デジカメ市場は好調なのか
昨日記事で書いたカメラの展示会「CP+」を取材して、昨日の日経新聞に記事がありました。「デジカメ単価8万円台、3年で2倍」という見出しでデジカメの市場を伝えています。
<デジタルカメラの平均単価が急上昇している。2022年の世界のデジカメ平均単価は8万5千円と新型コロナウイルス禍前と比べて3年で2倍超に上昇した。>(2月25日 日経新聞)
平均単価が上がったということはメーカーは売り上げも増えているということか。
<新型コロナ禍からの経済再開でカメラ映像機器工業会(CIPA)によると、22年のデジカメ世界出荷額は前年比4割増と2年連続で大幅なプラスとなった。>
と好調。
また、
<カメラ各社の業績も上向いている。キヤノン、ニコン、富士フイルムのカメラを手掛ける部門の営業利益合計は22年4~12月に約2200億円と7年ぶりの高水準となった。>
とこれも景気がいいです。21年3月期に赤字決算に陥ったニコンも、22年3月、今期と黒字に転じています。
しかし、過去の市場と比べると、
<デジカメ市場は08年には出荷額が約2兆1600億円、出荷台数は約1億2千万台あったがカメラを搭載したスマホが普及したことで、20年にはそれぞれ08年比で7%、19%の規模にまで落ち込んだ。>
と大幅に縮小しています。
しかし、ミラーレスのデジカメ新機種はどれも高額。とても買えない(苦笑)。
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