2024/03/14
豊洲市場の隣りに先月開場した「豊洲 千客万来」 にいってきました。3年前、コロナ禍真っ只中に豊洲市場に撮影にいく、殺伐とした周辺でなにか工事をしていたのを思いだしました。これが千客万来だったのです。 施設は「豊洲場外江戸前市場」と「東京豊洲万葉倶楽部」の2つ。「豊洲場外江戸前市場」は飲食店が展開されるスペースで「東京万葉倶楽部」は高級温泉です。 飲食店が並ぶ場外江戸前市場に入ると、すごく賑わっています。平日なので混雑していて、あちこちに行列ができています。春休みからか若者の姿が目立ちます。多分、インバンドも大きなターゲットでしょうが、そんなに目立ちません。 しかし、飲食店のメニューはインバンド仕様です。高い。6000円超の海鮮丼、1400円の味噌ラーメンとか。円安でインバンドさんには適正価格かもしれない。 また行く気はしないなあ。
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2024/03/10
東京都心に新しいバス東京BRT が走っています。BRTとはバス・ラピッド・トランジット(bus rapid transit, BRT) の略で、 「連節バス、PTPS(公共車両優先システム)、バス専用道、バスレーン等を組み合わせることで、速達性・定時性の確保や輸送能力の増大が可能となる高次の機能を備えたバスシステムです。」(JR東日本のホームページより引用) コロナ禍でオリンピックが延期された2020年から試験運行を開始、虎の門ヒルズから晴海BRTまでのルートで運行開始。このとき乗りましたが乗客はまばらでした。 昨年、虎の門ヒルズから豊洲ミチノテラス(豊洲市場前)、東京テレポートへのルートが開始。そして先月、HARUMI FLAG(選手村)へのルートも開始されました。 先日、新橋から東京テレポート行きに乗りましたが、確かに便利です。国際展示場へいくにはこれまでだとゆりかもめで25分ほどかかりましたがBRTだと15分ほど。料金もゆりかもめ380円に対し、220円です。 東京BRTの目的のひとつが選手村だったマンションHARUMI FLAGのアクセスでしょう。しかし、この程度のバスでは大規模なマンション住民の輸送をできるとは思えません。 東京BRTはどのように発展していくか。興味深いところです。
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2008/10/09
いつの頃からか、家電量販店というものが巨大になったのでしょうか。東京では、繁華街に大型量販店が開店しています。2週間ほど前、渋谷にヤマダ電機がオープンしました。渋谷という街には、これまで意外なことに大型家電量販店がありませんでした(そういえば、その昔は宮路社長の城南電機が宮益坂の上にあり、ビデオデッキを買ったことを思い出しました)。
ヤマダ電機の開店の日、ちょうど渋谷で仕事があったので夕方いってみたら予想通りすごい混雑でした。でも今週いってみたら、嵐の後のなんとかのようで、お客さんは多くはありませんでした。冷静にみてみると、ヤマダの場所はちょっと不便かも。
家電量販店で買うこと、そんなに多くはないんですね。家電はいつの必要なわけはないし、たまにいくくらいですね。商品によっては、ネットで買った方が安いこともあります。ヤマダ、ビック、ヨドバシと、ここまで店舗を拡大して、やっていけるのか。不思議な感じです。
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2008/01/01
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今朝は、思い立って初日の出を見てきました。とはいっても、うちの近くの高台からの眺め。田園調布駅のそばの道から、お日様がよく見えます。愛車のロードスターと記念撮影です。(笑)
PENTAX K10D
初日の出なんて見るのは、何年ぶりでしょう。東京は雲ひとつなく、初日の出が見られました。
今年は、どんな年になることやら。皆様にとって、いい年になりますように。
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2007/11/25
大学の友人からお呼びがかかって、久しぶりに三田ある母校へ行ってきました。ちょうど、今大学祭をやっています。どうしてこの時期にいったかというと、大学生のとき、大学祭の実行委員会に所属していて、大学祭を運営していました。
当事、副委員長をやっていたので、悪友から「大学祭を見学して、後輩を励ますので、来い」とお呼びがかかったわけです。さて、最近の大学祭って昔とはずいぶん様変わりしてますね。模擬店がすごく多い。「コスプレ居酒屋」なんてのもありました(コスプレしてるのはもちろん男子)。ミスコンテストもあります。もちろん、まじめな研究発表や講演会もありますが、全体的にはかなり娯楽系な感じですね。
まあ、こんなこといっているのは、オジサンだけでしょうね。
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2007/09/23
昨日の朝、いつもながらの膨大な新聞折り込みチラシを眺めていたら、THE GARDEN JIYUGAOKAがリニューアルオープンの広告が。うちのそばのスーパーなんですが、そのチラシには、懐かしい写真・・・・。
ちょっと見にくいですが、昔の店舗の写真が載ってます。懐かしいな。このスーパー、今から40年ほど前にはSHELL GARDENって名前の、高級スーパーだったんですよ。紙袋に商品入れてくれました。
建物には、未だSHELL GARDENってサインがあります。
でも、経営がうまくいかなかったのでしょう、いつの間にか西武系になって、店もTHE GARDEN JIYUGAOKAに。今や、このスーパー、都内に何店舗もありますね。成城石井のイメージとダブります。
昨日、店舗に行ってみましたが、リニューアルとあって混雑してました。ここ、お客さん、外車でくるんですよね。それも高そうなやつ。いつもと違った世界でした。
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2007/08/27
昨日、床屋へ。いつもは奥沢駅そばのヘアサロン・ヒラマツに行くんですが、ちょっと浮気心をだして、自由が丘南口の「おしゃれサロン ミナミ」へ。ここ、かなり以前に来たことがある理容店なんですが、お店のひとが全員女性なんですね。朝の9時過ぎにいったのですが、すでに満席! 人気ありますね。 店は2階まであり、椅子はかなりの数があるにもかかわらずです。
受付で、番号札を渡されて、2階の待合席で待ちます。飲み物(コーヒーかお茶)を出してくれます。ただし、禁煙。しばらくして椅子に案内されます。肝心のヘアカットは、ふつうですね。ただ、不思議なのは、どの席でもお客さんと理容師さんが会話していないんです。ふつう、床屋さんだと「朝青龍、どうしたんだろうね」なんて世間話がかわされるものですが、この店ではこれがありません。禁止されているのかな。
ヘアカット4009円は安くはありませんが、まあオジサンは満足です。でも、また行くかはちょっと微妙・・・。
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2007/08/19
昨日はちょっと早めに帰れたので、帰りに自由が丘の雑貨屋をのぞいてみました。気に入っているkarako という店ですが(この店、名取のダイアモンド・シティにもありました)、そこで、店のオリジナルの「扇子がちょっと安くなっていたので、手に入れました。
一昨日、大学の「工芸」のスクーリングで一緒にだった方と帰りに一緒になり、その方が江戸扇子の職人さんところにいった話を聞きました。工芸の科目では、課題のため、工芸品の取材をしなければいけないので、江戸扇子を選ばれたそう。(ちなみに私は江戸切子です。先日職人さんのとこにいってきました)扇子は京扇子が有名ですが、江戸扇子もあります。どのように違うか、浅学な私は、まったくわかりません(苦笑)。
とりあえず、買ってきた扇子は落ち着いたデザインで、いいです。染め物の素敵な袋に入っています。扇子も凝り出すときりがなさそうです。
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2007/07/07
先週に同じく吉祥寺の学校でスクーリング。引き続き本を作る科目で、大苦戦中(これが発熱の原因かな?)授業が終わるのは本来、17時30分ですが、居残りで学校を出たのが、18時過ぎ。吉祥寺の街に課題用の材料を探しにいきました。
そのとき、商店街にある肉屋の「サトウ」では、まだ店頭でなにか売っています。ここ、知る人ぞ知る有名なお店。とくのメンチカツ、コロッケが名物。さすがにもう夕方の6時を過ぎたので、メンチカツは売り切れでしたが、串カツがありました。夕ご飯用にとゲット。
ボリュームがある串カツです。吉祥寺には、そそられる店がたくさんありそうです。
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2007/07/02
昨晩は吉祥寺からの帰りに、有楽町に。新幹線で読む本を漁ったあと、ちょっとばかし時間があったので、ガード下に。平日だと、サラリーマン達で賑わっている一画ですが、日曜の夜とあって、閉まってる店も多い。そんな中、営業している店は。多くのお客さんがいます。
どこも焼き鳥がメインの大衆的な店。そのうちの一軒に紛れこみました。店内は、男性客ばかりか、女性だけのグループや、外人の姿も見られ、日曜の夜とは思えない雰囲気です。
ちなみに、この店、ちょっと変わったキャッシュ・オン・デリバリーのシステム。テーブルの上にざるがあり、そこに適当な金額のお金を置いておきます。注文した品がくると、店の人はそこから料金を取っていきます。勘定の手間がかからず、便利です。
ともあれ、日曜でも賑わう有楽町のガード下は、酒飲みには魅力的な場所です。
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2007/06/30
大学のスクーリングの吉祥寺の街へ。(通信課程の本部がここにあります)ここへ行くのは、久しぶり、2年ほど来ていませんでした。吉祥寺の街は、独特の魅力があります。人も多く商店街も魅力的。驚いたのは、三越と大塚家具がいつの間にいなくって、そこへヨドバシカメラが開店していたこと。
以前来たときは、三越のデパ地下で買い物をして帰ったのですが、いまやヨドバシです。三越と大塚家具は、去年に撤退していました。三越はともかく、大塚家具までいなくなるとはちょっと意外です。
しかし、ヨドバシカメラの勢いはすごいです。私が高校生の頃は、新宿にある小さなカメラ小売店だったのが信じられません。量販店の戦いは、これからも続くのでしょうか。
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2007/05/19
昨晩東京に戻り、家に帰る途中、地下鉄の駅で見つけたフリーマガジンを、パラパラとみていると、これがなかなか面白い。「20ies Right Now」 という冊子で、タイトル通り20代向け。20代の男女800人にアンケートをとった結果で構成されていて、いくつか興味深いものがあります。
まず仕事に関することで、2択。
☆自分に合っているのは
年功序列型 59.9%
成果主義型 40.1%
意外ですね。年功序列型を支持するのが6割。
また、結婚について。
☆何歳までに結婚したい?
30すぎても問題ないでしょ 33.3%
20代のうちに結婚したい 66.7%
これをみると、少子化問題は、少しは明るい?
また、高齢化社会になっていくと
☆納得のいく年金を
まったく期待していない 81.9%
それなりにもらえると思う 18.1%
いまの20代、かなり現実派のような気がします。
20ies Right Now 表紙はしりあがり寿さん
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2007/05/06
大型連休も今日で終わりですね。昨日は、地元自由が丘の街を、久しぶりに散歩してみました。駅前ではなぜかフラのパフォーマンスが。
ちょっと足をのばして、宮本三郎記念美術館へ。現在は「光を浴びる女性達」 を開催中。
自由が丘の街では、Jiyugaoka Sweets! 07 を開催中。ケーキ屋さんはどこも賑わっていました。
老舗「モンブラン」
ここも歴史がある「風月堂」
ナポナの亀屋万年堂総本店。
風月堂でケーキを買ってきました。
あいにくの雨ですが、Jiyugaoka Sweets! 07 は今日までやっています。15店が参加してスタンプラリーをやっています。
いつの間にか、自由が丘はスイーツの街になっていました。
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2007/05/01
昨日は課題と格闘。気がつけば夕方。用事があって、蒲田まで出掛けました。
目的はここ。
ユザワヤの本拠地。画材を購入。その後、街をふらつきます。
ここは、独特の蒲田ワールドです。繁華街で目につくのは、立ち飲み屋。
立ち食いそば屋も安い。かけそば、210円。ここ、以前たまにいきましたが、ほとんど値段がかわっていない。
ちょっと怪しげな蒲田の繁華街です。
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2007/04/30
昨日は子どもの学校の学園祭で、江古田までいってきました。
学校内には、なぜか「太陽の塔」が。ホンモノは、もう37年も前・・・。
こんな冊子をもらいました。四大文明の研究。表紙にはブリューゲルの「バベルの塔」。
学校をでて、さて昼飯は。さすが、学生街。安い180円ラーメン。
でも、やはりここ。昼間から、一杯やっている人たちもいる店。
「豚キムチ定食」(630円)に玉子(50円)をつけて。
久しぶりの江古田。いい街です。
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2007/04/08
きのう、図書館に本を借りにいった帰り道、地元の商店街にある肉屋さんで、お総菜を買ってみました。栃木屋という屋号の小さな肉屋なんですが、ここのお総菜は、注文してから揚げてくれます。ロースカツ、チキンカツ、串カツなどいろいろあります。
迷って、ハムカツとメンチカツを買って帰りました。揚げたてのカツで昼御飯にしました。そういえば、このお肉屋さん、子どものころはよく買いにいったことを思い出しました。(70年の歴史があるらしい)うちの近辺には、揚げたてのお総菜をやっているのは、このお店だけです。ちょっと懐かしい気分です。
ハムカツ84円、メンチカツ126円です。
WEBページ もありました。
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2007/03/26
仙台もようやく春の気配が感じられる気候になってきました。毎朝のジョギングも、寒さが気にならなくなってきました。先日、テレビのニュースをみていたら、ランニングがブームと報じられていました。特の女性ジョガーが増えているらしい。番組曰く、「30年振りのランニングブーム」とか?ほんと?
直接のきっかけは、やはり先日行われた東京マラソンでしょう。批判もありましたが、マラソンというスポーツを身近に感じられるきっかけとした点で、おおいに評価されていいではないでしょうか。
番組で知ったのですが、アシックスが銀座にランニング専門店「アシックスストア銀座」 をオープンさせています。このショップには、シャワー付きロッカールームがあり、ここを拠点にランニングにでられるわけです。軽い感覚のお店ですね。これまで、ジョギング用品を買うのは、私の場合もっぱら「アートスポーツ」 でした。ここは、やはりランニング好きのマニア向け的なお店です。
また、こんな本も出ています。
「ランニング まっぷる東京」です。都内のランニングコースが50掲載されています。マップとコース上にある名所が載ってます。こんな本が出たことは、これまでなかったのでは。
こんなブログもあります。
バージン捨てるぞ。男だけど。
やはりブームかも。
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2007/02/12
東京のうちでとっている新聞に、たまに「自由が丘新聞」というのが折り込みで入ってきます。これ、自由が丘商店街振興会が発行しているもので、自由が丘商店街のニュース、話題がのっているもの。以前は、一色刷りだったのですが、最新号は2色刷りになってました。意外と気になる記事があり、けっこう楽しめます。
最新号のトップ記事は、「ホイップるん パスネット」発売の記事。このホイップるん 、自由が丘のスイーツのキャラクターで、昨年秋から登場しています。パスネットには、かわいく描かれてます。このパスネット、自由が丘駅だけの限定販売。早速かってきました。
今月中旬には、ホイップるんのオリジナルエコバッグも発売されるとか。さて、このかわいいキャラ、はやるかな?
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2007/02/11
銀座には、いくつも無料で楽しめるギャラリーがあります。いわゆる画廊は、かなりの数が銀座に点在しています。そんな小さな画廊はちょっと敷居が高い、という人には、企業が運営しているギャラリーがいいかもしれません、
昨日は、SISEIDO GALLAEY とポーラミュージアム アネックスをみてきました。ともにコスメティックをつくる企業が運営するギャラリーです。SISEIDO GALLEYでは、公募展のシセイドウ アートエッグを受賞した水越香重子さんのビデオとスチル作品。同じオブジェ、人物を動画と静止画の2つの方法での表現が、違ったイメージを与えてくれます。
ポーラミュージアム アネックスでは、写真家・高橋宣之さんの「煌めく水」が開催されています。水の様々な表情を「色」「動」「面」「氷」「波」の5つのテーマで構成。美しい表現です。
また、同じ会場に環境造形作家・大平和正さんの彫刻作品も出展されています。これも、自然を感じさてくれる素敵な作品です。
気軽に楽しめる銀座のギャラリー、おすすめです。
SISEIDO GALLALEY WEB
ポーラミュージアム アネックス WEB
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2007/01/27
昨日、久しぶりに六本木へ。久しぶりに旧防衛庁のあたりにいくと、街の風景が変わっていました。大きなビルがいくつもできています。このあたりを、東京ミッドタウン、とういうらしいです。
この東京ミッドタウンにはサントリー美術館もあります(3月開館)。その他にも21_21DESIGN SIGHTというデザインのためのリサーチセンターもできます。
六本木にいった目的は、国立新美術館。先週21日に開館したばかり。
すごく大きな建物です。六本木のちょっと奥まったところにあります。もっと混んでいるかな、と予想してましたが、人は多くはありませんでした。まだ、宣伝不足でしょうか。ともあれ、六本木はまだまだ変わっていきそうです。
詳しくは
こちら 。
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2006/11/27
実家の近く、東京は自由が丘の街を歩いていたら、とある焼き肉やの看板が目に入りました。焼き肉屋のべこ屋
です。看板に大きく「仙台牛」とあります。
仙台牛ってそんなに有名だったっけ、とちょっと意外。確かに、宮城県のWEBには、仙台牛 が紹介されています。地元にいると、仙台牛を売り物にしたお店には出会ったことはありません。牛タンは有名ですが、これはいまは豪州産のはず。
東京では、地元ではそんなに有名ではないものが、美味しいようにメニューになっていることが、あります。先日いった新宿の「音音」という店。ここ はオサレな和食屋さんなのですが、お品書きに「日本三大もずくの食べ比べ」というのがありました。三大もずくとは、青森、石川、沖縄のもずくです。以前、石川県の金沢に5年ほど住んでいましたが、そんな有名なんて聞いたことはありません。仕事でよく青森にいきますが、もずくが名産、とすすめられたことはないなあ。
東京の人は、地方に名産に弱いのかもしれません。
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2006/11/26
昨日は久しぶりに銀座のギャラリーに出かけてみました。きっかけはアート情報サイト『芸力』 を主催されているsayakaさんに久しぶりにお会いして、いろいろお話をうかがったせいです。この芸力、最近大幅にパワーアップされ、東京周辺のギャラリー、画廊に情報を知るには、大いに役立ちます。
銀座には多くのギャラリー、画廊があります。昨日は出かけたのが遅かったので、6か所ほど見てみました。ギャラリーて、なれない人には入りづらいですよね。場所もビルの中の一室であることも少なくなく、入っていくのに抵抗があったりします。でも、入ってみれば主催者は暖かく迎えてくれます。昨日は2か所でお茶を出してもらいました。とあるところでは「画家さんですが?」なんてきかれたりして(どうみても、ただのおっさんなんですがねぇ)。
ギャラリーでは、思いがけない作品に出会える楽しさがあります。昨日見たなかで、良かったなと感じたのは、奥野淑子さんの木口木版作品。(Oギャラリー UP・S )木版でつくられた黒と白の小さな世界。その精巧さにひきつけられます。(先日、エッシャー展をみたせいで、版画にひっかかります)
奥野さんの作品
ギャラリーを見た後、京橋のブリヂストン美術館に行きました。ギャラリーと美術館でのアート鑑賞、展示されている作品の完成度は違うかもしれませんが、アートをみる姿勢は変わりません。時間をつくって、ギャラリーにも足を運ばねば、と感じた週末でした。
☆久しぶりに別館 を更新しました。
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2006/10/07
今日から三連休なので、昨晩東京に戻ってきました。東京駅から、丸ノ内線に乗り換え。この地下鉄、駅でいつの何種類ものフリーペーパーが置いてあります。電車に乗ると、雑誌や本など活字がないと落ち着かない私は、つい手にしてしまいます。
特に、「METRO NEWS」は、山田優をキャラクターにして、なかなか楽しい内容で、毎月(月刊です)楽しみにしてます。このメトロニュース、確か私が中学の頃からあったような記憶があるのですが。そうだとしたら、何十年の歴史ですね。
活字に困らない、東京地下鉄沿線です。
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2006/07/09
初夏の風物詩、東京・入谷の朝顔市にいってきました。ほんと、久しぶりです。土曜日の午後とういこともあって、とても賑わっていました。入谷の道沿いにずらっと朝顔の店が並びます。その反対側に露店があり、楽しい気分になります。
しかし、朝顔を買うのは難しいです。どの鉢も、ほとんど花は開いておらず、つぼみのまま。どの鉢が、いい朝顔か、なかなか判断できません。いつも、カンで買ってしまいます。
ともあれ、朝顔市で久しぶりに手に入れた朝顔。この夏、どんな花を咲かしてくれるか、ちょっと楽しみです。
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2006/06/03
昨夜、東京に戻ってきました。帰宅途中、有楽町の駅でふらふらと立ち食いそばの店に。ここ、かなり前から駅のそばにある「後楽そば」は、再開発のせいで、ガード下に移転。もう何年も入っていないのを思い出しました。 「コロッケそば」を見つけ、注文。
コロッケそば340円。ネギがいれ放題なんで大盛(?)
冷静に味わうと、やはりちょっと変な感じ。独特の味わいですね。仙台の立ち食いそばにはあったかな? 最近のおオサレな立ち食いそば屋では、あまり見かけなくなったコロッケそばは、ちょっと新鮮でした。
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2006/03/11
昨晩は中学・高校のときの友人と、久しぶりに再会。彼は、エビスビールをつくっているビール屋さんに勤務しているので、当然飲み。基本的に国産ビールは、サッポロビール以外は飲めない(飲まない)ので、一軒目はエビス生がある渋谷の沖縄料理の店へ。
二軒目に彼が案内してくれたのは、EUROPEAN BEER CAFE のBELGO というお店。EUROPEAN BEER ながら、中心はベルギービール。独特の美味しさといわれるベルギービールですが、あまり飲む機会がありません。まずは、アイルランドのギネスを味わったあと、有名なホワイトビールの ヒューガルデン を頼んでみました。
薄い黄色のビール。泡がなんともクリーミーです。ビールそのものも、カクテルに近い味わい。
このヒューガルデンですが、370mlで700円と、ちょっといいお値段。また、店内にある冷蔵庫には、ベルギービールが数多く揃っているのですが、これが小瓶で一本1000円をこえるものが大半。でも、店内は若者を中心に、超満員です。女性も多い。
贅沢なビールを堪能しました。
BELGO WEB
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2006/02/27
竹橋の近代美術館で須田国太郎をみたあと、閉館間際に常設展を駆け足でみて、館をでたのが5時。日も長くなり、まだ明るいです。ぶらぶら歩いて、神保町へ。この古本屋街には、なかなかくる機会がありません。ほんとは一日がかりで、じっくり本屋巡りをしたいのですが。
古本屋をちょっとのぞいたあと、万年筆のお店「金ペン堂」へ。小さい店ですが、みていて楽しいですね。実は昨年末から、万年筆が欲しいなと思っているんですが、「あまり使わないから、もったいないか」と、買いそびれています。金ペン堂で、ショーウインドウに並んでいる万年筆をみていたら、思わず衝動買いしそうになりましたが、なんとか我慢。
日も暮れてきたので、ちょっと一杯の気分。久しぶりにビヤホール「ランチョン」に入ってみました。この店、明治42年開業とか。老舗ですね。窓際の席に座って、薄暮の街を眺めながらの、黒生ビール。快適です。
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2006/01/23
国分寺あたりまで出かけた帰り(実は、大学の試験です)、思いつき、荻窪で途中下車。目的は駅前の焼鳥屋さん「鳥もと」 です。地元に住む酒飲みな人はよくご存じでしょうが、有名なる焼鳥屋。店内には、カウンター(席あり)、立ち飲み、そしてビールケースをかさねた上に、テーブル板を渡しただけのテーブル席があります。辿り着いたのは夕方5時頃、混雑する店内で案内された(?)のは、ビールケース席です。
席はこんなでも、煮込み、焼き鳥は絶品でした。久々に、活気のある店に行った気がしました。いいですね、荻窪の街。
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2006/01/22
昨日の東京は、久しぶりの「大雪」でした。朝から一日中降っていたので、結構積もりました。でも、気温がそんいに低くないので、路面はべちゃべちゃ。ニュースによると、この雪でけがをした人は、200人以上とか。休みの人が多い土曜日で幸いでした。平日だったら、もっと大混乱だったかもしれません。こんな日は、できればでかけないに限ります。センター試験初日だったので、受験生は大変だったでしょう。
NHKの夜のニュースでもトップでの扱いです。いつも不思議に思うのですが、東京に雪が降ると、テレビのニュースは大事件扱いですよね。他の地域では、今年の冬のようにかなりのの大雪ではないかぎり、ニュースにはならないのに。やはり、首都圏には人が多いせいでしょうか。たかが雪、と思っているのは、私ぐらいでしょう(笑)。北陸、東北と暮らしたせいで、ちょっとの雪では、驚かなくなってしまいました。
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2006/01/08
この連休は、東京に帰ってきました。大学の課題で、調べたいことがあり東京芸術大の附属図書館にいってみました。国立大学の図書館は、一般の人でも利用ができます。調べたい内容が「火鉢の歴史」とちょっと特殊なこと(笑)で、資料図書を探しにいったわけです。
上野の東京芸大構内に附属図書館があります。利用手続きは簡単です。受付カウンターで住所、名前を書くだけで、身分証明書の提示も求められませんでした。カウンターで対応してくれた女性は「どんな資料をお探しですか?」ときいてくれて、親切。
館内には、美術、音楽分野に絞られた蔵書が揃っています。この図書館のいいところは、かなりの点数の書籍が開架で探せること。開架部分の書籍冊数は先日いった武蔵美の図書館より多い印象です。かなり貴重と思える本もあり、美術資料図書館としての価値は高そうです。一般の人は、館外貸出はできませんが、コピーはとれます。
幸い、資料がいくつか見つかりました。この図書館、美術ファンならよく知っている大学美術館の向かい側にあります。展覧会鑑賞の前に、下調べ、という使い方もできそうです。
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2006/01/05
うちの会社は、今日が仕事始め。昨日の夜、東京から仙台へ。お節にも飽きたので、家族と銀座にでも出ようと思ったのですが、息子が部活と塾で外出。残念ながら、夕方ひとりで東京駅に。あらかじめ買ってあった新幹線が19時ちょっと前のものだったので、腹ごしらえに銀座で途中下車。ふと思い立って、以前よくいった数寄屋橋の「支那麺 はしご」にいってみました。久し振りです。
ここ「支那麺」と名乗ってますが、おすすめは担々麺です。メニューをみると、担々麺は「普通、中辛、大辛」が選べます。前は、辛さ選べたかな?中辛を選んでみました。
酸味がきいた独特の味に細麺は、相変わらずの美味しさです。中辛といってもそんなに辛く感じません。
寒い夜に、体が温まる一杯です。
☆「支那麺 はしご」 銀座・数寄屋橋の東芝ビルの地下です。
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2005/12/03
東京の実家では、朝日新聞をとっていますが、毎日の折り込みチラシが膨大です。特に土曜日の朝刊はすごい量。数えてみたら68枚、重さを量ってみたら、750グラムもありました。いや〜、新聞配達の人は大変でしょうね。
チラシの内容は、多種多彩。住宅、家電量販、クルマ、インターネット関連、スーパーマーケット、ケータイ、眼鏡・・・。うちからはいくのに小一時間はかかる東京ドームシティの小冊子(クリスマス特集)まで入っています。これをみると、東京の景気は回復してるのかな、とも思えます。仙台では、家でとっているのが日経新聞のせいか、折り込みチラシも毎日2,3枚。寂しいです。
チラシ、みるの結構好きなので、実家の帰った時の、ちょっとした楽しみになってます。
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2005/12/02
昨日は東京で仕事。途中、有楽町を通りかかったら「宝くじ売り場」が盛り上がっていました。恒例の『年末ジャンボ宝くじ』ですね。お姉さんがアナウンスで購入をアナウンス。ちょっと妙なキャラの人間看板(?)も登場です。
思わず、買ってしまいました。
仙台にいると、宝くじ売り場も目立ちません。東京のように行列をつくって買う、という光景にもあうこともないですね。会社のそばにも売る場があるのですが、ひっそりしています。所さんポスターは貼ってあるのですが、盛り上がりはあまり感じられませんんね。まあ、たかが宝くじで盛り上がっているのは、東京くらいかもしれません。
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2005/09/26
久しぶりに竹橋の国立近代美術館へ。企画展の「アジアのキュビズム」 をみてきました。テーマがキュビズム+アジアなので、さすがに観覧者はそんな多くはなく、ゆったりとみられました。キュビズム、というとピカソとブラックがその創始者。作品としてはピカソの「アビニョンの娘たち」がキュビズムを表現した最初の作品、くらいの知識しか持ち合わせていません。 この美術展では、アジア11ヵ国(中国、インド、インドネシア、日本、韓国、シンガポール、マレーシア、スリランカ、フィリピン、タイ、ベトナム)からキュビズムをテーマに作品が展示され、出展数は約120点。 展示も、国別ではなく美術史の観点からテーマを設定し、展示されています。テーマは「1.テーブルの上の実験」、「2.キュビスムと近代性」、「3.身体」、「4.キュビスムと国土(ネイション)」の4つ。
会場の冒頭にピカソ、ブラックのキュビズム作品があり、キュビズムの世界へと導いてくれます。キュビズムは、素人が勝手にいってしまうと、ちょっとわかりにくい表現方式。具象画でもあり、抽象画でもあり、って感じです。(時系列的には、抽象画の誕生前の運動ですね) ということで、堅苦しくみないで、単純に面白い、刺激的?な観点で、作品をみてみました。テーマとしてやはり興味深くみたのは「身体」。キュビズムの表現方法での人物、特に女性像は印象に残る作品が多かったです。例えば、フォービズムの画家の印象があった
萬鉄五郎の「もたれて立つ人」は、キュビズムの手法+フォービズムの色彩で、心にひっかっかりました。(右の写真)
会場にピカソの言葉がありました。
私たちは芸術によって、自然とは別なものに対する私たちの根拠を表現する。
ちょっと難しいなあ。要は自分の中にいる自然を表現する、ってことですか。ピカソは生涯数多くの自画像を描いた人ですが、キュビズム運動に染まっていた時期には、一枚も自画像を描かなかったそう。なぜでしょう。
キュビズム、かなり奥が深いです。もっと勉強して再訪しなければ、と思いました。
ともあれ、これだけの作品が見られて、入場料650円はお得です(私は大学生なので350円!)。この美術展、アジア各国の美術、およびその近代化を知るためには、とてもいい企画。よく練られ、充実した展覧会だなと感じました。
余談ですが。
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2005/09/05
渋谷の雑踏から歩くこと15分、渋谷区立松濤美術館で「ドラマとポエジーの画家 和田義彦」 展をみてきました。この美術館は、所蔵品を持たず、企画展のみを行っています。和田義彦は渋谷区在住の現役の画家。私は初めてみさせてもらいました。美術展のサブタイトル「ドラマとポエジーの画家」、なんとも見にいきたくなる素晴らしい表現です。
会場の入り口の紹介文の中に、和田の言葉がこうあります。
「変化し続けることが最も重要」
この企画展では和田の最新作とあわせ、1990年代の作品も展示されています。
展示室に入ると、まず目に入ってくるのは「食べる人」と題された最近の連作。外人の男女が、スパゲッティとかを食べているところを描いた作品。檜にテンペラ、油彩で描かれており、檜の木目と描かれた絵が、妙な調和を生んでいます。
その後ろにある2004年の大作「神戸」。中央に描かれている女性は、聖母なのでしょうか。宗教的な印象をうける、迫力がある作品です。
これらの作品に比べると、1992年に描かれた「Rossi夫妻の宴」は、明らかに作風が違います。スパゲッティを食べる男、男のような横顔のウエイトレス、それにうつろな表情でベッドの腰掛ける裸の女。シュルレアリスム的作品といっていいのでしょうか。幻想的な作品です。
和田の作品は、空想世界から描き出されたように感じるものが多いです。単に表現主義やシュルレアリスムの範疇に分類できない作品世界。
作品をみていて感じることは、その線と面、そして色の調和の織りなす表現の豊かさ。無意味に描かれたようにみえる線が、意味があり、主張しています。色は、赤、緑が印象的に使われています。
和田義彦の絵画世界を堪能できる、素敵な美術展だと思います。
この作品はいいです。「赤い部屋」
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2005/07/31
西洋美術館で、ドレスデンコレクションを満喫したあと、アメ横をぶらぶら。アートな上野の森と、アメ横の雑踏のアンバランスがちょっと不思議です。アメ横を抜け、御徒町へ。目指すは、ガード下の立ち飲み屋「味の笛」 。この立ち飲み屋によるのは何年ぶりかな。そんなに昔からある店ではないですが、すでに老舗の風格。自動ドアではない、手動の戸をあけ店内にはいると、すでの8割の席(立ち飲みに席はないか)が埋まっている。まだ、平日の五時半すぎです。
この店、売りは安さと、料理の豊富さ。ビールは一杯250円。お酒も豊富です。まずは定番、生ビール、煮込み、焼き鳥。
これで締めて850円なり。ビールはプラコップ、煮込み、焼き鳥は使い捨て皿に盛られているのが、なかなか・・・。
店内はすべて男性のお客さんです。それも、若者は皆無、オジサンワールド。いやいや、幸福なる立ち飲み屋さんです。
☆味の笛ファンにトラックバックさせてもらいます。
味の笛 :台東区上野5-27-5
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2005/07/19
「疲れてます〜ね、こってますよ」。そうなんです、最近ちょっと疲れ絵気味?連休明け、今日から仕事です。その前に、リフレッシュをしに、昨日実家のそばでマッサージにいってきました。指圧、マッサージって、結構高いな、って思いませんか?最近は「てもみん」みたいなおしゃれなマッサージも増えてますが、マッサージ料金は、50〜60分で5000円くらいが多い。これだと、そう気軽にはいけないな。
きのうは、自由が丘で60分3800円、夜の6時までだと3600円のところを発見。おまけにここ、キャンペーンタイムとかで午後1時までは60分3000円。これは安いですね。早速予約して、いってきました。決して、安いからといってマッサージの質は悪くなかったです。
マッサージも価格破壊がくるのでしょうか?期待したいです。
ちなみにこの店は:冨喜クラブ 03-3725-3358です。
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2005/07/16
昨日、休みをとって「東京ディズニーシー」に遊びに。ディズニーランドに最後にいったのが、かれこれ10年前。久しぶりに舞浜エリアに。いや、変わってましたね。いろいろなものができています。ホテルとかでしょうか。
ディズニーシーは、3連休前の平日で、すいてました。ランドとは違った考えでパークがつくられています。アトラクションも多くなく、ゆっくり楽しめます。内容も、大人向けのものもあり、ランドとの違いを感じます。たとえば、シアターでみる「アンコール!」は、楽しいミュージカルのレビューです。
建物の装飾も、どんな様式なのかと考えるとちょっと不思議。いいかげんなのか、実はある時代様式にそっているのか、なんともいえない感じです。館内の絵も、おもしろい。
「ケープコッド・クックオフ」というハンバーガーの店にあった壁画(?)は、独特な雰囲気の絵。
おすすめアトラクションは「インディジョーンズ・アドベンチャー」かな。ちょっとこわいけど。オジサンも楽しめたディズニーシーでした。
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2005/07/15
仕事があって、昨日から東京に来ています。普段は仙台で暮らしているので、東京の街に来ると、気付かされることがあります。そのひとつに、東京で電車に乗ると、携帯使っている人が目立つこと。仙台ではほとんど電車に乗らないので、気づかないないのですが、携帯の画面をみて、なにかやっている人が、ほんとに多い。メールしたり、ゲームだったりするんでしょうね。
あと、平気で電話しているのもいます。ルール違反なことはもちろんですが、他人に自分の会話きかせちゃって、恥ずかしくないのかな、と思うのです。
ほんの10年前には携帯メールありませんでしたよね。その時代、電車の中では何していたんだろう、と想像したりします。今の時代、便利になった反面、なにか無駄なものを消費している気がします。
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2005/06/28
先週末、東京・青山のワタリウム美術館で「岡倉天心展−日本文化と世界戦略」 をみてきました。招待券を持っていたのですが、なかなか行けず、最終日の17時過ぎに、駆け込みで入りました。ワタリウム美術館は、久しぶりです。会場は、最終日のせいか、混雑していました。意外だったのは、若い人に混じって、中年以上とおぼしき方が多かったこと。岡倉天心=お茶のイメージのせいでしょうか。
この展覧会は、岡倉天心の作品、書簡などの資料や、ゆかりがあった人の発言などの周辺資料で、岡倉天心の生涯を辿ろうというもの。「世界戦略」とは大仰な題ですが、それほどの展示内容とは、残念ながら思えませんでした。
ただ、驚いたのは岡倉天心の若い頃のキャリア。13歳で東京大学(当時東京開成学校)に入り、18歳で卒業し、現在の文科省に入る。その後、日本美術学校(現東京芸術大学)の創立にかかわり、28歳で校長を務めたという。なんとも早熟な天才だったんですね。
ワタリウム美術館は講座、ワークショップを数多く開催していて、かなり魅力的なものもいくつかありました。美術館としてはちょっと狭いスペースですが、目が離せない館のようです。
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2005/06/21
一昨日、東京に帰った際、父の日ということもあり、墓参りに。お墓が青山にあるので、帰りに根津美術館 に寄ってみました。できれば、朝鮮・高麗の青磁をみたかったのですが、展示されておらず、ついでといってはなんですが、企画展「唐物茶入」 を観覧。
茶入は、茶の湯で濃茶を入れる陶製の小壷のこと。このことすら、浅学な私は初めてしりました。中国から入ってきた小壷は、どうやら茶入とは別の用途だったようですが、日本では唐物茶入として、江戸時代までは茶道具のなかでは最も尊重されたもの。
茶入れは、その形態のよっていろいろな名称がついているのが、私には面白く感じました。「大海」、「茄子」、「文淋」、「肩衝」、「瓢箪」、「鶴首」、「笹耳」など、どれも茶入れの形態が想像できる情緒ある名称。館内は、着物をきたご婦人が、熱心に見入っているなど、女性の方が多く、賑わっていました。
根津美術館にいったのは、ほんと久しぶり。都会の喧噪の中、爽やかなひとときを過ごせました。
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2005/06/19
今週も週末東京に戻りました。調べたいことがあり、上野の東京国立博物館の東洋館に出掛けました。帰りは上野駅の雑踏をさけて、鶯谷駅に。駅周辺は、なかなな雰囲気。庶民的というか、ちょっとディープというか。
この一画に、店頭に人が集まっている店がありました。「もつ焼き さゝのや」との看板。みなさん、楽しそうに焼き鳥をほおばっています。ウーロン杯とか、お酒とかも注文できるみたい。究極の立ち飲みです。まだ午後の4時ころなんですが、すでに大賑わいです。
この店、奥にはテーブル席もちゃんとあるのですが、何故か店頭の立ち飲みが賑わってます。男性だけでなく、女性の姿も。焼き鳥は1本70円と安いことが、人気の秘密でしょうか。鶯谷、なかなか奥が深そうです。
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2005/06/12
東京都の区立美術館といえば、まずは世田谷美術館を思い出す方も多いのでは。でも、目黒区立美術館(目黒区美術館)もちょっと地味ながら、充実した活動を行っています。いま、「目黒美術館コレクション展」が開催されています。この企画では、近年新たにコレクションに加わった作品を中心として、過去23年に渡り収集された作品のうち、寄贈のものを中心に展示。これらの作品は、なかなか見応えがあります。
私が特に気になったのは藤田嗣治のシャーマンコレクション。陶器とか、木で制作した人形があり、藤田がこんなものをつくっているのか、と新鮮でした。また、同じく藤田の「動物群」は動物がアンバランスな構図で描かれ、油彩ながら日本画に思える画風の作品。
岡田謙三の「銀」は、シンプルながらキャンバスに描かれた形と色、配置に引きこまれる作品。
今回出展されたのは80点ほどですが、目黒区美術館所蔵の作品の充実度を知るには、とてもいい企画展だと思います。
※写真は高野二三男「人形を持ったパリジェンヌ」
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2005/06/11
昨日は用事があり、東京の吉祥寺へ。夕方、雨が降る中、駅前の「ハモニカ横丁」 に潜入しました。ハモニカ横丁は、狭い路地にたくさんの店がある、昔ながらの横丁。いろんな店がごちゃごちゃとあります。でも、なんでハモニカなんだろう。ハモニカといえば小沢昭一 さんの歌を思い出してしまう私ですが。古いですね。 この横丁の一画に「ハモニカキッチン」 という立ち飲みスペースのある店を発見。思わず立ち寄ってしまいました。店頭は7,8人も入ればいっぱい、の狭さ。早速、ビールと、煮込み、枝豆を注文。
メニューは豊富。焼鳥、冷や奴の定番から、チーズ、生ハムといった洋風ものや、ピザのような本格的な料理まで多彩です。お酒もワインや焼酎、リキュール類まで、いろいろあります。 立ち飲み屋らしからぬ、おしゃれなお店です。また、寄ってみたい一軒。
☆ハモニカキッチンで楽しんだブログにTBさせていただきます。
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2005/05/29
先日東京の損保ジャパン美術館で「魅惑の17世紀-19世紀フランス絵画展」 を見てきました。この美術館を訪れるのは久しぶりです。あいにくゴッホの「ひまわり」は外出中でしたが。 さて肝心の絵画展ですが、美術史がまったく頭にはいっていない私にとっては、会場ではオーソドックスな作品群を丹念にみていくことにしました。印象に残った作品いくつかにふれてみます。 ジョセフ=マリ・ヴィアンの「決して愛さないことを誓うふたりの若きギリシャ娘」 は、そのタイトルの不思議さのとおり、描かれた二人の娘と、そばでひざまずく男、という構図が、絵の中に幻想的と感じられる世界をつくっています。ジャン=パティスト・グルーズの「両手を組み合わせた少女」 は、精緻に描かれた少女の美しさに見とれてしまいました。 フレデリック・バジールの作品は、描かれた人物だれもが、独特の存在感を感じます。特に「草の上に横たわる少年」 は、少年の裸像と不安定な構図に魅せられました。
会場でいいものを見つけました。この企画展のためにつくられたジュニア版のブックレットです。この企画展の目玉はギュスターヴ・クールベの「こんにちはクールベさん!」 ですが、このブックレットの冒頭にはこう説明してあります。
この絵を見て、みなさんはどんな印象を持ちましたか?100年以上前、この絵を見た人たちはとてもおどろきました。なかには美しくない悪い絵だと考えた人もいました。どうしてそんなにおどろいたのでしょう。そのなぞをとくために、クールベがこの絵を描くまでのフランスの歴史をたどってみましょう。
作品が描かれた時代の歴史と絵画様式がわかりやすく説明されてます。素人美術愛好家の私には、ほんと親切な一冊です。まずこのブックレットを読んでから、作品をみればよかったと思いました。こんな企画は、ほかの美術展でもぜひやって欲しいものです。
☆この美術展をご覧になった方のいくつかのブログにTBさせていただきます。
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2005/05/28
。 昨日、用事があって東京の新宿に。昼時、食事をするとこを探していたら目についたのが「新宿 ねぎし」 。 この店は牛タンが名物の。昼に牛タン定食を食べたことを思い出しました。しかし、店頭のランチメニューには牛タンがありません「豚ロース焼き定食」、「牛グリル麦とろ定食」とか「豚旨辛焼き定食」 など、前はあったはずの牛タン+麦とろのメニューが消えていました。
豚を使ったメニューが増え、ちょっと牛タンが売りの店らしくない感じ。やはり牛タンの原価が高騰しているのが原因なのでしょうね。メニューの構成も、かなり工夫がされています。店のWEB によると、通常のメニューには牛タン炭火焼き定食があるようですが、価格は1680円 もします。牛タンは、いまや高級商品になってしまったのですね。
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2005/04/25
この春、美術ファンにとっては、ゴッホ展と並び注目の「ジュルジュ・ド・ラ・トゥール−光と闇の世界」展 を、先週末見てきました。神秘の画家ともいわれるラ・トゥール、初めての鑑賞です。ラ・トゥールをまったく知らない素人美術愛好家は、事前に『芸術新潮』をざっと読んでいきました。しかし、なかなか手強かったです。
会場にはいると、まず「キリストと十二使徒」の連作。微細まで丁寧に描かれた作品ですが、この連作を理解するには、キリスト教の思想、知識が必要なことを実感しました。
現存するラ・トゥール作品の多くは蝋燭やランプに光に照らされた人物を描いた「夜の情景」と称される作品群です。展示されている中で、私は「書物のあるマグダラのマリア」がもっとも印象的でした。長い髪の聖女が、テーブルの上に置かれた頭蓋骨と対峙する姿から、闇と光の静寂が伝わってきます。図録では「全裸に近いにもかかわらず、ほとんど官能性を感じさせない」とありますが、私はこの作品に深い官能の世界を感じました。
展覧会の最後のゾーンには、ラ・トゥール展の白眉ともいえる「ダイヤのエースを持ついかさま師」が展示。この作品は、「夜の情景」に対し「昼の情景」に区分けされるもの。同じアーティストが描いたとは思えない、ダイナミックな作品。描かれた人物の表情、衣装、そして絵画をつくる構図に、見ているとぐんぐん引きこまれていきます。同じ「昼の情景」の作品で、『芸術新潮』に掲載されている「女占い師」は、もっと濃い作品で、実作を見たくなります。
ともあれ、現存する真作が41点しかなく、このラ・トゥール展にはその半分がきているとのこと。その希少性からも、見逃せない展覧会といえそうです。
☆勉強させてもらったラ・トゥール展のブログにTBさせていただきます。
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2005/04/17
大混雑の「ゴッホ展」を見終わって、会場をでるとグッズコーナーが。かなりのスペースがとられていて、いろんなゴッホグッズが。定番のポスター、絵葉書、ノートなどから、トランプ、コースター、トートバッグまで。果ては「ゴッホのドライバー」やお菓子のマドレーヌまで。さらに、こんなものが。
「ひまわりの種」 と「金太郎飴」 ですね。金太郎飴は、ひまわり とゴッホのG が断面に。 平日にこれほど混雑している美術展も初めて。また、これだけの種類の美術展グッズをみたのは、初めてでした。これほど大勢の人がみにいくゴッホは、やはりわかりやすいアーティストなのでしょう。また、マスコミなどでの宣伝も、大きく貢献してるかもしれません。ただ、思うのは、運営が難しくなっている地方美術館が多い中、ゴッホ展に足を運んだ人が、他の地味でも内容は充実している展覧会(たとえば目黒美術館の川村清雄展は、そうだったと思います)を見にいってくれるといいと思いました。
美術展を見にいくと、
1.多くの人がいく有名アーティストの展覧会→来場者は全般的におじさん、おばさんが多い。2.一部のアート好きがいく展覧会→来場者は若い層が多い。このように2極化していると感じます。このような現象、日本だけなんでしょうか。ちょっと考えさせられました。
☆ゴッホグッズにふれたブログにTBさせてもらいます。
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2005/04/16
国立近代美術館で、「ゴッホ展」 をみてきました。休みをとって平日にいったのですが、ものすごい混雑でしたね。10年ほどの画家としての短い活動、『生涯で一枚しか絵が売れなかった』というエピソード、ゴーギャンとの事件と、日本人にとってゴッホは好みの画家なんでしょう。この美術展は、ゴッホの作品約30点と、ミレー、セザンヌ、モネ、ゴーギャンなど関連作家や、ゴッホが傾倒したといわれる浮世絵も展示され、ゴッホの生涯を俯瞰できる構成となっています。 このところ、デュシャン、瀧口修造、アルプ、タピエスとシュルレアリスム系の美術展をみていたせいか、ゴッホの作品をみていると、なんとも分かり易さを感じます。とはいっても、感性で作品が出来上がっていたわけでなく、作品を描く過程は、綿密な理論をもとに構築されていたことを、先日のNHK『新日曜美術館』で取り上げていました。27歳で画家を志す、というアーティストとしては遅いスタートのせいか、理論だてられた作品制作だったようです。 また、10年ほどの短い時間の中で、画風が変わっていく様も、興味深いです。『新日曜美術館』で作詞家のなかにし礼さんが「ゴッホが、ゴッホになっていく」と、さすがうまい表現をされていました。
いちばん気になった作品は「花魁」。浮世絵を模写した作品。木綿を貼った紙に油彩で描かれていて、キャンバスとは違った油絵の具の色の発色が、花魁の怪しさを浮き立たせています。 「子守(ルーラン夫人の肖像)」には、圧倒的な存在感を感じます。ルーラン夫人の固い表情、キャンバス全体で使われている緑色、夫人の背景の花。絵から離れなくなるような感覚になりました。 また、死の直前に描かれた「ドービニーの庭」。色合いといい、筆遣いといい、見ていると心やすらぐ作品でした。 展覧会の目玉、「夜のカフェテラス」は思ったより小さい作品だなと感じます。しかし、作品としての完成度は高いと思いました。
気軽に楽しみたい美術展ですが、ちょっと混みすぎでした。
☆共感したゴッホ展のブログいくつかに、TBさせていただきます。
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2005/04/03
2週間ぶりに東京に戻り、久しぶりに北品川の原美術館 にいってきました。多分、ここを前に訪れたのは、10年以上前。館内には奈良美智の作品:My Drawing Roomが展示されてるなど、変わっていました。五反田の駅から、歩いて20分ほど、静かな住宅街の一画にある小さい美術館は、相変わらずの佇まい。 ここで開催されている「タピエス−スペインの巨人 熱き絵画の挑戦」 をみてきました。同郷のピカソ、ミロの精神を継承した芸術家。瀧口修造とも交流があり「瀧口修造:夢の漂流物」にも作品が出展されていました。タピエスの比較的初期のから最近の作品まで、30点ほどが展示。
タピエスの作品をみていくと、「何かを突きつけられて」いるような感覚になってきました。こころがざわざわするような、変な感覚。「白のレリーフ」はカンバスにミクストメディアでつくられた作品。おそらく油彩で一面塗られたところにに、隆起した部分や、ひび割れが入り込み、みていると自分の心の襞をみせられているような気分になりました。 板+ミクストメディアでつくられた「十字とR」。石、落ち葉などを彩色された板の上に展開する作品は、何故か、みているうち落ち着かない気持ちになってきました。 いちばん気に入ったのは、2階への階段のところに展示してあった「天秤」。白地に、黒で大胆に描かれた天秤を思わせるもの。白の空間にひかれる作品です。
場所柄か、来場者は若い女性が目立ちました。出展作品は少なめですが、タピエスの才気を感じるには充分な美術展です。
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2005/03/09
この前の週末、東京で「榎倉康二展」 (東京都現代美術館)に足を運んできました。これまで何回も書いているんですが、私は素人美術愛好家ですので、恥ずかしながら榎倉康二さんの名前を知りませんでした。ちょっと迷ったのですが、いってみました。
この展覧会に出展されている作品は、油彩、写真、映像、シルクスクリーン、インスタレーション、そして綿布を使った作品まで、その表現方法は多彩です。
会場に入って、まず初期の「なまけもの」および「タイトル不明」の油彩+コラージュをつかった一連の作品。不思議な形の物体がキャンバスの中から訴えかけます。
またモノクロ写真は、写し込まれた空気を感じる作品。そしてモノクロの8ミリ、16ミリで撮影された映像作品も、妙に引っかかります。
私にとってもっとも印象的だったのは、綿布に油彩画、アクリルで彩色した作品群。1980年代初めの「Figure」もしくは「無題」の4点。「Figure」と題された6点の作品。「干渉」と題された木材を素材に加えた6点。これらの作品と、それを支える床、そして空間の広がりが、なんとも心地よい気分にさせてくれます。私は、これらの作品が展示された3つの部屋を、なんどかいったりきたりして、その空間を楽しみました。きっとこんな鑑賞法は、正攻法ではないのでしょうが。
見終わったあと、静かな感動がある展覧会でした。
☆榎倉展の見方を教えていただいたブログにトラックバックさせていただきます。
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2005/02/27
この週末は東京にいるので、気になっていた写真美術館の「グローバルメディア2005/おたく:人格=空間=都市」 をみてきました。この展覧会では、自分の死までの時間をインプットして参加するという宮島達男+立花ハジメのインスタレーションもちょと怖かったですが、なんといってもみものはおたく展。
この「おたく:空間=人格=都市」はヴェネチア・ビエンナーレ 第9回国際建築展で話題を呼んだものの再展示。私の趣味範囲に「おたく」領域のもの(コミックとかフィギュア収集とか)がないので、展示を見ていても、単に面白いなあという感じ。たとえばレンタルショーケースの展示も、あれだけの数が展示されると、全部みるのはちょっと気合いが必要です。
その中で興味をひかれたのが『AHIHABARA』と題された模型の秋葉原の街。年代にそって3つある。はじめは電気街・秋葉原のころ。「石丸電気」、「オノデン」「LAOX」などの看板が目立ちます。二つめは「1980S’」のAKIHABARA。どのビルもなぜかビックカメラの包装紙(あの各メーカーのロゴが印刷したやつ)で覆われています。秋葉原に変わってディスカウンターが主役になったことの象徴でしょうか。三つめは、コミックのキャラがビルを覆っています。コミック、アニメの聖地と化したアキハバラを表しているのでしょうか。
また大阪万博の全景写真は懐かしかったのですが、これが「おたく」とどう結びつくかわかりませんでした。
写真美術館では、併せて「文化庁メディア芸術祭」の展示も開催されていました。こちらのほうが、いまのアートをみれるとういう点で、刺激的でした。
メディア芸術祭:BLOG
★「おたく」展のことを書かれている、感心させていただいたブログにTBします。
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2005/02/20
昨日は、森美術館 で「アーキラボ:建築・都市・アートの新たな実験展 1950−2005」をみてきました。森美術館が初体験です(そもそも六本木ヒルズにいくのが2回目というお上りさん状態)。
この展覧会には、建築家がつくった模型や素描の膨大なコレクションが展示され、簡単にいってしまえばそれによって50年代から現在に至るまでの建築家たちの創造の軌跡をたどるもの。美術館で建築をテーマにするというのが、アプローチとしては面白いのですが、模型、スケッチなどで、実際の建物を想像するのは、私にはちょっと難しいこと。建築知識がない私が、膨大な展示物をみていると、単純に「変わった建物だな」とか「これってほんとにつくれるの」といった感想しかでてこないです。
その中で、展示に本筋からははずれるかもしれませんが、大阪万博の映像をやっていたのが面白かった。ほんの5分ほどの映像ですが、この万博の建物はほんと面白いですね。今みても、デザイン的に斬新とか、奇抜とか感じものがあります。愛知万博では、面白い建物あるのかな。私は東芝IHI館(確か黒川紀章の設計)が印象に残ってます。
かつて「館(やかた)行政」といわれた時代がありました。自治体がホール、図書館などの館をこぞってつくりました。その時代には、創造的な建築物も多くつくられたと思います。今は財政難で、どこもそんなことも出来ず、刺激的な建物も少なくなりました。
今後の建築は、どの方向に向かうのかな、と思いました。
初めて訪れた森美術館は、53階にある美術館。52階からエスカレーターでエントランスに入る仕組みで、そこが「売り」かもしれませんが、私はあまり魅力的な空間ではありませんでした。
そもそもあまり刺激的な建物とは感じられない六本木ヒルズで、「アーキラボ」展をやること自体、なにか皮肉めいてますね。
★参考にさせていただいたアーキラボ展のことを書かれているいくつかのブログに、トラックバックさせていただきます。
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2005/02/13
古い話ですが、30年ほど前のこと、カメラ好きの私は、まだ新宿で問屋兼小売りの小さいカメラ屋だったヨドバシカメラで、カメラを買いました。アサヒペンタックスSP。また、「アサヒカメラ」という雑誌を読んでました。当時、森山大道、荒木経惟のお二人はすでに誌面で作品を発表する大作家。
昨日、新宿の東京オペラシティーアートギャラリーで「森山 新宿 荒木展」 をみてきました。東京育ちの私が「新宿の街は好きか?」と問われると、「好きではないが、嫌いでもない」としか答えられないでしょう。華やかで、ディープで、軽薄で、奥深く、猥雑で、といくらでも形容ができる街、新宿。二人の写真家がそれぞれの新宿を撮った写真展。写真に切り取られた人々の表情、服装、持ち物をみていると、目の前に人がいるように感じられます。また、写真に撮られた街の風景、看板、店、ネオン・・・、それぞれが新宿の表情をみせています。
森山、荒木、お二人の作品を、展覧会でみるのは久しぶり。ベテランの写真家の凄さを、改めて感じいった写真展でした。
★「森山 新宿 荒木展」のこと、また森山、荒木さんのことを書かれている印象的なブログにTBさせてもらいます。
付録です:展覧会をみたあと、新宿の街を歩いてみました。→お暇な方は「続きを読む」をどうぞ。
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2005/02/12
先日は横浜美術館で「マルセル・デュシャン展」をみて、?の連続でしたが、デュシャンに代表されるシュルレアリスムの紹介者として知られる瀧口修造の展覧会「瀧口修造 夢の漂流物」 をみてきました。夢の漂流物、いい言葉と思いません?
瀧口の膨大なコレクションを展示した、ちょっと面白い展示会です。国内外のアーティストとの交流を通して集めた美術品や、彼自身の作品も展示。
もの凄い数のコレクション。マルセル・デュシャン、マン・レイ、ジョアン・ミロ、ジャスパー・ジョーンズ、荒川修作、横尾忠則らの著名作家から、みようによっては、がらくたに思える単なるオブジェまで、コレクションの存在感は迫力もの。内容も絵画、オブジェから商業用ポスターまで多種多彩。これらは、一部作家から贈られたものもあるでしょうが、自費で購入したものも少なくないはず。経済的に大変だったろうなと想像してしまいます。
これらの作品は、瀧口の感性、視点に沿って集められた作品ですから、乱暴に言ってしまうと、まさにシュルレアリスム・ワールド。一点一点作品と対峙しながらみていると、とても疲れます。気にとまった作品と、じっくり対話したほうがいいようです。
この瀧口コレクションの展示にあわせ、いくつかは同じ作家の作品をあわせて展示していて、これも見どころかもしれません。このコレクションの多くが、瀧口の出身地、富山の富山県立美術館の所蔵。この美術館、金沢に住んでいた頃、何回かいったのですが、瀧口コレクションのことは印象にないんです。なぜだろう。
瀧口の書斎の写真が展示されていましたが、いいですね。私も、こんなふうに本とか、美術品に埋もれて生活がしたいです。
ちなみに、図録を買おうとしたらまだ出来てませんでした。3月中旬完成とか。ちょっと残念。
★滝口修造について参考にさせていただいたブログにトラックバックさせていただきます。
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2005/01/30
昨日は横浜美術館に「マルセル・デュシャンと20世紀美術」 を観に出かけました。横浜美術館は久しぶり。素人美術愛好家は、マルセル・デュシャンの作品は初めてみます。かつてニューヨークの展覧会に男子用の便器を出展しようとして、拒否されたという逸話が有名です。
いや、なんとも不思議な展覧会でした。作品との会話が成り立たないというか、その糸口が見つからないというか、どう作品を自分なりに解釈していいのか、とても難しかった。たとえば、工業製品を選んで作品とする「レディ・メイド」のひとつ『櫛』という作品などは、単なる金属製の櫛が展示されているだけですから、どう鑑賞してよいのやら。有名な『彼女の独裁者たちによって裸にされた花嫁、さえも』(通称『大ガラス』)は、タイトルからしてユニークというか、わかりにくいというか。この展覧会で展示されているのは<東京バージョン>と呼ばれるレプリカらしいのですが、写真でオリジナルをみても、何ともわからない作品。でも、時系列的に展示されている作品を観ていると、いつのまにかデュシャンの世界に引きこまれていくのを感じます。
この展覧会で、デュシャンの作品とあわせて、デュシャンの才能、作品を「発見」したアーティストの作品も併せて展示されています。マン・レイ、瀧口修造、ウォーホルなど約80点の作品が、デュシャンとの対比でイメージを広げることができます。また会場では「チェックシート・プログラム」というのがあり、これはデュシャンの作品と、他の作家がデュシャンに刺激を受けて制作した作品16組のペアを、会場にあるチェックシートで来場者が評価するシステム。お遊びですが、頭を使う遊びでいい試みです。
「芸術新潮」の2月号ではデュシャンの特集を組んでいますが、その冒頭にこうありました。
壮大な冗談を生きた万華鏡のような81年間、それがマルセル・デュシャンの人生
面白い展示会でした。また時間があったらいきたいかも。
☆参考になったマルセル・デュシャンのブログにTBさせていただきます。
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2005/01/04
一人暮らしをしていると、食べにくいものがいくつかありますね。ケーキもそのひとつ。最近ではスイーツと呼ばれていますが、オジサンはやはりケーキと呼んでしまいます。私は酒飲みなので、基本はいわゆる「辛党」ですが、甘いものも好きです。でも、「ケーキ1個」とか買いにくいので、仙台ではせいぜいコンビニのデザートを買うくらいです。
外出したついでに、渋谷のデパートでケーキを買ってきました。東京のデパ地下は、さすが店が多く、どれを買おうかと迷ってしまします。予備知識のない私は、さんざんうろうろして、美味しそうなのを見つけました。(デパ地下といえば「キラリのデパ地下グルメblog。」 が楽しいです)
キャトル というお店のケーキです。
ショコラオランジュ(手前)、ティオレ(奥左)、フランボワジェ(奥右)
「ショコラオランジュ」は、オレンジの甘みと、ショコラ(チョコレート)の甘さ、二つの甘みが微妙に絡み合って、美味しい。甘みはちょっと控えめで、もっと食べたいと思わせる魅力の味。
この店、調べてみるとうちのそばにも店がありました。おすすめです。久しぶりにケーキを食べ、満足。
キャトルWEB
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2005/01/01
あけましておめでとうございます。
東京は気持ちのいい快晴の天気です。元旦の朝は、酒飲んで酔っぱらって、ブログアップが遅くなってしまいました。2005年初日は、いきなり単なる食事ブログなのですが、うちのおせちをお見せします。大半は女房作。私は築地買い物と、いくらの醤油漬けだけ作りました。
比較的オーソドックスなおせち。玉子焼き、伊達巻きは築地場内「すし玉青木」で購入。いくら醤油漬けは、100グラム800円のものを奮発して、作りました。さすが素材がいいと美味しくできます。かまぼこは、仙台名物笹かまです。
おせちは子供も食べないし、毎年どうしようかなと思うのですが、なければそれも寂しいし。結局、食べきれないほどできてしまう結果に。食べきれるか、心配。
あとは築地で買ってきた中トロ。これもなかなかでした。
※いいなと思ったおせちブログにトラックバックさせていただきます。
昨晩紅白歌合戦を聞きながら四苦八苦して、うちのブログのデザインを少し変えました。また、これまで私がよくお邪魔させていただき、コメントなどもいただいたNICEなブログに、リンクをはらせていただきました。
このブログも、スタートして約半年が経ちました。ごらんいただいた方、ありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。
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2004/12/24
目黒の庭園美術館に「田原桂一 光の彫刻」 をみにいってきました。考えてみれば庭園美術館は不思議な美術館です。常設する作品をもたない、建物そのものが美術品である美術館。「光の彫刻」展は館が「現代美術と歴史ある建造物と庭園の融合を楽しんで欲しい」という試みで、このアールデコ様式の庭園美術館という場を生かそうという展覧会。
田原さんは「光」を多彩な表現で、探求しています。表現する方式(メディア)は、写真、彫刻、そしてライトアートと境界なく広がっています。写真も、印画紙だけでなく、ガラス、石灰岩、アルミに印画。
私はこの表現形式をどんどん広げて創作をしていくパワーみたいなものに、ひどく感動しました。特に石灰岩に焼き付けた「トルソー」が印象に残りました。石灰岩の素材感と、焼き付けられ画像の融合が、なにかまろやかな感覚を呼び起こしてくれます。
また今日まで、庭園では「光のインスタレーション」が展示されています。日が落ちてからの、光で表現した作品は、面白くも不思議なものでした。
美術館の壁面に映しだされる映像が、不思議
「光の門」が夜景で奇妙にはえる
また、図録はDVDが2枚付き(3000円)で、彼の作品が収録や、田原本人や、仲畑貴志との対談などが収められいて充実した内容。田原さんのことをなにも知らなかった私にとっては、お買い得でした。
再訪したくなる「光の彫刻」展でした。
共感したブログにトラックバックさせていただきます。
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2004/12/14
『草間彌生展』と同じ国立近代美術館で、同時に『木村伊兵衛展 Ihei Kimura - The Man with the Camera』が開催されていました。私は高校の時「アサヒカメラ」とかを読んでいたませた(?)学生だったのですが、当時その「アサヒカメラ」に木村さんの『街角から』という連載がありました。その当時、どんな写真を見たかは、もうすっかり忘れてしまいましたが、木村伊兵衛という写真家は、私にとって忘れることのない人でした。
木村さんの作品で好きなのは、広告やポートレイトより、街中などで人を撮った写真です。これほど自然に、でもメッセージをもって人の写真を撮れる人はいないのではないでしょうか。展示の中に彼がヨーロッパに行ったときのことを記した文章がありました。「はじめ何週間は写真を撮れなかった。人を驚かすような写真はすぐにでもとれるのだが」といった主旨(その場でメモせずに、記憶で書いているので表現は正確ではないと思います)のことを書いています。
木村さんの作品は、やはり自然な人の姿を、ただ捉えるだけでなく、そこのなんらかのメッセージがあることが特徴ではないでしょうか。
クサマワールドのあとに見てしまったので、頭を整理するのがちょっと大変でした。もう一度見に行きたいけど、会期が19日までなので、無理みたいです。
※共感させていただいたブログにトラックバックさせていただきます。
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2004/12/12
昨日は竹橋の国立近代美術館で『草間彌生展 永遠の現在』 をみてきました。以前森美術館でやっていた『KUSAMARTIX』を見損ねたので、素人美術愛好家の私としては草間の作品をまとまってみるのははじめて。会場は土曜の午後にもかかわらず、そんなには混んでおらず、比較的ゆっくりみられました。来場者も、たとえば『マティス展』のようにおばさま連中はほとんどおらず、若い世代が半数以上を占めていました。私のようなおじさんはほとんど少数派。草間は1929年生まれですから、すでに齢75をこえているはず。若者を惹きつける草間の魅力とは、なんなのでしょう。
草間のモチーフとして有名な水玉を扱った「水玉脅迫」や奇妙なオブジェ「再生の瞬間」などは、作品と一体となり不思議な感覚を呼び起こさせてくれます。奇妙なる食卓のオブジェ「六人の客」。鏡の世界が作りだす「信濃の灯」。どのインスタレーションも、オリジナルなもの。私にはきわめて新鮮な感動でした。
特に印象に残ったのは「蟲をとる男」や「無名戦士の墓」コラージュの手法を使った作品群でした。
迫力な表紙!のカタログ。ちなみにこの図録、草間の創作活動が時系列にまとめられていて、買いです。
カタログ(図録)に「創造へのプロセス」と題された草間自身の文章が掲載されています。その中で、次のように書いています。
これからも、誰もやっていない先人未踏の「クサマ世界」を一そう立ち上げていくつもりだ。
まだまだ、不思議なものを作ってくれるでしょう。
※私が読ませていただいた、草間展のことを書かれたブログにトラックバックさせていただきます。
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2004/11/21
前から行こうと思っていた西洋美術館の「マティス展」をみてきました。この秋の話題の展覧会。現代美術館のピカソが思ったほど混んでなかったので、たかをくくって出掛けたら、すごい混み方でした。やはり、マティスということもあり、おばさま連中が多かったですね。NHKの「日曜美術館」ではユーミンをゲストにして紹介していたくらいですから、広い層を呼び込む展覧会なんですね。
マティスはやはりわかりやすいアーティストです。その作品を見た人が、自分なりの解釈がわりと容易にできる作品が多い。私のような素人鑑賞家でも、理解しやすい作品が多いのが特徴なのではないでしょうか。
私としては切り絵のjazz シリーズがいちばん楽しかった。ボサノヴァをBGMに、カクテルでも飲みながら観たいなと思う作品郡でした。
時間がとれれば、金曜の夜に再訪してゆっくりみたいです。
また買ってしまった図録(2500円)、卓上カレンダー(1000円)
参考にさせていただいた花守 さん、Il quaderno d'Estate さん、Dragon_Tips さん、瑠璃色の日々 さんのブログにトラックバックさせていただきます。
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2004/11/07
今週末は東京生活です。前から見ようと思っていた『ピカソ展 躰とエロス』(東京都現代美術館) に行ってきました。
[はろるど・わーど ]さんのブログによると東郷青児美術館のピカソ展のほうが満足度が高かったそうですが、残念ながら見損ねてしまいました。
この展覧会ではパリ・ピカソ美術館所蔵160点余りの作品が展示。ピカソは一説によると生涯で8万点余りの作品を残したとか。日本の美術館もピカソ作品を所蔵するところはいくつもあります。しかしこれだけの点数の作品をまとめて見られる機会はそうないのでは。
作品はピカソの円熟期の作品が中心で、さすがに見応えがありました。作風も多種多様。表現形式も、油彩、彫刻、エッチング、グラファイト鉛筆からはては水切りボールを使った造形までいろいろ。テーマの「躰とエロス」のテーマに沿って集められた作品も、面白く楽しめました。
図録も充実。
この作品内容で入場料1300円(美術館ホームページにある割引券を使うと1100円)はリーズナブルですね。土曜日の午後にも関わらず、思ったほど人は多くありませんでした。
現代美術館には久しぶりに出掛けたのですが、ここの難点は足場が悪いところ。でも地下鉄半蔵門線の「清澄白河」駅ができ、ここからだと10分くらいでいけ、多少便利になったかもしれません。
帰りはぶらぶら歩いて清澄白河そば、常盤の「大衆酒場 魚三酒場」へ。この魚三、門前仲町が本店の有名酒場らしい。この常盤の店は支店。4時開店なのですが、開店時にはすでに10人くらいの列が店の前に。
なかなか迫力のある店でした。繁盛するポイントは品数の豊富さと安さ。お酒(コップ)が180円。また写真の「中落ち」が430円(中トロにみえますが、これが中落ち)、「かき酢」が380円と確かに安い。
清澄白河あたり、下町風情っていうのでしょうか。妙に落ち着く一画です。
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2004/10/03
この秋、東京では著名なアーティストの美術展がいくつも開催されていますね。ピカソが2つの展示会、マティス。今日で終わってしまいますが、「琳派-RIMPA」。美術ファンには、楽しみの多い季節。
渋谷、ザ・ミュージアムで開催されている「ニューヨーク・グッゲンハイム美術館展」に行ってきました。
ルノワール、セザンヌといった印象派からウォーホルまで近現代美術のエッセンスを抽出したような美術展でした。はじめのほうに、ルノワール、ルソー、セザンヌの作品はあるものの、全体的には著名な作家のモダンアート作品が多い。それも、私のようにアーティストや美術史の知識がない初心者にも楽しめる「わかりやすい」作品が多かった気がします。
ただ、「るうかすの好きなこと 」さんが書かれているように、1500円の入場料は高いと思います。HP によると、現地入場料は15ドルだから、高くないとありますが、日本でみれるのはあくまでエッセンスですからね。浜崎あゆみのイメージソングなど作らないで、入場料は1000円前後に設定して欲しい。
ちなみにピカソの「黄色い髪の少女 」ってグッゲンハイム所蔵だったんですね。
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2004/09/07
前にも書いたと思いますが、東京はアート環境(ちょとへんな言葉ですが)については大変恵まれてます。Innocenconce-artscape blog を拝見していると、Tokyoのいたるとこで、美術展が見られると言う感じですね。
目黒美術館 は小規模な美術館ですが、いい展覧会を企画し続けています。
目黒美術館の「色の博物誌 黄 地の力&空の力」は色の文化を色材、原料からとらえる「色の博物誌」というシリーズ企画展。過去、青、赤、白と黒、緑と展開し今回の黄が最終回とのこと。
個人のアーティストや、海外の美術間の作品をみせるような展覧会とは違って、「黄色」という色をテーマに、作品だけでなく色材なども展示。全体をみた印象は、よく企画が練られているな、と思いました。
現在は美術館にとって厳しい時代と言われますが、この展覧会のように有名な作家に頼らず、充分に企画を練った美術展は、これからのひとつの方向性かと思います。
この展覧会のなかで、とくに印象に残ったのは栗田孝一のソイルライブラリー。彼が全国各地で収集した黄土1000種を展示しているもの。よくこれだけ集めたな、と感心しました。
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2004/07/25
東京の実家に戻ったとき、時間があれば美術館に行くことが多い。ぐるっとパス というのを購入して、せっせと東京にくるたび、美術館に足を運んでます。
昨日は上野の森、国立西洋美術館に行ってきました。常設展(コレクション )をみましたが、これだけでも見応え充分です。この常設展は毎第二、第四土曜日は無料開放とのこと。
東京近辺で暮らしていれば、このような美術品を気軽に見にいけるわけです。当たり前のことですが、地方に居を構えていると、そんな格差みたな意識をついつい持ってしまいますね。
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