付いたのですが、学費って常に前払い。これっていいルールだな)。
 退学、休学するなら締め切りまでに申請をする必要があります。
 これ、どうするかと考えていて、来年度履修しなくてはいけない提出課題やスクーリングの内容をざっとみてみました。ここであることに気がつきました。あるひとつの演習課題(テーマにそった作品を提出するもの)が合格していないと、来年度に配置されているスクーリングが履修できない。スクーリングに履修条件があります。私もこの課題、先日提出してまだ採点が終わっていません。
 この演習課題、ちょっと手間がかかる課題が含まれていて、後回しにしている同級生も少なくありません。履修条件の罠にはまらなければいいのですが。それよりも大事なのは我が身。課題、合格してくれよ。

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2019/12/18

記述式の見送り

 センター試験はおろか共通一次さえ受けていない世代にとって、今回メディアを騒がしている入試問題はいまひとつピンときません。英語民間試験と記述式の見送りはどのような意味があるのか。

 

大山鳴動してネズミ一匹――。英語民間試験に続き国語と数学の記述式問題の導入も見送られ、2020年度大学入試改革の"目玉"は「大学入試センター試験」から「大学入学共通テスト」への名称変更のみとなった(日経新聞電子版12/7)


 そうか、何も変わらない大学入試改革だったのですね。
 朝日新聞には「中央教育審議会」の会長として記述式問題の導入など高大接続改革の議論を主導した安西祐一郎・元慶応義塾長のコメントが載っています。

記述式の導入延期が決まったことで、日本の教育は当分の間足踏みするだろう。世界の劇的な転換の中で、日本は「教育鎖国」の状態のまましばらく推移すると思う。


 入試改革が失敗に終わった(これはほぼ決定的でしょう)原因は何か? 日経新聞の記事では、最大の責任者は大学だと指摘します。

 

入試とは自分たちが教えたい学生を、自分たちの責任で選抜する取り組みだ。最重要事項のはずなのに、大学、特に国立大学は受け身に徹した。

 

 安西氏が言う「教育鎖国」はいつになったら開国するのか。厳しそうです。

 

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2019/12/04

学籍の更新

 時の経つのは早いもので、大学に入りはや8ヶ月ほどが過ぎました。先日、大学から「学籍更新手続のご案内」という書面が送られてきました。来年の4月から学習を継続するか否か、の手続きををする必要があります。来年度も引き続き学習を継続する希望であれば手続きは不要とのこと。ただ、休学、退学の希望者は手続きが必要です。この手続き締め切りは1月25日。継続の場合、2月の下旬に次年度授業料が口座引き落としになります。
 武蔵美のとき、更新の手続きあったかな。あったはずだが覚えていません。それにしても1月下旬までには継続の意思を決めなければいけない。ふつうに考えれば継続なんだろうけど、迷います。いくつかの講座で知り合った先輩たちは、5、6年前に入学した人も何人もいます。平均的には何年くらいで卒業するんだろう。 
 自分のことなんだから、自分できめないと。年内には決まらないだろうな、きっと。

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2019/10/11

第四種郵便の料金

 大学の課題でデッサンがあり、これを郵送で提出しようとしてます。明日から3連休で近くの郵便局は休みなので、切手を買っておこうと料金を調べました。普通の郵便なら定形外なので料金がかさみます。八つ切りに描いた作品を送るので定形外の規格外の扱いで、50グラム以下でも200円。ちなみに規格外とは「規格内は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内」に入らないもの。八つ切りはこれに入りません。
 これが通信教育に認められた「第四種郵便」では100グラムまでだと15円です。あと100グラム増えるごとに10円プラス。第四種郵便には大きさの規定はなくて、普通の郵便での定形外でも同じ料金(重さは1㎏まで)。ということで、デッサン課題は25円で多分送れることがわかりました。さらに消費増税があったのに、料金は増税前と同じです。ありがたい。まあ、15円を16円にするなんてのはややこしい。
 ちょっと面白い郵便料金です。

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2019/10/01

大学の後期へ

 大学の通信生にはほぼ実感がありませんが、昨日9月30日で前期が終わりました。通学とは違い、夏休みもありません。ずっと勉強です。スクーリングも夏休みにやってました。大学側は授業を1年を4期に分け、管理しています。春、夏、秋、冬の各期です。とは言いながら、一応の区切りをしたほうが、気分的にはいいかも。
 で、成績はというと。取った単位は19。これって多いの、少ないの。3年次編入なので、2年間で卒業に必要な単位は62。1年の半分で19だから、まあまあか。
 そもそも単位を取ること、そして卒業することが目的ではないのだから、気にすることはない。でも、単位を取るために一生懸命やると、自分のためになる。新しいことを知ったりとか、今ある知識をさらに増やしたりとか(抽象的な表現ですが)。
 単位をとることが目的になってはあまりよくないけど、勉強、実践の成果が単位に結びつくなら、それもよし。後期は更に厳しそうですが、なんとかやりましょう。

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2019/09/28

便利なペン消しゴム

 鉛筆デッサンをやっているのですが、描くときにペン消しゴムを重宝しています。ペン消しゴムとは文字通りペンタイプの消しゴム。ノックすれば消しゴムが出てきて、これでゴシゴシ消します。大学のデッサン講義で先生が教えてくれました。本来は製図用を書くときに使うものらしいですが、デッサンでもほぼ必需品。
 ペン消しゴムはいくつもあるようですが、使っているのはトンボの「モノゼロ」という商品です。このモノゼロは消しゴムが角型と丸型2種類あり、2つ買ってしまいました。
 余計な鉛筆デッサンを消すことはもちろん、塗りつぶしたところをペン消しゴムで描く、という使い方もできます。文房具にはほんと知らないものがたくさんあります。マニアがいるはずです。

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2019/09/26

デッサンというハードワーク

 京都でのスクーリングについで、一昨日、昨日とデッサンのスクーリングにいってきました。今回は「入門デッサン」の3回目。1回目、2回目と受けて、3回目ですが内容のレベルがかなり上がりました。これまでは、最大3個のモチーフを書く内容でしたが、今回はいきなり6個になりました。立方体、紙コップ、ピーマン、茄子、ニンニクそして布がモチーフです。
 6個は置き方を決めることが、まず大変です。変な置き方をすると、書きにくくなってしまいます。かといって何も考えないと、つまらない画面構成になります。難しいですが、描くのもさらに難しい。
 当然、時間内には完成しませんでした。でもある先生曰く、「デッサンに完成はない」。さらに自習でしばらく描こうと思います。
 デッサンという終わりのない道、まだ入り口がやっとみえたところです。

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2019/09/06

ネット受験

 大学の試験をネットで受けました。6月に1科目受け、今回は2科目です。正しくは単位修得試験といって、年に4回、受験期間が決まっています。ネットだけでなく、会場受験もできます。やっとネット受験にも慣れてきました。
 ネットでの受験を始める前に、簡単な認証があります。まあ、代理受験も可能な程度の認証です。そのあたりは、大学も承知しているのでしょう。武蔵美のときは、会場受験のみで、試験のときは本人確認を学生証でしていたので、代理受験は難しかった。
 試験日を自分の都合に合わせて決められのはいいことです。しかし、試験期間は1週間ほどの期間があり、どこにするか迷ったり、いったん決めた日を準備ができてないと後ろへずらしたり、ということが起こりがちです。往生際が悪いってやつです。ネット受験の自分にとってのよくないことかも。
 いつになっても、試験というのは嬉しくないものです。結果が恐ろしいです。 

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2019/09/02

Photoshopというハードル

 大学のスクーリングでPhotoshopを使った画像処理の方法を習いました。RAWで撮影した画像をPhotoshopで現像して、階調補正、色の補正をどのように行うか、という内容です(ちょっと専門的かな)。
 デザインを仕事にしている方はPhotoshopなんて余裕で使えるのでしょうが、パソコン素人、デザイン素人にはマスターするのがとても高い壁です。いまのところ、簡単な画像修正しか使っていません(というか使えない)。
 カメラで撮影したデータからすべてデジタルで運用する今の写真では、画像処理ソフトは必須です。分かっているのですが、習得はなかなか大変。なんとかできるようにしないといけないのですが、道は遠いようです。

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2019/08/28

京都造形芸術大学のこれから

 籍を置いている京都造形芸術大学ですが、来年から名称が変わるらしい。大学のウェブサイトによれば2020年4月から「京都造形芸術大学」→「京都芸術大学」となります。開学30周年で「グランドデザイン2030」というのが発表されています。
 開学30周年とは、1991年に始まった大学ということ。そんな短い歴史しかないのですね。私が最初に入った大学など何年前のできたんだ。大学は来年で100年らしい。
 京都造形芸術大学のウェブサイトにある資料によれば、30年前の開学時には150人だった学生が通学3,587人、通信7,430人の計11,392人。急成長です。
 経営の観点から通信をつくったのは恐らく正解。なにせ歩留まりが低い。入学しても卒業まで至る確率は(おそらく)半分以下です。経営者が賢いのでしょう。
 大学の価値はどこで計るのか。なかなか難しい問題です。

開学30周年「グランドデザイン2030」と「京都芸術大学」への名称変更(2020年4月1日〜)について

 

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2019/08/24

多彩なカルチャーセンターの講座

 一昨日、新聞の折り込みチラシにカルチャーセンターのチラシが入ってきました。秋の講座募集のチラシ。もうそんな時期なのか。チラシはNHK文化センターの青山と自由が丘の産経学園の2つ。眺めていると、いろんな講座があることに感心します。
 例えばNHKの音楽系だと、ジャズボーカル、カントリーソング、ピアノ、ハーモニカ、リコーダー、マンドリン、バンジョーなど。クロマティック・ハーモニカとかケーナ・サンポーニャは、どんな楽器でしょうか。
 写真の講座もあります。ネイチャーフォトは既に満員。しかし、アート系の講座の中では写真は少ない。日本画、水彩画などは多くの講座があるのに、カメラ系はNHK文化センターで9講座、産経学園はひとつだけです。写真を習う機会はあまり多くないようです。
 それにしても、カルチャーセンターは侮れない。学びのひとつの形がここにあります。

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2019/08/21

大学のレポート講評

 先月、やっと提出した(風邪で2日寝込み、締切ギリギリ)大学のレポート課題の添削結果がでました。結果が通知されたのは「写真論1」と「美学概論」の2課題。どちらもA評価で合格でした。前回、4月に提出した「住宅概論」はCだったから(笑)、少し巻き返したか。
 レポート課題の評価は読んだ資料(文献、資料)の量に比例する、ということが(当然だけど)わかりました。二つの課題で20冊近くの本に目を通しました。
 課題に対する講評はウェブに記載されるのですが、それぞれ800字以上の細かな講評が書かれています。講評者の方もかなりの数のレポートをみるでしょうから、ここまで詳細な講評をするのは大変だと思います。講評には課題についての更なる考察に対する指針もあり、とてもためになる内容です。当たり前のことですが、これが学習ということでしょう。
 次は来月上旬の単位修得試験です。頑張らねば。

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2019/08/19

スクーリングという授業

 通信の大学に必須のスクーリング授業。いまの大学では1年を3ヶ月ごとに区切ってスクーリングの申込みをする決まりです。10月から12月のスクーリング申込みが始まり、申し込みました。先着順でなく抽選なので、しばらくしたら結果がでます。
 スクーリングは大学に行って受ける授業(対面授業)だと思い込んでいましたが、大学の科目にはWSというがあることを知りました。今更ですが、その存在は知っていたのですが、履修方法を理解していませんでした。
 WSはウェブスクーリングの略で、インターネットですべての内容が受講でき、大学にいかずに単位が取得できる仕組み。さすがに、写真という実技系では、実技科目のウェブスクーリングはありません。しかし、「芸術史」といった科目でウェブスクーリングがあります。この科目、レポートと小テストはあるけど、単位修得はありません。普通のレポート提出+試験の科目より楽かな。
 いつの間にか、通信の授業も変りっていました。

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2019/08/09

至れり尽くせり

 大学のマイページに大学からのお知らせがでる親切なサイト設計になっています。最新のお知らせにこんなのがありました。
「レクチャー〈「論述基礎」攻略法〉東京開催のお知らせ」
 レポート科目で「論述基礎」というものがあって、この科目をどのように攻略するかを教えてくれる講座です。通信の大学なので、スクーリング科目以外はレポートか実技課題の提出、試験で評価されます。「論述基礎」というのは、
「通信教育部すべての学生に受講をお勧めしている本科目」
 とか(知らなかった)。どのようにレポートを書くか、そのための基礎講座なわけです。その基礎講座の攻略法を教えてくれるとは。
 通信の大学で卒業までたどり着けない原因のひとつが、レポートが書けないことではないか。こんな推測をしています。ほんと、至れり尽くせりの大学です。有り難いです。

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2019/07/27

通信大学の履修登録

 いま、大学のレポートをやってます。先週末、3日ほど風邪で寝込み、予定が遅れてちょっと押せ押せになってましたが、なんとか挽回しました。30日が締切です。
 大学での科目履修の仕方はちょっと変わっています。こう思っているのは私だけで、これが今の時代、スタンダードかもしれません。武蔵美のときは年度の初めに履修する科目を登録し、その科目用の教材(教科書など)が送られてきました。
 京都造形芸術はウエブのマイページから履修登録しますが、年度初めに登録する必要はありせん。スクーリングであれば3ヶ月単位で申込み受付があり、ここで受講許可がでれば(抽選なので)履修になります。
 レポート科目はレポートを提出(ウエブか郵送)が受理された時点で履修となります。教科書はリストから調べ、各自が申し込んだり、(アマゾンとかで)購入します。
 レポート科目も随時受付はしておらず、年4回、10日間のみの受付期間が設定されています。
 運営面から効率化されたシステムです。学生も情報を整理して履修をしていかないと、予定通りの期間で卒業ができない(例えば3年次編入なら2年)と思われます。
 学ぶことは学問そのものだけでなく、その他の情報も整理が必要なんだといまごろ気付きました。

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2019/07/06

雨の日とスクーリング

 今日、明日はスクーリングです。講義そのものも厳しいと予想されますが、まず荷物が大変です。カメラ、バッテリー、筆記用具、パソコン、(なぜか)エプロンをリュックに詰め込んで、登校です。そして、雨なので傘。そして、校舎のそばにレストランとかないので、弁当も。でも今回は三脚がないので、まだ楽です。日本画、洋画より荷物が多いかもしれない。
 カメラがデジタルのせいで、パソコンで撮影画像を保存します。そのため、毎回、パソコン持参です。よかったですよ、薄いパソコン持っていて。そうでなけりゃ、パソコン買い直しです。
 梅雨のこの時期もつらいですが、梅雨明け後の真夏も辛そう。考えたくないです。スクーリングが物理的に大変とは予想していませんでした。学びは厳しいです。

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2019/06/25

いまどきの履修計画

 先日、今月受けた大学の試験結果が出ました。結果は90点。しかし、試験に先立って提出したレポートはC評価だったので、最終的に科目の評点はBでしょうか。
 大学の勉強は、作品課題を提出する科目、スクーリング以外は、すべてネットで済んでしまうことは先日書きました。大学のポータルサイトにマイページがあり、そこで履修状況が確認できます。成績もここで確認です。更にこのマイページには「履修プラン」なんてのもあり、履修計画を作ることができます。いつ、どの科目をやるのか。チェックすると、例えば今年の履修単位を計算してくれます。単位の取得状況も表示されます。
 今のところは始まったばかりなので、取得単位もほぼなくても気になりませんが、時間が経っていくと焦り始めるのだろう、と心配にもなります。
 評価されるということが大学生の宿命。こんな当たり前のことに、いまごろ気付きました。いやはや。

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2019/06/07

いまどきの通信教育課程

 4月に大学に入って、ほそぼそとやっています。明日は初めてのスクーリングです。以前、武蔵美の通信にいたのが2005年からの3年間。そのころのことはよく覚えていないのですが(笑)、いろんなことがほぼアナログでした。レポートは手書き。試験は受験会場に行って手書き。手続きもほとんどが封書でした。
 今はほとんどがネットでできます。レポート提出はもちろん、試験もネット受験です。試験時間内なら教科書持ち込みどころか、何でも参照可です。昔を知る人間にとっては信じられないことです。
 スクーリング以外は遠隔地でも学習ができる。いい時代になりました。
 でもネットでできてしまうので、なにか真剣さが足りない、と思うことがあります。前はもっと一生懸命やった気がするのは、思い込みでしょうか。学ぶことを継続するのは、いつの時代も大変なこと。初心に返ってやらねばと思う今日この頃です。

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2019/05/13

今どきの通信教育

  新入生ガイダンスとやらにいってきました。先月、入学した大学のガイダンスです。通信教育課程なのにガイダンスがあることにちょっと驚き、仕事も入っていなかったので、参加してきました。
 写真コースの先生が履修に際しての注意点とか丁寧に説明してくれて、参考になりました。説明の中で、Facebookの紹介がありました。非公開のグループがいくつかあります。
 10年以上前、武蔵美の通信で学んでいた当時は、ここまで発達していなかったので、学生同士の情報交換はほとんどできませんでした。SNSの便利さはこんなところにあるのでしょう。
 SNSも上手く使うと、面白いことができるかもしれません。

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2019/04/24

向こう見ずな子ウサギ

「英会話楽習」を聴いていて、テキストに目やると、イラストが面白い。服をきたうさぎさんが会話しているようです。テキストのDialogのテーマは「向こう見ずな子ウサギ」。親ウサギと子ウサギの会話です。
 親ウサギは割烹着を着てるようですが、子ウサギは何を身につけているのだろう。部屋には囲炉裏があり、ヤカンがぶらさがってます。時代はいつ? いろんな疑問が浮かぶイラストです。イラスト描いているのは桔川伸さん。
「英会話楽習」テキストのイラストレーターは年度ごとに変わり、毎年個性的な人が起用されます。今年度の表紙は朝野ペコさん。これもいい感じです。一方「実践ビジネス英語」は毎年パターンが変わらず、写真を使った端正な感じの表紙です。
 同じ英語講座のテキストですが、デザインは随分と違います。



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2019/03/10

武蔵美通信の卒展

 武蔵美の通信教育課程の卒展(卒業制作展)にいってきました。この季節にいくと、昔卒業した頃を思い出します。寒さが緩んで、春に向かう頃です。懐かしい。 
 藝大の卒展みたいに賑わっていませんが、来場者は熱心に作品をみています。大きな作品が並ぶ絵画に感心し、版画作品の緻密さに見入り、デザイン情報学科のユニークな作品群に驚きます。
 昨日は武蔵美通信の同窓会(飲み会)もあり、参加してきました。20名ちょっとの参加者でしたが、いろんな方がおられます。楽しい時間を過ごしました。
 学ぶことの楽しさを思い出した日でした。

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2018/12/24

ラジオ講座のCD

 うっかり今月のラジオ講座「英会話楽習」のCDを買ってしまいました。ヨドバシカメラのサイトで検索して「12月号」のところをポチッとしたら、CDが届来ました。
 返品もできるかもしれないけど、たまにはCD教材を使ってみようと、聴いています。放送を聴かないで、CDだけ聴いてたら、発見がありました。ラジオ講座のCDというのは、放送バージョンよりコンテンツが充実しているものかと思い込んでいましたが、そうではありませんでした。
 確かに放送にはないコンテンツもいくつかありますが、放送でしかないものもあります。例えば、ダイアログ(英語の会話)のリピートは放送では2回なのに、CDでは1回です。細かな遊びの会話の省かれています。当然と言えば、当然かな。CDはあくまで放送を聴いた後の復習、補完教材とし通べきもの。英会話楽習だけど、楽しては学べないようです。

Cd


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2018/07/11

万台基金

 青山学院の同窓生なので、時々「あなたと青山学院」という便りが送られてきます。先日来た中に「万代基金」の案内パンフが入っていました。他の出身大学からはしばしば寄付金の要請案内が来ますが、青山学院の「万代基金」は初めてきくものです。
 パンフレットに記載されているところによれば、この基金の目的は<給付型奨学金と教育研究資金充実>です。基金の目標金額は1000億円。基金ですから貯蓄と運用を併用して、給付型奨学金と教育研究資金に充てる仕組みです。
 万代基金は今年の4月から始まっていますが、まだ浸透していないようで、7月10日よりスタートアップキャンペーンをやっています。期間中の寄付すると、プレゼントがもらえる企画です。5,000円、20,000円、50,000円の各コースがあり、たとえば50,000円寄付すると国産黒毛和牛ステーキ(約1キロ)などがもらえます。ふるさと納税みたいです。ちなみに寄付をすると最大50%の寄付控除をうけられるとのこと。
 青学含め、母校には寄付をしたことがありません。愛校心がないためでしょうか(笑)。

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2018/05/07

ラジオ語学講座の整理

 新年度、意気込んでいくつか始めたラジオの語学講座を始めました。前にも書いたように「ラジオ英会話」の講師が遠山顕さんから大西泰斗さんに変わり、内容もかなり違ったものになりました。「基礎英語3」(中3生対象)を終えた人、要は高校生対象の講座になりました。文法中心の英会話です。
 長らく遠山顕さんの英会話に親しんできたので、やっていて、ちょっと違うなという感じ。ということで、2週間やったところで「ラジオ英会話」は放棄してきました。
 遠山顕さんが前のスタイルでやっている「遠山顕の英会話楽習」は聴いています。放送回数が週3回に減ったのは残念ですが、相変わらずの遠山顕トークに和みます。ただ、放送時間が午前10時30分からということ。雑事やら、仕事やらやっていると聴くのを忘れがち。
 英語なんて使う機会ないんだから、講座やらんでもいいのですが、これはやめられない習慣ですね。

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2018/03/30

ラジオ英会話、最終回

 NHKラジオ講座の「ラジオ英会話」が今日、最終回でした。正確に言うと、4月からも「ラジオ英会話」はあるので、遠山顕さんが講師をつとめる講座が終了しました。
 遠山顕さんとアシスタントのケイティ・アドラー、ジェフ・マニングの3人コンビでの講座は10年間続きました。このうち7年半きいていました。もうそんなに経ってしまったなんて、早い。
 4月からは遠山さんは「遠山顕の英会話楽習」を担当します。内容は今月までのラジオ英会話とほぼ同じですが、週3回と回数が減ります。ラジオ英会話リスナーとしては、これは聞き逃せないところ。
 ラジオ語学講座も新しくなってスタート。新学年の始まりです。


Final


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2018/03/16

新しいラジオ英会話

 来月からのNHK語学講座「ラジオ英会話」の講師が遠山顕さんから大西 泰斗さんに変わります。遠山さんは新しく「遠山顕の英会話楽習」を始めます。どんな講座か興味があったので、発売されたテキストをいつもより早く買ってみました。
「ラジオ英会話」は内容がかなり変わっていました。これまでの講座とは別物です。テキストの前書きによれば、
<中学英語をベースにした「基礎英語シリーズ」を卒業した皆さん、つまり高校生をメインターゲットにした番組に生まれ変わるのです>
 とのこと。
 一方、「遠山顕の英会話楽習」はこれまでの「ラジオ英会話」とほぼ同じ内容です。リスニングコーナーが英作文に変わったこと以外は同じ構成になっています。ただ、週5回が週3回になっています。
 テキストは買いましたが、どの講座をやるかは迷います。あれもこれも出来ないので、迷うところです。

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2018/03/10

武蔵美の話

 武蔵美の通信を卒業したのが2008年。気がつくとあれから10年も経っています。時の流れは速いのか、それとも止まったままなのか。今日から通信課程の卒業制作展が始まりまりますが、今年も行けそうにないです。なにせ、武蔵美の本校は遠いから。
 通信課程は吉祥寺の校舎や新宿サテライトでスクーリングが主なスクーリングの場所でした。新宿サテライトは去年の1月に閉室していて、三鷹に新しい拠点ができていました。三鷹もうちからは近くないなあ。
 そんな武蔵美が市ヶ谷に新キャンパスを開設するというニュースが先日の日経に載っていました。
<武蔵野美術大学(東京都小平市)は2019年4月、東京・市谷に新キャンパスを開設する。従来の造形教育を応用し、社会問題の解決を目指す新しい学科と大学院のコースを設置する。交通アクセスの良い都心に校舎を設け、学生の確保につなげるほか、研究面で企業などとの連携を強化する>(3月5日経新聞電子版)
 いくつかの大学で首都圏回帰とも言える動きが進んでいます。美術大学の武蔵美までが都心キャンパスの開設です。少子化の中、大学も生き残りのため、いろいろ大変なようです。

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2018/03/08

大学の公開講座

 間もなく新年度。新聞折り込みチラシには塾の広告が目立つ時期ですが、昨日の夕刊に興味深い広告が載っていました。「大学公開講座特集」という広告には、大学の公開講座の広告が並んでいます。広告には15の大学の講座が載っています。こんなに多くの公開講座があることがちょっとした驚きです。
 公開講座、生涯学習センター、オープンカレッジなど名称は様々ですが、その内容は多彩です。たとえば学習院大学の「学習院さくらアカデミー」には株式投資の講座や宅建士の合格講座もあります。大学というより、各種専門学校といった趣です。
 武蔵美の通信を卒業したのが10年前、青学の大学院を修了してから7年。あの頃はこんなに多くの公開講座はなかったと思います。少子高齢化の影響でしょうか。大学の公開講座は発展しています。

続きを読む "大学の公開講座"

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2017/09/17

武蔵美の同窓会

 通称武蔵美、武蔵野美術大学を卒業したのはもう10年近く前。通信教育課程をでたせいか最初にでた大学ほど愛着というか愛校心は薄い。武蔵美には校友会という同窓会組織があって活動していますが、参加したことは一度もありません。時々送られてくる会報誌も斜め読みです。
 先日、通信教育課程の同窓会ができるとい通知が来ました。「ムサ通の会」というのがその名前。校友会という組織はひとつではなく、たくさんの支部組織があり、その一つとしてできたのが「ムサ通の会」というわけ。
 この「ムサ通の会」の設立総会があり、参加してきました。場所は通信教育課程の本部があり武蔵美の吉祥寺校舎。80人ほどの参加者がありました。
 4年制の通信教育課程は2002年に設立されました。それから15年でやっと同窓会が出来たわけです。設立にかかわった方のご尽力に感謝します。会が発展していくことを楽しみにしています。

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2017/03/06

ラジオ英会話、遠山先生の復帰

 長らく講座から遠ざかっていたNHK「ラジオ英会話」の遠山顕さんが、今日の番組から復帰しました。11月から旧番組の再放送になったので、4か月ぶりです。
「ラジオ英会話」は2011年の4月から聞いているので、もう6年ほど。その頃はたしか朝、6時45分からに放送はなかったと思います。人気があるせいか、朝の放送が追加になりました。
 再放送中は電子版のテキストを使っていたのですが、遠山先生が復帰した今月は紙のテキストを買いました。電子版は保管が面倒でないなど利点があるのですが、ことラジオ英会話にしては、不便です。
 紙ではダイアログ(会話)ページが見開き構成になっているのが、電子版でが見開きでみることができない。番組進行上、これではダメなんです。他のラジオ講座はすべて電子版にしていますが、ラジオ英会話だけは紙がいいです。
 ともあれ遠山先生が復帰されよかったです。これまでサボり気味だったラジオ英会話も真面目に取り組めそうです。


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2016/12/20

ラジオ英会話はさぼりがち

 かれこれ6年ほど聴いているNHKラジオの「ラジオ英会話」ですが、先月から再放送モードになっています。講師の遠山顕さんが体調不良のためです。心配していたのですが、最近ブログも時々更新され、お元気になられつつあると思われます。
 NHKのホームページによれば、「現在は遠山先生も復帰され、番組制作にご尽力いただいています」と書かれています。また、「新作の放送開始は、2017年3月6日(月)を予定」ともあります。まずは復帰されるようで嬉しい。
 今月は過去の放送から選んだ「Ken's Special Selection」が放送されています。聴き覚えのない番組ですが、なぜかやる気がでません。テキストも電子版にしてしまいました。先週は忙しいことを言い訳にまるまるサボってしまいました。
「Ken's Special Selection」は来月、再来月と続きます。語学学習はやる気が大事なんだな、と思うこの頃です。

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2016/12/14

美術大学が修了

 5月から通っていた世田谷美術館の美術大学が昨日、修了。修了式と謝恩会がありました。卒業式ではなくて、修了式というところが、本当の大学ではない奥ゆかしさ(笑)。修了式といっても30分ほどで終わり、その後謝恩会。
 この謝恩会に世話人をつとめていたので、結構忙しかったです。場所は美術館内にある創作室(主に絵画を制作するための部屋)。ここにデリバリーで食事を用意し、アルコール、ドリンクなどもデリバリーで手作りパーティーです。でも美術館内で酒を飲むなんて初めての体験(ホントはいけないかも)です。なかなか楽しい。
 仕事でいけない日も何日かありましたが、なんとか半年間通いました。かつて本当の大学、大学院も働きながら通いましたが、これはなかなか大変でした。本物ではない大学も結構大変でした。
 特に、版画、絵画、彫刻といった実技系は、とりわけ不器用な私にとってハードでした。まあ劣等生です。
 新たな経験をした半年間でした。

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2016/10/31

ちょっと心配なラジオ英会話

 もう5年以上聴いているNHKラジオの「ラジオ英会話」ですが、今週からアンコール放送になっています。今日、月曜から11月のプログラムが始まる予定でしたが、講師の遠山顕さんが体調不良とのことで、今月は2014年に放送された番組の再放送(アンコール放送)になっています。
 このことを先週月曜の番組内のアナウンスで知りました。すでに発売されているテキストの11月号もアンコール放送版になっています。この番組はテキストが先に出来、その後録音というプロセスのはず(かつてテキストの誤りを番組で訂正していましたから)。遠山さんの体調不良はかなり前からということになります。
 番組のホームページでは12月、1月も過去の番組を再構成したKen’s Special Selection を放送することが告知されています。長いです。ちょっと心配です。

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2016/06/15

美術大学とクロッキー帳

 クロッキー帳をちょっと前に買いました。スケッチブックは使ったことがありますが、クロッキー帳を使った記憶はないので、おそらく人生初めて。
  なぜ、クロッキー帳をつかっているのかって? 実は先月から世田谷美術館の美術大学なるものに通っているからです。絵画の講座があり、そこでクロッキー帳を使います。
 大学という名前を冠していますが、実態はアートを学ぶカルチャースクールです。世田谷区が運営する美術講座で、1987年からやっている歴史ある講座です。
  この美術大学、人気のようで毎年抽選です。今年は1.5倍ほどの倍率だったとか。今年の3月、締切日に申込ました。その後、忘れ去っていたら、4月に美術館から電話がありました。
「友の会に入っていただければ当選ですが…・」
 とおっしゃいます。
「18歳以上の世田谷区在住、在勤、在学者、または世田谷美術館友の会会員であること」という条件をまったくみてませんでした。目黒区住民は友の会に入らないと大学には入学できない。狭き門です(笑)。
 いまさらやめたともいえず、友の会に入り、大学にも入りました。
 美術大学の講座は平日なので、仕事と両立できるかと思ってましたが、5月、6月と平日に予約が入って、既に3回も欠席してしまいました。
  さて、無事大学を卒業できるか。道は厳しそうです。

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2016/06/13

村上春樹の英訳を楽しむ

 4月から「英語で読む村上春樹」をきいています。NHKラジオ第二で放送されている番組ですが、きき始めるとなかなか面白いです。今年度既に4年目なので、ほどほど人気があるようです。
 週一の番組ですが、村上春樹の短編を1ヶ月にひとつ取り上げ、英語、日本語の原文の朗読のあと、講師(辛島ディビッド)による解説があります。内容としては英語の語学番組ですが、朗読番組としても楽しめます。原文でも短編はほとんど読んだことがないので、新鮮な内容です。英訳されている村上春樹の短編が多いということにも驚きます。
 テキストには英訳の細かな注がつけられて、翻訳者がどのような意図で英語表現をしているかがわかります。文学における英語翻訳の難しさがわかります。テキストをしっかり読めば英語の勉強になりそうすが、いまのところ番組をきくのが精一杯です。でもしばらくは続けてみようと思っております。

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2015/03/01

萩本欽一の学び

 新聞、ネットで報道されていますが、萩本欽一が駒澤大学に合格したニュースには驚きました。73歳での大学入試に挑戦という姿勢も素晴らしいと思いますが、さらに仏教学部というものちょっと意外な選択です。大学入試の勉強を始めたのは、昨年体力が続かないことを理由に舞台出演を引退した後。
「1つ辞めたら、何か足さなきゃと思ったのがきっかけ。認知症に立ち向かおうと思った。だったら、記憶すればいいと考えて」(FNNウエブサイトより)
 と言っています。
 駒澤大学仏教学部の社会人入試は英語、小論文、面接が試験科目。学部の社会人入試を受けた体験はないのですが、英語の試験は易しくないはず。「1日10時間の猛勉強を重ねた」欽ちゃんは猛勉強をしたようです。
 英語の勉強法については、
「長く英語には縁がなく『三人称単数の勉強から始めなきゃいけなかった』と話す。当初は参考書も全く理解できず『全然ダメなまま4カ月が過ぎた』が、独自の記憶法を編み出し、急激に成績が上がった」(livedoor NEWS)
と言っています。そして「新たに参考書を自作し、約2500の英単語を暗記」したとのこと。自分でオリジナルな方法をつくる凄さです。
 萩本欽一大学合格というニュースは、学びを続けることの大切さ、意味を問いかけています。

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2015/01/19

FPのロープレ研修に参加

 ファイナンシャルプランナー(FP)資格を得ると居住のFP協会の都道府県の支部に所属になります(公的な資格ではないFPに地域別の組織が必要なのかという疑問はありますが)。東京支部は最大組織だけあって様々な研修メニューがあります。昨日、FP相談員ロープレ研修を受講してきました。
 FP相談員とは何でしょう。FP協会東京支部は定期的にFPフォーラムというものを開催しています。公共の施設でお金についてのセミナー、相談会を行うものです。その相談会はファイナンシャルプランナーがボランティアで相談員をつとめます。FP相談員ロープレ研修はこの相談員をしようとする人を対象とした研修です。
 参加者がFP、相談者になりロールプレイをする内容です。正直言って参加するのはいささか気が重かったのですが、実際に研修を受けてみるとかなり刺激になりました。特にFP役になって相談者と話すことはいろんな発見がありました。カウンセリングの経験がある方には当然のことでしょうが、相談の目的は「相手の話を聞いて、相談事の問題を整理する」ことが重要であることがわかりました。
 ロールプレイなんて久しぶり。とても有意義な体験となった研修でした。

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2014/11/10

同窓とは

 就活をしてた頃によく履歴書を書いていました。当然のことですが、学歴欄があります。そこに書く最終学歴は社会人大学院を終了した青山学院です。いろいろ苦労して修了した大学院ですが、高校を出て入った大学ほどには愛着がありません。どうしてでしょう。オジサンからか。
 その青山学院から定期的に冊子が送られてきます。「あなたと青山学院」というタブロイド版16ページ。「33万人の卒業生と母校をつなく絆」と1面に書かれています。この冊子、すべての青山学院同窓生におくっているのでしょうか。その経費はかなりの額なるはずですが、どこから捻出しているのか。どうでもいい疑問がわきます。
 いつもほとんど開きもしない「あなたと青山学院」ですが、たまにはとめくってみると青山学院は今月16日創立140年だとか。140周年のイベントもあり、青学としては力が入っています。ウェブサイトもあります。140周年という中途半端な年なのに青学も自己PRに熱心です。
 同窓という精神を支えているのは何なのか。オジサンになって学んだ大学に対する思いはちょっと複雑です。

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2014/08/27

通信講座のいろいろ

 新聞チラシにユーキャンの広告があり、新学期は会員獲得の時期でしょうか。世の中に通信教育を営む会社はどれくらいあるのでしょうか。大手のユーキャン以外にも中小の通信教育があります。
日経新聞の広告で見かけた「インターネット株取引講座」。どんな内容なのか好奇心から資料を請求してみました。教育を運営しているのは日本創芸教育というところ。ハッピーチャレンジゼミなるブランドネームで通信教育的を展開しています。初めて聞きましたが。
  インターネット株取引講座は「シュミレーション学習で株取引を実体験できるので、安全、確実に身につきます」とのことで、初心者向けです。教材はテキスト3冊をはじめ、銘柄チェックシート、手数料検討表:インターネット株取引の実際を収録したDVD、教材の種類はあります。
 さて、このインターネット株取引講座はいくらかかるのか。学習期間6ヵ月で81,000円。高いのか、リーズナブルなのか。ファイナンシャルプランナーの通信教育より高額です。インターネット株取引をマスターするのは、FP資格をとることより難しいということでしょうか。
 確実に言えることは、インターネット株取引をマスターしても、株取引で儲ける保証はないということです。当たり前ですが(笑)。

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2014/07/17

いつか自分の本屋を持つ

藝術学舎で「続・いつか自分だけの本屋を持つのもいい」が始まりました。昨年の秋にも開催された講座ですが、どうやら好評なようで、続々となり、3回目。昨年の講座に引き続き今回も参加しています。
出席者は50人以上はいるでしょう。前回同様、盛況です。いつか本屋をやりたい人がこんなにいるとは、いささか驚き。
 講座は5回ですが、一昨日の第1回はブックディレクターの幅允孝さんとブック・コーディネーターで本屋B&Bをやっている内沼晋太郎さん。幅さんはNHKの平日11時からの番組(関東ローカル)に時々出演されていたのを拝見していました。
 ブックディレクターの幅さんはどんなお仕事をしているでしょう。本屋、ライブラリーの選書、構成の仕事をいくつもされています。最近は老人ホーム、社内ライブラリーの仕事が増えているそうです。
 本があるのは、本屋、図書館だけではないんですね。社内ライブラリーがあるなんて素敵な会社です。 街にももっと魅力的な本屋が増えてくれるといいのですが、現実はなかなか厳しい。いつか理想的な本屋を作りたいと夢想している昨今です。

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2014/03/29

研究者の姿勢

 3年前の3月に青山学院大学院を修了しました。大学院の修士論文の指導をしていただいた鈴木博之先生が先月なくなられました。今週、告別式があり参列してきました。研究者として多大な功績を残された方であるので、参列者は列をなしていました。
 修士論文の指導をしていただいたとき、論文を書き進めるために必要な決まりである引用について不明確だったので、先生から引用の規則についての資料をいただきました。引用は論文執筆には重要な作業で、ここをないがしろにすると論文の内容が問われます。基本の基本と言うべきことです。数多くの論文を残した方に教えていただいたことは、何事にも代え難いことでありました。どこかのリケジョは引用の重要性をまったくわかっていなかったのでしょう。指導者も同じかもしれません。
 昨日は先生に教えていただて知った建築学会の図書館にいき、ここに収蔵された著作をいくつか拝読してきました。膨大な著作があります。今更ですが、これから少しずつ読ませていただこうと思います。
 

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2013/10/21

藝術学舎というところ

 藝術学舎という学びの場所があります。京都造形芸術大学と山形にある東北芸術工科大学が共同運営(経営)するアートのスクールといえばいいのでしょうか。ウエブサイトには「社会人ためのアートカレッジ」とあります。
 京都造形芸術大学は通信教育に力を入れていて、充実した内容を提供しています。学部課程だけでなく、通信の大学院もあり、通信で高いレベルまで完結できる環境が用意されています。大学院を選ぶ際に候補に考えましたが、研究テーマと合わないところがあったので、選択から外れました。
 その京都造形芸術大学が東北芸術工科大学と共同で藝術学舎を開設して、3年ほど経つでしょうか。この藝術学舎で興味のある講座があったので、先日参加してきました。場所は信濃町から歩いて5分ほど。明治外苑に隣接した環境のいいところです(以前は何があったところだろう?)。学ぶには申し分のないところです。
 この芸術学舎ですが開設時は東京だけでしたが、いつの間にか大阪にもできていました。東京藝術学舎と大阪芸術学舎の2つ。アートを学びたい人は多いのか。カルチャーセンターでは飽き足りない人もいるかもしれない。採算はとれているのか。いろんなことを推測してしまいます。
 ともあれ社会人の新しい学びを提供している藝術学舎。なかなか面白い存在です。

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2013/06/20

結局、東大秋入学は見送り

 東京大学の秋入学を見送りました。これまでのマスメディアでの報道をみていた限りでは、他大学も巻き込んで、導入されるかという感じでしたが、あっけなく導入断念です。日経新聞の記事では、「東大、現実路線にカジ」として、
「入学時期を国際標準にそろえ、国際化の遅れを挽回する試みは学内外で一定の支持を集めたものの社会の変化が追いつかず、現実路線にかじを切った」(日経新聞 6月20日)
 と、日本の社会が世界標準に追いつくにはまだまだ時間がかかりそうだなと思わざるを得ない結果です。
 秋入学導入を妨げたのは、就職への対応です。
「議論を始めると慎重論が噴出。国家資格試験や企業の新卒採用の時期とずれることが大きな課題として浮上した。『高校卒業から入学までの半年間を有効活用するノウハウがない』『社会環境の整備が先だ』などの意見も強まった」
 確かにそうなんだけど、現実を考慮していたら、新しいことは何も始まらない。
 秋入学に賛同した京都大や早稲田大、慶応義塾大など主要11大学は教育改革推進懇話会を設立したのですが、東大が導入を見送ったことで、戸惑っているところもあるでしょうね。肩すかしという感じでしょうか。
 また、政府の対応が面白いです。
「政府ははしごを外された格好だ。文部科学省は今月、秋入学推進の検討会議を参院選後に設けると公表した直後だった。文科省幹部は『東大は先導役を期待されていただけに、政府の大学改革にも影響を与えかねない』と懸念を示した」
 東大の影響力は大きいんですね。
 かわりに東大は4学期制を導入するとのことですが、カリキュラム編成とかが厳しくなりことが予想され、これは現場の負担を増すことになるのではと懸念されます。
 日本の大学が変わるのは、いつのことになるのでしょうか。

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2013/02/11

ユーキャンという企業

 今日の朝日新聞はテレビ欄が最終面になく、そのかわり一面広告。「2013年 今オススメ資格と特技」と大きく書かれたユーキャンの広告です。この時期、受講生募集の大事な時期なのでしょう。CMの露出が目立ちます。AKB48を起用したCM、新聞チラシとテレビCMの連動広告などかなりの広告費を使ってます。
 新聞広告を眺めてみると、こんなものまで通信教育でと感心する講座があります。「ハーモニカ」「フォークギター」「園芸」「料理」といったカルチャーセンターでもやっている教養系と「司法書士」「宅建取引主任者」電気工事士」といった国家資格が混在していて、よく言えば多彩、悪く言えば節操がないという状態。
 ユーキャンという会社はその昔、日本通信教育連盟という社名でした。大昔、高田馬場の一橋学院という予備校に通っていて、校舎のそばにこの会社があったので覚えています。会社のホームページを見るともともとは日本人形学院として発足しています。人形の学校だったんですね。その会社はいまや年商430億円、従業員600人という大きな企業です。年末恒例の流行語大賞のスポンサーにもなっています。
 この規模なら上場できるのかもしれませんが、ユーキャンは上場していません。従って財務諸表など経営資料も公表されていません。どれくらい儲かっているんだろう。広告をみるたび思います。余計なお世話ですが、気になるなあ。

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2013/02/02

15円切手は無いんですね

 最近、試験問題の漏洩でニュースになっているファイナンシャルプランナーですが、今持っている資格より上級の資格の勉強をしていますが、資格試験の勉強にある通信教育を使っています。通信教育を受けたことがある人はおわかりかと思いますが、課題などの提出に特典があります。郵便料金が安いというものです。
 通信教育用の郵便物は第四種郵便物の扱いとなっていて、100グラム以内の郵便物なら15円です。通常の封書の定型郵便であれば25グラムまでは80円、これをこえて50グラムまでなら90円。通信教育の郵便物は優遇されているわけです。
 受講している通信教育の課題を提出しようしたら、切手の在庫がありません。昔(とは言っても5年ほど前)ムサビの通信をやっていた頃の5円切手をため込んでいて込んでいて、それを使ってましたが、それがなくなってしまいました。
 そこで15円切手を買いに郵便局へ。窓口で「15円切手はないので、10円と5円でいいですか?」といわれました。15円切手って、ないの? 通信教育で使う封筒には「15円切手を貼ってください」と書いてありますけど・・・・・・。ネット出調べてみると、やはり15円切手は現在売られていません。2002年まではあったようです。ムサビの通信を受けていた頃、15円切手を使ったような記憶もありますが、定かではありません。
 しかし、第四種郵便で15円という料金があるのに、15円切手がないのはおかしくないですか。需要がないのでしょうか。不思議です。郵政民営化もいいですが、このようなことはやめて欲しいです。


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2012/07/18

TOEICをどうするかな

 この4月からTOEICの講座に週1で通っていたのですが、それが昨日で終わりました。TOEIC800という800点を目指す講座はかなり実力以上で、最後に受けた模擬試験も予想通りに不出来でした(苦笑)。どうも最近は英語学習に対する根気と情熱(?)が少なくなってしまい、トレーニングもほとんどやっていない寂しい状況です。
 講座は全13回。これだけで急にTOEICが800点になるわけはないんですが。ちなみに使ったテキストは「Tactics for TOEIC: Listening and Reading Test, Student Book」ですが、これをしっかりマスターすればTOEIC攻略のスキルがつきそうないい内容です。
 TOEICというのは資格試験ではないので、合格、不合格の結果がでるわけでないので、どうも目標が定まらないようです。800点獲得が一応、本人の目標ですが、それをいつまでに達成しなくてはいけない、という事情もありません(たとえば会社から要求されているとかいったこと)。
 また、TOEICの試験はほとんど毎月やっているので、そのうち受ければいいやという気になってしまうのもいけません。当初は9月の試験を受けるつもりでしたが、今となってはそれも難しそうです。
 そもそも、英語力をつけるという曖昧な目的がいかんのです。英語で何をしたいのか、何をやるのかをもっと明確にしないといけません。そこのところをきっちりと追い込んで、やってみなくてはいけませんね。こればかりは、もう少し頑張らねば・・・・・・。

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2012/04/30

東京女学館大、閉校へ

 ブランドだけでは大学はやっていけないことを痛感します。今朝の日経新聞に掲載されている「東京女学館大、16年に閉校」のニュースにはいささか驚きました。東京女学館の中高は東京地元民にとってはブランド力を持っていると思われる学校です。最近のブランド力は昔ほどでないかもしれませんが、なにせ「明治期に伊藤博文や渋沢栄一が設立に携わった「女子教育奨励会」が起源です。その東京女学館の大学(4年制)が平成16年で閉校です。
 記事によれば「大学全入時代を迎える中で学生募集がうまく行かず、累積赤字が約25億円に膨らんでいた」とあり、開校以来11年連続で定員割れの状況でした。その原因のひとつとしてとして指摘されているのが、「首都圏の女子大と比べて高い学費」。ウエブサイトをみると、授業料、施設運営費をあわせて、144万円。確かにこれは高いです。価格設定が間違っています。学費が高いならば、それに見合ったサービスが必要なのですが、それがなかったのでしょうね。
 ウエブサイトで初めて知ったのですが、この大学は南町田にあるんですね。ここも成功しなかったポイントかも。ブランド女子大はやはり都心にキャンパスがなければいけません。学費、ロケーションなど経営戦略上の問題が指摘できます。大学全入時代に向かい、生き残れない大学も今後更に増えていきそうです。
 

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2012/03/16

NHKの英語講座が変わるようです

 新学年も間近になって、NHKの語学講座のテキストを買ってきました。いつもはどの講座にしようかと迷うのですが、来る新学年はまずは英語に絞ろうということで、今年度やっていた講座のテキストをまずは買ってきました。
 今年度やっていたのは<ラジオ英会話>(一年通期開講)、<入門ビジネスビジネス英語>(半年単位で内容が変わる><攻略!英語リスニング>(半年)で、どの講座も来年度もあるので継続です。この中でも1年続いた<ラジオ英会話>は、新学期からこれまでの1日2回の放送から1日3回の放送に拡大(それ以外に土日に再放送があります)、人気があるんですね。遠山先生の軽妙なトークで楽しく英語を学べる素晴らしい講座です。
 これらNHKの英語講座はリニューアルされるらしい。HNKいわく
「子どもから大人まで一貫して学べることをめざす英語学習プログラム『NHK英語グランドデザイン』」
 をもとにリニューアルを進めているとか。
 このリニューアルの基準にしているのはCEFRという国際標準。ちょっと難しいのですが、欧州評議会が開発したヨーロッパの人達が共通のスタンダードで言語を学ぶ言語学習のガイドライン。Common European Framework of Reference for Languageのことで日本語では「ヨーロッパ言語共通参照枠」と訳され、CEFRまたはCFEと略されます。
 NHKの語学講座はどう変わるのでしょう。分かりやすいのは、各講座のレベル表現が変わったこと。今年度は1から5までの5段階でした。新年度では<A0 A1 A2 B1 B2 C1 C2>の7段階に細かく区分けされています。CEFRのレベルを持ち込んだことが、ランク分けがかえってわかりにくくなっている気がします。
 ともあれ、新学期からはもう少し真面目に語学講座に取り組みたいと思っていますが、どうなることやら、です。

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2012/02/21

TOEICの結果がきた

 先月受けたTOEICの結果が、昨日からネットでみることできました。正式には書面で通知がくるのですが、その発送の1週間ほど前からネットで成績が公開されます。登録しておいたメールに連絡が来ました。便利になったものです。
 ネットでは「リスニング ○○○点」と「リーディング○○○点」と大まかなくくりだけしか見られません。書面では細かい分析が記されているようですが、まずは全体の成績だけお知らせしますね、という感じです。なにせ、TOEIC受験は10年振り以上なので、こんなに近代化された(笑)システムは初めての体験です。
 今回の成績が全体でどのあたりにいるか、ということも書面での成績表にあるようですが、ネットではとりあえず平均値での自分のレベルを判定してくれるサイトもあります。判定も大学生、社会人という区分されたゾーンでもでき、さらに大学の学年や社会人の職種ごとの判定まであって、親切です。いつごろからこんなにTOEICが進化しているんでしょう。
 肝心の成績ですが、700点マイナス15点。特にリーディングセクションがひどい。フルマラソンを、週1回のジョギング練習でいきなり走ったような受験だったため(センスの悪い言い訳だな)、予想通り芳しくはありません。さて、そろそろ本腰いれて勉強しないといかないな、と思い知らされた結果ではありました。

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2012/01/19

東大が秋入学を検討していること

 所属している大学院は、春と秋の2回入学できる仕組みです。秋入学の学生は大半が留学生で、修士課程だと3分の1くらいが留学生です。基礎的な授業は英語と日本語の両方が用意され、英語だけで修了(卒業)できる仕組みです。東大でも大学院は秋入学ができ、留学生にも対応した講義内容になっているのではと推測します。
 この度、東大が明らかにしたのは学部の入学を秋に全面移行するという内容です。春と秋との複線ではなく、秋のみの単線路線です。これが実施されれば、他の大学に与える影響は大きい。今のところ、決定事項ではないので、産業界は評価しているようです。まあ、企業にとっては入学時期が秋になることと人材確保とは、明確な関係があることではないので、東大の動きに反対する理由もないでしょう。
 しかし、秋入学での移行案で提示されているプランをみると、高校卒業後、企業など社会にでるまで4.5年から5年かかることになっています。要は働き始めるまでの時間が長くなるということです。全国地方銀行協会の中西勝則会長(静岡銀行頭取)は
「卒業まで4年半、5年となると1年間労働人口が減る。そういうことが起きなければいいなと思う」
 と懸念を示しています。
 飛び級など4年かからずに卒業できる仕組みを作ることが必須でしょう。
 ところでこの東大の改革は、なにを目指しているのか。大学の国際化の推進のため、と主張されています。国際化の推進は誰のためなのか。わからないポイントです。東大だけのための改革ではないのでしょうね。そこが気になります。

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2011/12/07

TOEICというもの

 久しぶりにTOEICの試験を受けることにして、一昨日申込をしました。来年1月29日の試験なので、申込締切はまだ先だろうと思い込んでいたのですが、気になってウエブに寄ったらネットでの申込でも昨日正午までで慌てて申し込みました。
 TOEIC、もう10年以上受けていません。会社にいた頃も、仕事で英語も使わないし、受験の必要性もありませんでした。でも、最近ではマネージャー試験の受験条件にTOEIC何点以上、などどいう条件にもなっているようで、受験してある程度のスコアは必要のようです。息子の通っている大学でも強制的に受験させられます。
 いつの頃からか、メジャーな存在になってしまったTOEIC。2010年度は日本では178万人が受験したとのことで、ほんと沢山の人が受けるんです。聴き取りと読解の試験だけで、真の英語力がわかるのか、という疑問もありながら、求人条件ではTOEICの結果がひとつの基準にされてしまう現実があります。
 受験料は5,565円となかなかなお値段。ちなみに英検2級は4,100円、1級は7,500円(英検は中学のとき受けて、痛い思いをしたことからそれ以来関わっていません)。このあたりが相場なんですかね。でもTOEICは儲かっていそうだな。
 安くないお金払って受験するのですから、少しでもいい点取らねば。これから勉強がんばります。

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2011/11/01

日本橋界隈をウォッチング

 所属している日本建築学会での「東京ウォッチング2011『日本橋界隈』」という企画に参加してきました。毎年行っている企画だそうで、今年は日本橋。そのわけをウエブサイトから引用させてもらうと、
「2011年は現在の日本橋架橋100周年である。その中で、日本橋が長く経済活動の拠点として繁栄して来た理由を訪ねる街歩きを企画したい。関東大震災、東京大空襲を乗り越え歴史を守りつつ戦後も幾度もまちのかたちを変えて成長してきた日本橋は、いま歩いておくべき東京のエリアであると企画者は考える」
 震災へのメッセージも込められている企画です。
 参加者は40人ほど、午後の日本橋界隈を歩いてきました。へたな写真でご紹介します。

 まず、日本橋。久しぶりにきました。覆っている高速道路は地下にしようという動きがあるそうです。東京マラソンでは、手前で曲がってここは渡りません。
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 三菱倉庫のビル。今月から改装(ほとんど新築。歌舞伎座方式です)が始まっています。
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 東京証券取引所。株価上がってね。
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 店ですが古いビルです。
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三井本館。重要文化財です。地下の「大金庫」をみせていただきました。
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 日本銀行。設計は辰野金吾。

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 天気も良く、日本橋界隈を楽しく歩きました。


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2011/10/15

ソニー寄付講座公開シンポジウム

 昨日、日吉キャンパスで「ソニー寄附講座 公開シンポジウム2011 人類・社会の新たなる発展をめざして」というのがあって、拝聴してきました。ソニーによる寄付講座は2009年から今年から始まっていて、今年度は3年目です。寄付講座は講義とシンポジウムの2つ。今年度のシンポジウムは4回予定されていて、昨日が初回です。
 シンポジウムは「イノベーションと雇用」をテーマに、慶應の塾長である清家篤氏(商学部教授)と慶應義塾メディアデザイン研究科教授の石倉洋子さん(私が所属する研究科の教授です)が登壇され、それぞれの講演と討論。進行役はソニーコンピューターサイエンス研究所(脳科学の茂木健一郎さんがいるところですね)の所真理雄氏。
 雇用といういま、世界的に大きな問題に対して、お二人の話は充実した内容。特に石倉さんの講演ははじめて聴かせていただきましたが、ステージを存分につかい、身振り手振りを交え、聴く人を惹きつけるプレゼンテーションです。
 しかし、雇用の問題となると我が身にも大きく関わりますね。ほんと仕事ないですね、いまの日本。石倉さんのお話しで印象的だったのは、会社とか政府がなにかしてくれるのを待っていては駄目で、個人でも何かできることがある、ということ。まず、自分で始めなくてはいけない。こんな当たり前のことを気づかせてくれた貴重なシンポジウムでした。

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2011/10/12

人間の価値とは何か:辻井喬氏の講演

 昨日、作家、詩人である辻井喬氏のお話しを慶應で聴いてきました。辻井喬氏は、かつては堤清二としてセゾングループを作り上げた実業家。経済人とて活躍し、また文学者として多くの作品を著している辻井氏の講演は、めったに聴けることができない貴重な機会です。
「人間の価値とは何か」と題された講演では、東日本大震災のことに始まり、御自身の大学進学のこと、文学のこと、そしてこの国が追い求めてきた豊かさのことなど多方面に渡り、わかりやすい言葉で語ってくれました。印象に残ったことはいくつもありました。
「最近の文学、絵画にはあまり感動しない」
 辻井氏は、西武百貨店でプランス展を企画したとき、パリにいき、初めて1900年代初頭以降に描かれた現代絵画を見て、自分の鎖国性に気がつきます。しかし、現代の文学、絵画がうまいのだが、感動はしないといいます。
 また震災前までは「(いろんなことから)だから日本は駄目なんだ」と思っていたが、それは思い上がりだった。外国からも賞賛されているとおり、日本にはいいところがまだまだある。しかし「クリエイティビティは下がっている」ともいいます。
 人間の価値とは何か。
「変化できる状態を自分の中にいつも持っていること。そしてこの変化を世の中に役立てること」
 
 この講演は慶應義塾大学の理工学部の主催する人間教育講座の一環。理工学部の1、2年を主な対象としています。辻井氏の話が終わったあと学生からの質問を受ける時間がありました。年齢的には孫のような学生たちの質問に丁寧に答えられる辻井氏の姿勢も印象に残りました。ある学生が「辻井さんが企業に勤められていた頃」と言ってました。勤めていたというより経営してたんですよ(笑)。そうですよね。パルコとか、セゾンとかが全盛だった頃より後に生まれた世代だから、経歴読んでもその大きさは想像もつかないでしょうね。
 私にとっては、セゾンを作って、そして作家で詩人の辻井喬はまさに巨人です。お話しを聴けるだけでうれしい。とても有意義な時間でした。

人間教育講座

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2011/09/29

ラジオ語学講座も新学期

 10月を前に今週からNHK語学講座の一部が新しくなっています。4月の新学期みたいな盛り上がりはありません。しかし、10月度から新しくなった講座や、今月(9月)で終わってしまった講座もあります。
 4月には時間がある(はず)なので、いろいろ手を広げて、(予想通り)ギブアップしてしまった講座がいくつかあります。結局、9月まで継続して学び続けたのは、ラジオの「ラジオ英会話」「入門ビジネス英語」「攻略/英語リスニング」の3番組。あとテレビのトラッドジャパンの一応見てます(苦笑)。どれも難易度は高く、それにも関わらずろくに復習していないので、力がついたかははなはだ疑問です。
 さて、親しんでいた語学番組のうちそのままなのは「ラジオ英会話」だけです。このラジオ英会話は英会話といいつかなりの難しい内容です。特に単語、イディオムがハードルが高い。10月からも脱落しないように頑張らねばいけません。「攻略/英語リスニング」は9月で終了。これもかなりハードでした。
「入門ビジネス英語」は入門といいつつ、これもレベルが高かったですが、実践的なビジネス英語の会話トレーニングでした。10月からは番組タイトルは変わりませんが、番組内容は新しくなりました。今度は「Email: Mastering the Basics」と、ビジネスでのe-mailの書き方のトレーニングです。ラジオ講座でe-mailの書き方を教えるというのも面白いです。まずは勉強させてもらおうと思っております。 
 どこまで続くのか、語学講座。根気の続く限りかな(笑)。

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2011/08/02

積ん読が増えていく

 大学は夏休みに入っています。修士学生はまだレポートがあるようですが、暢気な博士院生は締め切りがあるものはありません。失業中ながらバイトをすることもなく、ぐたぐたと過ごしております(苦笑)。
 夏休みといっても大学キャンパスの施設は営業しています。生協、食堂も時間は短くなっていますがやっています。節電の影響を心配した図書館もお盆に休んだりしますが、ほぼ通常営業です。おまけにいつもいっている日吉は臨時に日曜開館(通常、日曜は休館)の日もあります。節電を兼ねて図書館で勉強をしようというおやじには嬉しいことです。
 ちなみに慶應の図書館(正式には慶應義塾大学メデイアセンター)では、本の貸し出しに冊数の制限がありません。貸出期間は大学院生は通常2ヶ月なんですが、夏休みは長期貸出になっていて、10月頭まで借りられます。これをいいことに次々本を借りてきて、22冊になってしまいました。借りすぎでしょうね、これは。青山学院大のときは上限が20冊だったので歯止めがあったのですが、無制限というのはいけません。
 研究のために必要とはいいつつ、少しは読まないといけない、夏休みは読書、と昔から決まっているので(?)、本腰をいれて読み始めています。


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2011/07/10

東大のUTalk

 本郷の東京大学に福武ホールがあります。ベネッセの福福武總一郎氏の寄付により作られた建物で、設計は安藤忠雄です。東京大学の情報学環・学際情報学府が使っている建物ですが、一階には東大グッズのショップやカフェのUTcafeがあります。
 このUTcafeを会場にして、定期的に東大の研究者を招いて"UTalk"というトークイベントが開かれています。昨日「UTalk:アートの営み≒研究の営み」があり、参加してきました。話されたのは教育学研究科の横地早和子さん。横地さんは、芸術家、職人が「創造のメカニズム」や「熟達者になっていくプロセス」を主に研究されています。トークでは芸術家と研究者の共通点についてお話をされました。横地さんによればアーティストと研究者は同じところがあるとの興味深い分析です。
 参加者は10人ほどのこじんまりとしたイベントで、ちょっとお茶を飲んで話しているという感じがいいですね。東大も面白いことやっています。

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2011/06/25

大学図書館の使い方

 昨日は暑かったですね。電力使用率が午後には90%をこえてました。iPhoneアプリでチェックしていると90%こえるとなんか心配になります。あまりに暑いので、午後から節電をかねて(平日昼間は私しか家にいないんですよ)、日吉の大学図書館に出かけました。パソコン持参でちょっと資料をまとめました。
 この大学の図書館、昔は小さい建物だったのですが、いまは立派なものになっています。大学院生は使える図書館が二つあります。ひとつは学部生が使う一般の図書館。もうひちつは大学院専用の図書室。この図書室のメインユーザーはビジネススクール生で、蔵書も経営、経済関係のものが多い。すべての席に電源があり、パソコンを使っての勉強、研究が前提につくられています。
 一方、学部生用の一般の図書館には院生専用フロアがあります。ここいつも人が少ない。大学院生の大半は三田のキャンパスにいるので、すいているのももっともなことです。昨日もほとんど貸し切りって感じでした。なんか恵まれていますね。まあ、安くない学費払っているんだから当然かもしれませんが。
 夏休みの期間も図書館はだいたい開館しているので、ここで節電に励もうかと思っています。

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2011/06/17

比較芸術学とは

 ネットで見つけたんですが、青山学院大学に比較芸術学科なるものができるようです。現在公表されている大学の2012年入試変更点に「文学部に比較芸術学科を開設計画中です」とあります。文科省からの認可待ちの状態なのでしょう。
 興味深かったのは、比較芸術学という学問領域があるということ。恥ずかしながら初耳でした。ネットでちょっと検索してみると、沖縄県立芸術大学の芸術文化学研究科(大学院)に比較芸術学研究領域があります。そもそも何を研究するんだろう。ちょっと長いけど引用してみます(興味ないでしょうから、読み飛ばしてください)。
「比較美学・芸術学の分野では、芸術体験の価値構造の分析から導かれる諸契機により、東西を比較類型学的に解明しながら、東洋的芸術精神への反省を行なうことを課題の一つとしています。また図像解釈学の方法により多様な図像の解釈を行なうと共に、方法そのものの現在のあり方を批評的に考察することも研究の課題としています」
 東洋の芸術精神を反省するとは穏やかじゃないな。沖縄だからできる手法なのかしらね。
 難しいことはさておき、学部レベルで比較芸術学科があるところなさそうです。青山学院大ではこの比較芸術学科を文学部に開設するとしています。総合文化政策学部という学部もあるんですがそこではなくて、文学部に置かれます。
 青山学院大の文学部は英米文学、フランス文学、日本文学、史学の4学科だけで構成されています。例えば哲学とか、美術史の専攻はありません。ここに比較芸術学を加えるのは、かなり大胆というか冒険のように感じるのですが、教育、学問の専門家からみれば問題ないのでしょうか。
 そもそも、大学の学科、研究科ってどうやって決めるんでしょうね。マーケットのニーズなんかも反映させているのかな。誰か教えてください。

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2011/05/06

語学講座もゴールデンウィーク

 新年度からNHKの語学講座をいくつか始めてます。英語に加えて、無謀にも第2外国語も履修し、頭の固いおやじにはついていくのが大変。その語学講座も一ヶ月以上が過ぎ、だんだん難しくなってきました。
 今週は世の中大型連休ですが、なぜか語学講座もお休みです。ラジオ講座、テレビ講座とも、先週放送されたものを再放送しています。ゴールデンウィークには海外いったり、行楽にいいったりと、確かにラジオ講座をやってる暇がない人も多そうです。そのためか、お休みの措置になっているんですね。
 語学講座を黄金週間まで継続できたのはほんと久しぶりなので(苦笑)記憶が確かではないのですが、前は5月の連休に再放送にはなっていなかったのでは。それだけ、大型連休が定着している、ということなのでしょう。
 最近は遅れ気味になっていた講座の復習。今週、少しだけこなすことができました。始まって1ヶ月経った頃、私のような輩がいることをNHKも見越しているのかもしれません。継続することはほんと大変ですね。


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2011/01/06

通信制大学で学ぶということ

 昨日の朝日新聞夕刊に京都造形芸術大学通信教育学部の広告が載っていました。数日前には折り込み広告も入っていて、この大学らしい広告戦略です。新聞広告のコピーはこうです。
「テレビを消して、芸大生になろう。18歳-91歳。芸術と通信する、社会人がいる」
 うまいコピーですね。素人なら(?)、つい入りたくなるところです。京都造形芸術大学の通信は、武蔵美にはない写真、文芸、歴史遺産などのコースがあり、これは魅力的です。
 武蔵美でも、京都造形芸術大学でも、通信制の大学は自分の意志だけが頼りです。そこが通学制の大学と違うところ。入学しても卒業できるのは、たぶん3分の1か4分の1くらいではないでしょうか。学費の絶対金額はそんなに高くはないですが、その元を取るのはかなり大変だな、というのが体験的実感です。
 社会人が学び続けることはかなり大変です。でも、少しでも多くの人が芸術を学んでくれるといいな、と広告をみながら思ったりもしました。勉強というのは楽しいものですからね。

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2010/09/23

大学図書館の違い

 先日、慶應義塾大学の図書館に行ってきました。正式には図書館ではなく、慶應義塾大学メディアセンターという名称です。ひとくちに大学の図書館といっても、蔵書数など規模にはかなり差があります。ネットで見つけた少し前のデータ(『日本の図書館 統計と名簿2004』2004年)ですが、これによると、慶應のメディアセンターは229万冊、かたや青山学院大学は114.7万冊。大学の規模がそのまま図書館の蔵書数に表れた感じです。
 大学の図書館での蔵書数は、研究のための大きな資産です。他大学の図書館は入館んできますが、貸し出しができません。大学の図書館同士で連携を組んでいて、たとえば青山学院では山手線大学コンソーシアムと称して8つの大学の図書館は貸し出しができる仕組みができています。
 しかし、蔵書数の多い慶應、早稲田などは利用できず、これがちょっと悔しいところです。修士とか博士課程での研究は、資料がどれだけ多く集められるか、というのが重要なことです。この点から東大、早慶の図書館は羨ましい存在です。
 開かれた大学、ということはよく言われますが、図書館ももっと門戸を広く開放して欲しいと思います。

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2010/08/20

東京芸術学舎なるスクール

「東京芸術学舎」のパンフレットが送られてきました。これ、先日記事にした通り、京都造形大学と東北芸術学舎が企画プロデュースした芸術スクール。大学ではなくて、いわばカルチャースクールの範疇に入る学校です。
 パンフレットは130ページあまりの立派な一冊。この東京芸術学舎には全部で100講座もあります。内容をみてみると、すべての講座が5回構成。隔週で設定され、各回2~3時間の講座時間です。肝心の受講料ですが1講座2万円から4万円くらい。だいたい時間単価は2000か~3000円くらい。意外と高くない、微妙な金額です。上手い値付けだなと思いました。
 一見するとカルチャースクールですが、京都造形大学通信教育宇と連携しています。多くの講座が京都造形大学通信教育部の正科の授業科目として履修ができます。通信教育課程のスクーリングとして開講されているわけです。
 東京芸術学舎の講座を取ると、京都造形大学通信教育部の科目履修生として受講していることにもなり、単位が取得できます。また、京都造形大学通信教育部に入学した場合、ここで取得した単位が認定されるシステムになっています。
 なかなかうまい仕組みですね。カルチャースクールでありながら、大学の科目履修生の単位をもらえる。学びごころをくすぐる方法では、と思います。京都造形大学の商売は、注目に値します。

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2010/08/07

青山学院のセキュリティが解除

 先週、大学からのお知らせに「入構体制の変更について」というのがありました。青山学院大学の青山キャンパスでは今年の4月から、大学への入構事に学生証、教員証、職員証などの身分証明書を提示しなければいけませんでした。大学に行くたびに、学生証を提示するのはちょっと面倒です。まあ、青山にある大学だから、しようがないか、とあきらめていました。
 しかし8月6日より突然、身分証明書がなくても入れるようになるとのこと。元に戻ったということです。たった4ヶ月で方針変更とはどうしたんだろう。大学いわく、盗難被害の激減、新入生への不法勧誘が皆無であったこと等から、所期の目的を達成したので、というのがそ理由。
 そんな単純なものなのですかね。開かれた大学、という観点から反対もあったのかな。でも、大学の危機管理はもっと厳しくてもいいと思いますよ。だれでもフリーに入れることにするのは、問題が少なくないです。青学にはせめて1年間は、方針を変えないで欲しかったな。

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2010/08/05

大学の夏休みは短くなっている

 一昨日、大学の先生の研究室にお邪魔し、研究の指導をしていただきました。その際、ちょっとした雑談になったのですが、先生曰く「8月まで大学があるとは…・・」と。今年は、今週末までが試験期間で、そこまでは試験の監視があるとのこと。大学院ではほとんど試験はないのでもう夏休みですが、学部生はまだ試験というわけです。
 今年度のシラバスでは昨年の13回から比べて15回に増えていることは、何回か触れました。その理由はよくわかっていなかったのですが、一昨日の日経新聞夕刊の記事で、わかりました。記事によれば、
「各地の大学で、今年の夏休みが1週間程度短くなる異変が起きている。中央教育審議会が授業時間数をきちんと確保するよう求める答申を出し、前期試験を授業の中で行えなくなったことの影響が大きい。文部科学省令が定める授業数をこなすため、祝日に授業を行う大学も増えている。教育内容の充実が狙いだが、学生も教員も反応は複雑だ」(日経新聞 8月3日夕刊)
 要はこれまで試験期間を含めて15週で組んでいた授業計画から、試験を除いて授業だけを15週やるように、というのが中央教育審議会の主張のようです。これは記事によれば、
「こうした動きの背景にあるのが、2008年12月に中教審がまとめた学部教育の充実に関する答申。日本の大学生の学習時間が国際比較でも短いことを問題視し、改善策の一つとして、大学設置基準(文科省令)で最低でも1単位15時間と決まっている授業時間の確保を求めた」
 これまで、大学は楽をしてきた、ということですかね。
 記事には青山学院の例も紹介されています。
「 青山学院大(東京・渋谷)は今年、夏休みを6日間カットし、昨年の「8月1日~9月20日」から「8月6日~9月19日」とした。体育の日(10月11日)など祝日計3日も授業を行う。同校は『文科省の方針に従っている。学生には理由を特に説明していない』と話す」
 理由を教えて欲しいですね。 
 先生にとっては、夏休みが減って研究ができず、ちょっと迷惑のようです。大学も大変です。

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2010/07/12

大学内にスポーツクラブやパブがある

 先週末、慶應義塾の研究科説明会に参加しました。「メディアデザイン研究科」という大学院で、2008年にできた新しい研究科です。検討対象はここの後期博士課程ですが、その内容はかなりユニークなものです。詳しくは後ほど書くことにしますが、説明会会場の施設が少しばかり驚きです。
 場所は慶應の日吉キャンパス内にある協生館というところ。ここにこのメディアデザイン研究科を含め3つの大学院がはいっています。面白いのはこの建物にスポーツクラブのセントラルウェルネスクラブや、英国風パブのHUB、タリーズコーヒーなどが入っていることです。
 どの施設ももちろん一般の人向けで、大学生だけが使えるものではありません。つまりここ、大学の施設でありながら、貸しビルでもあるんですね。ここまで割り切ってやるというもの、すごい。慶應もなかなか考えてますね。パブがある大学院なんて、酒飲みには大いに魅力的。不純な動機で行きたくなりました’笑)。

Keio_hiyoshi

協生館

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2010/06/29

東京芸術学舎とは

 京都造形芸術大学からDMが来たのですが、通信教育課程の案内ではなく「東京芸術学舎」というものの案内でした。パンフレットによると新京都造形芸術大学と東北芸術工科大学の企画プロデュースとあります。新型アートカレッジってっありますが、大学ではなさそう。
 WEBにいってみてみると、4つの学科がありました。芸術学科、デザイン学科、文化・芸能学科、ライフスタイル学科。芸術学科の学科長は現代美術家の宮島達男、文化・伝統学科の学科長は元NHKの松平定知、ライフスタイル学科(このネーミングもすごい)の学科長は松任谷正隆。有名人を配すところは、京都造形芸術大学らしいやり方ですね。
 大学みたいだけど、たぶんカルチャースクールのようなもの? きっと受講料、高いんだろうな。それにしても、芸術に特化したスクールが成り立つのでしょうか。きっと成算があってのことでしょう。体験オープンカレッジもあるので、試してみるのもいいかもしれません。

東京芸術学舎WEB
 

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2010/06/12

英字新聞をとってはいるが

 Asahi Weeklyという英字新聞を定期購読しています。取り始めてはや2年が過ぎました。少しは英語の力が上達したのか、と自分に問いかけてみると、ちょっと疑問です。
 Asahi_weekly_2 Asahi Weeklyは、難しい単語、熟語には日本語の訳がついている、いわば英字新聞の入門版です。記事も初級、中級、上級と分けられ、またレベル英語に関する日本語の記事もあります。親切な英字新聞なのですが、これ、毎週ちゃんと読むの大変です。タブロイド判で24ページはかなり読み応えがあります。毎週、金曜日の朝に配達されるのですが、読まねば、と思っているうちにあっという間に次の金曜日がきてしまいます。
 Asahi Weeklyと同じ内容の週刊英字新聞は他にもあって、毎日新聞のMainichi Weekly、Japan Timesの週刊ST(以前は確かStudent Timesだった)と全部で3紙もあります。マーケットはほどほどあるんでしょうね。
 もうちょっとしっかり読まんといけないな、と思いつつ2年。英語の上達は、かなりのいばらの道です。

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2010/06/04

校友会というもの

 武蔵美から郵便物が届きました。「msb! magazine」というもので、武蔵野美術大学校友会の会報です。校友会というのは、大学など学校の同窓会ですね。武蔵美では、通信教育課程の卒業ながら、卒業時に優秀賞をいただいたため、その年度の代表幹事を仰せつかりました(ほぼ強制的に指名されました)。そのこともあって、校友会の入会金(金3万円也)を支払っておりまして、会報が定期的に送られてきます。
 いま、3つめの大学に通っていますが、最初に入った三田の学校には校友会はありません。そのかわりいろんな場所や組織内に「○○三田会」なり組織が作られています(これも勝手には作れないらしい)。全体を包括する校友会は、たぶん無い(愛校心が皆無のため、わからないのです)。
 故に「校友会」という言葉には新鮮な響きがあります。なにか、愛校心を呼び起こさせられるなにかがある言葉です。送られてきた会報は美大らしく、さりげないセンスの良さを感じさせるもの。やっぱり、美大っていいな、と自己満足に浸れます(笑)。
 青山学院にも当然校友会はあって、WEBもあります(ペギー葉山や木佐彩子は青学出身だったのね)。ここの学校でも校友会活動は活発のようです。かつて通った学校のほとんど愛校心のない私ですが、武蔵美だけはなぜか愛着があります。どうしてだろう。勉強がすごく大変だったせいかもしれません。さて、青学には愛校心は和久野でしょうか。

Msb


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2010/06/01

言語を知ることは、人間を知ること

 今週号「アエラ」の『現代の肖像』に社会言語学者の鈴木孝夫さんが登場しています。記事を読むと、、83歳の今も元気に活躍されいる姿に、嬉しい気持ちになりました、昨年出された「日本語教のすすめ」(新潮新書)は重版を重ね、4万部に迫る勢いだとか。鈴木孝夫さんのオリジナルな思想が多くの人に受け入れられているのですね。
 記事の中に引用されている「新潮45」でのビートたけしとの対談が、とても面白い。孫引きですが、引用させていただきます。
Suzukitakao 「先生の本を読み出すと、面白くて仕方がありませんでしたよ。先生は言語学者ですけれど、書かれている内容は民俗学や文化人類学の分野だったりするでしょう」(「新潮45 2007年5月号)
 ビートたけしと鈴木孝夫さんが対談なんて、ちょっと思いつかないことですが、たけしの感想も鋭いなと感心します。鈴木先生は、言語学者ではなく、言語社会学者なんです。そもそも言語社会学を専門にしている学者、どれほどいるのでしょう。この学問が日本では鈴木先生が開拓したオリジナルなものではないかと思っているのですが(ご存じの方、教えてください)。
 記事では鈴木さんの学者としての半生が紹介されています。独自の鈴木理論に辿り着くまでの道は、簡単ではなかったことがわかります。戦いとも思える学問への取り組みは凄いものがあります。
 私にとって鈴木孝夫さんは、学問としての言語を教えていただいた先生です。これからも更に活躍をしていただくことを願っています。

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2010/04/25

必要な本は図書館でリクエスト

 勉強に必要な本が、特に新刊書が図書館にないとき、どうしますか。普通は、いくつかの図書館をあたります。それでも無いときは・・・・・・図書館に購入のリクエストという方法があります。公立の図書館で購入リクエストはあるはすですが、その方法もよくわからず(目黒区立図書館のWEBにも情報がない)、やったことがありません。
 しかし、青山学院大学の図書館では、WEBから購入希望の申し込みができます。先月、必要な本が出てきて、まだ図書館に無かったのです、申し込みました。この本、実は高価で(「世界の電子ブックリーダー調査報告書2010」という本)、「購入してくれるかな」と思っていたのですが、買ってくれました。自分では、こんな本買えないもの。ちなみに、こんな高価な本、どこかの大学図書館で持っているか調べてみたら、慶應義塾は2カ所の図書館ですでに所蔵していました。さすが、慶應。
 さらに、研究課題の文化政策に関連した本を朝日新聞で見つけたので、これもリクエストしたら購入いただきました。いやいや、学生というのは恵まれてますね。まあ、高い授業料払っているんですから当然かな。学生の特権を使わせていただきました。

Books


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2010/04/15

最近の夕食

 今週は毎夜、大学に通っています。18時30分に授業が始まりますが、月、火と見事に遅刻してます。この時間にいくことはかなり厳しいです。当然、夕飯を食べる暇などないわけです。食事を抜くと見事にエネルギーが切れるタイプなので、少しでも食べておかないといけません。
 ちょっと時間があった月曜日は、大学に向かう途中にあったフレッシュネスバーガー。ここめったに入らないのですが、結構高いのですね。トーフバーガー、オニオンリング、コーヒーと頼んだら1000近くになってしまいました。

Burger

 時間が10分ほど余裕があれば、学生食堂に。この前はカツカレーを食べました。なぜか、カツが切れていない一品。確か360円。

Churry

 こんな余裕があることは珍しく、ひどいときは駅や途中のコンビニでおにぎりを買って、歩きながら食べることも珍しくありません。大学生活は、食べことも戦いです。

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2010/04/10

大学のセキュリティ管理

 昨日から大学の授業が始まっています。受講しようと考えていた授業がいきなり休講になってしまい、大学にはいかず、仕事をしてしまいました。今日は受けなければいけない科目があるので、大学にいきます。
 今月から大学の門で、学生証のチェックをするようになりました。目的は当然、危機管理です。部外者は簡単には構内に入れないことになります。大学内で事件があったにもかかわらず、これまでどほとんどの大学で、入構はフリーパスでした。意外なことではあるのですが、大学のセキュリティ管理は、すごく甘いのが実態です。
 門で学生証チェックをする青山学院大の管理は、大学のなかでは珍しいことではないのでしょうか。青山という場所柄、学外者が入りやすいこともあるのでしょう。考えてみれば、当然の措置といえます。しかし、こrまで自由に出入りできたキャンパスが、学生証を見せないとは入れなくなってしまうと、なんかそれだけで管理されてる、って気分になってしまいます。大学も世間の流れとは無縁ではないことを実感します。

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2010/03/22

武蔵美、酒井先生の最終講義

 武蔵野美術大学の通信でお世話になった酒井道夫教授が、今月で退任されるため、最終講義があり拝聴してきました。場所は通信教育の本拠地、吉祥寺キャンパス。最終講義が行われたのは、昨日の午後でしたが、それにあわせて、キャンパス内にあるフレスコ教室というところで展覧会「漱石『猫』の異版と酒井九ポ堂の軌跡 」が14日より開催されていました(昨日で終了)。

Sakai_sensei

 この展覧会、ちょっとなんだと思わせるタイトルです。前半の「石『猫』の異版」は、夏目漱石の『吾輩は猫である』の様々な本を比較展示したものです。出版された時代、出版社によって、本の作り(装丁)が違いのはもちろんですが、本文の表記も異なっています。たとえば、ある本では「猫」を「ネコ」とカタカナで表記。これは、出版当時、猫が当用漢字に入っていなかったためです。また、我が輩も同様に、いろんな表記があります。漱石の原文通りの表記されていたと信じてましたが、違うんですね。
 また「酒井9歩堂の軌跡」というのは、酒井先生がずっと趣味(仕事?)にされている活版印刷についてです。やはり大学の先生であったお父様が、自分の著書を自ら活版印刷機で作られていたのを受け継ぎ、酒井先生も活版印刷機で自家出版をされています。9ポ、というのは文字の大きさのこと。いま、コンピュータでもフォントの大きさをポイントで表しますが、活版印刷でもポイント表示です。私が出版社で働いていた頃には、まだ活版印刷が現役で、文字の大きさを指定するのに「9ポ明朝」とかやるわけです。それをみて、職人の方が活字を組む、ということになります。それを酒井先生はご自宅でやられているわけです。
 展覧会と同じ題で、最終講義では90分以上お話しされました。久しぶりの酒井節です。講義終了後、懇親会があり、一緒に学んだ何人かの学友たちと、2年ぶりにお会いすることができました。
 武蔵美に学んだ3年間、勉強面では大変なことが数多くありました。でも、今振り返れば、勉強を続けること、そして勉強をする意味など、これも多くのことを得ることができました。酒井先生にはとても感謝しています。これからも元気にご活躍ください。

Sakai

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2010/03/02

武蔵野美術大学の入学案内

 武蔵美通信教育課程を卒業してもうすぐ2年。勉学は厳しいことが多かったのに、楽しい思い出がいくつもあります。先日、在学していたときお世話になった先生が今年度で退官される記念行事の案内をいただきました。今振り返ると、武蔵美に在籍した3年間は。今月の末に、その先生の最終講義が吉祥寺のキャンパスであるので、参加しようと考えています。
 そういえば、ちょっと前、武蔵美通信の入学案内を取り寄せてみました。というのも、昨年大学から連絡があって、以前入学案内に掲載されたものを、再度使いたいのでいいですか、とのこと。問題なないとの返事をしたのですが、それ以来音沙汰なく……。どうなったかな、と思い入学案内を請求していただきました(無料なんです)。予想通り、載っていなったです。そりゃ、そうでしょう。でも、入学案内の学科紹介のところに、卒論が紹介されていました。卒業制作展、卒業作品集に使われた梗概が掲載されてました。
 それはともかく、ちょっと驚いたのは、入学案内が以前より充実したものになっていること。「入学案内」と「開設科目」という2つの冊子が、カラー版で立派に作られています。私のときは、確かこれはひとつの冊子だったはす。「学び 出会い つくる」と題された学生へのインタビューをした冊子もあります(これ、京都造形芸術大の案内にもあったかも)。武蔵美が通信教育課程の力をいれているということなのか、それとも京都造形芸術大学に対抗しているのか(笑)。
 武蔵美の通信は、厳しいですが、楽しく学べます。4月から何かを学び始めたい人にはおすすめです。

Musabi


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2010/01/24

卒論の季節?

 昨日は一日中大学院のレポートを作成。後期残った最後のもので、締め切りは今月末です。「舞台芸術論」のレポートで、得意の(?)イッセー尾形をテーマに書いてます。一日パソコンに向かっていると、2年前、武蔵美の卒論をかいている頃を思い出しました。あの時は、確か締め切りが2月の初め。1月はずっと書いていたな。
 武蔵美生のブログを集めた「ムサビコム」なるものがあります。通学生に加えて、通信生のブログもあり、ときどき拝見しています。1月、この時期の通信4年は、卒業制作(卒論)があり、それに卒業に必要な単位も揃えなければいけません、特に専門科目は絶対の落とせない。私も当時は、とても大変だったけど、ブログを読ませていただくと、まだまだ戦いの最中の方もおられます。
 ふと振り返ると、1年後は自身の修論があります。噂によると、卒論の3倍くらいの量を書かねばいけないとか。これは、すごく大変。来年の今頃が地獄にならないように、早めに準備しなければいけませんね。

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2009/11/22

京都造形芸術大学からきた資料

 先日、派手な色づかいの分厚い封筒が来ました。京都造形芸術大学からの通信教育課程の入学資料です。大学案内の冊子は、質の良い紙のカラー印刷でほんとに立派です。青山学院の大学院資料とは比べものにならないほど立派(苦笑)。ここの大学には通信の大学院があり、その資料を以前送ってもらいました。今回、送られてきたのは大学(学部)のほう。もう、学部は(武蔵美を)卒業してるんですけど。
 興味本位で資料をみていると、面白いことを発見しました。この大学、当然本拠地は京都ですが、東京にはサテライトキャンパスがあります。人形町のビルにありますが、来年の夏に東京キャンパスを開校するとのこと。凄いな。芸術系の大学で、ここまでの設備を持っているところは少ないのではないでしょうか。
 更に資料をみていて、あることに気付きました。この大学では、「博物館学芸員 資格課程」というのが設けられています。大学でフルに学ばないでも、学芸員の資格だけ取ることができるコースです。顧客(学生)のニーズにあった価値のあるものだと思いますが、問題はその学費。45万480円也。最長で2年間有効ですが最短だと6ヶ月で資格は取れるらしい。これってリーズナブルなんですかね。学芸員とるのお金かかります。
 大学の学費、それぞれです。その学費に見合った内容かは、入学してからわくかることも多い。ここが重要なところです。なにを判断基準にすればいいのでしょう。少なくともパンフレットの充実度だけではなさそうです。

Kyoto_zoukei


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2009/09/21

外山滋比古さんのこと

 週刊文春に「家の履歴書」という連載があります。かなり前から連載されていますが、現在は「新 家の履歴書」となっていて、今週号で159回。様々な人が、かつて住んでた家から今住んでいる家まで、思い出や経験などを語ってくれます。家を通して、その人の半生を辿る内容となっている4ページの記事です。
 いつもは家のイラスト(市川興一さんによるイラストは味があり、素敵です)をみるくらいで、記事をじっくり読むことは少ないのですが、今週号は目がとまりました。外山滋比古さんが登場されています。英文学者そしてエッセイストとして著名な方。大学のとき、著作『エディターシップ』を読み、編集者になろうと思い始めるほど影響を受けました。
 外山さん、大正12年(1923年)生まれですから、ことし86歳。この記事は本人のインタビューで構成されていますから、まだお元気なんですね。記事には、いくつも素晴らしい言葉があります。思考することについて述べている中で、
「最近の若い人は本を読まないといわれますが、学校教育が普及した社会で育っていて、進学率も高く、実は知的感受性が豊か。昔よりも、ちょっと刺激を与えれば知的な問題に敏感に反応できる、良質な読者が多くなっています」
 と、若者に期待しています。
 外山さんの著書『思考の整理学』は発刊から20年ほどで15万部ほどしか売れていなかったのに、20,30代の若者の口コミで、ここ数年で販売が100万部になったそうです。
 また、ご自身の最近の生活に触れていて、
「新しい本も書いていますし、毎日けっこう楽しい。年寄りは、もう少し惨めで、寂しくて、退屈なものだろうと思っていましたが、案外そうでもない。我が人生のうれしい発見でしたね」
 これから老年に向かうものにとって、嬉しい言葉です。
 まだまだ、元気に活躍していただきたいと思います。

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2009/09/09

大学グッズの充実度

 先日仕事で早稲田大学に行きました。待ち合わせ時間までちょっと時間があったので、大隈講堂のそばにある建物に入ってみたら、そこはお洒落なカフェ。青学にはこんなとこないなあ、と思いながら店内に入ってみると、カフェの隣に大学グッズのコーナーがあります。そこにはいろいろなグッズがあります。文房具、タオル、カップなどに加え、ストラップ、ネクタイ、バッグなどいろいろ。調べてみるとWEBで販売していました。
 一方青学はというと、その充実度はいまみっつ、という感じです。文房具が中心で、種類も少ない。それに、グッズのデザインが洗練されていません。青学の英字ロゴを単に付けただけ、という感じのグッズが多いです。
 青山、というブランドを売り物にしている大学なんだから、もうちょっとグッズにも力をいれたほうがいいのでは、と思います。持ちたくなるグッズの開発をお願いします。

Aogaku_goods


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2009/08/03

コピペを見破るソフト発売

 大学のレポートもがまだ2つ残っています。締め切りは8月中旬で、いままさしく格闘中です。一昨日、昨日とほとんどパソコンに向かっていました。締め切りが早いほうから手をつけているのですが、それが400字×30枚ほどとかなりの分量で、書けども書けども終わりませぬ。
 AERAの今週号(8月10日号)に興味深い記事がありました。「学生よ、コピペるな!」というタイトル。この記事によると、コピペを見破るソフトが発売されます。その名も「コピペルナ!」。金沢工業大学の杉光教授とソフト会社のANA。簡単にコピペがチェックでき、ネタ元のURLも表示します。
 記事を読んでいて驚いたのは、大学ではコピペだらけのレポートが横行している事実。知らなかったな。記事には
「ネットの検索力や自作風に装うコピペセンスが問われるようになった」
 とあります。どうしてこんなことになっているのでしょうか。ひどいね。
 うちの大学もそんな状況なんでしょうかね。
 コピペなんて考えたことなかったですね。武蔵美の課題、手書きが多かったのもその理由ですか(冗談ですが)。いま取り組んでいるレポートはどれもワープロ打ちでいいので、コピペOKです。いやいや危険な誘惑です(笑)。
 レポートって、頭を使って書くから楽しいのに、その楽しみを放棄している学生ってどうなんでしょう。学生の資格がないってことでしょうね。

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2009/07/23

慶應も大変みたい

 折からの金融危機、不況で大学が資金運用面で影響をうけていることは、新聞などで報じられていました。昨日、新聞で報じられたニュースは、それがかなり深刻になっていることを知るものです。昨日の朝日新聞で「慶應『第2の幼稚舎』延期」として、慶應義塾が計画していた小中一貫校の開設を延期することを発表したと報じられています。
 その理由として、08年度決算が269億円の支出超過(企業でいえば、赤字ということですか?)に陥り、事業見直しを進めている中での判断とのこと。学校法人としての慶應義塾の売上(収入)がどれほどの規模かはわかりませんが、269億円の支出超過とは小さくない金額。
 慶應の小中一貫校の話は、以前から聞いていました。さすがブランド校なんて、野次馬的に思っていたのですが、それどころではないようです。この一貫校のために、すでに土地は購入しているとか。でも、経済が急激に回復するとも思えないし、少子化のため、学校経営は構造的に厳しい現実があります。延期といっても、かなり先までの延期になるのでは、とも思います。

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2009/07/20

大学院もオープンキャパス?

 大学が夏休みに入ると、どこでもオープンキャンパスが始まります。昨日は青学でも行われていました。このオープンキャンパス、いつの頃から始まったのでしょう。Wikipediaによれば、
「1990年代以前は、高校生を対象とした大学構内の積極的な公開は行われていなかったが、いわゆる少子化を背景に、受験生の確保を目的に1990年代後半頃から一部の大学で行われるようになり」
とあり、この記述を信じると、この10年くらい前から行われるようになったようです。
 WEBにはオープンキャンパスを検索するサイトがあり、ほんとどの大学で開催しているようです。大学の学部ではこのようなイベントは当たり前ですが、大学院の説明会も盛んです。青山学院では、学部のオープンキャンパスを行った昨日、同じく「社会人のための大学・大学院説明会」を開催していました(詳しくはここを)。内容をみれば分かりますが、この説明会の中心は大学院。親切ですね。去年はこんなことやってたかな。我が文化創造マネジメント専攻もありました。何人くらいきたのだろう。
 いまや、大学は選ばれる時代です。説明会に参加すると、大学は楽園だろうなんて思いがちですが、難関大学は、やはり入るの難しいし、入ってからもおそらく厳しい。この真実は変わっていないでしょう。

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2009/07/17

大学生と電子辞書

 大学の講義中にまわりの学生さんをみていると、ほとんどの人が電子辞書を持っています。図書館でもこれを使って勉強している人をよく見かけます。もはや大学生にとっては、電子辞書は必携なのかもしれません。これさえ持っていけば、重い英語の辞書を持ち歩くことも必要がなく、便利ですから。最近は高校生向け電子辞書もあります。
 私もこの春大学で勉強を始めることになったので、電子辞書を買い換えました。4年ほど使っていたカシオのものからセイコーインスツルに乗り換えました(お古は息子へ)。SR-G10001という機種ですが、ちょっと高めの電子辞書で、迷ったあげく、意を決して買ったものです。
 電子辞書は、市場ではカシオとシャープがメインメーカーのようです。それにセイコーインスツルとキヤノンが続いているようです。この機種の特徴のひとつにパソコンと接続して、パソコン画面から検索ができる機能「PASORAMA」があります。これ、予想外に使えます。英文訳すときなど、パソコン上で入力しながら、和文を書いていくときなど、効率的です。また、検索が漢字でできるのも便利。
 また、画面が高精細なのもいいです。セイコーの電子辞書は、手書き入力とかカラー画面とか、あまり必要のない機能に走らず、基本が大事にされています。勉強好きな大学生にはおすすめです。
 
G10001

 

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2009/07/09

大学図書館の利用度

 図書館を日常的に使う、という人は多くはないのでは、と推測しています。学生は、課題などのために使わざるを得ませんが、社会人で図書館にいつもいっている人って、どれほどなのか、などと思ったりします。
 というのも、学生やっていると図書館は欠かせない施設です。青山の大学に通い始めてからは、大学の図書館を利用することも頻繁です。大学の図書館のいいところは、貸出期間の長さ。大学院生の場合、期間は2ヶ月、20冊まで借りることができます。公立図書館の待遇と比べると、雲泥の差です。ちなみに学部の学生は、期間はもっと短いです。
 蔵書の質、という点ではテーマによって、公立図書館(目黒区や世田谷区)の方が充実していたり、青山の方がたくさんあったりまちまちです。ただ、青山の図書館で借りたい本が貸し出し中、ってことはほとんどありませんでした。これも推測ですが、貸出の数は、公立図書館に比べて多くはないようです、
 自分の子どものような世代に混じって、図書館空間に浸るのも、社会人学生ならではの貴重な体験かな、と思いながら、時々大学の図書館に行っています。

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2009/06/14

大学にも保護者会

 昨日、大学に行ったら短大のオープンキャンパスでした(今でもアオタンって呼ばれているのかしら)。短大校舎の前ではテントが張られ、大学グッズを販売していました。キャンパスツアーがあるようで、列が出来ていました。最近はオープンキャンパスが当たり前ですが、私が最初の大学を受けた頃は、そんなことやっているとこありませんでしたよ。
 また、昨日は大学の学部の「ペアレンツウイークエンド」がキャンパス内で開催されていました。これ、最初なにかと思いましたが、要は保護者会なんです。以前は父母懇談会と呼んでいたものを、この名称に呼びかえたらしいです。大学に保護者会があるのが、そもそも私の世代には驚き。
 このペアレンツウイークエンドのおかげで、授業がひとつ休講になってしまいました。また、別な授業の先生は「茶話会だけに呼ばれているんですよ」とちょっと迷惑そうにおっしゃってました。先生も大変、(私のような)わがままな学生の相手だけでなく、お父さん、お母さんのお相手もしなければいけないなんて。
 でも、息子が大学にいって、保護者会があったとしても、なんか行く気がしませんね。もう、勝手にしてね、という年齢のはずで、親の出る幕ではないと思うのですが。最近の親は、大学まで出かけて行くものなのでしょうか。

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2009/03/21

変化するNHK英語講座

 本屋にいったら4月からのNHK語学講座のテキストが並んでます。毎年、この時期になると「何かやらねば」と思ったりするのですが、1ヶ月坊主になることも少なくありません。本屋の店頭に並んでいるテキストをみているといろんな種類があって、よく分からない。英語だけでも、例えば「英会話上級」なんてのはないんですね。以前は半年とか1年単位の講座がほとんどだったのですが、最近は3ヶ月単位の講座もあって、飽きっぽい現代人に対応しているようです(?)。
 NHKのWEBをみていて気づいたのですが、新年度からほとんどのラジオ講座がインターネットでもきけるようになるとのこと。これはいいですね。これまでは、復習するためのはエアチェック(古い)するか、これまでは別に売っているCDを買うしかなったのですが、PCに取り込んで活用できます。
 どの講座をやろうか迷うところですが、本屋で「英語テキストナビ2009」というのを見つけました。英語力測定テスト付きです。これ、以前は販売していたものですが、さすが売れなかったのか無料配布されています。さすがに人気なのか渋谷のBOOOK FIRSTで最後の一冊をゲットしてきました。
 さて今年こそは語学をマスター、と今のところ意気込みだけは充分。「どの講座をやろう」と悩んでいるときが、いちばん幸せなのでしょう(笑)。

Dsc00823


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2009/03/01

クリエイティブの挑戦

 昨日、お茶の水にある文化学院で、シンポジウムを拝聴してきました。『21世紀、クリエイティブの挑戦』と題されたシンポジウムは、柏木博氏と井口典夫氏の基調講演と、学院の先生たちを交えたディスカッションから構成されています。
 柏木博氏は武蔵美教授でデザイン評論の第一人者。また、井口典夫氏は青山学院大の教授で、専門はクリエイティブ経済、創造都市論。4月から私が学ぶ予定になっている総合文化政策研究の教授です。この井口さん、渋谷に岡本太郎の壁画「明日の神話」を誘致する活動の中心的な役割を果たしたり、渋谷・青山の景観を美しくするためのNPO「渋谷・青山景観整備機構」を作って活動するなど、一般的な教授の枠組みをはみ出して活躍している人です。
 シンポジウムでは、柏木さんの講演が30分ちょっとなのに比べ、井口さんの講演は予定をかなり超過して、70分ほど話されたでしょうか。井口さんの主張する「クリエイティブ」とは何か、をちょっとだけ理解したかな(?)。ご本人はいろいろな活動を楽しそうにやっておられます。
 このシンポジウムは、そもそも文化学院に4月から専門課程として総合デザインコースが出来るため、その記念イベント的な位置づけのようです(柏木さんはこのコースの顧問をつとめています)。全体的にはちょっと物足りない内容でした。私としては井口教授はどんな方か、を知りたかったので、その意味では参加した甲斐がありました。

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2009/02/28

リベラルーアーツを学ぶこと

 残念ながら休刊が決まったエスクァイア日本版は、5月発売号でおしまいです。今月号は『もう一度、学校へ行こう。』と、これから学びを考える人にはぴったりのテーマです。エスクァイアからは、こんな提言がされています。

2010年代以降を愉しく生きて行くためには、大人の教養(=リベラルアーツ)を積極的に身につけていく必要があると、エスクァイアは考えます。そこで提案。今こそ、学校へ行ってみませんか?それも、語学やビジネススキルといった実学ではなく、日常では経験できない驚き方や悩み方を誘発してくれる“知の結界”のインサイドへ。

 リベラルアーツって何だっけ? Wikipediaによれば「今日では学士課程における人文科学、自然科学、社会科学を包括する専門分野(disciplines)のことを意味する」とありますね。わかりやすい具体例でいえば、大学の学部での教養課程や、東大、国際基督教大などに置かれている教養学部が、リベラルアーツ教育を実践する場です。
 この特集では、海外の大学院でのリベラルアーツ研究を、具体例をもとに紹介しています。それぞれの事例は、レベルの高い教育が行われていることをうかがわせてくれます。でも、社会人が簡単に海外の大学院にいけないですね。私にとっても「夢」なのですが、記事を読んでいて、海外の大学で学びたくなりましたよ。

 WEBではこのような質の高い情報、見つからないでしょうね。これこそが、雑誌の存在意義だと思います。エスクァイアの休刊、残念です。

Esquier


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2009/01/31

英語演説を勉強した頃

 世のニュースは、不景気な話ばかり。その中、彼のアメリカ・オバマ大統領の演説が大人気で、演説集が売れているとか。そこで思い出したのが、昔大学のころ英語演説を勉強したこと。当時、松本亨英語学校(ちょっと不正確かもしれません)というところに通っていて、そこで英語の演説を学びました。
 教材にしたのは、ジョン・F・ケネディ大統領の就任演説と、キング牧師の「I have a dream」と題された演説。どちらも、オバマ大統領の演説と対比され、テレビで流された有名な演説です。英語演説を勉強するときに使った本「英語演説」を、うちの本箱で探したのですが、見あたりません。すてちゃったかな。そこで、ネットで探すと、ヤフーオークションで出品されていて、落札しました。懐かしいなあ、この表紙。イラストです。
 テレビでも放映されていましたが、ケネディの就任演説の有名な一節。
 My fellow Americans:ask not what your country do for you. ask what you can do for your country.
ここもポイントですが、演説の冒頭の
 We observe today not a victory of party but a celebration of freedom
ではじまる一節も力強さを感じます。
 当時は、この就任演説を丸暗記させられました。大変だったな、と妙なことを思い出しました。

Eigo_enzetu

 

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2009/01/15

大学も変わっている

 最近、私の中での関心事項は、大学の変化です。仕事面でも、プライベートでも大学が、自分の学生時代とは様変わりしていて、面白く感じてます。雑誌『ブルータス』の最新号の特集は「ブルータス大学開講」です。大学の現場で、「こんな人が講師になってる」という講義が、あちこちで行われているんですね。記事のリードに「最近の大学は雑誌みたいだね」とあります。そうなんですね、大学も変化しているのです。
 Brutus_090201 私が大学生(大学、二回出てるのですが、最初の大学)のときは、楽しい講義をしてくれる有名人講師なんかいませんでした。科目を履修する基準は、単位が取りやすいか、否かでほとんど選んでました(恥ずかしい次第)。受けていて、楽しいなと思わせてくれる講義がある大学、ほんと羨ましいです。
 ブルータスの特集では、武蔵美、多摩美、京都造形芸術大学など、芸術系大学の講義が多いですが、それ以外の分野でも、きっとエンターティメント系の講義は増えているのでは、なんて想像しています。大学で学ぶ、というのは至高の趣味かもしれないな、と勝手な思いにかられています。

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2008/10/26

東大の知

 Toudai_2昨日、駒場にある東大にいってきました。大学院の入試説明会があったので参加してきました。その内容は大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース。なんのことやらよくわからないですよね(この時点ですでに退場モードに近いです)。
「表象文化論」とは素人には聞き慣れない学問ですが、1989年には東大大学院に修士課程が設置されています。そもそも表象文化論とは何か。説明会でいただいた「表象文化論 Index 2006-2007」というリーフレットには「表象文化論とうものについてこれだという合点のいく定義がない」とあって、なにやらとらえどころのない学問のよう。かすかにわかったのは、芸術全般を扱う学問であることのようです(違っていたら指摘ください)。
 説明会は、私が予想していたより多くの人がきていました。社会人対象の入試もあるのですが、大半は学部の学生と思われる人です。担当の先生も5人参加され、質疑応答にも細かく対応してくれました。慶應の大学院は説明会にきた先生は一人だけだったのにくらべ、はるかに熱意を感じることができます。トータル1知時間半をこえる内容で、東大の「知」のレベルをすこしだけ感じることができました。
 とはいっても、試験があり、簡単に受かるはずもありません。何年か先、ひょっとしたら受験するかもな、と思いながら帰路につきました。

東京大学院総合文化研究科超域文化科学専攻
 

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2008/07/17

卒論を、改めて振り返ってみれば

 一昨日帰宅すると、武蔵美から郵便物が届いていました(いったん旧住所の仙台にいって転送されてました)。中身は「平成19年度 卒業制作作品集」。この3月に武蔵美の通信教育課程の卒業生の卒業制作作品集です。毎年、在校生には送られているくるもの。去年は確か、9月頃だったのですが、今年は早いです。

Mau

「油絵学科」「工業デザイン学科」「デザイン情報学科」そして私が在籍していた「芸術文化学科」の4つの学科の卒業制作が収められています。実技系学科の作品は、それぞれの力作が収録されていますが、理論系の卒業制作、すなわち卒業論文は全文を載せることはとてもできません。400〜500字程度の梗概(論文の要旨)があるだけです。ちょっと残念。
 私の場合は、優秀賞をいただいたので、この梗概に加えて、論文の目次を載せてもらえました。1ページを占領して、ちょっとだけ大きい扱いです。なにより興味深かったのは、先生の評価コメント。そうなんですね、って納得しながら読ませていただきました。
 また嬉しかったのは、論文の制作過程で、励まし合いながら頑張った方すべてが、すぐれた作品として評価されていたことです。みんな、よかったね。
 さーて、次の研究テーマをぼちぼち探さねば。

※拙なる卒論は、このブログの左バーの下から入っていただければ、ダウンロードいただけます。
 

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2008/07/13

慶應大の古い図書館

 まったく準備をしていないのにも関わらず、いまだ来年からの大学院進学をあきらめていない私です。志望している慶應義塾大学の大学院の修士論文が、図書館に納められているときき、昨日出向いてきました。ここの図書館、私が卒業したあとに新しい建物ができました。最初にここにいったのですが、修理論文は旧図書館にあることがわかりました。

Keio


 旧図書館は、私が大学にかよっていたときは唯一の図書館で、たまに勉強のためにいったものです。現在は建物が歴史あるためか、全面的には公開されていないようです。建物に入るには、正面からではなく、右側の入り口から入って、エレベーターに乗り(エレベーターがあるのがちょっとすごい)、3階の受付にいきます。
 その受付で論文の収められている場所を教えてもらい、閲覧しました。書庫は開架式なのですが、ほとんど人はいません。ほんと書庫っていい感じ。
 こんな古い建物が、図書館として使われているのは、ちょっと驚きではありました。


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2008/06/29

慶應義塾大学のアートマネジメント専攻

 Img_8719社会人が大学、それも大学院で学べる機会は増えているようですが、ことアート、芸術分野に限っていうとその機会は多くはないようです。昨日、慶應義塾大学大学院の説明会があり、三田までいってきました。ここの文学研究科の美学美術史専攻の中に、社会人対象のアートマネジメント分野があります。大学院レベルで、社会人がアート分野で学べるのは、慶應と京都造形芸術大学の通信課程くらいのようです。
 京都造形芸術大学は学費が年間80万円をこえる高額で、さすがに躊躇します。(慶應ももちろんかなりの金額ですが)それより、通信課程で3年学んだので、こんどは通学の授業で学びたい欲求があります。
 説明会の内容はさらっとしたものでしたが、なんとなく雰囲気は推測できました。説明された先生から昨年度の修士論文要旨をいただきました。そこにある論文要旨を読む限り、予想していたほど専門的な内容ではありません。これなら、私でも大丈夫かもと思わせてくれます(笑)。
 まずは、試験に合格せねばいけないので、それがかなりの難関。それよりも、ホントにアートマネジメントを研究対象としていいの、思い始めました。学ぶことの選択、難しいものがあります。

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2008/06/17

最近の母校事情

 先週末に港区主催の「アートマネジメント講座」で、三田の慶應義塾大に行ってきました。この大学、母校なのですが、キャンパス内を歩いていると、当然ながら変わっているところと、昔と同じままのところが共存していることに気づきます。
 校舎内に入ると『慶應塾生新聞』が置かれていて、ちょっと興味がわいたので、もらってきました。一面の記事は「今年度から園遊会中止」です。園遊会というのは、一般的には謝恩会と呼ばれているもので、卒業式のあとに行われるイベントです。これが今年度から中止とか。どうしたんでしょう。どうも、卒業準備員会が昨年400万円をこえる負債を抱えていることが発覚。粗雑な財務管理がその理由とか。また、園遊会後、宿泊したホテルで器物破損や暴力沙汰も問題になっていたと記事にはあります。
 実は私も、その昔この園遊会というイベントに関わっていました。当時は、そんな不真面目ではなかったですね。どうしたんでしょうね。母校だけのことでしょうか。

でも、変わらないところもあります。昼食の時間、学生食堂にいきました。「山食」という食堂です。私が大学に通っていたころもありました。メニューは多くはありません。ハンバーグライスを頂きました。430円なり。

Yamasyoku

 ハンバーグはちょっと固め。ちょっと昔へもどったようです。
 大学、変わってしまったところ、変わらないところ、それぞれです。

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2008/03/23

次のこと、どうする?

 先日、大学の卒業式のあと、学友とよもやま話をしました。いろんな科目の思い出を語り合った後、さて「次はどうする?」という話題になります。そんなんだよね。卒業したからって、就職するわけでもないし・・・。でも、このままじゃ、ちょっと厳しいカルチャーセンター終えたのと変わらない気がします。
 もともと大学に入ろうと思った動機を思い出してみると、ギャラリーをやろうか、というのがそのきっかけ。とある週刊誌で、サラリーマンなどふつうの人がギャラリーを始めてるのが記事になっていて、その気になったわけです。そのためには、美大卒業の肩書きは有利かな、とほんと無邪気な理由でした。
 しかし、大学に入って勉強し始めたら、だんだん勉強することが面白くなってしまい、当初のギャラリー開設には、あまり興味がなくなってきました(いつかはやってはみたいですが)。大学卒業のあとは、大学院というのが自然な流れです。
 以前も書きましたが、京都造形芸術大学には通信の大学院があります。ちょっと検討はしたのですが、卒論などで忙しく、学校説明会もいけず、タイミングを逃してしまいました。それにこの大学院、学費が驚くほど高い。ちょっと躊躇します。
 いまのところ、最初にでた母校の大学院に、アートマネジメント分野専攻で、社会人対象のコースがあるので、そこが第1候補。しかしながら、試験があるので、「試験勉強」をしなければいけません。そんな時間が、確保できるのか。悩ましいところです。

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2008/03/13

卒業判定がきました

 Img_8529昨日帰ったら、大学から郵便が。「お、きたか」。こわごわ開封します。中には「卒業判定結果通知書」なるものが入ってます。一昨日の10日、卒業判定会議があって【合格】の判定との通知。あと、来週にある卒業試験(実際は卒論の講評)を受け、合格すれば、卒業です。
 やっと辿り着いた感じ。「同級生」たちにも無事合格通知がきたとの連絡も入り、これも喜ばしいこと。ぼちぼち、次のこと、考えねばいけません。

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2008/03/01

ひとつの区切り

 今日から3月。2月は終わってしまいました(当たり前)。実は昨日の16時30分が、武蔵美でこの3月に卒業をめざすものにとっての最終締め切り日だったんです。卒業には取るべき単位が決まっていますが、そのための課題提出締め切りが、昨日だったわけです。言い換えれば、いまからどんなにじたばたしても、もう遅いわけです。
 同じ専攻の仲間は、早々と単位を取ってしまった人もいますが、私のように最後まで戦わなければいけない輩もいます。みんな、無事課題だしたかな。
 さて、今日は久しぶりの仙台での週末。混乱状態になっている室内を片付けなければいけませんが、やることの多さに呆然としています(苦笑)。

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2008/02/05

卒論の形にこだわりませんでした

 一昨日送った卒論も、大学のウェブで確認したら受理されていて、一安心。あとは講評を待つばかりです。さて、卒論の一般的な形は、ちゃんと製本して提出するのがどうも一般的のようです(例えばこんなサービスもあります)武蔵美でも、通学過程の卒論を見てみると、ほんと凝ってます。(ここを見てください)。
 かたや私の論文はこんなのです。

Img_8333

 紙製の書類綴じ込み用ファイルです。タイトルなどを表紙に書かなければいけないのですが、これはラベルにプリンター打ちしたものを貼っただけ。実は手書きにしようとしたのですが、悪筆の私、象形文字と勘違いされる恐れがあったので、ラベルを作りました。ほんと、簡素なものです。装丁に凝ろうにも、大学のブックバインディング(本を作る科目)が可だった私には、それも無理。中身で勝負ですか(これも自信なし)。

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2008/02/04

感謝:卒論を提出

 Soturon長らくかかっていた卒業論文を、昨日提出しました。締め切りは明日の16時30分なので、さすがに郵便では怖い。宅急便で出しました。ホントは2日に大学に直接持っていくつもりで準備していたのですが、直前になって原稿の不備を見つけ、出せなくなりました(泣)。
 論文は「せんだいメディアテークはどのように成功しなかったか - 設立の経緯から現在の活動までを検証する-」というタイトルです。
 最終的に本文だけで400字原稿用紙換算で136枚になってしまいました。資料とか全部いれると67ページにも達する、量だけは大作。昔、冗談のように言われた「論文を投げて、いちばん近くに落ちたモノからいい評価をつけた」(逆かな?)という話。これだと、私のは間違いなく遠くまで飛ばない重さですね。
 さて、この論文を書くためにご協力いただいた方が何人かいらっしゃいます。まずはこの場を借りてお礼をさせていただきます。ありがとうございました。改めて、きちんとお礼にうかがいます。
 とはいってもまだ卒業が決まったわけではありません。まだ合格しなければいけない課題があります。(戦いは続く)

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2007/12/18

そろそろ次のこと

 大学の話題ですが、今月初めに受けた科目試験「映像文化論」が合格で、4単位が加算され、計115単位。卒業必要単位まで、単純計算であと9単位です。再び匍匐前進開始(笑)。
 さて、運良く来年3月に卒業できたら、次になにをするか、をちょっと考えつつあります。新卒の身なら、就職でしょうが、すでに仕事も一応あります。いまの通信大学に入った動機は、ギャラリーを始めたいという稚拙な希望からでした。しかし、勉強をすすめるうちに、考えも微妙に変わってきました。今は、勉強すること自体に興味がわき、おもしろさを見いだしています。
Img_8194 大学の学部をでた次のステップは、大学院という選択肢があります。京都造形芸術大学には、今年から通信制の大学院が開設されています。また、私が最初にでた東京の大学には、社会人対象のアートマネジメント専攻の大学院もあります。京都造形芸術大学に資料を請求したら、3度にわたり、立派な資料を送ってくれました。熱心です。(一方母校のK大は入試要項1000円もしましたよ)ぱらぱらと見てると、楽しそうだな、と思ったりします。
 ともあれ、まずは卒論を仕上げて、卒業することです。さあ、勉強、勉強。

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2007/12/02

珍しく楽しいスクーリング

 今週末は新宿でスクーリング。科目は『カメラリテラシー』で、要はカメラの基礎知識を学ぶものです。スクーリングというと、だいたい大変な内容であるとが多く、終わったあとがぐったり、ということも珍しくないのですが、この科目は、とても快適です。
 講師は、ふつうは武蔵美の先生なのですが、この科目はペンタックスの社員の方です。ペンタックスの一眼レフK10Dのユーザーとしては、これ以上の待遇(?)はありません。まさに、私のためにあるような講義です(笑)。
 どうしてペンタックス? 武蔵美がはいっているビルに、今年になって「ペンタッスフォーラム」(ペンタックスのサービスステーション+ギャラリー)が引っ越してきました。それでかな。
 ともあれ、このスクーリングも今日終了。これで1単位が加算。匍匐前進、再び開始です。

副読本の「林檎の秘密」(BY PENTAX)。これ、カメラの基本が網羅された、なかなかよくできた本です。
Ringo


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2007/11/19

週末は自宅軟禁状態

 今日は東京で仕事のため、昨晩は実家泊まりです。この土日は、相変わらず大学の課題をやっていて終わってしまいました。土日とも女房、子どもは出かけていたので、昼御飯はあり合わせのものでひとりで済ませました。これじゃ、仙台での生活と変わらない(笑)。この週末は、出かけたのはちょっとスーパーに買い物と、図書館に本を返しにいっただけ。(まあ、土日で3時間走ったので、これは外出したといえるかもしれないのですが・・・)
 ふと振り返ると8月くらいから3ヶ月あまり、休日はほとんど家で勉強しています。以前は、あれほど出かけていた美術展も、東京ではしばらくいっていません。週末はほぼ「自宅軟禁」状態です。 まあ、好きなことやっているので続くんでしょうね。しばらくは、私の自宅軟禁問題は、解決しそうにありません。

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2007/11/14

匍匐前進

 昨日から今朝の10時まで、このブログがメンテナンスでした。そんなの知らず、記事をアップしようとしたら・・・、出来ませんでした(泣)。で、この時間です。ということで(?)、たわいもない話題ですみません。読み飛ばしてください。
 月の初めに受けた科目試験「教育原理1」の結果がでました。99点で、合格。同級生の方からあんちょこもらったおかげです。感謝。この試験、論述2問だったのですが、99点って不思議。マイナス1点はなんなんだろう? 多分、実は「やっつけ仕事」で勉強こなしているのがばれたのでしょう・・・。ともあれ、この科目は合格。学芸員資格をとるためにはこの科目は必修なので、少しばかり安心。
 これで、久しぶりに取得単位が増え、計111単位。卒業単位まであと13。ほんと、匍匐前進(ほふくぜんしん、ってこんな漢字なんですね)状態です。残っている課題提出のタイムリミットは2月末。さあ、間に合うでしょうか。

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2007/10/26

全国学力テストの結果から

 昨日のニュースですが、今年4月に全国で行われた「全国学力テスト」の結果が公表されました。ご存じの方も多いでしょうが、学年全員対象としては43年振りという学力テストは、小学校6年と中学3年を対象として行われました。こんなテストで学力はわかるか?、とかそもそも学力テストそのものがけしからん、といったご意見も多々あるかもしれませんが、私は発表された都道府県別の結果を興味深くみました。
 都道府県で学力に差があるものでしょうか。もう20年以上も前ですが、とある教育系の出版社で仕事をしておりました。(「まだかなまだかな〜、○○のおばちゃんまだかな〜、」っていえば、古い方はおわかりかな)そのとき、支社が各都道府県にあり、そこの営業成績は明らかに地域性がありました。一般論でいうと、北の方は成績がよく、南は悪かった。また、教育県ともいわれる、いつも成績がいい県がありました。昔のことなので記憶はちょっと曖昧ですが、長野、新潟、山口などはトップに位置していたと思います。また、東北、特に秋田は成績がよかったと記憶しています。
 発表された学力テストの成績をみてみると、教育県と呼ばれた長野は平均を上回っていますが、そんなには良くないですね。山口も小学校は平均以下。それに比べて北陸3県、特に福井はすごい。かつて、石川県に住み、福井県で仕事をした経験からいうと、この好成績には納得できるところがあります。この県の人、ほんと地道に働きます。
 さて、東北はどうでしょうか。青森、秋田、山形の3県では全教科で、全国平均並みかそれ以上の好成績となりましたが、こと宮城だけは、いづれの教科も全国平均を下回るという結果。
 宮城県の人口のうち、43%は仙台市が占めています。学力テストの成績も、仙台市の不成績が原因ではとにらんでいるのですが・・・。昨日の記事でも書きましたが、人口面での集中、冬の雪の少なさなどの気候面のメリットなどから、仙台は良くも悪くも、一人勝ちの環境が作られています。例えば福井などの経験からいうと、ちょっと失礼な表現ですが、地道に働く、という感覚がちょっと薄いなと感じることかがあります。学力テストも結果も、そんなことを反映していなければいいいのですが。

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2007/09/26

図書館のレファレンスサービスとは

 ただ今、大学の卒論と格闘しています。いろいろ参考資料を探している中で、宮城県図書館でどうしても読みたい資料が見つかりました。とある学術誌に掲載されている原稿です。ふつうは図書館にいってコピーするところですが、仙台の方ならご存じの通り、宮城県図書館はクルマでなければいけないようなところにあります。
 WEBをみていたら、レファレンスサービスといいうのがありました。WEBには、

利用者のみなさんから質問・相談を受けて、調査・研究のために必要な資料の紹介や、資料を探すためのお手伝いをします。

 とあります。早速メールで問い合わせたら、すぐに返事をいただきました。希望する資料をコピーしてくれて、送ってくれるとのこと。これはありがたい。ただ、コピー代と郵送費は前払い。それも郵送費は切手で、コピー代は郵便為替で送れとのこと。これはちょっと面倒。時間があったので、郵便局で定額為替を買って、送りました。

Img_7870

 資料を手に入れるのも、なかなか大変です。

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2007/09/17

卒業論文というもの

 この週末は幸い3連休で、まだまだ暑い東京に帰ってきています。しかし、土曜、日曜とほとんど家から出ない生活を送ってます。(朝のジョギングがいちばん遠くまでいった感じ)というのは、大学の卒業論文に手をつけ始めたからです。私の専攻するコースでは、卒論は必修です。これを完成させ、合格しないと卒業できません。
 まだ、秋になったばかりなのに、っていう感じですが、完成原稿に先立つ草稿を、来月下旬までに提出しなければいけません。まだ、時間があるとはいっても、文字数は2万字から4万字。4万字は400字原稿用紙で100枚、ちょっと書きでがあります。
 この2日を原稿書きにあてたため、すこしは進みました。でも、まだゴールは遠いです。明日もやらねばいけません。

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2007/07/01

得意科目と苦手科目

Bookbinding 學校時代には、誰しも得意科目と苦手科目がありましたよね。高校時代では、英語が得意、暗記科目の世界史、日本史が苦手でした。いま、受講している大学の「ブックバインディンング」も、どうやら苦手科目らしい。ブックバインディングとは、製本のこと。つまり手作りで本をつくります。
 作業は切ったり、貼ったり、針で縫ったり、かなり大変。受講生は、油絵、日本画、テキスタイルと実技系に慣れ親しんだ人も多く、差がつきます。やっぱり不器用なようです。(トホホ)
 昨日、結果がでた映像文化論の第3課題はA評価。この科目はいまのところ好調。でも、ブックバインディングは合格できるかも危うい。得意科目と苦手科目の対比が鮮明です。困りました。

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2007/06/25

アカデミックプライスの驚異

 勉強や仕事のため、とあるパソコンソフトが必要になり、ヨドバシカメラに買いにいきました。欲しいのはadobeのAcrobatというソフト。PDFのファイルを作るためのソフトウエアですね。Acrobatと同じような機能をもったソフトも市場にはありますが、あえてこの正式版を買おうとおもったのは、安いから。

Acrobat

 実は、このAcrobatの正式版はヨドバシカメラでも36,400円もします。でも、アカデミック版なら1万3千円ほど。ほぼ3分の1です。通信でも、一応大学生なのでこのアカデミックプライスの対象です。このアカデミックプライス、adobeとかマイクロソフトとか外資系で導入していることが多いですね。また、いつも愛用している一太郎でもあります。ソフトウエアの原価って、なんなのか、ちょっと考えてしまいます。

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2007/06/09

イタリア家具をつくるということ

 昨日から大学のスクーリングです。新宿の教室へいったのは、一年ぶりくらいでしょうか。「工芸1」という科目を受講しているのですが、科目の内容からか受講生は油絵や版画などの実技系の人も多く、雰囲気がいつものスクーリングとちょっと違った感じです。
Sumidashi 昨日は午後から、学外にでて、とある家具工場の見学に行きました。そこは、高級家具を専門に作っている工場で、特注家具や、イタリアブランド家具の製作をしています。イタリアのAとかCではじまるメーカーの製作をしています。
 イタリアのブランド家具を日本で製作しているとは知りませんでした。輸入しているから、価格が高いのだと信じてましたよ(笑)。日本人の手仕事の技術は、高いんですね。特に木を使った製品は、日本では発達しています。説明してくださった家具工場の方が「イタリア家具は作り方を考えてデザインされていない。だから作り方をデザインしているんです」とおっしゃっていました。芸術性を備えた実用品を作るのは、日本人のいちばん得意なことかもしれません。ものづくりの原点をみた気がしました。

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2007/05/29

センスのいい補助軸

 仕事で使う筆記具はもっぱらシャープペンやボールペンですが、プライベートでは鉛筆の使用頻度が高いです。課題もまだまだWEB提出できないものも多く、手書きすることもしばしばあります。手書き課題の時は、ワープロで打ち上げたものを、鉛筆で清書します。
 また、美術館にいくときも鉛筆は欠かせません。ほとんどの館では、鉛筆のみのメモが許されているため(シャープペンはなぜか不可)、鑑賞の覚え書きは鉛筆になります。
 さて、鉛筆が短くなってきて、ちょっと握りづらくなってきたとき、どうするか。捨てるのももったいない。そこで、鉛筆補助軸の登場です。「補助軸」という言葉、聞き覚えがないかもしれません。短い鉛筆を入れて、握りやすくする軸です。私も最近まで、補助軸というとは、知りませんでした。エクステンダーとも呼びます。
 この補助軸、100円ショップあたりでも手に入りますが、銀座の伊東屋でセンスのいいものを見つけました。軸のところが木製なんです。握った感じが、ちょうどいい。価格も315円と手頃です。これで、鉛筆もとことん使えます(笑)。

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2007/05/22

答えのなさそうな課題

Img_7312 通信制の大学の勉強は、その大半が課題をこなすことです。今年度は卒業が至上命題(笑)。数値目標を掲げて(要は勉強時間)、課題に必死に取り組んでおります。おかげで、もうひとつのブログがほったらかしです(苦笑)。
 この勉強をはじめて3年目ですが、「答え」がなさそうな課題が多い。いまさらなのですが、課題に取り組んでいく過程で、どうやって答えを見つけるか、しばしば戸惑います。芸術支援を専攻しているせいもあり、なおさら答えが見つかりにくいのかもしれません。
 昨日、「デザイン史」と「映像文化論」2科目の課題添削の結果が出ました。「デザイン史」はBでした。この科目、デザイン分野では有名な柏木博教授の講座です。昨年度も履修しながら、その課題の難しさに全然書けず、今年度に再履修したもの。かなりの量の図書を読んで、やっと書き上げて提出したものの、自信は全くなく、不合格(D)も覚悟していました。なんとかB採点で通過できました。
「映像文化論」の課題は「『写真』とは何かを、自分の体験をもとに述べなさい」というもの。この課題こそ、答えはなさそうです。何を書いてもいいようですが、そう簡単ではないはず。桑原史成と木村伊兵衛の写真を軸にまとめましたが、幸い評価 はAでした。
 大学の課題に限らず、世の中には答えの出せにくいことも少なくない。なんとかして、答えを見つけ出すことに、価値があるのかもしれません。
 

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2007/04/10

社会人が学び続けること

 統一地方選が終わり、こんな話題がWEBにありました。
「文政両道」学生議員15人誕生、最年長62歳も
8日投開票された44道府県議選と15政令市議選で、大学や大学院(通信課程を含む)に在学している候補者30人のうち、神奈川、広島県や千葉、福岡市など9府県・5市で男性13人、女性2人の計15人(読売新聞社調べ)が当選を果たした。(YOMIURI ON LINEより引用)


 社会人になっても、大学で学べる機会が増えているのですね。社会入試を行う大学も多い。かの東国原知事も社会人入試で早稲田大学へ入りました。
ネットで探してみたらこんなWEBもありました。
「社会人のための大学案内」
「大学・大学院ネット」
 志望者も多く、(変な言い方ですが)マーケットが広がっているんですね。

 また、先週はこんなニュースがありました。
山形大学:「タカラ」83歳創業者が大学院入学
「チョロQ」「リカちゃん人形」などで知られる玩具メーカー「タカラ」(現タカラトミー)創業者の佐藤安太(やすた)さん(83)が6日、山形大学大学院ものづくり技術経営学専攻博士課程に入学した。(MSNニュースより引用)

83歳で、大学院に入り、博士課程の取得を目指すは、すごいことです。

 生涯学習すなわちずっと学んでいくことは、なかなか難しいことですが、いつでもやる気があれば学べる環境は整ってきているのでしょう。いいことだと思います。

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2006/12/21

サントリースクールが終了

 忘年会の季節、なにかとお酒にはお世話になる(?)時期です。ビールはもっぱらサッポロですが、たまにはサントリーのモルツも飲んだります。また、ウイスキーを買うときは、角瓶が多いかな。父親がよく飲んでいたことが刷り込まれているのかもしれません。
 このサントリーがやっている「サントリースクール」なる学校があります。ワイン、カクテルなどお酒に親しめる多くの講座を開講していました。すでに30年以上の歴史があるスクールです。このサントリースクールの講座が今月末で休講です。先日、メールマガジンがきてはじめて知ったのですが、ちょっとショックです。
 実はこのスクールのカクテル講座に通ったことがあります。毎週土曜の午後、3時間ほどの講義と実習が4回。初心者向けと応用編の2回、楽しく学ばせてもらいました。先生のトークも巧妙で、あっという間に時間が過ぎた記憶があります。
 アートファンにとっては、来年春のサントリー美術館の開館は楽しみなこと。でも、その一方で、サントリースクールの休講は、寂しいニュースです。

サントリースクール

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2006/11/16

勉学が冴えない

 最近、どうも調子が悪い。このブログはなんとか更新しているのですが、もうひとつのアートブログが、もう一週間以上、更新してません。しかしそれより、最大の問題は勉強です。はや、11月も半ば。日々、大学の課題に取り組んでいるのですが、これがなかなか進まない。取った単位を数えてみると・・・、思わず自分でも怖くなりました。昨年より進捗状況が悪いようです。どうしたのか? 決してさぼっているつもりはないのですが。今年度の卒業はあきらめていますが、この調子では、来年度も危ない。
 いまは、「デザイン史」の課題に取り組んでいるのですが、遅々として進まず。選択した科目が難しいのか、己の能力不足か。(おそらく後者) とにかくも、やるしかないとは、わかっているのですが。
 すでに提出した他の科目の課題も、かなり丁寧に仕上げたつもりでも評価が良くなかったりして、ちょっと落胆続きです。
 ただ、今月の初めに受けた「工芸論」の試験は、95点と久々の高得点。この教科は課題が2つともBの評価だったので、逆転ホームランの気分(科目の評価は、試験のみで行われるため、工芸論は優)。これを励みに、頑張れねばと、自分にいいきかせています。

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2006/11/06

鉛筆は MONO派 uni派?

 昨日は大学の学科試験。久しぶりの鷹の台の本校まで。受けた科目は「工芸論」、散々な出来でした…。
 試験とか、課題ではもっぱら鉛筆を使っています。今週号のAERAに『深まる秋にえんぴつの幸せ』と題された特集がありました。記事によると『えんぴつで奥の細道』など書写本の人気で鉛筆の売り上げが増えているそう。私は、試験、課題に鉛筆を使うのはもちろん、美術館に行くとき鉛筆は必携です。多くの美術館では、館内でのメモは鉛筆以外は禁止(シャープペン、ボールペンもダメ)なので、鑑賞時のメモに鉛筆は必須です。
 鉛筆って、削りながら書いていくのがいいですね。ペンケースの中には小型の鉛筆削りを入れています。また、うちには手回しの鉛筆削りがあります。

Pencil

 ペンケースの中には、短くなった鉛筆があります。多くはuniですが、一本だけMONOが。私はどうも、uni派のようです。書き味というより、uniの独特の、茶と紫の中間色が気に入っています。

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2006/10/08

重さ4.8キロの本

 大学の課題で「印刷文化論」を履修していて、3つある課題のひとつめは、以前ここで書いた「ベスト・オブ・ラーメン」で、厚かましくも優をGET。第2回目は、印刷の三販方式(凸版印刷、平版印刷、凹版印刷ってやつです)について論じなければいけなので、東京の家のそば、目黒区立の図書館にいって、とある本を借りてきました。

Insatuhakubutususi

「印刷博物誌」という本です。これ、膨大なる一冊。1192頁、厚さ9センチ、そして重さは4.8キロ!(体重計で計ってみました)
 ちなみに「印刷博物誌」は52,500円。
 図書館から持ってかえるの大変でした。でも、せんだいメディアテーク内の仙台市民図書館では所蔵していましたが、貸出禁止でした。目黒区立図書館はえらい。

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2006/08/22

大学の成績通知書がきました

 きのう、飲んだくれて帰ったらポストに武蔵美からの郵便物が入ってました。開けてみると、「成績通知書」が・・・。
これ定期的に大学から送ってくるもの。ネットでも確認できるのですが、「現状を認識してね」って感じで送ってきます。
 今年度はかなり不調です。いままで取った単位が「東洋美術史」の2単位(評価良)と、先日スクーリングを受けた「芸術支援研究」(評価優!)の1単位の、計3単位のみ。いや〜、厳しいな。卒業までに必要な124単位のうち、まだ97単位しか取れてないわけです。あと、27単位、道は厳しいことを実感。
 もうすぐ9月、ほんと真剣にやらねばいけないです(泣)。
 

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2006/08/15

科目試験に合格しました

 こんなとこでご披露することではないんですが、大学の科目試験に合格しました。「東洋美術史」です。この科目、ムサビ通信生の間では、超難関として有名。今月初めの試験、5回目の挑戦で、やっと受かりましたよ。
 
「東洋美術史」は、美大ではいわば教養課程の科目。本来は1,2年次で取得するものです。4年にもなって、なぜ、いまごろこんな基礎科目を受けているかって? この東洋美術史の単位取得が、学芸員資格取得の条件なのです。ともあれ、ひとつ山(丘かもしれないな?)を越えた感じです。
 
 ちなみに、この前受けた試験問題のうち、一問を公開してみます。

問題】キジル第38窟の壁画を描くために使われた濃青色の顔料は何か

 この秋、アートナビゲーターを受けようと思っている腕(頭)に自信のある方どうでしょうか?これがさらっと答えられたら、かなりの東洋美術史通です。

☆答えを知りたい方は、コメントをください。こっそり(?)教えます。

教科書は、こんなになってます
Img_5439


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2006/08/03

80歳の大学生

 昨日で、大学のスクーリングが終わりました。ハードでした。暑い中、鷹の台の本校(JR国分寺から西武線で2駅、そこから徒歩20分)に通った三日間、こたえました。そもそも、普通の学校は夏休み。その時期に授業をするのですから、大変です。
 大学がこのスクーリングのために作った「夏期スクーリングガイド」という冊子があります。学生に配られたものですが、その中に興味深いデータがありました。スクーリング受講生の年齢構成です。全体の平均年齢は36歳。意外と若い。私が平均を押し上げてます。でも、最高年齢の方は、男性79歳、女性80歳です。すごいと思いませんか。私の母と同じような歳の方が、大学で学んでいるんです。
 大学の通信課程で勉強するのは、ほんと大変です。抽象的な言い方ですが、たとえばカルチャーセンターとは根本的に違います。私は4年生、その必修科目の講義なのですが、授業の中で自己紹介の場がありました。学業と仕事が両立せず、仕事をやめた方が何人もいました。仕事をしながら、大学の勉強をこなすことは、かなり厳しいと改めて実感。
 
 私も、来年3月の卒業は断念しました。自分のやりたいことも入学時からは微妙に変化し始めています。これからの道を考えなおさなければばいけないと痛感。有意義な3日間のスクーリングでした。

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2006/08/02

学食のランチ

 今日でムサビの今回のスクーリングは終了。昨日は、ちょっとハードなグループ討議+発表で疲れました。昼休み、この時期には営業している学食に。大学の食堂いくの、何年振りでしょうか。今どきの学食は、きれいでショーケースに並んだサンプルは、なかなか美味しそう。その中から「MAUランチ」というのを選んでみました。MAUとはMUSASHINO ART UNIVERSITYの略でしょうね。

Mau_lanuch

 ランチの内容は、赤魚の唐揚げと野菜炒め。これで400円。安くて、お味は合格。コストパフォーマンスは高いです。学食ななんてそんなにいけないので、大満足です。

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2006/08/01

黒板のある教室で学ぶ

 Dsc001192 きのうからムサビの本校で、勉強です。大学は、国分寺から西武線で二つめの鷹の台駅から歩いて20分と、ちょっと遠い。夏期のスクーリング(通信過程の面接授業)に出席するのは初めてですが、一大イベントのようです。駅に8時過ぎにつくと、大きな作品を抱えた人が目につきます。実技系の作品課題なんでしょうか。暑いなか、学校までの道のりが、ちょっと大変そうです。
 私の授業科目は「文化支援研究」。6月に受けたスクリーングでは、ミュージアムでの実習があったのですが、今日からの授業は、ずっと講義です。先生の授業は、ハードながら、面白く、興味深いテーマで、飽きることがありません。
 教室には黒板があります。先生は、 白いチョークで板書しながら、授業をしてくれます。少しだけ、懐かしい気持ちになりました。
 さて、今日も大学です。

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2006/07/29

通信の芸術大学院ができる

 新聞広告で知ったのですが、京都造形芸術大学が通信制大学院を開設します。芸術系の通信制大学院は、初めてではないでしょうか。4年制の美大では、武蔵美とこの京都造形芸術大が通信課程を持っています。
 スクーリングで席を同じくした同級生に接したことから感じる限り、通信で学ぶ人の目的は、卒業が単なる目的でなく、「これをやりたい」との目的が明確です。学士をとったあと、さらに芸術について学びたい、と考えても、これまでは通学課程の大学院にいくしか方法はなかったのですが、この京都造形芸術大の通信課程の誕生で、新たな選択肢が増えることになります。
 ともあれ、まずは大学を卒業せねばいけません。それが、かなり大変(泣)。

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2006/04/01

通信美大生の真実

 今日から新年度、なにかと気持ちが切り替わる時期です。単身赴任生活も3年目に突入してしまいました。4月は、新入学、進学の時期でもあります。私の通信大学生生活も2年目になります。これまではぼかしてしか書いてきませんでしたが、仕事のかたわら、現在武蔵野美術大学の通信教育課程で学ぶ身です。
 昨年の4月に、武蔵美の造形学部芸術文化学科の3年に編入学。卒業までに必要な124単位のうち、76単位が認定(要は免除)されたので、2年間で48単位をとらねばいけないのです。しかし、今のところとれたのは16単位。課題を提出して結果待ちの2単位科目があるので、これがとれたとしても18単位。単純に計算すれば、3年次には48単位÷2の24単位以上はとりたいところでしたから、苦戦ですね。
 自分では、土日をつぶして、かなり勉強しているつもりですが、まだまだ甘いようです。通信教育課程の勉強は、ほとんど独学みたいなものです。勉強して、課題をこなし、単位をとるのは、かなりの精神力がいるように思います。
 自分では、課題に取り組むたびに、調査、研究不足を感じ、構想の練り方も甘く、いわゆる「やっつけ仕事」だなあ、と思いながら、時間切れでやむなく提出しています。ただ、今のところ単位を取得できた8科目の評価は、ひとつだけ「良」であとはすべて「優」。だったら、各科目もう少し手を抜いてもいいのかな、とも思わないでもないですが、そうはいかないでしょうね。
 今月から4年生。あまりミュージアムばかりいっていないで(矛盾してますが)、また、酒も控えて、勉強せねば・・・。

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