昨日、久し振りに武蔵野美術大学にいってきました。卒論を指導していただいた先生に個人的なお願い事があり、お時間をいただいてお話してきました。大学院を受験したことをご報告させていただいたのですが、先生がおっしゃるにはこれまで通信課程卒業生で、大学院に進学した人は少ないのでは、とのこと(通信課程の卒業生としては、私は5回生くらいです)。
芸術文化やアートマネジメントといった「芸術文化支援系」の社会人大学院は少なく、(私の知るところでは)以下の3つです。
・慶應義塾大学文学研究科美術美学史専攻アートマネジメント分野
・駿河台大学現代情報文化研究科文化情報学専攻科
・青山学院大学総合文化政策学研究科文化創造マネジメント専攻
(京都造形芸術大学には通信課程の大学院があります)
慶應は専攻の中に「分野」として置かれている小さな大学院で、2005年から開講しています。講義は平日夜週1回と土曜日に行われています。大学のWEBで公開されている時間割から判断すると、講義内容は、すべて決められていて、選択科目は一切ないようです。
駿河台大学の内容はWEBで見る限りよくわからないのですが、社会人に対応した大学院のようです。ただ、この大学は埼玉県の飯能にあり、都内に職場がある私にとって、仕事が終わって通うのは事実上無理です。駿河台大学に限らず、社会人大学院に通う条件として、職場と大学が近いことがあげられます。毎日の仕事の状況にもよりますが、大学までの移動時間は30分くらいが基準線ではないでしょうか。
青山学院は、受験前に事務室にうかがっておたずねしたところ、時間割がまだ確定されていませんでした。今のところの計画では平日夜(18時30分~)と土曜日に集中して講義を設定する予定。また、講義はかなりの科目が用意され、選択制となります。
青山学院にしたのは、まあここが最初に受かったからですかね(笑)。ちょっとまじめに言うと、未知数ではありますが、2009年4月に新規開設される専攻なので、逆に未知数な魅力があること。また、今年総合文化政策学部を開設し、その研究科としての設置であることから、青山学院のこの分野にかける意気込み、思いの大きさが感じられること、が選択の理由です。
さて、そろそろ勉強に手を付けねばと思っております(転勤がなければいいのですが……)。
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