落語

2025/03/10

J亭スピンオフ:白酒・三三 大手町二人会

 落語を大手町で聴いてきました。「J亭スピンオフ企画 36 白酒・三三 大手町二人会」、柳家三三と桃月庵白酒の二人会。正統派の三三と少し異端の白酒という面白い取り合わせです。
 白酒は「任侠流山動物園」など新作落語も演目に持っていますが、この日は古典。前座は春風亭㐂いち(一之輔の弟子)。
<演目>
やかんなめ 㐂いち
浮世床 ー将根ー 三三
抜け雀 白酒
 仲入り
茗荷宿 白酒
崇徳院 三三

 オチが難しい。特に崇徳院はわかりませんでした。古典落語は奥が深いことを実感します。
 
 ちなみにJ亭は何かと調べてみたら、かつて港区虎ノ門にあるJTアートホール アフィニスで開催されていた落語会で、2017年に終了しています。だからスピンオフなんですね。

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2025/02/13

達者な古今亭文菊独演会

 久しぶりに落語をきいてきました。「古今亭文菊 独演会 3席たっぷり!」。昨年、蝶花楼桃花との二人会で高座をつとめた文菊師匠。そのときの落語が印象に残っていたので、独演会に。
 上手いです。文菊師匠、まだ46歳なんですが、年に似合わず老成しています。古典落語を演じると、とても46歳にみえません。70代のように感じる円熟の高座です。この日の前座、柳家小きちの後、3席。
小きち
・のめる
文菊
・長屋の花見
・片棒
・鰍沢
 鰍沢は人間描写がすごい。またききたい。でも5月の独演会は売り切れの模様。さすが、人気です。

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2024/12/17

長講の恵比寿ルルティモ寄席2024

 落語家4人が熱演する「恵比寿ルルティモ寄席2024」。十年前、2014年に始まった年末恒例の落語会です。

<落語家と演目>
前座・三遊亭けろよん
桃月庵白酒:風呂敷
橘家文蔵:寝床
 お仲入り
春風亭一之輔:中村仲蔵
三遊亭兼好:淀五郎

 一之輔師匠曰く、「私が『中村仲蔵』やって、その後に兼好師匠が『淀五郎』をやるなんてあり得ない。プロデューサーから与えたれた演目です」と言っていました。初心者にはわからないのですが、そうらしい。「グラタン食べた後にドリアを食べるようなもの」とか。
 仲入を挟み、3時間に及ぶ長講ですが、達者な演者たちによる名作を楽しみました。

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2024/11/27

白鳥、彦いち、白酒三人会は面白い

 渋谷で落語をきいてきました。「白鳥・彦いち・白酒 三人会」で、三遊亭白鳥・林家彦いち・桃月庵白酒の三人。落語に詳しくないのですが、夏に「蝶花楼桃花 夏の独演会」のゲストが林家彦いち。また、3月の「古今亭文菊 蝶花楼桃花 二人会」で、桃花師匠が「任侠流山動物園」をやりました。この新作落語をつくったのが三遊亭白鳥。白酒師匠もだれかが変な人といっていたおぼろげな記憶が(間違っていたらすみません)。
 それで三人会に。演目は、
一、のめる:桃月庵ぼんぼり
一、禁酒番屋:白酒
 仲入
一、ロマンス恋泥棒:白鳥
一、愛宕川:彦いち

「のめる」「禁酒番屋」は古典落語ですが、「ロマンス恋泥棒」「愛宕川」は新作です。「愛宕川」は古典の「愛宕山」を舞台をカナダにしてのアレンジしたお話。
 新作落語って、自由。すごく面白かったです。

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2024/08/13

蝶花楼 桃花 夏の独演会

 人気ですね、蝶花楼桃花。中野で「蝶花楼桃花 夏の独演会」をきいてきました。3月に「古今亭文菊 蝶花楼桃花 二人会をみて、パワーがあり、個性ある噺家さん、おまけに女性。そこで今回は独演会にいってきました。
 文菊師匠との二人会では110席のなかの芸能小劇場でしたが、今回の独演会は中野ZERO 小ホールで、席数は501。ここが満席です。
 独演会はゲストが林家彦いち(林家木久扇の弟子)、前座は三遊亭東村山。
<演目>
一、まんじゅう怖い 東村山
一、マキシム・ド・呑兵衛 桃花
一、神々たちの唄 彦いち
一、所沢パラダイス 桃花
一、試し酒 桃花

「まんじゅう怖い」だけが古典。それ以外は新作落語という演目ですが、面白かった。蝶花楼桃花、いいです。

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