2023/11/17
長らく聴いているラジオ番組が終わるのは寂しい。突然、悲しいしらせがきました。FM NACK5の「Music Freeway」が年内終了。パーソナリティをつとめる矢口清治さんのコメント。「Music Freewayは年内、つまり12月いっぱいで終了することになりました。最後の放送は12月28日木曜日です。」 毎週月曜から木曜まで、夜11時から30分の放送の音楽番組。 「あの日ラジオから流れていた洋楽ナンバー、いつ聴いても当時の香りや風景が蘇る。ラジオと共に時代を彩ってきた洋楽ヒットとの再会をMr.ディスクジョッキーこと矢口清治がご案内します。」(公式サイトより引用) パーソナリティの矢口さんは大昔、仕事をご一緒させていただきました。そんなこともありずっと愛聴していました。なんどかリクエストをして、曲をオンエアしていただきました。一昨日(15日)にも、サム・スミス来日公演のレポートを読んでいただき、「 I’m Not The Only One」をかけてくれました。 こんな素敵な番組、ほかにないのに。あと1ヶ月ほどをしっかり聴きます。
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2023/07/24
いよいよ国土交通省が聞き取り調査の及ぶ事態になっている保険金の不正請求問題はひどい話です。 <経団連の十倉雅和会長は21日の長野県軽井沢町での記者会見で「これは詐欺ですよね。 非常にショッキングで、あってはならない話」と批判した。>(7月21日 読売新聞オンライン) 詐欺、という表現を使う経団連会長。そして今日の日経新聞の社説は「ビッグモーター不正は論外だ」タイトルして批判しています。 ビッグモーターといえば、ラジオで繰り返し流されてきたCMが頭の中でリフレインします。 「売れすぎてクルマが足りません。あなたの車を売ってください」 確かに買取価格は他社より高かったようです。まあ、詐欺やっているのだから、高くて当然か。 このCMも問題が大きくなるまで放置されていた節があります。ラジオ局側は大きな収益源を失うわけで、CM中止の対応には鈍かった。 ラジオ局にとって大きなスポンサーだったビッグモーターの不正。今後、どう報道するのか。興味深い。
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2023/07/06
大幅な値上げです、日経新聞。今月から「朝刊・夕刊+電子版」のセット料金は5,900円から6,500円へと600円のアップ。月6,500円というのがかなりの金額で、宅配の紙の新聞をやめ、電子版だけに変更しました。電子版は値上げされていなくて、4,277円です。 日経新聞を読み始めたのは確か40年ほど前。編集者を始めた頃でした。「新聞は一般紙は読まなくていい。スポーツ新聞を読め」という上司がいました。確かに、編集の仕事に日経新聞は必要ではなかったかも。 高校の友人で会社を辞めた途端、日経新聞もやめた人がいます。先輩にもいます。日経新聞というのは会社人間に必要なもの、ということか。 先日、日経新聞の販売店から「親愛なるお客様へ」という手紙がポストに入っていました。その内容は<日経新聞の朝刊のみ宅配+誌面ビューワー>プラン4.800円のおすすめ。これを申し込むと7月分の購読料無料と、豪華賞品があたるのキャンペーンとのこと。 今回の値上げで購読をやめた人が少なくないようです。日経新聞も厳しいなあ。遠くに販売店さんは大変。
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2023/06/12
どうも今週はラジオの聴取率調査の期間らしい。「週刊文春」の今週号(6月8日発売)でTOKYO FMのタイアップ記事が全面的に展開されています。先週にはTOKYO FMの番組に「週刊文春」の編集長が出演し、タイアップを盛り上げていました。プレスリリースも出ています。 <週刊文春×TOKYO FMが今年もタイアップ!「週刊文春」(6月8日発売号)誌面にTOKYO FMパーソナリティ陣が続々登場!> とか。どうやら昨年もタイアップがあったようですが、記憶にないです。 「週刊文春」の誌面に登場するタイアップ記事は、
●「原色美女図鑑」に住吉美紀(『Blue Ocean』)が登場。
●「新・家の履歴書」に浜崎美保(『Skyrocket Company』)が登場。
●「時はカネなり」に中西哲生(『TOKYO TEPPAN FRIDAY supported by Ginza Sony Park』)が登場。
●「阿川佐和子のこの人に会いたい」にヒコロヒー(『トーキョー・エフエムロヒー』)が登場。
●「男の肖像」に川上洋平(『Panasonic presents おと、おかし』)が登場。
●巻末グラビア企画「ゲストと食べたい!鉄板おやつ」に吉田明世(『ONE MORNING』『THE TRAD』)、中川絵美里(『THE TRAD』)、野呂佳代(『Roomie Roomie!』)、COCO教頭(『SCHOOL OF LOCK!』)が登場
●「村上RADIO」特集 なんと住吉美紀さんが「原色美女図鑑」ですよ。それに「村上RADIO」まで動員。 TOKYO FMは どれくらいのお金を払っているのか。そもそも(ネットワークされているとはいえ)東京のFM局が全国で買える「週刊文春」にタイアップとは。なんか、余裕だなTOKYO FM。
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2023/06/09
「毎日が面白くて、まったく死ぬ気がしない。この年齢になってもどうしたら自分を売り込めるか、いつも考えているんです」(6月8日 朝日新聞) こう言っているのは櫻井秀勲さん、92歳。 昨日の朝日新聞夕刊にわが仲人さんが載っていてちょっと驚きました。「(一語一会)編集者・櫻井秀勲さん 光文社元社長・神吉晴夫さんからの言葉」と題された記事です。 記事から引用します。 <「伝説」の人物である。東京外大でロシア語を学び、出版社・光文社に入る。文芸編集者として川端康成、三島由紀夫、松本清張らの謦咳(けいがい)に接し、31歳で「女性自身」の編集長に就任。同誌を発行部数147万部まで伸ばす 。「OL(オフィスレディー)」という言葉をつくり、英国のモデル、ツイッギーを日本に紹介、「ミニスカ」ブームを起こす。> いまでは信じられない147万部という数字。 光文社で神吉晴夫さんから言われたのは、「どうしたら自分を高く買ってもらえるか考えなさい」 意味深い言葉です。 兎にも角にも、櫻井さんはまだまだ活躍しそうです。
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2023/04/24
先週、ポストに「朝日新聞ご愛読の皆様へ」と書かれた封筒が入っていました。既に誌面で告知されていましたがが、来月5月から朝日新聞の購読料が値上げされます。朝夕刊セット版で4400円が4900円と500円と11%の値上げです。 値上げの告知ということで封筒には粗品(ウエットシート)が入ってます。この値上げは朝日新聞だけのようで、読売新聞はホームページに「価格据え置き」って告知されていて、朝夕刊セットで4400円です。 朝日新聞の値上げ告知によれば、 「民主主義の基盤となる正確な情報を伝える使命を果たし、よりよい紙面作りに全力を尽くします。本文で使う文字を順次拡大し、読みやすくします。文字拡大は12年ぶりです。情報はこれまで通り十分にお届けします。」 とか。文字が大きくなると値上げは関係ないんだけど。 それと、「愛知、岐阜、三重の3県では5月1日から、夕刊を休止します。」 例えば名古屋では朝日新聞の夕刊が読めなくなる、ということか。 紙の新聞を取ることの意味を考えてしまします。
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2022/09/29
長らく続いたピストン西沢のJ-WAVEの「GROOVE LINE」 が今日(9月29日)の放送で最終回です。 <同番組の放送は1998年からスタート。「GROOVE LINE Z」と番組名を変更していた期間も合わせると24年超もの間、愛され続けた長寿番組だ。>(Yahoo! Japanニュースより) ほんと長寿番組です。聞き始めたのはサラリーマンをやめた10年ほど前からですが、放送時間の夕方は家のいることが少なく(スポーツクラブにいくので)、部分的にしかきいていませんでした。 ピストン西沢さんには以前、マツダのディーラーでのイベントでお目にかかり、お話をさせていただきました。そしてイベントでの抽選会をピストンさんが選曲、リミックスした「TOKYO MOTOR SHOW COMPILATION REMIX」をいただきました(サイン入り)。 J-WAVEは10月から番組を改編していて、「GROOVE LINE」の他にも終了になる番組があります。ひとつの区切りとはいえ、寂しいです。
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2022/01/02
元旦から珍しくラジオを熱心に聴きました。毎週、radikoで聴いている「全米トップ40 THE 80'S DELUXE EDITION」が正月特番で<神奈川県住宅供給公社プレゼンツ全米トップ40スペシャル~愛は永遠~タイトルに「LOVE」~>があったからリアルタイムで聴きました。矢口清治さんがDJで、ゲストには湯川れい子さんです。番組タイトルの通り、曲名(原題)にLOVEが入る曲を厳選してオンエアする内容です。 全米トップ40はラジオ日本(かつてのラジオ関東)で1972年から1986年まで放送されていました。この番組を再放送しているのが、「全米トップ40 THE 80'S DELUXE EDITION」です。当時、熱心なリスナーではなかったのですが、番組を聴くとやはり懐かしい。 ラジオと言えば元旦のJWAVEはいつもと同じで少し驚き。この局、祝日にはほぼ「ホリデースペシャル」と称して、長時間の番組をやっていました。昨年の元旦にはNetflixスペンサーのスペシャルを放送していましたが、今年は土曜日のレギュラー番組です。スポンサーつかなかったのかな。昨秋のホリデースペシャルは<スープ春雨presents> だったからなあ。 ラジオも面白いです。
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2021/12/27
編集者をやっていた時、よく大宅文庫にいきました。資料をさがすのに、ここがいちばんでした。昨日の日経新聞<The STYLE>に「大宅文庫の危機で失うもの」という記事がありました。状況はかなり厳しいようです。 「ここ十数年、赤字基調で、昨年度は2000万円の赤字だった」 改善する見込みはあるのか。 「収支の足しにと募っている有志の寄付も収支を立て直すにいたらない」 大宅文庫は雑誌80万冊を整理、保管し、検索機能を提供している私設図書館です。記事を書くため、本をつくるための資料を集める、という作業のため、大宅文庫の資料は必要です。しかし、いまやインターネットが普及して、情報の質はともかく簡単に資料を集められる時代になりました。 かつて六月社という私設図書館も使いました。ここも雑誌資料が揃っていましたが、調べてみたら2018年に閉館していました。 マスメディアを取り巻く状況は、変わってしまったようです。
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2021/12/11
朝日新聞から定期的に届けられる「T JAPAN」の最新号は村上春樹が表紙です。「村上春樹インタビュー 人と人をつなぐ場を、未来へ」と題された記事には早稲田大学国際文学館、通称「村上春樹ライブラリー」での村上春樹へのインタビュー記事です。村上春樹は最近、マスメディアへの露出が目立ちます。「村上春樹ライブラリー」で朗読のイベントをやっています。 記事で「村上春樹ライブラリー」設立の経緯が語られていますが、これが興味深い。ユニクロの会長兼社長・柳井 正氏が改築費用全額約12億円を寄付しました。柳井氏は早稲田大学卒業ですが、村上春樹は、 「実は、柳井さんと僕は同じ年に早稲田に入学しているんです。彼が政経学部、僕が文学部。学生時代に面識はないんだけど、同じ大学解体世代なんですよ」 ということで、柳井さんもすごいなあ。12億円だもの。 記事では村上春樹は本を読むことにこう言っています。 「僕は、全人口のうち本当にちゃんと本を読む人は5%だと思ってるんですよ。ベストセラーみたいなのがわっと出れば浮動票が膨らむこともあるけれど、ブームが終わればまたしぼんで5%に戻る。でも、この5%の人たちは『本を読むな』と止められても読むんですよ、絶対に。そのコアな少数の人たちが大事で、彼らが読んでくれればだいたい飯は食っていける」 5%、たぶんそうだろうな。 ちなみにT JAPANはウエブサイトがあり、村上春樹の記事も掲載されています。いつもはスルーしているT JAPANですが、今号はちゃんと読みました。T JAPAN
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2021/12/08
ラジオをきくのはラジオで聴くことが多かった。なにを言っているのか、という感じですが、これまではもっぱらラジオ機器で聴いていました。でもはradikoを聴くことを覚えて(笑)、タイムフリーをよく利用しています。 最近はラジオが流行っているのでしょうか。DIMEの今月号(2022年1月号)では「今、聴くべきラジオと音声コンテンツ」が特集です。記事のリードにこうあります。 「声だけでその世界は招き入れ、笑いや情報を届けるラジオと音声コンテンツ。コロナ禍となって、さらにその価値が再発見されている」 記事には多くのラジオ番組が紹介されています。ほとんど聴いていないなあ。愛聴しているピストン西沢の番組もスルーされているし(笑)。 かつて、中学生の頃はもっぱらラジオを聴いていました。ラジオは魅力的なんだな、と思い直しました。もう少し、ラジオを聴いてみようかな。
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2021/08/18
そうだろうな、と頷くニュースが週刊文春が中吊り広告を終了するというニュースです。 <「週刊文春」編集部は17日、8月26日発売号を最後に電車内の中づり広告を終了すると発表した。広告の締め切りが誌面制作の制約になることなどが理由。今後は宣伝費を「週刊文春 電子版」に投入し、強化していくという。>(8月17日 日経新聞) また、「週刊新潮」も同日「東京メトロに掲載している中づり広告を9月末に終了すると明らかにした。」とタイミングを合わせたかのような発表です。 そもそも、電車の中吊り広告はどれほど効果があるものなのか。いまは、東京の電車では、車内広告はほとんどデジタルサイネージがメインになっています。中吊り広告はほぼ目に入らなくなっています。 中吊り広告をみて「週刊文春を買おう」と思っても、駅には売店も少なくなっています。雑誌を置いてないキオスクもあり、買うのに困ったりする。 でも、中吊り広告をながめるて暇を潰す、ということができないのはちょっと寂しいです。時代はここでも変わっています。
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2021/07/15
FMではJ-WAVEを聴くことが多いのですが、4月から少し番組改編があり、最近は以前ほど聴かなくなっています。平日(月~木)の朝5時台の番組が変わり、「子育て世代の女性に向けた心地よい耳時間を提供するラジオ番組『KURASEEDS(クラシーズ)』」が始まっています。3月までは、ZAPPAという番組でした。『KURASEEDS(クラシーズ)』のターゲットである子育て世代の女性ではないし、ピンとこない。以前のZAPPAは音楽主体のプログラムで、寝起きの早朝には心地よかった。 また、午前9時からの「STEP ONE」の女性ナビゲーターだった増井なぎざもかわってしまいました。 J-WAVEは非上場の会社ですが、業績を調べると2020年3月、2021年3月の決算は営業赤字です。ぞれ以前は黒字でした。業績が振るわないようです。たまに聴くプログラムには広告があまり入っていない印象です。4月からの番組改編が効果を出しているのか。気になるところです。
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2020/11/15
日経新聞電子版に少し驚く記事が掲載されていました。新潟のFM局が倒産したという内容です。 「新潟県内全域をエリアにFMラジオ局を運営していた新潟県民エフエム放送(新潟市)が、7月14日に新潟地裁より破産手続き開始決定を受けた」 記事によれば、 「県域を対象とするFMラジオ放送局としては全国初の閉局で、かつ全国初の倒産となった」 とあります。 最近、仕事や雑事をしているときにFMを聴くことが多い。ステイホームの時、聴き始めたのがきっかけでしょうか。主にJ-WAVEを聴いています。このFM局はスタジオが六本木ヒルズにあり、派手にやっている印象があります。Wikipediaによれば「首都圏でTBSラジオと並び首位の聴取率を有する」とあります。 しかしこの会社(株式会社J-WAVE)の直近の決算(20年3月期)は芳しくありません。売上は46億4656万6000円(11.87%減)、営業利益は7807万9000円の赤字です。 新潟県民エフエム放送の経営破綻の原因が「大口スポンサーから広告出稿が止まる事態となり、業績が悪化」とのことですが、J-WAVEも同じ悩みを抱えているのでしょう。 FM局淘汰の時代がすぐそこに来ています。
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日経新聞電子版に少し驚く記事が掲載されていました。新潟のFM局が倒産したという内容です。 「新潟県内全域をエリアにFMラジオ局を運営していた新潟県民エフエム放送(新潟市)が、7月14日に新潟地裁より破産手続き開始決定を受けた」 記事によれば、 「県域を対象とするFMラジオ放送局としては全国初の閉局で、かつ全国初の倒産となった」 とあります。 最近、仕事や雑事をしているときにFMを聴くことが多い。ステイホームの時、聴き始めたのがきっかけでしょうか。主にJ-WAVEを聴いています。このFM局はスタジオが六本木ヒルズにあり、派手にやっている印象があります。Wikipediaによれば「首都圏でTBSラジオと並び首位の聴取率を有する」とあります。 しかしこの会社(株式会社J-WAVE)の直近の決算(20年3月期)は芳しくありません。売上は46億4656万6000円(11.87%減)、営業利益は7807万9000円の赤字です。 新潟県民エフエム放送の経営破綻の原因が「大口スポンサーから広告出稿が止まる事態となり、業績が悪化」とのことですが、J-WAVEも同じ悩みを抱えているのでしょう。 FM局淘汰の時代がすぐそこに来ています。
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2019/06/09
週刊文春のコラム「新聞不信」に興味をひかれました。「なぜ裏一面はテレビ欄なのか」と題された記事です。筆者(匿名原稿)は先月、日経新聞の「私の履歴書」で橋田壽賀子が書いていたのを読むことをきっかけに、日経新聞の裏一面(最終面)から読み始めることが習慣になったとか。 そしてこう書いています。 「どうして他の新聞の裏一面はテレビの番組表がでかでかと載っているのだろう?」 今更ながらのことですが、テレビ放送を見ることが減っている今、どうして日経新聞以外は裏一面をテレビ欄にしているのか。 裏一面をテレビ欄にしたのは1966年の「赤旗」だといいいます。これを全国紙が追随したのですか。 筆者は、その利用がよくわからない、とした上で、 「新聞の古くささ、改革の出来なさは多分に、自らのもう一つの顔である裏一面が変わろうとしないことに起因している」 と結論付けています。 新聞というのは古いメディアはもう変わらないのでしょうか。
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2019/03/24
昨日の新聞にAMラジオをFMに転換できるようにする要請が出された、という記事がありました。要請は日本民間放送連盟(民放連)が総務省に出したもの。現状、許認可制度なのか、AMラジオはFMラジオに転換できないのですね。
でもワイドFMとかでAMラジオを放送しているのは、どうして。これはあくまで災害用とか難聴対策としてで、サブ的な存在のようです。これを正式なものとして認めてくれ、というのが民放連の要請。 背景にはAMラジオの送信設備が寿命に近く、新規更新の負担が重いという事情があルようです。
深夜放送とか大学受験講座を熱心にきいていたのははるか昔ですが、あの頃は何台もラジオ(受信機)が家にありました。ラジオはradekoでインターネット経由できけます。4月からはNHKも正式に配信されます。ラジオは変わりました。
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2018/06/07
今日の日経新聞に「日経電子版、有料会員60万人を超えました」との記事がありました。この人数、多いのか、よく分からないのですが、全国紙の中ではいちばんみたいです。
そもそも、日経新聞の部数はどれくらいか。日経が出している資料によれば、3,057,247部(2018年1月時点)です。これはABC公査部数に電子版有料会員数を加えたもの。電子版有料会員のみ(紙の新聞を購読していない)の人数はどれくらいなんでしょうね。
日経新聞の購読料は日経Wプラン(宅配 + 電子版)だと月5,900円(夕刊がある地域)です。これ、安くない。会社員やっていないし、ビジネス情報もそんなに必要ない。今さらですが、購読を続けるか、考えたほうがよさそうです。
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2018/02/27
TBSラジオをきいています。ワイドFMできけるので音も良好です。今は「生島ヒロシのおはよう定食&一直線」です。ゲストは作家の田中康夫です。
一昨日、朝日新聞にTBSラジオの折り込みチラシが入っていて、チラシには2月26日~3月4日の番組表が載っていて、面白そうです。今週はきっと聴取率調査週間なんでしょうね。
「伊集院光とらじおと」には今日、松坂大輔と清宮幸太郎がゲストです。3月1日は吉永小百合さまがゲストです。テレビより豪華かも。パーソナリティーには懐かしい顔が。毒蝮三太夫、大沢悠里、久米宏、森本毅郎。皆さんまだ元気でやっているんですね。
たまにはAMラジオもよさそうです。
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2017/06/06
「T JAPAN」が来ました。朝日新聞と集英社が発行する無料の冊子ですが、ニューヨークタイムスが発行している<
The New York Times Style Magazine>の日本版。もう、何回も届けられていますが、真面目に読んだことがありませんでした。
しかし、今号は表紙に荒木経惟です。
これまでの号はファッション誌らしい表紙だったですが、一転カメラマン荒木経惟です。でも、この人、表紙になっても充分魅せまます。御年77歳、存在感はすごい。
インタビュー記事が掲載されています。今年は各地で展覧会が開かれるとか。まだまだ精力的に活動をされているようです。東京ではオペラシティギャラリーと東京都写真美術館で7月から企画展があります。
荒木経惟 写狂老人A
荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-
いつもはななめ読みのT JAPANですが、今号は荒木経惟のインタビューはしっかり読みました。なかなか面白かったです。
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2017/05/08
今日は新聞休刊日なので、昨日の日経新聞を眺めていたら、記事が少ないことに気づきました。朝刊のページ数は32ページあるのですが、その半分NIKKE The STYLEが半分の16ページを占めてます。
NIKKE The STYLEは4月から出来た日経新聞の新紙面。別刷りを本紙の中に挟み込む形で配達されます。このNIKKE The STYLEの評判、どうなんですか。あまり面白いとは思えないのですが。
今号のトップ記事は「ラウンドアバウト」。ヨーロッパ、アメリカでは一般的な円形の交差点のことですが、このラウンドアバウトについての3ページの記事。なぜ、ラウンドアバウト? と疑問になります。日本ではいまだほとんど普及していないラウンドアバウトなのに。
こんなNIKKE The STYLEには広告がたくさん入っています。この媒体の目的はこれでしょう、おそらく。これからもずっとこのstyleを続けていくのか。注目しています。
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2017/04/10
今日は新聞休刊日。この頃は朝の電車で新聞広げてる人もあまり見かけず、多くの人がスマホをながめています。ビジネスパーソン方はいつ新聞を読んでいるのか。朝、家で読むのか。それとも新聞そのものを読まないのか。
一昨年の調査ですが、総務省の「平成27年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によれば、20代の新聞購読率は約1割(この記事を参照しました )。40代でも約3割です。そもそも新聞を読まない人が増えているわけです。
仕事に毎日出かけていたときは、iPadで読んで、帰宅後、広告とかを眺めながら、ざっと紙面を見る、というやり方でした。いまは、ほとんど在宅勤務なので、新聞を読む時間も決まっていません。忘れていて、翌日の朝、読んだりとかします。朝刊は割と真面目に読みますが、夕刊はななめ読みのことが多い。
新聞を定期購読する必要があるのか。新聞休刊日に考えます。
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2017/03/05
昨日の朝刊から週末の日経新聞の紙面が変わっています。土日の題字が横書きになりました。今朝の朝刊は横長ワイドの写真を使い、朝刊一面としてはちょっと変わった印象の紙面に仕上がってます。
一面のイメージはともかく、日経新聞が紙面リニューアルの目玉とするのは、日曜の本紙センターに差し込まれた「NIKKEI The STYLE」といいう16ページ。ホームページによれば、
「旅、遊び、食、ファッション、文化、住まいなど幅広いテーマを日経独自の視点からカバーし、ワクワクするような新しい価値を朝刊紙面でお届けします」
とか。休日仕様の日経新聞ですか。
この「NIKKEI The STYLE」が入ったため、書評欄は土曜日に移動しています。日経新聞に限らず、書評欄は日曜日の新聞の定番ですが、これの日経新聞はあえて手をつけたわけです。
日経新聞のリニューアル、評判はどうなのかな。
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2016/04/28
ポストに個性的なチラシが入っていました。「新聞購読のすゝめ」という東京新聞の専売所さんのチラシです。
「すすめ」でなく「すゝめ」です。「お子様・お孫様が中学受験、高校受験を控えた親御様へ」とあります。受験には新聞購読が役立つという内容のチラシです。
表面には「なぜ新聞なのか」「時事問題対策に」「国語力を伸ばす!」とポイントが書かれています。
そして、チラシの下には
「本当に新聞が受験に役立つのかしら・・・」という方はぜひ裏面をお読みください。
とあり、裏面をみると・・・・・・。
「新聞購読は本当に受験に役立つの?」についてぎっしり文章が書いてあります。力作です。これだけ熱意のあるチラシは珍しい。新聞専売所の経営がうかがい知れる一枚のチラシです。
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2016/01/17
日経新聞の私の履歴書は小椋佳です。文化人・芸能人の登場は昨年7月の浅丘ルリ子以来でしょうか。長らくの小椋佳ファンとしては楽しく読ませていただいています。昨日は奥様に出会い小椋佳という名前が誕生する福島県の檜原湖畔でのくだりでした。
福島での話は、ご本人もコンサートなどで話されているので有名ですが、これまでに掲載された履歴書ではきいたことのないことが書かれていました。東大でボート部にいたのはご本人が話していましたが、入部して1年も経たずに退部していたこと。一時ダンス部にいたことなどは初めてきく事実。
それ以上に驚いたのは大学時代に知人(とはいっても20歳以上年上)と会社「日米観光」を立ち上げたということ。社長に一人の社員である小椋佳でスタート。小椋佳は
「私は日米観光の事務員であり営業員でありヨーロッパでの経験あるツアーコンダクターでありを装わなくてはならない。よくもあんな出鱈目(でたらめ)ができたと思う」
といってます。すごいな。
会社は1年で社員10名ほどになりましたが、
「私は大学3年生になって引かせてもらった」
そうで、この人逃げ足が早いかもしれません。
私の履歴書、後半ではシンガー小椋佳が登場するでしょう。どんな逸話があるのか。楽しみです。
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2015/11/26
商売のプレスリリースを配信したおかげで、思いもしなかったメディア「週刊ビル経営」から取材を先日受けました。その記事が掲載され、掲載紙を送っていただきました。このメディアはタブロイド判で20ページ立てです。掲載紙が入っている封筒には「全国50万人ビルオーナーのための経営情報誌」とあります。ビルオーナーって全国で50万人いるんですね。
専門誌というか業界紙ですから、どこでも買えるわけではなさそうです。年間購読料は25,000円(税抜)なので、今週号だけ買いたい、といった買い方はたぶんできなさそうです。
この「週刊ビル経営」にどのように掲載されたのか。「レンタルキッチン・トランクルーム 空室が新たな収益源になる」「テナント貸しより収益見込める」という見出しがあります。空き室対策に新たな手法を提示する記事です。記事のリードには
「大手仲介業者の調査では都心オフィスビルの空室率は著しく低下しているが、既存中小ビルは空室に悩まされるケースも多い。そうした中、空室対策として注目が集まってるのがレンタルキッチンとビルイン型のトランクルームだ」
とあります。
そうなんですね。
広く目にとまるメディアではありせんが、この掲載記事をきっかけに商売が広まるといいなと、期待しています。
※掲載記事の紙面イメージはここで。
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2015/11/01
FMはながら聞きなので、特定の局を聞くわけではありません。コンポとカーナビのプリセット一番目に入っているのはinterFM。周波数が一番低い76.1MHzのためです。このinterFMの76.1MHzが昨日いっぱいで停波になりました。新しい周波数 89.7MHzに移行したためです。
89.7MHzでは6月30日から並行して放送されていました。コンポではプリセット1番のinterFMが聞けなくなったので取説をみてプリセットのし直しです。6.1MHz→89.7MHzと大きくなったので、一番が最後のプリセット番号位置になりました。
コンポは簡単にセットできましたが、カーナビはちょっと大変。ケンウッドの純正ナビなのですが、購入時にセット1番にセットされています。これを変更するのは取説を見る限りできそうにない。これまで使っていなかったお好みモードとやらにセットするしか手はなさそうです。
FM局の周波数変更というのは珍しいことで、その影響は小さくありませんでした。
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2015/10/03
駅のスタンドでゲットしてきたまま読んでいなかった「R25]。月刊なのに、2つ溜まっているのに気付き、先々月の「結論はまた来週」を読むと、なんと最終回。どうしたのかなと思いながら、ひょっとしたらと先月下旬に手に入れた最新号を開くと、紙版のR25はなくなるとの告知があります。
フリーペーパーをやめて、WEB版に移行とのこと。ネットで検索すると既に7月に発表されてました。来るべきものがきたという感じ。2004年の創刊時には週刊だったのが、隔週刊になり、さらに月刊になりました。創刊時には手に入れるのが大変だったのが(こんな記事を書いています )、いまはスタンドに残っているのをみます。
R25のWEB移行に、フリーペーパーという媒体が置かれている状況はどうなんだろうと思います。雑誌が売れないのは致し方ないことかもしれません。
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2015/07/05
先週末だったか日経回廊 の2号がポストに入っていました。日経新聞が作っている無料の冊子です。同封されているご挨拶状には「『時空を超える知的贅沢』を通奏テーマに」とあります。「通奏」の意味がわからないのすが、共通のテーマということですか。
第1号は4月下旬の発行だったので、3ヶ月ごとの発刊を目論んでいるのでしょうか。今号の特集は「工芸のあるところ」です。現代における「用の美」を考えるがテーマで、50ページ以上にわたる力の入った企画です。
日経回廊にはWEB版もあります。このサイト、Googleで検索してもでてきません。URLを入力してやっと辿り着きました。キーワードを入力してログインすると美しくデザインされた画面が現れます。
WEB版は冊子に収容仕切れなかったコンテンツもあり、PC版(横書き)、タブレット版(縦書き)が用意されているという充実ぶりです。
日経回廊はどこまで本気なのか。そんなことを思わせる第2号でした。
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2015/05/19
日経新聞の電子版は次々改良されているようです。パソコンで見る電子版もリニューアルしました。大きく変わった印象はないのですが、デザインが白を基調としたシンプルなものになりました。
また、「もっと日経」というアプリが新たに配信されはじめされました。このアプリ一昨日あたりから配信されているようですが、知ったのは朝日新聞の電子版。競業サイトでも報じられているとはちょっと意外です。
その「もっと日経」アプリは紙から電子へ連携させるソフトです。アプリをインストールしたスマホ、タブレットなどで紙面の記事本文にかざす。そうするとスマホ、端末で記事が表示されます。加えてキーワード、関連記事が表示されます。またキーワードに関する記事が過去1年どれくらい取り上げたれたかをグラフで表示。
このアプリの実用度は? まだちょっと使っただけですが、紙版を読んでいて、そのたびにアプリを起動し、端末で記事を表示させる、という行為がまどろっこしい。
面白いのはキーワードのトレンド。たとえば今日の一面トップはスカイマーク再建問題ですが、「スカイマーク」をタップするとこんなグラフになります。これは使いこなせば、有用かもしれません。
日経新聞もいろいろなことを考えているみたいです。
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2015/04/27
昨日、日経の販売店から届けられた「日経回廊」なる冊子。確か昨年の暮れに予告編が来ましたが、いよいよ本格的に始まるようです。95ページの誌面にハードカバーの装丁となかなか豪華な作りです。
奥付には
<「時空を越えた知のぜいたく」をテーマに、今月から2か月に1度お届けする新媒体『日経回廊』の創刊号です>
とあります。
この創刊号とやらの特集は「庭の哲学」。庭といっても、フランスの庭です。かなりレベルの高い知の贅沢です(笑)。特集に加えて、いくつかの連載記事もあります。
この媒体を出す日経新聞の意図は何なのか。広告媒体にしては、創刊号は広告が少ないですし、これからということでしょうか。ちょっと不思議な「日経回廊」です。
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2015/01/20
朝、満員電車の中で新聞を読んでいる人は、ホントに少なくなりました。スマホなどで読んでいるのか、そもそも新聞を読む人が減っているのか、紙の新聞の存在感は低下しています。
中でもスポーツ新聞を読んでいる人はほとんどいません。週末には競馬などギャンブルページに見入っているオジサンはいますが、朝のラッシュ時には珍しい光景です。
職場で昼休みにスポーツ紙を読んでいるオジサマがいます。毎日です。これも珍しい光景です。プロ野球はまだキャンプインしてないし、芸能界の大きなニュースもなさそうだし、どのあたりがおもしろいのかな、なんておせっかいな興味が湧きます。
スポーツ紙の部数はどれくらいか? と思い調べてみると、昨年2014年10月に日本新聞協会が発表したデータ はスポーツ紙全体で約367万部。2000に年には630万部もあったので:かなりの部数減です。一般紙が減っているとではいえ、2000年4740万部から2014年4168万部ですから、スポーツ紙の激減ぶりが明らかです。後10年も経つと、休刊しているスポーツ紙もいくつかあるのでは。そんなことを思わせる恐ろしい数字です。
紙のスポーツ紙に未来はあるのでしょうか。
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2014/12/15
先週末の土曜日だったか、ポストに入っていた書かれた冊子。これは何かと見ると白い表紙に銀文字で「日経回廊」と書かれています。40ページほどのぶ厚いもの。日経に何も注文していないのですが・・・・・・。
冊子を開くとご挨拶があり、
「弊紙は来る2016年、創刊百四十周年を迎えます。長きにわたるご支援とご愛読への感謝を込めて、来春春に発刊予定の新しいメディアへのご招待かたがた、この小冊子をお届け致しました」
とあります。要は新しい雑誌の広告というわけです。
日経は新聞だけでなく、雑誌にも展開しようとしています。冊子をぱらぱらとめくってみても、「新しいメディア」がどんなものなのかはまったくわかりません。日経は何をしようとしているのか。ネットで調べてもまだ情報は見つかりません。
そもそもこの冊子、日経新聞読者すべてに届けられているのでしょうか。だとするとこれだけですごい費用ですが。日経は新しいメディアとやらに本気かもしれません。来春の発刊が楽しみです。
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2014/12/04
ふと思いついて日刊ゲンダイを買ってみました。最近は帰りの電車で日刊ゲンダイ、夕刊フジといった夕刊紙を広げているサラリーマン風なオジサンはほとんど見かけません。オジサン達ももっぱらスマホの画面に見入っています。
日刊ゲンダイを荻窪駅の売店で購入。価格は140円です。手にした日刊ゲンダイは前より薄くなった感じ。もっと厚かったのではと思いながら広げると、総ページは32ページ。タブロイド版なので、通常の新聞であれば16ページ分です。例えば日経新聞の昨日の夕刊は18ページですから、日刊ゲンダイよりもボリュームがあることになります。日経夕刊は駅の売店では70円で買えるので、日刊ゲンダイの1/2ということになります。
昨日の日刊ゲンダイは総選挙の話題。当然ながら自民党批判です。記事の主張は正論ですが、特に目新しかったり、鋭い論調というほどではありません。かといって柔らかい記事もそんなに面白くない。昔の日刊ゲンダイはもっと刺激的だと感じるのは、年をとったせいでしょうか。
ネットで調べると日刊ゲンダイは東京地区では100万部以上の部数があります。そんなに売れているのかな。夕刊紙の現状はちょっと気になります。
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2014/07/08
昨日は新聞休刊日でした。朝、のんびり新聞を読んでいた時は手持ち無沙汰なところがありました。でも最近はデジタル版で読むことが多いので、休刊日の情報の隙間はなくなりました。
日経デジタル版はサービス開始の時から使っていました。しかし家で取っているもう一つの朝日新聞はお試し期間だけで止めていました。購読料プラス1000円のお得な感じがなかったからです。
でも1ヶ月目は無料、2ヶ月目から半年はプラス500円というキャンペーンをやっていて(7月10日までです)、試してみることにしました。なにせ時間がないので、通勤の行き帰りに読むことができるのはメリット。
もっぱらiPadのアプリで読んでますが、予想外に使いやすい。一つのアプリで、Web版の記事(24時刊)と紙面ビューワーの両方で読むことができます。日経デジタル版はアップルアプリでは紙面ビューワーしかありません。Web版はブラウザーで詠むことになり、機能面では朝日のほうが優れています。
また朝日の紙面ビューワーでは、記事中の写真、図表を拡大ができます。これも便利。
デジタル版で読み慣れると、デジタルだけのほうが安いし、これで充分という気にもなります。新聞というメディアのあり方も変わりつつあるようです。
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2014/05/25
仕事をしていると、新聞を読む時間は少ないです。大昔は会社に行ってから、新聞を広げる、なんてことが当たり前でしたが、最近はそんな風潮(習慣)はほとんど無くなりました。満員電車の中で新聞を広げるのもなかなか大変です。
通勤するようになって、朝の電車の中ではタブレットで新聞をよむことが習慣になっています。日経新聞の紙面ビューワーを使って新聞を読みます。紙面ビューワーだと広告も見ることができるので、なかなか便利です。紙の新聞では広告が貴重な情報源です。広告から企業の景気動向もうかがい知ることができます。
日経新聞はいち早く紙面ビューワーアプリを導入しました。これに対して他の全国紙はどうなんだろう。調べて見ると他紙も紙面ビューワーを用意していました。デジタル化に及び腰だった読売新聞も、この4月から紙面ビューワーが用意されました。
販売店からの新聞購読が減る危惧から、日経以外の全国紙は新聞のデジタル化に消極的でした。しかし、いつの間にか時代の流れに適応し、新聞のデジタル化を進めています。オールドなメディアである新聞も少しずつ変わりはじめているのかもしれません。
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2013/09/10
前日の記事で新聞休刊日に配布された読売新聞号外のことを書きましたが、昨日の朝日新聞はいささか変わっていました。いつもの新聞とは違います。
スカイツリーがある東京の俯瞰写真が大きく載っています。これは通常の新聞本紙に、本のカバーにように4ページ分の誌面をかぶせたものです。開くと裏側にはBMWの広告が載っています。表面の1/3もBMWの広告です。
これって宅配だけのバージョンですかね。オリンピック東京招致が決まったらやることにしていた広告連動企画ですか。これを商売上手というか、下手と判断するか、微妙。それにしてもなぜBMW? クルマとしてはあまり興味がないけれど、トヨタ、日産にして欲しかったです。
この広告紙面には大きく「お帰り五輪。夢の炎、熱く熱く」と題された文章が載っています。編集委員の署名原稿ですが、これがつまらん。プロならもう少し情緒のある文章が書けないのか。作家に依頼すればよかったのに。そんなことを思わせてくれる一文です。
これに対して、今日の日経新聞の一面、「しなやかな社会へ歩みを」と題された記事は、いい文章です。これがプロの文章でしょう。今更ですが、文章を書くことは難しいと思いました。
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2013/09/09
東京オリンピック開催という歴史的ニュース。マスメディア特にテレビはしばらくこの話題で持ちきりでしょう。この大事件が伝えられた日は運悪く日曜で、新聞は無し。更に翌日になる今日は新聞休刊日で、朝刊はなし。新聞がオリンピックのことを伝えるのは、今日の夕刊です。何とも間抜け。休刊日変更すればいいのに。
東京開催決定に続き、レスリングが2020年東京大会で残留が決定と、ニュースは続きます。こんなときは、やはりテレビの力を感じます。新聞ではニュースを確認するという感じですか。
新聞が休みながら、今朝ポストに読売新聞が入っていました。東京五輪決定を伝える号外です。うちは読売新聞はとっていないので、サービスです。号外と行っても16ページあるしっかりしたもの(半分は広告ですが)。さすが、部数ナンバーワンを誇る読売新聞。抜け目のない行動です。
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2013/06/30
新聞折り込み広告に時々珍しいものが入ってきます。昨日の朝日新聞には「にこにこ動画」のチラシ広告が入ってきました。あのニコ動です。大きなチラシ広告には「ニコニコプレミアム会員200万人突破 大感謝祭」と大きな文字。ニコ動はほとんど使っていなかったので、久しぶりにサイトへいってみると、コンテンツは拡大していていました。
動画配信では最近は政治領域に力をいれているのはなんとなく感じていましたが、一昨日はネット党首討論を放送していました。安倍首相も登壇し、各党党首による討論会 です。テレビでもこれだけのメンバーが揃っての討論会はやっていないのでは。
また、ニコ動なのに、電子書籍の販売もあります。ニコニコ静画として、配信しています。メインはコミックですが、活字本も扱っています。スポーツではプロ野球全試合を完全生中継しています。しかも無料で見ることができます。映画、ミュージカルもあります。ある意味、マスメディアを凌駕していますね。
古い世代はテレビ画面にこだわっているところがありますが、若い世代はニコ動のようなネット配信で充分なのでしょう。テレビ、新聞だけしか見ていないと、ひょっとすると時代から遅れてしまう、と思わせてくれるニコ動の拡大振りです。
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2013/02/07
首都圏に大雪が降ったとき、予報が出されたときは、テレビニュースでは大々的に報じられます。一昨日からのニュースでもトップニュースで扱われ、台風上陸のような騒ぎでした。結果、北関東エリアでは積雪がありましたが、肝心の都心では積雪はなく、大々的な報道は空振りのようです。
雪国に住んでいたことのある人からみれば、首都圏の大雪報道は過剰だと思うのではないでしょうか。北陸とか東北で暮らしていた体験からは、東京で大雪といっている降雪は、いつものことです。なんでそこまで大騒ぎするのかとも感じます。
今回の大雪報道も首都圏ローカルニュースではなく全国ニュース枠で大々的に報じられていました。HNK朝のニュースではL字に画面が切られ、交通情報が流されるまさに臨戦態勢。しかし、報じられるレポート画面には都内で積雪している光景はありません。なんとも間抜けな映像でした。
公共交通機関ではJRが山手線など主要路線を通常の7割ほどに間引き運行。このため、通勤時には各駅で大混雑となり、入場規制をした駅もありました。JRが運行本数を減らすことは前日に発表されていましたが、当日の天候状況をみても、なぜ強行したのかが、不思議です。私鉄は平常運行しているのに、JRだけ本数を減らす判断は正しいとは思えません。
今回も大雪予報に振り回された東京。いささか滑稽な光景でした。
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2013/02/05
日経新聞の電子版を使い始めてどのくらいたつでしょうか。機能もバージョンアップして、いまのところ快適に使ってます。電子版の使い方は人それぞれでしょうが、私の場合は基本は紙の新聞。紙の一覧性はやはりいい。それに掲載されている広告も有益な情報です。電子版では記事の検索と保存の機能が便利です。それに株価のチャートが見やすく、重宝しています。
日経新聞の電子版は順調なようですが、他の新聞はどうなのでしょう。朝日新聞も有料のデジタル版をはじめてかなり経ちますが、会員数は増えているのかな。その朝日新聞、今月からデジタル版のキャンペーンをやってます。朝日新聞デジタル版は紙の購読者の場合、プラス1000円/月という料金。これを今なら月500円にするというキャンペーンを展開しています。
月500円という料金は高いのか、安いのか。新聞を熱心に読む人ならプラス500円なら安いでしょう。私のように朝日新聞は斜め読みというような読者には、500円でも高いです。朝日新聞に求めているのは、入ってくるチラシの情報も大事という人ですから。
ライバル読売新聞は「読売プレミアム」というデジタルコンテンツのサービスをやっています。サイトによれば「読売新聞購読者を対象に、最新のニュースやこれまでネットで配信していなかった連載記事や人気のコラムを読むことができる会員サービスです」というもの。これは月157円。これくらいの料金なら払ってもいいかもしれません。
朝日新聞デジタルの今後はどうなるのでしょう。興味津々。
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2011/09/04
今日の新聞はどこも野田内閣の支持率の記事を載せています。同じ日にやるのって協定でもしているんですかね。うちは朝日と日経、母親が毎日をとっているのですが、その3紙、どれも支持率が違います。支持率を見ると、日経67%、朝日53%、毎日56%。ネットでみると読売は65%。
日経と朝日の数字がずいぶん違います。読売も高いですが、この65%という数字は、「内閣発足直後の調査(1978年の大平内閣以降)としては5番目に高く」だそうです。67%の日経と53%の朝日の違いは、調査方法の違いでしょうか。調査対象者が違うのかな。日経新聞の読者は、経済に関心が高いので、財政立て直しが期待できる野田首相を強く支持したんでしょうかね(笑)。
日経と朝日では自民党の支持率がかけ離れているもの興味深い。日経は30%(民主党は36%)に対し朝日は17%(民主31%)です。自民党は支持されているのか、そうではないのか。どっちでしょう。
うろ覚えですが、民主党党首選での世論調査委では前原氏が40%くらいと圧倒的で、野田首相はすごく少ない数字でした。それが首相になったら67%の支持率ですからね。世論調査というのはまるまる受け取るはいけませんね。参考程度、というくらいがよさそうです。
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2011/07/17
朝日新聞のデジタル版用のiPhoneのアプリが一昨日、リリースされて、ダウンロードしてみました。アプリは日経新聞と同じく、新聞コンテンツをダウンロードしてから読むシステムになっています。朝日新聞デジタル版は、コンテンツの構成が「24時刊」「朝刊」You刊」の3つに分かれています。そもそもこの3つの区分けがよく分かってません。
いまさらですが、ウエブサイトで調べると、「24時刊」は速報ニュース、「朝刊」は朝刊紙面のデジタル版、「Yiu刊」は夕刊をもじって「あなた(You)の暮らしを豊かにする、全く新しい夕刊」で暮らしまわりの話題、ニュース記事です。電子版独自の構成で記事を配信する日経新聞とは、当然ですが異なったものとなっています。
iPhone版では「24時刊」「朝刊」You刊」それぞれをダウンロードしてから読む、というシステムでいささか面倒です。ダウンロードして開いた画面は、新聞の紙面をそのまま縮小したようなもので、記事タイトルが大きなフォントであり、小さな文字で本文の頭の部分が表示されています。写真も入っていて、紙面を小さいな画面に押し込めた感じです。それぞれの記事をタップすると、大きな文字で記事が開きます。
日経新聞iPhone版のトップは記事タイトルだけの表示です。これと比べてどちらがいいのか。朝日新聞のほうが分かりやすいとは思いますが、おそらくデータ量が多く、ダウンロードに時間がかかるのでは。
ぼちぼち朝日新聞デジタル版、無料期間が終わるはず。有料でも購読するか、迷うところです。
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2011/06/13
新聞休刊日の今朝は、新聞の電子版も配信がありません。日経新聞ではiPhoneとGALAPAGOS用の配信も休刊。しかしニュースは休みではないので、パソコンでのウェブサイトではニュースが更新されています。
紙の新聞と電子版の読み方は違っています。電子版では、ニュースの見出しを見て、興味がわいた記事をクリック、読んでいきます。特にiPhone版、GALAPAGOS版では見出しがずらっと並んでいるので、記事の軽重はほとんどなく扱われています(GALAPAGOS版は新聞各面のトップ記事だけが少しだけ扱いが大きい)。電子端末での新聞はを読むという行為は、なんか機械的に読んでいる感じです。
紙の新聞を読むときは、紙面全体を眺めて、記事の見出しと合わせて、広告も読んでいます。週刊誌の広告、書籍の広告、旅行の広告……。記事を読む箸休めみたいなものでしょうか。記事そのものも編集されているので、当然大きな見出しの記事からベタ記事まであります。とても全部の記事を読む時間はないので、どれを読むかはこちらの判断。
紙と電子版では明らかに読み方が違っています。古い人間だからでしょうが、やはり紙の新聞のほうがいいな。電子版はやはり遊びがないです。デジタルの利便性はいくつもあるのでしょうが、紙にこだわりたい。新聞休刊日に思ったたわいないことでした。
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2011/05/20
一昨日から朝日新聞デジタル版が始まっています。突然聞いた、って感じなんですが、朝日新聞前から言ってましたっけ? 電子版は7月末まで無料なので、とりあえず申し込んでみました。
パソコンでの画面はあっさりしたレイアウトです。これまでの無料サイトのasahi.comが盛りだくさんなサイトであるのに比べて、とてもシンプルなものになっています。コンテンツがあまりたくさんある感じがしないのが、第一印象。
デジタル版は言うまでもなく有料です。宅配で朝日新聞を取っていれば、プラス1000円でデジタル版を読むことができます。デジタル版だけだと3800円。日経新聞と比べると、「プラス1000円」は同じですが、デジタル版のみは日経は4000円ですから、朝日が少し安い。微妙な値段設定かな。
ちょっと疑問なのは、朝日新聞デジタルは、パソコン以外はiPad、アンドロイドのスマートフォンのみの対応です。要はiPhoneには対応していません。日経はiPhone、GALAPAGOSまで対応してます。どうしてなんでしょうね。
朝日新聞の有料デジタル版参入で、新聞とネットの関係に変化がでるのでしょうか。もう一つの大きな新聞は、関係者から聞いたところでは販売店に配慮して、有料化はしないとのこと。さて、朝日新聞デジタルの行方はどうなるのか。興味津々です。
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2011/05/12
マスメディアの危機、特に新聞が厳しい状況にあるアメリカで、ハイパーローカルというメディア活動が行われています。実はハイパーローカルについてまったく知識がなかったのですが、昨日東大で行われた研究会「地域ジャーナリズムの原点?:米ハイパーローカル・メディ アの現状について」に参加して、その内容が少し理解できました。
研究会ではUCバークレー校ジャーナリズム大学院で学位を取得し、ハイパーローカルでの実務経験もあるたジャーナリストの三重綾子さんの実例を盛り込んだお話がありました。アメリカでは休刊、廃刊になる新聞もあり、新聞がないエリアが生じています。それを補完する機能としても、ハイパーローカルというメディア活動が盛んになっているようです。お話の内容から、私はハイパーローカルは地域におけるインターネットでの報道メディアという理解をしました。
研究会には地域の新聞社の方も多く参加されていて、日本の新聞としてもこのテーマに関心が高いことが窺えました。うまく言えないのですが、編集の仕事をしていた経験を踏まえて新聞というメディアをみると、取材から記事を作っていく方法論はかなり特別なもののように感じます。
それはともかく、メディアデザインという研究科にいて、メディアそのものについて(いまさらながら)無知なことに気づきました。ちょっとは勉強しなければいけません(苦笑)。
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2011/01/02
元旦の朝日新聞、さすがに正月とあってほどほどのボリュームがある紙面です。前もって作られていた記事が多いため、あまり真剣には読む気にはなりません。ちょっと面白いのは、3D紙面です。本紙とは別に付いている第5部が3Dです。
年末に新聞と一緒に配られた3Dメガネを使って見ます。これ子供の頃の雑誌についてた付録みたいな簡便なものですよ。我が家は律儀にとってありましたが、多くの人は捨てちゃっているのでは。
さて、この3Dメガネをかけてみると、確かに飛び出してみえます。記事だけでなく、広告も飛び出ます。この3D、どのような方式なんでしょう。メガネをかけないでも、ちゃんとみえるし、メガネをすると3Dだし。どんな方式なんでしょう。
昨年は「3D元年」と言われたんですが、どれほど広がったのでしょうか。私があまり関心がないせいか、あまり盛り上がってない感があるんですが。映画は3Dは広がっているようでうが、TVとかはどうなんでしょう。今年は、地デジ元年なので、3Dも盛り上がるんでしょうか。
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2010/03/31
このところ、kindleを買ったせいか、新聞、テレビの行く末を論じる本を読んでます。先日のNHKテレビ「激震 マスメディア ~テレビ・新聞の未来~」に出演していた佐々木俊尚さんの「2011年 新聞・テレビ消滅」(文春新書) は、すぐそこにあるマスメディアの危機を論じた一冊です。
佐々木さんは私より5歳下で、毎日新聞の記者をつとめた後、アスキーに入り、いまはフリージャーナリストです。この本は昨年の秋に出版されたのですが、今あちこちで論じられている新聞、テレビの危機的状況を、論理立てて書いています。佐々木さんは、2008年にアメリカで新聞の地滑り的な崩壊は、3年後の日本でも起きると予言します。
2011年、テレビが崩壊するという理由は、第一に地上波の完全停止(7月24日)。第二に、情報通信法の施行。この2つによって、テレビはこれまでの垂直統合モデルをはぎ取られ、電波利権は何の意味も持たなくなるといいます。でも、テレビの危機は2011年の論拠はわかりしたが、新聞はなんで2011年に危なくなるのでしょう。それについては書いてません。
このこと、どれほど実現性があるのでしょう。情報通信法、国会でまだ成立してないですよね。見通し、どうなんでしょう。確かに、テレビも不況の影響で厳しいですが、消滅するかなあ(私はNHK以外ほとんどテレビみないので、なくても困らない派です)。ホントに厳しいのは、広告会社ではないかな。
新聞記者出身のジャーナリストらしい論の進め方ではありますが、佐々木さんの予言はどこまで起こりうるのか。1年ちょっともすれば答えは出ます。
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