久々に大笑いしました。楽しかったです。昨晩、イッセー尾形の「とまらない生活2005 新ネタ版 in 草月」をみてまいりました。イッセー尾形の一人芝居は、金沢に住んでいた頃、何回か見にいきました。彼の芝居を演出している森田さんが金沢の隣、松任出身で、毎年金沢では公演がありました。それ以来ですから、5、6年ぶりですか。
会場にはいると、飲み物、食べ物がロビーに用意されていました。ワイン、コーヒー、お茶、サンドイッチ、のり巻き、お団子・・・、これは嬉しいです。会場はもちろん満席、観客は年代もばらばら、あらゆる世代にイッセーファンがいるのだなと実感。
開演時間の19時より5分ほどたって、舞台が暗転して、イッセーが登場。舞台の上に、あっという間に「イッセー尾形ワールド」が展開します。演目は8つ。ひとつの演目を演じ終えると、下手で次の演目へ着替えるところを見せるやりかたは、相変わらず。
日常、どこでもありそうなコト、どこにでもいそうな人を、うまく仕立てる芝居は、やはり絶品です。イッセー尾形演じる主人公(?)は「あんなやつ、いるよな〜」と思うのですが、よく練られた脚本、考え尽くされた演技、細かな演出で、ほんと「大笑い」できます。私が気に入ったのは『労働組合の元委員長』、『ピザ屋の配達員』、『説明員』。(正確にはこの演目名ではないでしょうが)また、最後の演目の、イッセーがチェロを奏でながら、おもしろい話をしてくれれるものは(実際はともこさんという女性を演じてます)爆笑もの。グリム童話や、白雪姫のお話などを、ごゃごちゃにした、はちゃめちゃなストーリーですが、見事に笑えます。
座った席のすぐ後ろに、演出家の森田さんがおられましたが、笑ってみてました。自分で演出したのに、おかしいらしい。
イッセー尾形の一人芝居、久しぶりでしたが、更に進化していました。仙台でも6月に公演があるようで、またいってみようか、迷っています。
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