歌舞伎座 納涼歌舞伎「火の鳥」
これは歌舞伎なのか。素人の鑑賞者はそう思わざるを得ない歌舞伎座の「八月納涼歌舞伎」の「火の鳥」。
歌舞伎の会報誌『ほうおう』の「見どころ」から引用すると、
<バレエや漫画などの題材にもなってきた「火の鳥」が、この度新作歌舞伎として登場します。>
とあります。
火の鳥を演じるのは坂東玉三郎。また重要な役柄である大王が幸四郎、ヤマヒコガ染五郎、ウミヒコが團子。玉三郎は演出も手がけます。
新作歌舞伎というものをあまり観ないので、新鮮でした。演じる歌舞伎役者の振る舞いを盛りたてる映像、音楽が広がり、「これはミュージカルか」と錯覚。役者が歌ってないからもちろんミュージカルではない。みたことがない世界が歌舞伎座の舞台で広がっています。
あわせて演じられた「日本振袖始」は日本神話を題材に近松門左衛門が創作したもの。最初は人形浄瑠璃として演じられ、その後歌舞伎でも上演。これもダイナミックな歌舞伎役者の所作(ダンスといっていい場面も)に感動しました。
暑い中、観にいった以上の価値がある歌舞伎公演でした。








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