舞踏

2025/01/19

「舞踏計画 剥製の光へ」@仙台

 オイリュトミーの先生、鯨井謙太郒さんの新作舞踏公演「舞踏計画 剝製の光へ Vol.1『UBUSUNA異聞』」(エル・パーク仙台スタジオホール)をみてきました。昨年、ロンドン、ローマで公演をおこない。日本では初演です。
 鯨井謙太郒さん含め、4人のダンサーが演じる約1時間の舞踏です。舞踏はほとんど素人なので、演じる人たちのメッセージを充分受け取ることはできませんが、高いレベルでのパフォーマンスであることは感じました。
 3月に東京でも公演があります。
〈東京公演〉
2月28日(金)19:00
3月1日(土)14:00/19:00
3月2日(日)14:00/19:00
中野テルプシコール


20250117-11 20250117-12

| | | コメント (0)

2024/09/21

踊る音:奏でる身体

 オイリュトミー講座の講師をされている定方まことさんが踊る創作「踊る音:奏でる身体 イタリアの古き旋律との共鳴」をみてきました。オイリュトミスト・定方まこととアルバ・ドッピア奏者の渋川美香里、ゲストにリコーダー奏者の浅井愛によるパフォーマンス。
「アルパ・ドッピア(Arpa Doppia)」は、16世紀後半から17世紀にかけてイタリアで発展した二重弦を持つハープ。特徴として二列または三列に並ぶ弦を持っていました。この配置により、奏者はクロマチック音階や複雑な和音を演奏できるようになり、特にバロック音楽の伴奏やソロ演奏に適しています。渋川美香里はアルバ・ドッピアの代表的奏者です。
 定方が渋川の奏でるバロック音楽で踊ります。突き詰めると難しいのですが、オイリュトミーらしい緩やかな動きに魅せられるパフォーマンスでです。
 新しい表現に出会った素敵な時間でした。


Photo_20240921093801





| | | コメント (0)

2024/08/18

初のオーケストラオイリュトミー公演

「オーケストラオイリュトミー公演」をみました。オイリュトミーというものが一般的とは思えない上に、オーケストラがついています。これはどんな公演なのか。
 オイリュトミーは月1回、習っているので少しはわかっているつもり(怪しいが)。オイリュトミーはルドルフ・シュタイナーによって1912年に創始された舞踏芸術です。日本でもシュタイナー教育の一環から実践している人がいるようです。
 オイリュトミーは、音楽のオイリュトミーと言葉のオイリュトミーがあり、本公演のオーケストラオイリュトミーは、「私たちは弦や管・打楽器など異なる特徴を持つ楽器から生まれる「うた」となって動きます。」(公式サイトより)
 という音楽のオイリュトミー。
 プログラムは、以下の通り。
【第1部】
A.コレッリ アダージョ
岩崎航 五行詩より
G.v.スペー おひさま
E.エルガー ニムロッド(エニグマ変奏曲より)
R.シュタイナー 人というもの
【第2部】
オーケストラオイリュトミーのデモンストレーション
A. ドヴォルザーク 交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より」 全楽章
 三澤洋史指揮による オーケストラにも の演奏による上演
 
 メインは<ドヴォルザーク 交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より」 全楽章>です。
 会場のパルテノン多摩・大ホール(1154席)が満席。
 舞台藝術としてのオイリュトミーは、まだよく理解できていません。ましてやオーケストラオイリュトミーは難しかったです。

20240817



| | | コメント (0)

2024/08/08

メタモルフォーゼ、行ってきます

 知り合いが出演している舞台をみてきました。「メタモルフォーゼ、行ってきます」というもので、なんと表現したらいいのか。舞踏と言えばいいのか。
 定期的に習っているオイリュトミーを指導してくれているダンサー鯨井謙太郒が舞踏家大倉摩矢子が「ユリイカ!!プロジェクト」を開催していて(身体系のワークショップ?)。ここに参加している方による公演です。
 タイトルにあるメタモルフォーゼは英語で「変態」や「変身」の意味。フランツ・カフカの短編小説『変身』(独: Die Verwandlung)の原題も「メタモルフォーゼ」です。パンフレットから引用すると、
<それぞれが培ってきた異なる身体作法の「今」を、あの手この手でエクスチェンジさせ、「新舞踏譜」ならぬ未知のコレオグラフィーの開拓と新たな身体性を発見してゆくプロジェクト。>
 と。いや、難しい。やってみないとわからない。
 舞踏という表現にとんどなじみがなく、苦手。理解を超えたパフォーマンスでした。

20240807



| | | コメント (0)