大学院

2019/11/20

通学が必要ない大学院

「通学0日、ネットだけで学べる通信制大学院」という広告を見かけました。通っている大学の大学院です。ネットでの学習(研究)で修士号が取れるという「学際デザイン領域」という修士課程で、来年の4月に新しく開講されます。
 京都造形芸術大学の通信制大学院はこの「学際デザイン領域」以外にも研究領域があります。
美術・工芸領域とか環境デザイン領域とかですが、これらはスクーリング受講が必要。なので、スクーリングがないのは画期的? サイトによれば「私立大学として初めて、100%オンライン学習による修士課程が開設」とか。
 ここで取得できる修士号は「MFA(美術学修士)」で、今注目されているとの噂もありますが、どうなんだろう。サイトに載っている学習スケジュールを見る限りでは、修士論文は書かなくていいような感じ。
 便利に研究ができる時代になりました。




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2012/02/12

社会人大学院はやはり大変

 靑山学院大学の大学院での同期生と会う機会がありました。所属していた研究科は修士なので、本来は2年で修了(卒業)ですが、社会人対象のため3年コースも用意されています。同期生には3年コースを選んだ方もいて、この3月に修了です。先日、修士論文の口頭試問も終わり、あとは結果を待つのみということで、久しぶりに宴会をしたわけです。
 修了のためには論文が必須ですが、この研究科では修士論文と特定課題研究の2つの選択肢があって、どちらかを選ぶことになっています。いまだ、論文と特定課題研究の違いがわかっていません。どうも大学側でも区分けは曖昧のようです。乱暴に言えば、論文の文章量の多いか、少ないかの違いはないか、とも思います。
 社会人が論文を書くのは、とても大変です。まず資料集めの時間が足りません。時間もないことに加え、資料探しが週末しかできないのも大きな障害でしょう。例えば役所とかに資料を探しにいくとすると、仕事を休んでいくしかありません。先生との打ち合わせ時間も限られます。いろいろと制約があります。
 同期には2年コースだったのですが、3年かかった方がいます。同期生は特定課題研究を選んだ人の方が多かったのも当然でしょう。働きながらの大学院は、苦労が多いです。なんのために大学院に行くのか、を考えさせられました。

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2011/09/26

慶應ビジネススクールの東日本大震災フォーラム

 慶應の大学院で同じ校舎にビジネススクール(通称KBS)が入っています。経営管理研究科、MBAをとる大学院です。そこで昨日、『2011 東日本大震災の危機対応(6)-科学・芸術・地域』 と題されたフォーラムがあり、参加してきました。このフォーラムは研究科で今年度行っている「2011 年東日本大再震災の危機対応」という名称で,プロジェクトとフォーラムを組み合わせた研究教育の一環で、一般にも公開されたものです。
 午前中は首藤伸夫東北大学名誉教授が『津波とともに50年』という演題ではなされました。ここはちょっと都合が悪く、一部をUSTREAMで拝見しました。
 午後からは第2部として環境アーティストのサイ・ヒロコさんが『科学・芸術・想像力-Barcelona サンパウ美術館の環境四次元ミュージアム』と題して、自らの活動と震災への関わりを話されました。サイさんのお名前は恥ずかしなから初めてお聞きしました。ご本人のウエブサイトを拝見すると、国内外で多くの実績を残してこられたアーティストであることがわかります。アーティストらしい個性溢れるお話しが興味深かったです。
 これにつづいて、吉川由美さんから『芸術による地域再興―いま,アートに何ができるか,南三陸町のキリコの事例』という演題で、宮城県南三陸町でのアートを通した復興の取り組みを紹介していただきました。この南三陸での活動は以前このブログでも触れましたが、現地での写真を見せながらの吉川さんのお話しは心に響きました。「アートに何ができるのか」という問いかけにはまだ答えはでていないかもしれませんが、とても大きな活動をされていると感じました。
 ビジネススクールが芸術をテーマにすえてのフォーラムを行うのは、かなり意外。エリートパーソンにはアートは必要なものだと思うのですが、この国ではどうも重要視されていないのがアートです。慶應のビジネススクールもいいことをやります。感心しました。

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2011/05/11

大学の生協というもの

 大学院が始まってすぐに大学生協に加入しました。生協ってどこの大学にもあるものだと思い込んでいましたが、修士課程で入った青山学院大には生協はありませんでした。青学のキャンパスには購買会というのがあって、生協と同じような機能を持っていました。本も一割引で買えるし、それなりに使えました。ただ、校舎を建設中のためか、店舗がちょっと小さく、本は品揃えが少ないのが難点でしたね。
 慶應には生協があって、ここに加入しないと(出資金1万円が必要)本などの割引は受けられません。加入せざるを得ないわけです。日吉の生協はそれなりに大きな建物で、本の品揃えはまずまず。新書、文庫、雑誌などが一割引で買えるのは大きい。若い学生だった頃(笑)、よくレコード(CDじゃないよ)を買いました。今はCDは在庫はなく、ネットから注文して店舗で受け取るスタイルです(本もネットから注文できます)。
 大学生協のウエブサイトをみてみると、生協に加入している大学ってそんなに多くない。たとえば東京都内では40くらいしかありません。生協に加入していない大学用に「インターカレッジコープ」という組織があります。大学に店舗がないのだから、ここに加入するメリットって何だろう。たとえば免許、旅行とかが生協値段で提供されているんでしょうね(そういえば大学3年の時、生協の海外旅行でアメリカに遊びに行ったのを思い出しました)。
 いろいろ使いこなすと、使い出がありそうな生協です。大いに利用させてもらいます。

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2011/04/30

学会というもの

 大学の先生が「学会があるので休講にします」ということがたまにあります。学会ってどんなことをするところなのかよくわかっていいないのですが、修士課程を終えたのを機に、学会に入ってみました。日本文化政策学会と日本建築学会の2つ。2つも入ってどうするんだ、という感じももしますが、調べてみると世の中には沢山の学会があります。
 学会に入るための条件も様々のようです。無審査で入れるところ、理事会で審査があるところ、会員の推薦が必要なところなどいろいろです。審査がなく会費を払えば入れる学会があるとはちょっと意外でした。
 会費もいろいろです。学生会員が設けられていて、安い金額で会員資格を得られるところもあります。ちなみに日本建築学会は大学院生は一般会員扱いです。
 学会もその規模も様々でしょう。日本建築学会は大きい組織のようで、会員証があり、会誌も立派なもの。田町に図書館まで所有しています。その一方でミュージアムとか文化政策関係の学会はそんな大きくなさそう。
 研究者の端くれにもなっていませんが、この学会というものを少しずつ解明して(笑)、活用しなければいけないんでしょうね。

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2011/04/21

学食はやはり安い

 昨日は大学で授業にでてきました。英語の授業なんですが(このことを後ほど)、博士課程は取らなくてもいいのですが、苦手の英語をこの際克服しようと受けにいきました。
 授業は午後なのですが、ちょっと早めにキャンパスに。新学期のキャンパスは学生であふれかえっています。こんな時期に大学に来たことはないので、若者のパワーに圧倒されます。クラブの勧誘がすごい。昔もこんなだったかな。
 昼時にいったので学食で昼飯を食べることにしました。学食といってもおしゃれなものです。メニューもいろいろあるし。迷って、「ハヤシライスプレート」と「サラダ」。

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 ハヤシライスプレートは、ハンバーグにハヤシがかかっていて、そこにコロッケもついて、大盛りにして493円。サラダは量り売りで1.4グラム1円。しめて700円弱と学生値段です。お味もなかなか。
 若者に混じってオジサンがご飯食べるのはちょっと気恥ずかしいですが、慣れてしまえばそれもいいものです。ごちそうさまでした。


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2011/04/19

大学院が始まった

 一昨日から大学院が始まりました。震災のため、予定より2週間ほど遅れてのスタートです。ちゃんと書いていなかったと思いますますが、入学したのは慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科というところです。キャンパスは日吉にあります。研究科は修士課程の新入生だけで70人近くがいる(このほかにも9月入学者のいます)大所帯。青山学院の研究科は同期が18人だったことにくらべると、人数が多い。ビジネススクールに近い感じの大学院なのでしょう。
 2日間、オリエンテーションを含めたコースがありました。ワークショップもあり、元気のいい若者にオジサンが一人混じって格闘してまいりました。最近の若者はしっかりしてますね。自分の大学時代って、もっともっとぼやぼやしてました。授業もなかなか楽しlそうです。博士課程は取らなければいけない授業はほとんどないのですが、いくつか出席してみようと思っています。
 大昔、35年前にこの大学に入りました。キャンパスの様子はその当時から当然変わっていますが、残っている建物もあり、ちょっと驚きです。まだ構内を探検していないのですが、ずいぶん変わっているでしょう。おいおい散策していきます。
 息子も4月から大学に行き始め、やっと新年度がきた実感がわいてきました。
 

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2011/04/15

大学の健康診断再び

 4月から大学院生の身分を継続したのですが、いろんなことは今週末から始まります。その前に、健康診断をうけるように大学からお達しがありました。青山学院大にいっていた2年間でも、毎年4月に健康診断がありました。どこの大学でもこの時期なんですかね。
 日吉に出向いて、記念館という体育館みたいな建物(ここ、30年以上前からあります)で健診があります。若者対象の健康診断ですから、簡単なメニュー。身長、体重、視力、血圧、レントゲンに簡単な問診。あっけなく終わります。オジサンの人間ドックだと、最低でも2時間くらいはかかりますから、これはほんと簡単なもの。こ
 受けているのはほとんどが若者で、こんな中年がいることはちょっと違和感があります。オジサンは別メニューにして欲しいな、と思いました。健康診断なんですが、なんか儀式みたいな感じがして、ちょっと肩すかし。オジサンが大学にいくのも大変なんだな、と変な思いを胸に、健診場所をあとにしました。

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2011/04/07

学生証の価値

 東京では桜が満開になりました。近くの小学校では昨日入学式でした。小学校の入学式っていいですね。大学院の入学式は延期になることが発表されましたが、その日程はまだ未定。本来は先週末に合宿形式の授業が始まる予定でしたが、これも延期。授業開始は2週間ほど繰り下げです。
 とりあえず、学生証はいただけるというので、日吉のキャンパスまでいってきました。大学でも本来ならこの時期はオリエンテーションの時期で、キャンパスは学生で賑わうのですが、まだまだ若者の姿は少ないです。
 振り返ってみれば、この6年間で5年間は学生証を持っています。いい大人が学生証を持つ価値って、何かあるのか。身分証明は免許証でできる。やはり、学割の利用でしょうか。まずは、美術館、博物館に大学生割引料金で入れる。これは小さくないです。でもどうも慶應は国立博物館などのキャンパスメンバーズに入っていないようで(慶應側では東京国立博物館には入っているという情報もありますが)、これだどちょっと残念。
 映画も学割ですが、これはチケットショップで買った方が安いことが多い。あとは、コンピュータのソフトウエアのアカデミック版が購入できることがありますが、いつもソフトウエア買うわけではないし。冷静に考えてみると、そんなに効用はないのかも。むしろ、学生証を美術館とかのおねえさんに提示すると、「この人学生」って怪訝な表情されるのがデメリット(笑)。
 とは言っても、新しい学生証はなにかうれしいものです。なんか新人の気分です。

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2011/03/27

まるで卒業式

 昨日は大学の卒業式、学位授与式の予定された日だったのですが、中止になったため、そのかわり学部、研究科個別に渡すことになりました。この日しか受け取れないため、学生達がキャンパスの集合。その出で立ちは、卒業式と変わりません。袴姿の女子が目立ちます。さすがに多くはありまんが、親同伴もいます。

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 キャンパス内ででは応援団(チアガール)が卒業祝いのエールをしています。これじゃ、卒業式やるのと変わらないように思いますが、どうなんでしょう。でも、若い人たちはこの場を楽しみにしていただろうし。これもいいのかな。
 本来予定されていた学位授与式では学長から研究科の学位をいただく係を頼まれていたのですが、これが中止になり安心していました。しかし急遽、総代にだけ渡す、と連絡があって、朝、大学内にある礼拝堂(初めていれてもらいました)にていただいてきました。そして時間があったので卒業礼拝にも参加。キリスト教の大学ということを、今頃実感します(笑)。
 午後は研究科での学位授与。ここにも出て欲しいと言われたので参加。そのあと先生方との懇親会があり、そこにも参加してきました。論文を指導いただいた先生もきていただき、いい会でした。
 大学院をなんとか、2年で修了することができました。研究科は社会人をメインにした大学院なので3年制もあり、志望するとき(当時は仕事をしていたので)、2年で終える自信もなかったのですが、もう若くもないし(苦笑)、2年制を選びました。修了できてよかったです。
 お世話になった先生方、関係者の方には心よりお礼を申し上げます。私にとっては3つめの大学を終えることができました。今後の大学の更なる発展をお祈りします。

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2011/03/26

大学の入学式

 明日は本来は大学院の学位授与式でしたが、残念ながら中止です。東京の大学で卒業式、学位授与式を挙行したところはあるのでしょうか。靑山学院は新入生の入学式も中止になってしまいました。卒業式の中止は致し方ないとしても、入学式はやって欲しいな。入学式を楽しみにしているのは本人だけではなく、親、場合によっては祖父母なんてこともあるようですからね。
 慶應義塾では入学式はとりあえずは延期で、その時期は未定としています。そうだよね、いろいろ楽しみにしている人がいるでしょうからね。特に慶應は学部入学式当日に卒業50年塾員招待会というのがあるようで、そこも重要なはずです。でも状況は厳しそうです。余震、停電の影響はなんとか乗り越えても、原発のことは避けて通れない問題。この時期にあえて大人数を集める必要性を問われると、反論しにくいかもしれません。
 おじさんでも、入学式はそれなりに楽しみなんですよ。入学式、卒業式のようなイベントでは大学の個性が出て、とても興味深いものがあります。できれば挙行して欲しいです。
 学位授与式は中止になりましたが、今日は学位記とやらをいただける日。青山のキャンパスではとりあえず区切りの日なので、ちょっと気を引き締めていってきます。

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2011/03/20

学位授与式の中止、対応は様々

 首都圏の大学での卒業式中止が相次ぎ、わが大学院でも(学部での卒業式にあたる)学位授与式が中止になりました。この学位授与式で研究科を代表して学位記(この言葉も初めて知りました)を学長さんからもらう係になっていました。そのため、リハーサルとかで式の開始1時間前に行かねばならず、ちょっと面倒くさいと思っていたので、個人的には良かったところです。
 ちょっと気になるのは、学位授与式の中止についての連絡が保証人(女房になってもらっています)にははがきできているのに、本人にはないこと。情報は大学のウエブサイトで掲示されているだけ。なんらかの事情でウエブサイトをみられない人はどうするんだろう。
 卒業式、学位授与式の中止の対応方法は、大学によってさまざまです。慶應義塾大学では「代表学生への学位記授与や塾長式辞、教職員代表祝辞等の様子を、3月29日(火)11:00より慶應義塾公式ウェブサイトから動画配信します」としています。中央大学の同じくインターネットで配信。これがいちばんスマートなやり方だと思います。
 大学キャンパスで卒業証書、学位記を渡す方法の大学が大半ですが、明治大学は卒業証書、学位記をすべて郵送に切り替え。学生の身の安全を考えると、これがいちばん。
 さて、青山学院大学は授与式が予定された日にしか取りにいけないようです。さもなくば郵送。でも、学生証を返却しなくてはならず、キャンパスにいったほうが都合がいい。何日か受け取り期間を設けてくれないでしょうかね(他の大学はそうしてます)。
 次の大学での悩みどころは、入学式の実施です。4月から慶應義塾大学にいくのですが、入学式はいまのところ中止にはなっていません。早稲田大学はすでに中止を決定しています。いまの状況だと、入学式実施も難しそうですね。どうなるんでしょう。

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2011/03/16

地震に対する大学の対応

 昨日、大学から院生の安否を至急確認したいという旨の連絡がありました。院生会という学生の自主組織があって、そこの会長をやっているためです。主に学事、授業について連絡するため、院生の連絡先(メルアド)を管理しています。ただ、個人情報保護の点から全員にメールアドレスの提出を求めることはできず、連絡先がわからない人もいます。
 このような有事に、学生の自主組織に安否確認の依頼することはかなりおかしなことです。大学で連絡先は把握していないのでしょうか。大学の依頼に「計画停電で大学のデータへのアクセスが止まっている」ともありました。危機管理ってこの程度なのかと、ちょっとあきれました。ウエブサイトの内容もどうかな、という表現。このように書くのがベターでしょう。
 この大学だけのことかと思い、ほかの大学を見てみましたが、掲示されている情報は様々。その中で、明治大学のサイトに掲載されていた「【重要】東北地方太平洋沖地震に伴うボランティア活動について」は重要かつ明確なメッセージです。ボランティアセンターという組織があるんですね。
 このたびの地震に対する各大学の対応を比べると、危機管理への姿勢が垣間見えてとても興味深いものがあります。大学という組織はどのように運営されているのかを考えさせられました。

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2011/03/10

大学院修士課程が修了

 巷の卒業を控えた大学生にとっては落ち着かない季節です。無事卒業できるか、なんて心配をしている人も多いのでは。大学院では卒業とは言わず「修了」といいますが、青山学院の大学院では昨日修士課程修了者の発表がありました。いまどきは、ネットでの発表なんですよね(武蔵美は確か手紙で連絡がきた記憶があります)。
 無事、修了できることになりました。ネットで成績を見ることができて、修了のために必須の修士論文も合格していました。修士学位というのが授与されます。実感ないですがね。
 あらためて振り返ってみると、2年間でとった科目授業の数は22。取得単位が48。修了のために必要な単位は36ですから、それよりはかなり取ってしまったんですね。GPAとやらは 3.79166。お世話になった方に感謝いたします。
  さて、次のこと決めなくてはいけないな。いつまでプータローでは許されません(苦笑)。

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2011/02/24

口頭試問が終わった

 大学院の修士論文には試験があります。経験された方も多いと思いますが、口頭試問というものです。公開で行われる公聴会の形式もありますが、うちの研究科は論文の指導教員からの試問を受ける形式。
 この口頭試問が修士論文の最終試験で、これに通らないと大学院を修了できません。それが昨日ありました。副指導教員の先生お一人は学部学生の指導で出張のため、ご欠席で、二人の先生による口頭試問。とりあえず終えた、というところです。修士論文が通れば、修士学位が授与されます。この結果は、来月はじめに発表です。
 2年間の大学院での研究もひとます区切りがつきました。次のことを真剣に考えねば、と思っています。
 

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2011/02/01

大学院の授業が終了

 今日、大学院であるはずの授業が、先生の都合で休講になってしまいました。これが後期最後の授業になるはずだったのですが・・・・・・。大学の学事暦によれば、2月2日までが試験期間になっているので、明日で後期も終わりです。2年間通った青山学院大での授業ももうないと思うとちょっと寂しい。
 学びという観点で言えば、いまは様々な形で可能です。通信教育、サイバー(e-learning)や放送大学もあります。通学にしても、サテライトキャンパスを使っての学習も可能です。言語の問題をクリアすれば、海外の大学での授業もうけることもできるようです。
 通信教育でも学んだことを踏まえて言うと、やはり実際大学のキャンパスに通って、先生と対面で授業を受けることにまさるものはないと感じます。古い人間なので、先生とのやりとりがいちばん刺激になったりします。武蔵美をでたあと、通信の大学院という選択肢もあったのですが、いま振り返ると通学の大学院を選んでよかったと思います。特に、研究を行うという視点で考えると、先生と実際対面して行う部分が必要で、それが(短い時間であっても)重要ではないでしょうか。
 ともあれ、2年間の授業も終わり、あとは今月下旬の修士論文口頭試問を残すだけとなりました。もう少しです。

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2011/01/19

勉強はいつまで続くのか

 昨日は大学院で授業。大学の学事暦によると、昨日、今日が補講日となっています。この授業、2回休講があったので、先生としては補講をしようということです。そして、20日から2月2日までは定期試験日になってます。図書館、いつもより学生が多いのはそのせいですね。大学院ではほとんど試験はないのですが、そのかわりレポートが課せられます。
 今期は3つしか授業をとっていないので、レポートも少ないです。結局やらなければいけないレポートはひとつだけ。その締め切りが来週初めなので、いまはそれで忙しいわけです。レポートってきりがなくて、やればやるほど、内容がふくれていきます。分量の与えられ方も「A4○枚以上」のようなに、上限がないのでどこまで書いていいのか、ちょっと困ったりします。武蔵美の通信のときもレポートばかり書いて増したが、大半が上限がありました。
 レポートに限らず、勉強って終わりがないものなんだな、ということを感じます。修士論文を終えても、そこは一つの区切りでしかないわけで、研究というのはまだまだ続きます。会社を離れてから、ほとんど毎日机に向かっていますが、勉強はいつまでたっても終わらないというのが、実感です。
 

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2011/01/18

修士論文を提出

 昨日が大学院の修士論文の提出締め切り日。なんとか間に合わせて、大学に提出してきました。ほんとはもっと早く出したかったのですが、結局締め切り日になってしまいました。相変わらず、ぎりぎりにしかできない(苦笑)。
 論文の量ですが、文字数は約8万6千字。A4用紙で130枚弱になりました。論文は3部提出ですから400枚くらいをプリント。これだけの量をプリントするのは、大変。もう6年以上使っているプリンターなので、途中で壊れないで良かった。表紙をつけたら、重さは約1キロになっていました。

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 あとは来月に口頭試問があって、これに通れば修士課程は修了できます。結果はどうだろうな。内容については、追々。大学院はまだ授業もあり、やらねばいけないレポートもあり、まだ気が抜けません。まだ、勉強です。

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2011/01/09

古風な事務用品

 冬休みも終わり、6日から大学の授業が始まりました。学部生はこれから試験なので、図書館は珍しく混んでいます。こちらも修士論文の提出まであと1週間ほどしかありません。提出に必要なものを買わねばいけません。売店にいったら、ここも混雑です。必要なものとは、論文を綴じ込む表紙です。大学から「黒表紙」と指定されています。
 現物はこれ。

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 ずいぶん昔からあるものですね。先生が出席簿とか綴じ込んでいましたね(いつの話だ)。正式な商品名は「コクヨ ツ-7 綴込表紙A A4縦」といいます(笑)。一部、360円くらいしました。この綴込表紙、作っているのコクヨだけかと思ったら、いろんなメーカーがつくっていました。需要があるんですね。
 武蔵美のときは、論文の綴じ方に指定がなかったのでふつうの紙ファイルに綴じたのですが、青学は厳密に決められています。いまどきなんだから、データで提出でもいいのでは、と思いませんか。プリントする手間と費用、けっこうかかります。
 不平不満をいっても仕方ない。論文仕上げなくてはいけません。

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2010/12/26

修士論文の進捗

 あえて触れてませんでしたが、修士論文は来月17日が提出期限です。この時期、卒論とか、修論とか抱えた人は大変ではないのでしょうか。それとも私だけ? さて、提出まであと20日。年末の雑事と、年始の昼からの酒飲みでのロスを考えると、使えるのは実質2週間くらいでしょう。
 その進捗ですが、結論前まではとりあえず書いて、ざっと推敲。結論部分も書いたのですが、ちょっと不十分なところもあり、明日先生と相談させてもらって、手を入れたい。要は、まだ仕上がっていませんよ。
 一昨日から注と参考文献の整理をやりました。最初からルール通りに注を付けとけばよかったのですが、それができておらずやり直し。参考文献をまとめていたら、100を超えてしまった。こんなに資料使ったのか、ちょっと感心。
 さて、今日は必要資料の整理をしなければいけません。年内になんとか目処をつけたいのですが、予定通りいくでしょうか。ちょっと厳しそうです。

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2010/12/15

修士論文のない修士課程

 修士論文も少しずつ進み、量にして400字で200枚を超えました。おぼろげながら、到達点が見え始めた感じです。先日、大学院の同級生と情報交換をした際、一つ下の代に配られた今年度終了予定者(私もここに入ります)の「プロジェクト演習」一覧をみせてもらいました。うちの研究科では修士論文は必須ではなく、修了のためにはなんらかの「成果物」を提出すればいいことになっています。
 14名中で修士論文を提出予定なのは、私を含めて9人。残りはそれ以外の形で提出するようです。社会科学系の研究科で、修士論文を必要としないところ多いんでしょうか。例えばMBA取得のためのビジネススクールにはないところもあるようです。しかし、論文のない大学院ってどうなんだろう。研究テーマにもよりますが、研究科なんだから(すごく単純な言い方ですが)論文は求められて当たり前って思います。
 今年の3月、元プロ野球選手の桑田が早稲田の大学院を総代ででた、というニュースがありました。桑田がでた研究科は1年で修士が取れる仕組みで、修士論文提出が求められておらず「リサーチペーパー」という、いわば軽い論文を提出すればいい。社会人にはいいシステムです。
 うちの研究科も修士論文が必須でなければ、1年で修士号を与える仕組みにして欲しいですね。なにせ、社会人には時間はありません。
 まあ、社会人でない私は、まだ完成にはほど遠い修論を書き終えないといけない。12月ももう半分すぎてしまった。急がなければ。

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2010/11/23

修士論文の今

 会社を辞めてはや5週間が過ぎました。早いですね。もう11月も下旬ですから。無職おやじは「今日、会社へいけば、明日は休みだ!」なんて思いも関係なく生きています。
 さて、日々なにをしているのか、備忘録的にかいてみようかと。一日中、自由時間、「毎日が日曜日」なんですが、これが意外と忙しい。暮らしの時間を振り返ってみると、大学院の勉強、ジョギング、スポーツクラブでジムトレーニング、それに酒飲み。これでほとんど時間が過ぎています。会社辞める前は、毎週水曜を休日にして、ミュージアム三昧をもくろんでいたのですが、それも叶わず。
 大学院の勉強は、その7割くらいが修士論文書きです。もう4週間もやっているのですが、なかなか進みません。もう400字で100枚ほど書いているのですが、内容的にはまだ全体の半分くらいな感じです。どうしてこんなに膨れてしまったのか。論文に手をつけるのがあまりに遅かったので、いかにフルタイムで昼間も書けるとはいっても限界はあります。割り切って「できる範囲で」と思っていたのですが、書き始めるとどんどん量がふえてしまいます。
 締め切りは来年1月中旬。これでは、武蔵美の卒論の時と同じで、正月返上になりそうです。いやはや。

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2010/10/20

大学院博士課程に合格

 会社を辞めるとき、いろんな人に「何するんですか」ときかれました。あまり親しくない方には「まだ決まってせん」とお答えしていました。実際、仕事をやめて、次に何やるか。はっきりしているのは、ハローワークにいって失業保険の手続きをすることです(苦笑)。
 仕事のことも決めなくてはいけないのですが、目下のところ最重要な課題は修士論文の完成です。これができないと修了(大学の学部で言う卒業)ができません。予定通り、修士論文をパスすると、次はどうするのか。修士の次は博士、ということになるわけです。 
 ブログでもちらちらと書いていましたが、博士課程(正しくは後期博士課程)への進学を準備していました。先日志望していた大学院の選考があり、昨日選考結果の発表がありました。幸い合格していました。とりあえずひと安心かな。
 その大学院はここです。
KMD
この大学院、先生がユニークです(ウェブのいちばん上にある「People」から入れます)。T先生なんて元大臣だし。面接をしていただいたのは三人の先生でしたが、いろいろなテーマで楽しくお話しさせていただきました。
 当面は、修士論文を仕上げることが最優先。修了できないのでは洒落になりません。頑張らなければ。

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2010/09/22

大学の授業が始まった

 7月下旬からの長い夏休みも終わって、昨日から後期(秋期)の授業が始まりました。昨日は休みをとっていたのでちょっと早めにキャンパスにいってみたら、学生がたくさんいます。みんな、初日からちゃんと大学に来るんですね。
 出席を予定していた大学院の授業が二つも休講で、ちょっとがっかり。結局一つだけ授業に出てきました。「総合文化政策特論Ⅱ」という授業で、担当は前文化庁長官のA先生。昨年の夏、集中講義でⅠを取ったので、今学期はその続きとして履修させていただくつもりです。A先生も昨年授業を履修したことを、覚えていただいてました(学校の先生は記憶力がいいですね)。
 修士課程としては最後の学期の予定ですので、少しはがんばらねば、と思い直した授業初日でした。

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2010/09/18

慶應での面白いシンポジウム

 昨日、慶應義塾の三田キャンパスで「KMD修了記念シンポジウム」があり、拝聴してきました。KMDとは、慶應メディアデザインの略称で、メディアデザイン研究科(大学院)が初めて修士修了者をだすにあたって行った記念のシンポジウムです。
「ダダ漏れしてもいいですか?」と題されたシンポジウムは、ちょっと面白い参加者によって行われました。

モデレータ:中村伊知哉(慶應義塾大学KMD 教授)
<登壇者>
川上 量生(ドワンゴ 代表取締役会長)
茂木健一郎(脳科学者)
夏野剛(慶應義塾大学SFC 教授)
稲見昌彦(慶應義塾大 学KMD 教授)
岸博幸(慶應義塾大学KMD 教授)
古川享(慶應義塾大学KMD 教授)
 茂木健一郎は有名。夏野剛は、松永真理とともにiモードを立ち上げた人。ドワンゴはニコニコ動画ですね。
「日本からGoogle, Facebookは生まれるのか?」「慶應、東大はStanford、Harvardに勝てるの か?」「『デジタル教育は日本を滅ぼす』のか?など10の問いについて、このメンバーで語ってくれました。
 どの方もユニークな視点を持ちですが、やはり茂木さんの話がいちばん面白かったです。
 楽しい内容だったのですが、参加メンバーの中に慶應出身者が一人もいなかったことも驚き。メディアデザイン研究科とはなかなかユニークな研究科のようです。それにしても修士生の修了イベントでこれだけのゲストを集めるとはたいしたものです。さすが慶應。

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2010/09/17

ぼちぼち新学期

 来週、連休明けの火曜日から大学後期授業が始まります。夏休み長かったなあ。社会人には長い夏休み、関係ないようにも感じますが、これだけ長い期間勉強をしていない期間があると、頭がなまってしまいます。この夏は仕事が忙しく、やらねばいけない研究もほんんど進まず。かなり焦り気味です。
 先日、前期の成績がネットで公開されていて、なんとか大学院の修了に必要な単位が揃いました。あとは修士論文を完成させて、合格すれば修了となります。しかしながら、その修士論文がすごく高い壁で、たとえばフルマラソンを完走するより遙かに大変そうです。
 ともあれこの連休で少しは勉強をして、新学期への頭の準備をしなければと、自分に言いきませています。大学院修士課程での最後の学期、充実した時間になれば、と思っています。

続きを読む "ぼちぼち新学期"

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2010/07/29

大学前期の授業が終わりました

 昨日の授業で、大学院の前期(春期)のすべての授業が終わりました。今年度は、授業回数が前年の13回から15回に増え(文科省へのなんかの申請?のためらしい)、7月の最終週まで授業がありました。何人かの先生はそれより早めに授業を終えていましたが。
 去年は前期に6科目もとったのに比べ、今年度は3科目に減らしましたので、すこしは楽になりました。しかし、ここのところの猛暑で、夜大学に行くと、かなり体力をすり減らすって感じでした。7月にこんなに暑くては、ほんとたまりません。
 学生の立場でいえば、夏休みになります。しかし、社会人にとってはあまり関係ありません。お断り続けていた飲み会に出られれようになることくらいでしょうか。昨年度は、夏休み期間に集中講義が3つあったのですが、今年は一つもなく、ほんとに夏休みです。後期の授業が始まるのは、9月の下旬。約2ヶ月の長い夏休みです。
 学生としては、修士論文に取りかからなければいけません。勉強は終わりがないようです。

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2010/07/15

慶應の個性的な大学院

 先週、慶應義塾大学のメディア・デザイン研究科という大学院の説明会に参加しました。この研究科、学部がない独立した大学院です。湘南にある慶應の政策・メディア研究科から、「スピンオフ」して、2年前につくられた研究科です。
 メディア・デザインって何をやるの、という素直な疑問がわきます。WEBによれば「メディア・イノベータ育成のための大学院」とあります。メディア・イノベーターとは?これもWEBによれば「創造性を重視した新しい国際社会を先導する人材をメディア・イノベータと呼びます」とあります。わかったような、わからないような。
 この大学院の特徴は教授陣のユニークさにあります。アスキーからマイクロソフトの社長を務めた古川享氏、小泉内閣でいくもの大臣をやった竹中平蔵氏など有名人が何人もいます。慶應もよくこれだけユニークな人材を集めたなとちょっと感心します。ただ、これからつくっていく、という大学院のようです。将来性をどう見るかが、選択のポイントかもしれません。
 最近の大学院は多様化していることを実感しました。

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2010/06/26

あと一ヶ月

 6月もはや26日。土曜日は朝9時からの授業にいっています。所属している研究科の授業ではなく、通称ビジネススクール、国際マネジメント研究科の授業「マクロ経済学」。先生は金融庁の役人さんで、授業内容はわかりやすいですが、内容が私にとっては高度になってきて、授業にでただけでは充分理解ができず、そろそろ復習をしなくてはいけない、とあせりはじめてます。
 履修授業は、去年6科目だったのを3科目にしたのですが、なぜか去年と同じくらい時間がない感じ。どうしたんだろう。平日もできるだけ禁酒して、極力勉強時間を増やしているのですが、なぜかはかどっていません。
 授業回数が昨年度の13回から2回増えて15回になっています。その3分の2が終わりました。夏休みまであと1ヶ月です。去年は初めての大学院で、あっという間に前期が終わりましたが、今年はすごく長く感じます。大学に慣れてしまったんでしょうね。勉強のやり方、少し軌道修正したほうがよさそうです。
 

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2010/06/17

給付奨学金というのをもらいました

 青山学院大では「給付奨学金」なる制度があります。大学事情に詳しくない方にはなんのことやらよくわからないと思いますが、大学がある基準で選んだ学生に奨学金を給付する制度です。要は前年度の成績がよい学生が表彰され、ある金額がいただけるものですが、この給付奨学生に選ばれ、昨日「授与式」に参加してきました。
 夕方5時からの式なので、なんとか仕事の都合をつけ、10分ほど開始時間に遅れながら、会場のガウチャーホール(青学の礼拝堂です)に到着。気軽に考えていたのですが、多くの学生が参列して、学部長の方々が壇上にいて、荘厳なムードの式です(まるで他人事)。
 Syougakukyufukin あたり前ですが、ほとんどの参列者が若者。私がいちばん年長者であることは間違いありません(笑)。式は給付奨学金に選ばれた学生に加え、学業奨励賞(給付奨学金に及ばないが、優秀な成績な学生)も表彰されます。全体的にみると、あきらかに女性優位です。
 この給付奨学金は、○○万円(秘密)。いろいろ厳しい我が家の財政状況には、うれしいお金です。土日に勉強した甲斐がありました(笑)。ありがとうございました。

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2010/06/14

次の大学院

 先週末、三田の慶應義塾で大学院の説明会に行ってきました。大学院に行っているのに、また大学院? と思われる方もいるでしょう。大学院は、修士課程、博士課程とあって、一般的に修士課程を終えると、後期博士課程に入る資格が得られます。博士課程はこれも一般的には3年間ですが、博士論文の審査に通らなければ、それ以上在籍することもあるようです。
 青山学院の大学院で研究しているテーマを継続し、発展させることのできる研究科はどこか。ちょっと探してみたのですが、研究テーマに合致するところは、なかなか見つかりません。博士課程の場合、重要なのは指導してくれる先生なのですが、私が研究している領域を専門としている研究者は、ほとんどいないようです。

 Policy_media

 慶應の藤沢キャンパスにある研究科にミュージアム評価を研究されている先生がいらっしゃるので、そこを候補として考えはじめたのは5月の連休の頃。社会人向けのコースのあり、なんとなくよさそうではあります。とはいっても、入試もあるし、ほんとに社会人でできるのか、という問題もあります。
 それに、目の前にある修士論文はあまり進んでいません。やることはいくつもあって、博士課程どころではないのが実態です。困りました。
 

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2010/05/27

大学の講義回数は?

 大学院も前期が始まり、1ヶ月半ほどが経ち、そろそろ気分も緩みがち。今週のとある授業では、最初10人以上いた受講者は、半分くらいになってしまいました。どうしたんだろうな。仕事忙しいのか。それとも、ドロップアウト?
 さて、昨日の授業が終わった後、先生が興味深いことをおっしゃっていました。
「今年はシラバスを15回授業でつくるよう大学から言われていました。昨年度は13回だったんですが……」
 そうなんだ、と思い当たりました。今年のシラバスをみて15回あるなあ、となんとなく思ってました。その15回をカレンダーに当てはめると、7月の下旬まで授業があることになります。昨年は、確かほとんど授業は7月上旬で終わっていました。そして、そのあと9月下旬まで長~い夏休みでした。
 どうして13回が15回に増えたんだろう。他の研究科であるビジネススクール(MBAプログラム)は13回なのに。高い学費払っているので、少しでも多く授業をやってくれたほうが嬉しいのですが、ちょっと疑問ではあります。

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2010/05/20

ゆっくりディナー、とはいきません

 大学院で週1回、7時限の授業があります。前にも書きましたが、講義が始まるのが夜の8時10分。ふつうの社会人なら、家に帰り着いているか(最近は不景気で残業も少ないのでは)か、どこかで飲んだくれている時間です。いつも悩むのが夕食です。いろいろ試しているのですが、所詮一人の食事。今週は、久しぶりに学食へ。
 時間が遅かったせいで、お目当てのそば類は売り切れ。しかたないので、定番の「ラーメンセット」にしました。

Ramen_set

 400円なりのセットは、ラーメンと小さな豚キムチ丼、それにキャベツだけのサラダ。豚キムチ、もう少したくさんのっけて欲しいなあ。
 いづれにしても、ゆっくりディナーとはいきません。ビジネススクールあたりだと7限の授業はたくさんあるはずすが、みなさん夕食どうしているのか。好きでやっているとはいっても、なかなか勤労学生は大変です。

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2010/04/21

7時限目は疲れる

 大学院の履修登録も終え、昨日から講義が本格的に始まりました。前期は、昨年度の6科目より履修科目を絞り、3科目と大幅減です。これは、修士論文が進んでおらず、授業を多くとるわけにいかないからです。仕事も不況なのに忙しく、夜6時半に学校に行くことがちょっと厳しいこともあります。
 昨日は夜8時10分から始まる7時限の「メディアリテラシー」を履修しています。遅い時間帯ながら、10人以上の受講者があり、この大学院の授業としては人数が多い。やはり私と同じく、7時限は出席しやすいのでしょう。顔なじみの社会人の方も何人かおられます。
 終わるのは9時40分ですから、遅い時間帯の教えられる先生も大変でしょうが、受ける方も会社終わってからの授業はなかなか疲れます。とても飲んでいこうなんて気にはなりません。まあ、自分で選んだことではありますが、社会人学生はやるのは疲れますね。
 ちなみに昨日の夕食は、少しばかり時間があったので、大学のそばの中華料理屋「精陽軒」で。

Seiyouken
 
 美味でしたが、ちょっと量がありました。

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2010/04/08

大学の健康診断

 青山学院大学も新年度を迎え、キャンパスにも学生が増えています。昨日は、健康診断があるので青山にいってきました。去年も受けたのですが、大学生、院生は年1回健康診断を受けなければいけません。それも、授業が始まる前の4日間が指定されていて、変更とかできません。ほんと、学校の健康診断という感じです。
 とはいっても、オジサンが会社から指定されて受ける健診とは違います。ほんとシンプルなものです。メニューは問診、身長、体重、X線、視力です。時間的には30分もかかりません。会社の健診でやる苦しいバリウムとか、採血なんか当然ありません。若者メニューですね。
 健診を受けているのは、ほとんど若者。問診をしていただいた女医さんに「お子さんより若いでしょう」なんていわれました。ほんと、若者に混じってオジサンひとり、といった状態でした。でもその女医さんに「大変でしょうけど、頑張ってください」と暖かい言葉をいただきました。
 いつもの日常は、汚れた大人たちのなかで仕事をしていますが、たまには若者に混じることも、いい経験でした。新学年、4月らしい出来事です。

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2010/04/04

新年度を迎えた大学院です

 昨日は青山学院大学の入学式。私が通う大学院にも「後輩」たちが入ってきました。今年度、大学院生の世話役を仰せつかったので、新入生との顔合わせ会にでてきました。社会人の方も多いので、年齢はばらばらですが、皆さん、新しく学ぶ場への期待からか、初々しいものを感じました。
 Agu_techo 肝心の私は、最近は仕事に振り回され、研究がちっとも進んでないのが実態。新入生に負けないよう頑張らなければいけません。すでに学生証の更新、シラバスの配布が始まっているのを知らず、同級生に教えてもらい、受け取ってきました。一緒に学生手帳の新しいものももらいました。
  大学のキャンパスは、桜が満開でした。新学年と桜、似合います。今週の金曜からは授業が始まります。長い春休みで気持ちがぶたっるんでます。早めに立て直して、勉学に邁進します(自分に言い聞かせてます)。

Sakura_agu


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2010/03/21

大学院での情報伝達の仕方

 そろそろ新学期が目の前です。来月初めにには私がいる(この表現、正しいのか)大学院にも新入生がはいってきます。上級生になるわけです(大学院に「上級生」という表現が正しいのか)。新入生を迎えるにあたり、情報伝達をどのようにするか、ということがちょっと話題になっています。社会人大学院生にとって、どうやって同級生と情報交換をしていくか、というのは、小さくない課題かもしれません。限られた授業でしか大学に行かないので、同級生との交流も少ないのが実情。
 MBA(経営学修士)だと、人脈作るのが目的のひとつということもあって、交流は活発のようですが、文化施策なんかやってる私たちは、そんなことは無頓着かもしれません。いまのところ、メーリングリストでの情報交換をしよう、といっている段階で、まだほとんど機能してませんね。
 情報を伝えるのにもいくつの方法があります。単純にメールを一斉に送る。メーリングリストを使う。原始的に、院生研究室に掲示する。どれもベストではない。最近は個人情報とかがあり、うかつにメールも同報で遅れません。BCCで送って、アドレスがわからないようにするとか、工夫をしなくてはいけません。ちょっと大変な世の中になっています。
 情報伝達のことを考えていたら、ふとmixiのことを思いつきました。ほとんど使っていませんが、このコミュニティは、ひょっとしたら使える?なんて浅はかに考えて、大学院のコミュニティを作ってみました。「青山学院総合文化政策学研究科」(漢字が多い)ってやつです。まだ、だれも参加してないですが、このブログをみている関係者がおられたら、参加してください(そんな人、いませんね)。
 ネットでの情報伝達、なかなか難しいことだと思います。どうしたらうまくできるんでしょう。

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2010/03/18

1年制修士課程とは

 一昨日だったでしょうか、桑田真澄さんが早大の総代(洒落か)で大学院を卒業されるという記事がネットで配信されました。総代ですからね、きっとすごいのでしょう(?)。ここで、ちょっとひっかかったのは、桑田さんが学んでいた「スポーツ科学研究科・修士課程1年制」というところ。修士課程は通常、2年ですから1年制というのは珍しいです。調べてみると、早大以外にもいくつかあるんですね。
 2年かけるところを1年で終わるわけですから、さぞ大変ではないかと思いましたが、冷静に考えてみれば修士課程は修了に必要な単位が多くはありません。桑田さんの終了した早稲田の大学院は、終了に必要な単位は30単位とリサーチペーパー、研究指導の合格となっています。この「リサーチペーパー」とは何でしょう。浅学にも知らなかったのですが、修士論文より軽めの研究論文といったところでしょうか。ともあれ、1年で30単位+論文というのは、どのくらいの負担なのでしょう。
 私が通っている青山学院の修士課程の必要単位は、2年間で計36単位。これには論文指導と論文合格による単位が含まれます。単位数では楽そうですが、社会人大学院ということを勘案するとそうでもありません。ネットでの報道によれば桑田さんの取得した単位は、必要な30単位を大きく上回って45単位。その成績は大半が最上級の「A+」および「A」評価で、「B」は2つだけだそうです。よく勉強されたんですね。ちなみ、私の修士1年で取得した単位は28。Bは一つもありません(自慢ですかね)。
 でも、修士1年制というのは、いいですね。次のステップに進むのが早いわけですから。大学院もいろんなコースがあるものだと、認識を新たにしました。

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2010/03/17

レシートのような成績表

 昨日、大学の図書館に本を借りるために行ってきました。貸し出し中の本を予約したら、すぐに「用意できました」とメールが来たんですが、なかなかいけず、取り置き期限ぎりぎりになってしまいました。学生は休みですが、図書館はやっています。ありがたいです。
 先週末、大学院の学友3人と飲み会をやってとき、「もう、春休みも終わってしまいますね。読もうと思っていた本、ほとんど読めていません」と言われ、私もそうです、と思わず同意してしまいました。その会でのもっとも盛り上がった話題は、成績のことです。ちょうど一週間前に、成績が公表されました。前にも書きましたが、成績は学生に郵送されてくるわけでなく、セキュリティのかかったWEBで確認するか、大学のある学生用の端末で確認する方法しかありません。
 すでにWEBでは確認しているのですが、大学にいったので端末でも見てみました。この端末、見るだけでなく、プリントアウトができます。そのプリントアウトですが、印刷紙が小さい。まるで、スーパーのレシートみたいです。

Seiseki

 写真でどんなものかおわかりになりますかね(個人情報保護の観点から、ぼかしが入ってます<笑>)。手に取った瞬間、なんか情けない気持ちになります。後期も「自分を誉めてあげたい」程度の成績をおさめたのにね。
 さて、あと3週間もすると、新学期。そろそろ気持ちを入れ替えねばいけません。

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2010/03/14

慶應義塾の修士論文発表会

 昨日、三田の慶應義塾大学で「大学院アート・マネジメント分野 修士論文発表会」に参加してきました。慶應義塾大学では、文学研究科美学美術史学専攻に社会人対象のアートマネジメント分野(修士課程)が2005年に設置されました。そこに所属する修士2年の方が修士論文の内容を発表するものです。
 発表されたのは全部で7人。そのうちお二人は留学生です。一人30分の持ち時間で、論文の内容を発表し、そのあと質疑応答です。その内容は7つのテーマのうち6つが美術領域に関するのもので、残りの一つが文化施設の考察です。美術もミュージアム、美術展、アートフェア、そしてアートプロジェクトでのボランティアなどが研究テーマ。それぞれのテーマはどれも興味深く、とても参考になりました。
 アートマネジメントの対象領域は広範なものがあります。慶應で研究に力点が置かれている舞踏、音楽などもその対象ですし、舞台、芸能もそうです。今年の修士の方の研究テーマが美術領域が多かったのは、偶然なのか。それとも、アートマネジメントという学問は美術と相性がいいのか。また、この大学院の方向性なのでしょうか。ちょっと考えさせられる発表会でした。

慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史学専攻アート・マネジメント分野平成21年度 修士論文発表会

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2010/02/02

字数制限のないレポートとイッセー尾形

 大学院の後期レポート締め切りだったので、先週末に提出(WEBから提出できるので、楽です)。「舞台芸術論」という科目のレポートなのですが、これ字数制限がありません。テーマはもちろん与えられているのですが、どれだけ書いてもいいというのです。字数制限のないレポートというのも、ちょっと困ります。前期、同じ先生の「大衆芸能論」という授業のレポートもやはり字数制限がなく、400字×34枚分書かせていただきました。
 こんなに書くつもりはなかったのですが、なぜか増えてしまうんですよね。さて、後期のレポートは、書き終えると400字×42枚。また、多くなってしまいました。武蔵美の卒論の最低字数が2万字=400字×50枚なので、もう少しで字数だけは卒論レベル。
 さて、レポートの内容はともあれ(苦笑)、そのテーマはイッセー尾形です。「舞台芸術論」のテーマとして先生から与えられたのが「文化創造の実験」。これを、親しみのあるイッセー尾形に無理矢理引っ張って書かせてもらいました。
 字数制限のないレポートって、かえって書きづらいかもしれません。書き出す前は、5000字くらいで、と思っていたのですが、どんどんふくらんでしましまいました。ほんと、文章をまとめるのは難しいものです。

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2010/01/13

後期の授業が終了

 昨日で、大学院後期の授業が終わりました。本来は今日までなのですが、先生のご都合で授業が先週に振りかえられていて、昨日で終了。これから春休みです。新学年の授業が始まるのが、4月10日頃ですか、約2ヶ月の長い休みです。大学生って、休み長いなあ、社会人には関係ないですが。
 夏休みも2ヶ月くらいあったのですが、休み期間中に集中講義や新学期前に前倒しの講義があって、そんな長い感じはしなかったのですが、春休みは何もなく、ただ長い。
 忙しい、忙しいと言いながら、大学の講義は仕事モードから脱却して、気分転換、発想の転換になっていました。後期は平日2日と土曜日、週に3回学校に行くのは、生活のアクセントになっています。それがなくなると、仕事だけ、になってしまいます。勉強を継続的に続け、新学期を迎える工夫を考えなければいけません。

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2010/01/05

本に囲まれた年末年始

 うちの会社は、幸い仕事始めが4日。この年末年始は、ほとんど遠出もせずに終わりました。年が明けて、出かけたのは女房の実家(栃木)に日帰りでいったのが、もっとも遠いところです。あとは、渋谷に用事があってちょっと出掛けたくらいです。
 というのも、大学院の期末レポートと修士論文の研究計画書の提出が、休み明け(大学は7日から授業再開)にあるからです。後期は履修授業を減らしたのに、あまり楽になってないのは、なぜだろう。
 レポート作成に欠かせないのが、資料の本。いちいち買ってはいられないので、ほとんど図書館から借りています。年末年始には大学図書館と区立の図書館は当然閉館なので、その前にたくさん本を借りてきました。今、3つの図書館から借りた本が合計22冊。置くところがないほど。
 朝早く起きたり、元旦からやったりして、レポート1本と研究計画書は、仕上がりつつあります。もう少し集中する能力があればいいんですが、オジサンにはそれを望むのは無理というもの。だましだましやっていくしかないようです。
 この忙しさのおかげで、まだ初詣にいっていません。いつまでにいけば、初詣っていうんでしょう。さてさて、学生の身分としては、春休みが待ち遠しいです。

Books


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2009/11/26

学食では、麺類がおすすめ

 毎週水曜日は、大学で授業です。18時半開始なので、ノー残業デーながら仕事を無理矢理終わらせて、大学に急ぎます。授業は20時過ぎには終わるのですが、お腹が減ってしまうので、何か腹ごしらえをする習慣になっています。
 昨日は、大学に着いたのが18時15分頃。もう少し時間があれば、渋谷の街でディナーをいただくところですが(笑)、時間がないので学食です。学食って、安さは問題ないのですが、そのかわり、やはり学食って感じは否めません。オジサンはやっぱり贅沢な食事に慣れてしまってます(苦笑)。
 時間もなかったので、ラーメンセットにしてみました。これ、初めてのチョイスですが、醤油ラーメン+味付け御飯+サラダ(キャベツだけ)のセットで、400円なり。炭水化物比率が高い素敵なディナーです。この学食では、麺類は安定感があるメニューです。そば、ラーメン、スパゲッティ、どれもますまず。
 時間がない勤労学生にとっては、うまい、やすい、早いのメニューで助かります。

Ramen_set


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2009/11/25

大学図書館の媒体

 大学の図書館に本を返しにいった際、カウンターにあった冊子をもらってきました。『AGULI』なる青山学院大学図書館報です。AGULIとはAoyama Gakuin University Library Informationの略。全16ページのささやかなものですが、No.86と記載されていて、かなりの歴史がありそう。WEBを見ると、年に4回のようです。
 Photo この『AGULI』、あるテーマ(今号は「図書館での出会い」)にして、先生方のエッセイを掲載するという、ある意味シンプルな編集方針の冊子です。でもこの冊子の紙は上質で、決して安っぽくない仕上がり。結構お金かけているのではないかと……。図書館報っていうの、他の大学にもあるのでしょうか。
 調べてみるとこんなWEBを見つけました。たくさんありますね。図書館報って、ひょっとすると重要なメディアなのかもしれません。考えてみれば、図書館というのは大学にとってもっとも重要な機能であり、設備です。この大学図書館のメディアにも役目が与えられているようです。これからは、この『AGULI』、まじめに読んでみます。

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2009/10/31

今日から「青山祭」

 毎週土曜日は、大学院の授業です。しかし、今日は授業は全学休校日。今日から3日間、大学祭の「青山祭」のためです。もう、大学祭の季節なんですね。文化の日あたりは、大学祭が多い時期です。最初の大学、慶應では「三田祭」という名称で行われていましたが、毎年勤労感謝の日前後の開催だったので、ちょっと寒かったです。
 最近の大学祭はどんな感じなのでしょう。ミスコンとかは必須なのかな。私が(最初の)大学生の頃はミスコンなんてなかったです。女子大生がブームになるのは、もうちょっとあとのこと。
 青山祭の目玉は、中川翔子のコンサートらしい。しょこたん、っていうのは聞いたことあるのですが、どんな活動をしているのかはもちろん、顔さえもしりません。オジサンにとっては、ほとんど未知なものです。
 気になるのは、このしょこたんを大学祭に呼ぶことが、どれほどなインパクトがあるか、ということ。単なるアイドルなのか、大学なりのインテリジェンスがまぶされているいるのか。まったくわかりません。まあ、しょせん大学の大きな講堂みたいなところでやるコンサートですから、多くは期待できないかもしれません。
 

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2009/10/15

大学院、授業の人数は

 大学院、後期の授業が本格的に始まって、2週目です。この学期は結局平日2日の2科目、土曜日2科目の計4科目と、ちょっと少なめの履修にとどめました。そのうち3科目が前期履修させていただいた先生の授業を、後期も取らせていただき、残りの1科目は広告コミュニケーションについて、外部の講師(現場で活躍されている方)の授業で、なかなか興味深く、面白い内容です。
 ところで、大学院授業って何人くらい学生がいるものなんでしょうね(漠然とした問いですが)。よその研究科とか、他の大学とかの実態はわかりませんが、履修していた科目により、まちまちです。50人以上(MBAビジネススクール)から1人まで、様々。1人というのは、要は先生とマンツーマン、です。個人授業とでもいうんでしょうか。昨日、その授業がありました・
 イーオンみたいな英会話スクールでは、マンツーマン授業は当然ありますが、大学院ではどうなんでしょう。論文指導では当然マンツーマンですが、通常の90分授業では、あまりないパターンかも。まあ、コストパフォーマンスを判断すれば、学生1人で先生を占有できるわけですから、いいことですね。幸せな環境かもしれません。
 

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2009/10/07

大学院と社会人のかかわりかた

 大学院での授業も、後期の履修登録を終えて本格的に講義が始まっています。前期はちょっと考えることがあって、平日の夜3日(3コマ)と土曜日3コマの計6コマも履修してかなり大変でしたが、後期は平日2日(2コマ)、土曜日2コマの計4科目にしました。
 前期は、平日、そして土日と、いつも勉強している感じで、日常の雑用さえできない有様でしたが、後期はすこしは余裕ができそうです。社会人が大学に通うのって、やはりいろんな意味で大変ですね。通信のときも厳しかったですが、ちょっと違う意味でのハードさがあります。
 うちの大学院は、社会人と学部からそのままきた学生が混在しています。募集では社会人が大半とのことだったのですが、諸事情から学部出身学生と社会人が半々くらいのなっています。
 学部から来た学生は、いわば専業学生ですから、勉強時間がたっぷりあります。それに比して社会人学生は、時間的制約との闘いです。社会人にとって授業の履修も、ハードルがあったりします。例えば夜6時半からの授業を、毎日とることは(私の場合)事実上不可能です。また、授業の予習などの時間をどう確保するかもも重要。
 その意味で、MBAを取るビジネススクールに通っている方は、ほんとすごいなと思います。大学院に通う意味が明確だからこそ、続くのででしょうね。私も今一度、大学院での目標を点検して、後期には少しでも前進したいとは思っていますが……。さて、どうなることやら。

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2009/09/25

後期授業が始まって

 昨日から大学院の後期(秋期)授業が始まりました。長かった夏休みも終わりです。もっとも社会人には、夏休みという感覚はあまりありませんが。夕刻、大学にいったら大学生(学部生)でキャンパスが賑わっていました。若者もちゃんと大学に来るようです。
 さて、私たち院生は後期授業の履修科目を決めなければいけません。登録締め切りまで一週間くらいしかないので、取りたい科目は1回出席して、その可否を決ることになります。昨日出席した科目は、私一人でした。マンツーマンはきついなあ。でも、来週は履修登録締め切ったあとだから、これから出席者が増えるとも考えにくい。先生は、「授業が成立しなくても問題ありません」みたいなことおっしゃっているのですが、どうしたものか。かなり悩みます。
 授業が終わったあと、久しぶりに立ち飲み屋へいってみたら……、「8月30日で閉店」の張り紙! ファイト酒場という店ですが、店閉めたのです。お客さんで賑わっていたのに、景気悪いんですね。勉強のあとの楽しみがひとつ減りました。道草なんかしないで、さっさと帰りなさい、ということなんですね。わかりました(笑)。

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2009/09/18

大学院の成績とは

 来週、5連休明けから大学院の後期授業がはじまります。もう夏休みも終わりということで、ちょっとさびしい。さて、前期の授業の成績が分かりました。分かりましたというのは、大学の近くに用事があったので、大学によって学生用端末で「成績通知書」をチェックしたら、前期の成績が掲示されていたんです。
 通信で学んだ武蔵美の評価は、A、B、C、Dの4段階(Dは不合格)でした。青山学院の場合は5段階です。AA、A、B、C、Dです。AAという評価があります。AAというのは鰻とか鮨でいえば、特上といったところでしょうか(笑)。
 まじめに記すとAA=90~100点 A=80~89点 B=70~79点 C=60~69点と不合格の5段階。成績と言えば、優良可で評価されてきた世代にとっては、AAという評価はちょっと新鮮なもの。
 結果をみると、時間をかけてレポートを書いた科目は、いい評価をいただいていました。努力をすれば、それなりの成果がでるのかもしれません。
 それと成績通知書には「G.P.A.」と見慣れぬ記号(?)があります。このG.P.A.はGrade Point Averageの略で、要は成績を点数化した平均値です。こんなの知らなかったです。(ちなみにWikipedeiaにはこうあります)。
 このG.P.A.は3.71428と記載されてます。この数値、どの程度悪いのか、それともいいのか。G.P.A.の最高スコアは4.0ですが、自分の値の評価がよくわからない。まあ、どうでもいいことでしょうね。

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2009/09/13

ハードな一週間

 先週、月曜から昨日の土曜まで、大学院の授業がありました。外部の講師による授業の集中講義。大学の科目は基本的には。13コマ(90分授業)が13回で2単位となっています。通常はこれを3ヶ月余りでこなすのですが、私の大学院のは講師の都合もあり短期の日程で組まれている集中講義があります。
 先週受けた授業は月曜から金曜の6、7時限と土曜の3~5時限の日程。平日は夜の6時30分から9時40分までの授業時間です。おまけにこの授業、場所が大学でなく赤坂での行われました。
 職業学生としては、夜6時半に赤坂に行くことはかなりハード。それに授業が終わるのが10時近くですから、開始前に夕飯を済ませねば、とても気力が持ちません。かくて(?)、この一週間はほとんど立ち食いそば類のディナーになりました。富士そば、本家しぶそば、なか卯、はなまるうどん・・・・・・・(苦笑)。 いやいや疲れました。とりあえず、これで秋期の2単位が取れそうです。

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2009/08/18

やっと夏休み

 世間的にはお盆休みが終わって、仕事が再開って方が多いのに、「やっと夏休み」とは何事か? もちろんうちの会社も先週後半は夏休みでした。これから夏休みに入るのは、私事の大学院での勉強のことです。
 昨日で夏期集中講義が終わりました。12日から4日間の「文化政策特論」という講義があり、会社の休みにプラスして休暇をとって参加してきました。ちなみにこの講義の先生は、前文化庁長官の青木さんで、いろんな意味でとても勉強になりました。
 また今日WEBで、前期科目で残っていた最後のレポートを提出。まあ、結果はどうなるかわかりませんが、とりあえずは終わりました。これで、やっと大学院生としての夏休みに入れます。少しは積ん読になっていた本も読めるかもしれません。
 大学の後期スタートは9月の下旬ですが、これまた集中講義から始まります。このための宿題が、既に
大学から送られてきています。勤労学生には「休み」というのはないのかもしれません。

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2009/07/30

改めてビジネススクールパワーに感心

 一昨日は大学院で前期の期末試験でした。科目は「ミクロ経済学」。以前も書きましたが、この科目青山ビジネススクール(正式には国際マネジメント研究科)で開講されているもの。受講しているほとんどの学生がMBA(経営学修士)を目指している中で、試験を受けてきました。
 私は文化創造マネジメントとはいいつつ、全然違うマネジメントで、その差は大きい。とにかく、若い、それゆえパワーに溢れています。顔つきもなんか違う。このオジサンみたいにのんびりしていません。先生によると試験を受けるべき人数は99人。大半がビジネススクールの学生でしょうから、これだけの人数が学んでいることに、改めて驚きます。
 試験のほうは、自分の予想通りかな(苦笑)。経済学の試験受けたの、おそらく30年数年ぶりでしょう。最初の大学は、一応経済学部出てるんですが、その当時と内容はかなり変わっています。経済学も進歩してますね(笑)。ともあれ、これで前期試験は終了。あとはレポート2つもあります。まだまだ、夏休みにはなりません。

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2009/07/29

青学からの保護者へのお知らせ

 昨日、大学から女房あてに郵便物(正確に言うと、メール便にあたるものでの配達ですが)が来ました。以前も来たのですが、大学から保護者へのお知らせです。保護者が配偶者っていうのもちょっと妙ですね。大学に入るときの提出書類に、「保証人」って欄があって、ここに女房の名前を書きました。社会人大学院生の保証人に、誰をするのか。悩ましい問題です(笑)。いまさら親というのもなんだか。
 Aogaku 本来の保証人の役割は、なにか大学で問題を起こしたときに、学生本人が責任能力がないので、その代わりに責任をとることではないかと思います。20歳くらいの若者には保証人はいるでしょうが、50過ぎのオヤジにはおそらく不要。自分で責任とれなくとどうするって感じです。
 とはいってもルールなので仕方がありません。大学から送ってきたのが、「AGU NEWS」という小冊子。これ、大学のあちこちに置いてあるので、新しい号がでるといつももらってきます。それを保護者に送ってくれたのですね。青学、親切です。最近の大学は、保護者にも気を遣って大変です。

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2009/07/22

前期の授業終了と初レポート提出

 昨日の大学院「ミクロ経済学」の講義で、前期の授業がすべて終了しました。大学は前期、後期制ですが、7月の下旬でもう前期日程が終了です。正味3ヶ月10日くらい。これだけなんですね。これから夏休みで、後期は9月24日にスタート。学生は楽しいはずだよな。いくらでも時間があるものな。
 授業の評価は、学部生は試験でというのが多いのでしょうが、大学院の場合はレポートが主流。例外はビジネススクール(国際マネジメント)の授業のミクロ経済学は、来週試験です(これが大変)。レポート提出は学生に配慮いただいている科目もあり、8月中旬締め切りというのが多い。
 課せられたレポートは3つ。そのうち1つだけが明日提出締め切りで、昨日出してきました。提出先は大学院事務室(提出方法も先生によって違います)。武蔵美で勉強していたときは、レポート(課題)は、専用の原稿用紙に手書きということが多かったのですが、さすがに大学院では、ワープロ打ちでOK。
 この大学院で初めてのレポートですが、さて評価はどうでしょう。結果はまだ2ヶ月くらい先です。

Report


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2009/07/19

そろそろ夏休み、でもないんです

 昨日も大学でした。本来は、一昨日で前期の授業が終わる日程なのですが、先生の都合で休講があった科目は補講があり、昨日は2科目ありました。休講したのにもかかわらず、補講しない先生もいらっしゃいますが。
 学部ももう授業はほとんどない様子で、キャンパスは学生が少なかったです。すっかり夏休みモードです。とはいっても、大学院の場合、レポートを課せられる科目も多く、これから3つの課題を仕上げなければいけません。また、来週には試験もあります。先生の採点提出締め切りが8月28日とかで、レポート締めは8月中旬が多いのです。旧盆のころまで、熱い戦いは続きます。
 とはいっても、こんど土曜日にキャンパスにくるのは、こんどは9月の下旬。久し振りに学食に寄ってみました。定食の「表参道」をチョイス。しゃれたネーミングですね(苦笑)。

Omotesandou

 ハヤシライス+ハンバーグ、コロッケ。ボリュームはありますね。400円也。ふつうの味でした。

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2009/06/24

ただいま自転車操業中

 一昨日、大学院の科目「文化伝達論」での発表でした。1か月前からこの日、っていわれていたのですが、手を付け始めたのは2週間前。この前の週末でなんとかまとめて、未熟な状態ながらどうにかこうにか、形にして発表を終えました。これで気が抜けて、帰りに立ち飲み屋によって、一杯やってしまいました。
 実は、今すぐやらねばいけない課題があったのですが、すっかり忘れてました。今週の土曜の授業用に先生から英文の資料を与えられています。その量、約90ページ。まだ、全然読んでいないことに、今日気がつきました。何せ英文ですからね。そう簡単にはゆかぬ(苦笑)。これから始めます。
 ほんと、最近は勉強が自転車操業状態です。「自転車はペダルを漕ぎ続けることで安定した走行が可能であるが、漕ぐのをやめるといつかは転倒してしまう」(Wikipedeia)、つまり、「一瞬たりとも勉強をやめることはできない」感じですよ。立ち飲み屋になんか行ってる暇なかったんですね。
 夏休みまで、あと3週間ほど。ほんと待ち遠しいです。

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2009/06/20

今日は、大学院がお休みです

 うちの会社は週休2日ですが、学校は私立だと土曜日は授業です。息子も学校だし、そのお父さんも大学です。だから、ここ5年は土曜に朝寝が出来るのは息子の夏休み、冬休み、春休みだけでした。
 さて、今日は大学は全学お休みです。「アドバイザー・グループ・デー」とかがあるためだそうです。これ、なんでしょうね?大学のWEBで検索してみたら、こうありました。
本学独自の課外活動である「アドバイザー・グループ」制度は、本学の多くの教師と学生が人格的に交わり、懇談会や奉仕活動、ピクニックなどの諸活動を通して、ものの見方や考え方、そして生き方を共に深く探究することを目的としている。
 そもそも、アドバイザー・グループて、何。大学のWEBにはこう書いてあります。ゼミでもサークルでもない学生と先生の交流組織ですかね。ちょっと不思議なものだなあ。最近の学生は、こんなもの作らないと、学生、先生が交われないってことですかね。
 私が履修している土曜日授業の先生は、休みになって喜んでいたとか、別な先生からききました(笑)。私も土曜日が久し振りに休み。美術館に出かけたいところですが、来週の月曜、授業の発表があるんで、家に軟禁です。トホホ。

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2009/06/16

本が溜まってきました

前期の大学院授業もあと1ヶ月余り。そろそろ各科目、まとめにはいりつつあります。ある授業では来週、とある課題で発表しなければいけません。また、別な科目でも、先生から与えられた課題を調査して、これも今週発表。予想はしていたけど、なかなか大学院はハードです。
 課題の調査、研究のため、必要な本を手に入れなければいけません。もちろん、すべて購入していたら破産ですし、参考文献がすべて現在買えるとは限りません。やはり、頼みは図書館です。
 以前、武蔵美の通信で勉強していたときは、生活拠点が仙台と東京だったので、図書館は仙台市立図書館と、目黒区立図書館を併用していました。目黒が20冊まで借りられる鷹揚さなので、かなりの冊数借りていました。現在は更に利用する図書館を増やしています。目黒、世田谷、そして青山学院大学、青山短大と3カ所。もう、何冊借りたかわからない状態になってます(苦笑)。
 でも、図書館ってほんと便利。かなりの資料が揃います。勉強するのに、どれだけ助かっていることか。さて、その成果はどれほどなのか、そこが問題ですね。

Book


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2009/06/11

大学購買の利用度は

 大学には購買部(これが正しい表現?)がありますね。青学にもあって「購買会」という名称です。現在は、校舎建て替えのため、バラックの店舗と、校舎内の店舗と2つに分かれて営業しています。教科書を買うときには必ず使いますが、それ以外はあまり便利には感じません。品揃えがそんなに多くなく、欲しい物がないのがその理由。
 そんな購買ですが、書籍、雑誌は1割引なので、これは便利。店舗に内本でも、ネット(e-hon)で購入して、店舗で受け取れば、同じ一割引とお得。先日買った村上春樹の新刊2冊も10%オフでした。再販制度のため、本を値引いて買う習慣がないので、10%でも割引されると嬉しい。
 でも、大学って一般的に生協があるんですが、青学はないみたい。以前、慶應にいったとき、生協がありました。そこで資料の本を買ったのですが「生協会員ですか」ってきかれたので、会員制の生協のようです。大昔、この大学にいたのですが、当事生協に加入して、レコードを安く(確か2割引?)で買っていた記憶があります。いま、大学生協って多いのでしょうか。調べてみたらこんなWEBがあり、生協がある大学、多くないようです。青山でもあれば、便利なんですが。どうしてないのかな。

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2009/06/09

昨日の夕食は

 昨日は授業があり、大学についたのが18時20分。開始まで、10分あるので、食堂で夕食(10分しかないのに!)。青学の食堂って、前にも書きましたが、社会人の視線でみると値段は安いです。いつもは天ぷらそばなど麺類が多いんですが、この日は大胆にもカツ丼を食べましたよ。
 カツ丼は、ふつう500円はすると思いますが、この食堂は、360円なり。おまけに味噌汁(ただし具はもやし)と冷や奴がついてます。冷や奴がいいですね。ちょっとは栄養的に偏りが改善されている気がします。
 この値段で、食堂もうかっているのでしょうか。それとも、大学からの補助があるのでしょうか。いづれにせよ、不況下、なにかと厳しい勤労学生には嬉しい学食です。ビールとかあればいいのにね(ありえませんね)。

Katudon


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2009/05/31

大学院にいっていると、ちょっと広がる

 大学院が始まって2ヶ月近く経ちました。前期課程の半分は過ぎました。今のところ脱落せずになんとかやってます。どの授業も幸い、刺激的です。授業からいろいろ広がって、更なる楽しい機会がふたつありました。
 ひとつは昨日記事にした三菱一号館の見学。授業で「都市・建築文化論」という科目をとっています。その先生が建築史では有名な方で、この三菱一号館の復元に関わっていたことから、見学会が行われたもの。私などの大学院生はその恩恵にあずかったわけです。
 また、「プロジェクトマネジメント論」という授業があります。私は履修していないのですが、内容はミュージアムのファンドレイジングをテーマにしています。その拡大版の授業として、履修していない院生も参加可能なイベントが企画されました。その内容は、企業からの賛助金として年間7千万円も集める実績を持ち、高い評価を受けている東京都写真美術館で、その仕事に長年関わってきた方の講演です。これもかなり有意義なものでした。
 大学院に限らないことかもしれませんが、学問の場では、貪欲に求めていけば、それに応じたものを与えてくれます。こんなこと、最初の大学に通っていたときは気づきませんでした。きっとオジサンになった特権でしょうね。

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2009/05/21

2人の授業と50人の授業

 大学院の授業が始まって、もう1か月以上が経ちました自分自身の「なんとかなる」体質で多くの授業を履修してしまい、ここのところ勉強がまさしく自転車操業状態です。どんな感じか言えば、毎週の授業でやるべき課題を、帰宅後やらないと当然間に合いません。これが思った以上に大変。
 そもそも、私が学んでいる大学院の授業は、どの科目も人が少ないです。3〜5人の授業です。この人数だと、先生の講義をきいているだけ、なんていうわけにはいきません。英語のすごく難しい文献を順番に訳したり、難しい哲学書(ヘーゲルです)の内容をレジメにまとめて、発表したり。予習にかなりの時間が必要です。ありきたりの感想ですが、大学院って厳しいです。
 そんな中、以前も書きましたがビジネススクールの授業をひとつだけとっています。この「ミクロ経済学」は、参加している学生は50人はいます。当然、発表したりすることはなく、ひたすら講義をきくのみです。まあ、参加する方ほうは楽ですが、これだったらふつうの大学(学部)とあまり大差ないかも、なんて思ってしまいます。
 昨日あった「都市・建築文化論」なんて、欠席者がいたので学生は2名でした。90分の授業、緊張しますよ。でもこれだからこそ勉強し甲斐があるんだと思います。大学院にもいろいろなスタイルがあるようです。

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2009/05/03

学生街がない青学付近

 青山学院大のある場所は、もちろん青山。住所は渋谷区渋谷ではありますが、地下鉄の表参道駅から徒歩5分ほどですから、イメージとしては青山ですね。お洒落な街のあるわけですが、そのため所謂「学生街」が存在しません。
 学生街といえば、かつては雀荘、安い飲み屋などが思い浮かびましたが、いまはマージャン打つ学生いるのでしょうか。そうはいっても、都内の大きな大学のまわりは、学生街らしい雰囲気がただよっているところがまだ残ってます。お茶の水、三田、高田馬場などには、例えば安くてボリュームのある飯屋がありそうです(三田にはラーメン二郎、健在ですし)。
 それに対して、青学付近にはこぎれいな店ばかりで、気軽に入れる店が少ない。例えば立ち食いの「冨士そば」なんかないし。まあ、渋谷の街が近いから、飲み会などの遊びは学生諸君はそちらへいくのでしょう。でも学生街に変な愛着があるオジサンにとっては、ちょっと物足りないです。まあ、勉強しに大学にいっているので、そう贅沢もいえませんが。

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2009/04/22

「休講」という感覚

 昨日は7時限(20時10分)から授業があるので、急いで食事(マックです)をしてから、青山へ。教室へいくと、明かりがついていない。「教室が変更になったのかな」と校舎一階の掲示板を見てみると「休講」の案内が。ショックです。せっかく土砂降りの雨のなか、来たのに……。
 Kyuukou 昔、大学生の頃は、「休講」嬉しかったものです。掲示板で「休講」掲示をみつけると「さー、雀荘だ」という輩のいました(私は麻雀やりませんが)。そういえば、大学の先生って休講多いんですね。この休講を知ったときの感覚は、ちょっと不思議なものです。会社で働いていると、このような気持ちになることはないのでは。会議が延期になっても、こんな感覚とは違います。
 ただ、いま大学院生しては、休講は嬉しいものではないかもしれません。一回、授業を損したという現実的な感覚があります。先週受けた授業で先生が、「○月○日は休講です」と言ったら、学生の一人が「休講するなら、補講してくれなくては困ります」と主張していました。そんなんですよね。社会人は貴重な時間をさいて大学で学んでいるので、簡単に休講してもらっては困るわけです。私も、もう少し貪欲にならなければいけないようです。

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2009/04/18

いまどきの学生証

 大学の学生証をもらって2週間たちますが、まだほとんど活用していません。美術館にいけば大学生料金だし、映画もそうです。その学生証、なかなか多機能です。Suicaのような非接触タイプのICカード型になっていて、学生証をもっていないといろいろ不便です。
 例えば、図書館の入館や、学内情報端末の使用は学生証がないとダメです。学生証に課金ができ、学食、購買で買い物ができます。便利になったものです。
 ネットで調べてみると、明治大学の学生証はSuica付きらしいです。進歩してますね。でも、昨年卒業した武蔵美は、昔ながらの紙の学生証でした。ICカード型の学生証を導入するには、コストがかかります。やはり学生数は多い大学でないと、導入は難しいのでしょうか。そのうち、学生証をセールスポイントにする大学が出てきそうです(もうあるかもしれないな)。

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2009/04/15

ビジネススクールの熱気

 昨日、仕事を終え夜の8時半すぎに大学へ。ホントは、6時半からの講義にも出たかったのですが、仕事のため断念。8時40分からの「ミクロ経済学」に出席。この科目、所属している専攻の科目ではなく、同じ青山学院大学院の国際経営マネジメント研究科の科目。この国際経営マネジメント(内部では「コクマネ」と呼んでいます)は、いわゆるビジネススクール。いくつかのコースがありますが、MBA(経営管理修士)をとるコースもあります。
 Abs 教室はいつもと違う5号館。そこにいくとものすごい人。スーツ姿の若者や、女性も若い。空気が張り詰めてます。教室には、軽く50人以上の学生。大半が20代、30代と思われる人で、私と同世代など見あたりません(苦笑)。先生もスーツ姿で「この時間に大学で学ぶ姿勢に感心します。いずれは、ビジネスで頭角をあらわすことでしょう」っていってます。
 これまで受けた授業と大違いです。一昨日受けた「芸能伝達論」は学生2人でしたよ。まさに対極にある授業の風景です。ビジネススクールって、こんなものなのか、オジサンはびっくりしました(一応、経済学部出身なのですが)。

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2009/04/14

大学生の特典-キャンパスメンバー

 大学生になって勉強は大変ではありますが、その代わりといってはなんですが、いろいろ特典(?)もあります。学割、なんてのが典型的な例ですが、ラーメン屋で学生証みせたら割引なんて嬉しい店もあります(実際は使いませんが)。
 脱線してしまいました。美術が好きな大学生には使ってうれしいのが、美術館、博物館のキャンパスメンバーです。大学、短期大学、高等専門学校、専修学校、各種学校が、国立美術館か国立博物館キャンパスメンバーに入っていれば、それぞれの企画展は無料で観覧ができるというもの。詳しくはこのWEBを
 青山学院は、国立美術館(東京国立近代美術館, 京都国立近代美術館, 国立西洋美術館, 国立国際美術館, 国立新美術館)と東京国立博物館のメンバーになっています。このキャンパスメンバー、どの大学も加入しているわけではありません。武蔵美のような美大系はだいたい入ってますが、総合大学の大所(変な表現ですが)は意外と入っていません。たとえば、母校のK大も入っていない。
 青学でよかったと思いながら、実際行く時間がありかどうかは疑問です。

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2009/04/12

大学院の授業開始

 昨日から大学院の授業が始まりました。科目の履修登録締め切りまで10日ほどあり、そこまでは授業の内容を見極める大事な期間です。勤労学生としては、土曜日の授業をできる限り履修して単位を稼がねばならないので、朝9時から大学にいって、1時限から4時限まで受講しました。
 Risyu ほとんどの科目がイントロダクションだったり、ガイダンスだったりして、本来の授業時間の90分経たないうちに終わりました。しかし、講義をうけるという慣れないことをしたので、どっと疲れました。でも、最近の大学は親切です。授業内容が記されたシラバスが配られ、授業の概要は事前にわかります。私が最初に大学に入ったときは、シラバスなんてものはなく、まず授業にでてみて内容を把握することから始めたものです。
 学部の授業もこの日から開始のようで、キャンパス内ではクラブの勧誘があちこちで行われていました。新学期らしい華やかさで、「大学生はいいな」なんて思いながら、帰路につきました。

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2009/04/10

ちゃんとした学生手帳

 先週、大学の入学式の時にいくつかの書類や冊子一式をもらい、その中に学生手帳が入っていました。これが、かなりしっかりした作りの手帳です。昔、大学に行っていたときには学生手帳なんてあったかな。なんか嬉しいです。武蔵美でも学生手帳があったのですが、それよりしっかりしたものです。
 ここ何年かは、仕事のスケジュール管理は会社で使っている(というより与えられている)OUTLOOKでやっていて、プライベートは何も管理する手帳とかを使っていませんでした。今年は、大学もいくことだし、と手帳を購入しました。でも、青学のこの手帳ですべて用が済みそうです。日々のスケジュール欄には、例えば「履修登録最終日」とか、「後期授業開始」とか細かに記入されていますし、図書館カレンダーもあります。
 この学生手帳で自分のスケジュールを管理できたら、勉学ははかどっているということになるでしょう。そこがポイントです。

Gakusei_tecyou


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2009/04/05

満開の桜と入学式

 昨日は青山学院の入学式でした。大学院にもちゃんと式があるんです。自分の入学式なんて、数えてみると33年ぶり、いや怖ろしい。折しも校内の桜が満開です。入学式に満開の桜、それだけで幸せな気分になります。

Aogaku_sakura

 青山学院内にある間島記念館は、登録有形文化財。その前にある桜が華やかです。
 入学式は礼拝堂で、キリスト教式で行われました。賛美歌や校歌をいきなり歌うことに。これはハードルが高い(苦笑)。
 入学式のあとは、オリエンテーション。なんか大学生になった気分(実際そうなんですが)。


続きを読む "満開の桜と入学式"

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2009/03/12

そろそろ覚悟を決めなければ

 青山学院大のWEBにこんな情報が。「総合文化政策学研究科 伊藤真利子さんが第1回石橋湛山新人賞を受賞」とあります。この4月から入学を予定している総合文化政策学研究科には、修士課程の文化創造マネジメント専攻(私のはここ)と、もうひとつ総合文化政策学専攻(博士課程5年一貫)があります。石橋湛山新人賞を受けられたのは、この博士課程におられる方です。青学のこの研究科にとっては朗報ですね。
 さて、私の大学院ですが、先日4月からの入学手続きをしました。授業料も半期分ですが払い込み、もう逃げられない状況です(笑)。いくつか、準備の勉強をしようと思ってはいたのですが、ほとんど進んでいません。美術史のおさらい、英語、アートマネジメント関連の整理など、やることだけはいっぱい思いついているのですが。はや、3月も中旬になってしまっています。気は焦るばかり。
 実際、大学院と仕事が両立できるのか、も不安が残ります。とはいっても考えてばかりいてもしようがないので、やるしかないのです。と、自分に言い聞かせている今日この頃です。

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2009/02/01

青学大学院の入試説明会に参加して

 昨日、この4月から進学しようと思っている青山学院大学総合文化政策学研究科の入試説明会があったのでの、参加してきました。入試に合格したのに、説明会にいくなんて、順番が逆、変ですよね。わかってます。どうして? 先日、この研究科の主任教授の先生にお話をうかがったとき「よければきてください」とお誘いを受けたのが、その理由なのですが。
 でも、いってみてよかったですよ。もらってないパンフとか、時間割案とかいただいたし、研究科についての細かい説明を(初めて)きかせていただきました。この研究科、やはり本物な気がします(表現は極めて雑駁ですが)。説明会も1時間半近くにわたり行われ、先生も5人も参加しておられました。説明会修了後も、個別相談に応じてくれていて、大学の熱心さを十分に感じました。
 さて、ぼちぼち、アート周りの勉強をしなければいけないな、と自分にきかせながら帰路につきました。

Aogaku


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2009/01/21

京都造形芸術大学の通信大学院とは

 昨年から資料を取り寄せるなど、なんとなく興味をもってきた京都造形芸術大学の通信制大学院。ここで自分の中で決着をつけておこうと(?)、この前の日曜日に説明会にいってきました。この大学は、本校はもちろん京都ですが、東京の人形町に東京サテライトキャンパスがあり、説明会はここで行われました。
 通信の大学院開設は、2007年4月。芸術系の大学院の通信課程は現在のところ、ここだけ。大学院は3つの領域から構成されています。美術・工芸領域(日本画、洋画などの実技系)、環境デザイン領域(建築デザイン、庭園・ランドスケープデザイン)そして理論系の芸術環境研究領域。この「芸術環境領域」、どんな研究内容かわかりにくい。WEBによると、「芸術学」「歴史遺産学」「芸術計画」の3つがあります。この内容がよく分かりません。
 説明会で担当の先生におききしたところ、私が研究テーマとしたい芸術文化振興は、「芸術計画」に該当するようです。芸術計画とはききなれない単語ですが、この大学の造語でしょうか。
 説明会で分かったことは、京都造形芸術大通信大学院の理論系では「修士論文」もしくは「修士研究活動報告書」を完成させることが最終点。論文を完成させることが目的で、それに沿って指導が行われます。この大学院の目的は論文(もしくはそれに準ずるもの)を完成させることが目的なのですね。ただ、社会人向けの大学院では、必ずしも論文の完成にとらわれる必要はないのでしょうか。
 しかし、この通信大学院、昨年は定員80名に対し93名の出願がありました。これだけの人数がいることにちょっと驚きます。生涯学習の場の必要性を感じました。

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2009/01/14

社会人流大学院のわかり方

 変なタイトルですが、昨年秋に合格した青山学院の大学院についての話です。いまどきの大学は、どこも親切で入試の前に説明会をやってくれます。私が高校の頃は、そんなものなどなくて、情報源は雑誌の「蛍雪時代」「高三コース」(ふる~)くらいでした。
 でも青山学院の文化創造マネジメント専攻は、文科省からの認可を受け、正式に設置が決まったのが昨年の9月。設置が認められるのを前提に入試の日程は決めていたようですが、事前に受験生対象の説明会は行われませんでした。募集要項(これもそんなに詳しくは書いていないもの)と、WEBの内容から、研究科の内容を判断するしかありませんでした。
 受かったあとでいまさらですが、入学金も払い込んだことだし、担当の先生にお会いして、研究科の詳しい内容をおききしたくなりました。いつもながらの厚かましさで、大学院の事務室にお願いして、担当の先生(教授)にお会いしてきました。資料ではなんとなくわからなかったことも、お話しているうちに少しずつわかってました。幸いにも先生が、私の大学(ひとつめのです)の先輩だったため、楽しくお話ができました。
 この専攻、来月2回目の入試があります。この入試のための説明会を行います(なんか損した感じ)。今日の日経新聞にも広告が載ってます(38ページに小さく載ってます)。先生は、説明会に人が集まるか心配しておられました。興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか。

☆青山学院大学 総合文化政策学研究科 入試説明会

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2008/12/10

社会人大学院への道:芸術分野編その3

 昨日、久し振りに武蔵野美術大学にいってきました。卒論を指導していただいた先生に個人的なお願い事があり、お時間をいただいてお話してきました。大学院を受験したことをご報告させていただいたのですが、先生がおっしゃるにはこれまで通信課程卒業生で、大学院に進学した人は少ないのでは、とのこと(通信課程の卒業生としては、私は5回生くらいです)。
 芸術文化やアートマネジメントといった「芸術文化支援系」の社会人大学院は少なく、(私の知るところでは)以下の3つです。
・慶應義塾大学文学研究科美術美学史専攻アートマネジメント分野
・駿河台大学現代情報文化研究科文化情報学専攻科
・青山学院大学総合文化政策学研究科文化創造マネジメント専攻

(京都造形芸術大学には通信課程の大学院があります)

 慶應は専攻の中に「分野」として置かれている小さな大学院で、2005年から開講しています。講義は平日夜週1回と土曜日に行われています。大学のWEBで公開されている時間割から判断すると、講義内容は、すべて決められていて、選択科目は一切ないようです。
 駿河台大学の内容はWEBで見る限りよくわからないのですが、社会人に対応した大学院のようです。ただ、この大学は埼玉県の飯能にあり、都内に職場がある私にとって、仕事が終わって通うのは事実上無理です。駿河台大学に限らず、社会人大学院に通う条件として、職場と大学が近いことがあげられます。毎日の仕事の状況にもよりますが、大学までの移動時間は30分くらいが基準線ではないでしょうか。
 青山学院は、受験前に事務室にうかがっておたずねしたところ、時間割がまだ確定されていませんでした。今のところの計画では平日夜(18時30分~)と土曜日に集中して講義を設定する予定。また、講義はかなりの科目が用意され、選択制となります。
 青山学院にしたのは、まあここが最初に受かったからですかね(笑)。ちょっとまじめに言うと、未知数ではありますが、2009年4月に新規開設される専攻なので、逆に未知数な魅力があること。また、今年総合文化政策学部を開設し、その研究科としての設置であることから、青山学院のこの分野にかける意気込み、思いの大きさが感じられること、が選択の理由です。
 さて、そろそろ勉強に手を付けねばと思っております(転勤がなければいいのですが……)。

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2008/12/09

社会人大学院への道:芸術分野編その2

 社会人大学院への道、その2をすぐに書こうと思っていたのですが、別な記事を続けてしまいました。さて、社会人の大学院入学、それも芸術支援系への道です。そもそも、社会人大学院とは何なんでしょう。
 ちょっと脱線しますが、大学院の進学率、どれほどなのでしょう。ネットで探してみてもよくわからないのですが、おそらく10%台のようです(文科省の資料を探せば正確な数字があるのでしょうが)。まだまだ大学院そのものが一般的な教育環境にはなっていません。例えば武蔵美の同級生にメールをしている中で「大学院に行くんですね、どの学部」「新しい学科ですね」などと言われます。大学院は、学部、学科ではなく、研究科と専攻です。私も以前は間違えていました。
 本題に戻って、社会人大学院とは何か。社会人大学院を名乗っているところも内容がまちまちです。私見では社会人大学院の定義は、2つあると思います。ひとつめは、社会人のための入試を行っている大学院(社会人入試)。一般的には大学院入試は大学課程修了後の教育であるため、かなり難易度が高いのが通例です。社会人に配慮した(はっきりいえば少し易しい)入試を行っている大学院がいくつもあります。
 社会人大学院のふたつ目の形は、社会人が通学できる時間帯に講義を開講している大学院です。具体的には平日の夜と、土日に集中して講義を行うことです。
 実際の社会人大学院は、社会人入試と社会人が通える講義時間、この両方ともに対応しているところが多いようです。でも、中には入試は社会人対応だけれど、講義については平日昼間しか開講していない、という大学院もあります。例えば東大の総合文化学研究科超域文化科学専攻がそうです。
 また、まとまらない話になってしまいました。すみません。明日こそは、具体的に芸術支援+大学院をどう選んだかを書くつもりです(続く)。
 

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2008/12/06

社会人大学院への道:芸術分野編その1

 このブログに武蔵美通信つながりでお越し頂いている方が、想像より多いのではと最近感じてます。通信の大学を終えた後、どうするのか。卒業生は、誰もが抱えているテーマのようです。私の選択は、大学院でした。武蔵美に入ったのは「ギャラリーをやりたい」→「そのためには、経歴とか、資格(学芸員)が欲しい」と、たわいもない理由でした。しかし、大学で学んでいるうちに、勉強の楽しさにはまってしまったのが真実。
 通学課程の大学を終えた若者であれば、大学在学中に大学院への準備をして、卒業した3月の翌月からは大学院へ通っている人が多いのでしょう。しかし、通信課程の、ちょっと年を重ねた大学生は卒業するための勉強で精一杯で、大学院の受験などする余裕は(少なくとも私は)ありませんでした。
 とは言っても、大学院に進んで、もっと勉強を高めたいと感じている同級生は少なくありませんでした。しかしながら、社会人で大学院、という条件を満たすことはなかなか大変。ましてや芸術系は、いろいろ調べてみたけど、ほとんどないようだし。ネットで調べると、こんなサイトがありますが、
大学&大学院.net
 探しても、芸術系大学院+社会人対象なんてなさそうだし。さて、どうしたものか。
 で、なんで青山学院の大学院なのか……。長くなりそうなので、続きはまた書きます。

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2008/11/29

大学院への道、開ける

 これまでにいくつか大学院のことを書いてきましたが、このたび大学院に合格しました。大学院受験のことは秘密裏に進めてきましたが(笑)、受かったのは青山学院の大学院で、総合文化政策学研究科文化創造マネジメント専攻です。
 Aogaku ここは、来年(2009年)4月に新設される大学院(研究科)です。社会人を対象としていて、平日の夜と土曜日に講義を行います。この存在を知ったのは9月下旬。試験が今月15日と、あまり時間がない中での受験となりました。得意のやっつけ仕事というやつですね。
 合格はしましたが、授業料のことや、実際仕事と両立できるのかとか、悩みはいくつもあります。でも、最大の悩みはこの人みたいに賢くないので、勉強についていけるかが最大課題です。さて、どうしよう。

青山学院大学 文化創造マネジメント専攻

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