2024/11/23
踊る大捜査線新シリーズの後編「室井慎次 敗れざる者」 をみてきました。良かったです。映画のことを少しでも書くと、ネタバレになってしまうので、前編みた方は(もうご覧になったかもしれませんが)ぜひどうぞ。 今月発刊された『萩本欽一 昭和をつくった男』 (太田 省一著) を読むと、萩本欽一とこの映画とのつながりがあることがわかります。映画の脚本は踊る大捜査線シリーズをずっと書いている君塚良一。君塚は萩本の構成作家集団・パジャマ党にいた人です。これは広く知られていることでしょうが、柳葉敏郎と萩本欽一も縁が深い。 「一世風靡セピア」のメンバーとして歌手デビューした柳葉が、1983年9月に放送開始したバラエティ番組『欽ドン!良い子悪い子普通の子おまけの子』に「良川先生」としてレギュラー出演していました。まだ俳優としてブレークする前のこと。 萩本欽一のつくってきたもの、人はほんとにたくさんあります。まさに昭和をつくった男です。
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2024/09/23
先週の「出没! アド街ック天国」 は地元の自由が丘が特集でした。録画して見たのですが、ちょっと違和感がある内容。番組のところどころに「10月13日、14日 自由が丘女神まつり」というテロップが入ります。「女神まつり」は自由が丘の街をあげての秋のイベント。 ご存じのとおり、「出没! アド街ック天国」は20位から1位までのランキングで構成されています。ランキングの20位が「祝!女神まつり50回」で、1位が「自由が丘 女神まつり」です。出来レースみたい。商店街がお金を払ったのでは、という疑惑が(笑)。 自由が丘の商店街にとって、女神まつりは大事なイベントなんですね。地元だけど、まともにいったことがない。今年は真面目にみてみますか。
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2023/09/20
NHKの夜に放送されている「わたしの一番最悪なともだち」 をみてます。蒔田彩珠が出演しているということを知り、録画していたのですが、気がつくとかなりの回数が録画されてうることの気付き・・・・・・。週1回のドラマかと思い込んでいたのですが、NHKの夜ドラなるシリーズで、月~木で、15分ずつの放送。 なんとか過去の放送を見終え、やっとキャッチアップ。どんな番組かというと、<本当の自分なんて自信がない…でも誰かの理想的な人生を拝借することができたら…これは自分を偽り、「友人の仮面」をかぶった女性の物語。> (NHK公式サイトより> 主演は蒔田彩珠と高石あかり、ともに2022年生まれの若いふたり。脚本の兵藤るりで、展開が若々しい(おじん臭い言い方だね)。 ドラマは全8週、32回続きます。蒔田彩珠の演技がどこまで変化していくか、楽しみなドラマです。
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2023/05/26
4月からの春ドラマにはお気に入りの波留、芳根京子が主演作品があり、嬉しい。でも波留の「私のお嫁くん」、芳根京子の「それってパクリじゃないですか?」ともコミックが原作のドラマで、内容はそれなりかな。まあ女優さんが目的なので、毎週録画してみてます。 この2作ほど期待していなかったのですが、「波よ聞いてくれ」がすごく面白い。主演の小芝風花が飛ばしてる。 これもコミックが原作ですが、脚本が支離滅裂。舞台はとあるFM局。ひょんなことからパーソナリティに抜擢された鼓田ミナレを小芝風花が演じます。ターボがかかった台詞回しで白熱の演技です。 新境地を開いた感がある小芝風花の演技には今後の展開が楽しみ。
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2023/02/11
Netflixで配信されている「舞妓さんちのまかないさん」 を見終えました。是枝裕和監督が総合演出・監督・脚本を手がけるということで、配信前から話題になっていた作品です。「週刊少年サンデー」に連載中の同名作品が原作。 「京都の花街を舞台に、舞妓さん達が共同生活を営む屋形(やかた)の『まかないさん(=ごはんを作る仕事)』となった主人公キヨが、青森から一緒にやってきた親友であり舞妓すみれとともに花街で暮らしていく日常を、華やかな芸舞妓の世界と美味しいごはんを通して綴る物語です。」(Netflix公式サイトより引用) 是枝監督ということでキャストが豪華です。主役はまかないさん・キヨの森七菜と彼女の親友で逸材と認められ舞妓へ駆け上がるすみれを演じる出口夏希の若い二人。ここにベテラン松坂慶子、常盤貴子(可愛いねこの人、好きだな)、透き通るように美しい橋本愛、これまでと違った顔をみせる松岡茉優。そして蒔田彩珠の存在感。多彩な俳優をみているだけで充分。そう、北村有起哉がさりげなく脇役ででてます。脇役と言えば古舘寛治、「First Love 初恋」、今の朝ドラにもでてますが、上手い。 なんか、みたことのない世界を知る「舞妓さんちのまかないさん」。楽しみました。
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2023/01/24
配信前に渋谷地下街で大きな広告をみかけて気になっていたNetflixの「First Love 初恋」 をやっとみおえました。なんともストレートなタイトル。主演は佐藤健と満島ひかり。宇多田ヒカルの『First Love』『初恋』にインスパイアされたラブストーリー。とあるネット記事には「Netflix史上最大級のラブストーリー」という表現も。 それぞれ約1時間の9エピソードで構成されているストーリーは、導入部ではキャストを理解するのにちょっと時間がかかる。しかし物語が展開していくに従い、細かな出来事、大きな事件などが絡み合い、引き込まれていきます。物語に太い筋があり、力強い作品になっていると思います。監督・脚本は寒竹 ゆり。 映像も素晴らしく、最後のエピソードは特に見ものです。 Netflixはすごい作品を配信するなあ。
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2023/01/15
3日続けてエルヴィス・プレスリーの話題になっていますが。昨日、1月14日、50年前に「アロハ・フロム・ハワイ」 が行われました。これは衛星を使って世界同時生中継され、「史上初で最後の巨大ショー」(Wikipediaの表現)です。映画「エルヴィス」では15億人がみた、とされていましたが、当時の地球人口は約39億人なので、信じがたい(本国アメリカにはビジネス上の判断で、生中継されず後日放送)。 日本では日本テレビで夜7時30分から放送されました。日本のゴールデンタイムに合わせての時間設定と言われ、ハワイでの開演時間は午前12時30分です。 この番組をみてエルヴィスのファンになった私にとっては、50周年(笑)。なので、昨日は「アロハ・フロム・ハワイ」のレコード(2枚組)を聴きました。レコードには「We Love Elvis」のそれぞれの言語での翻訳があります。日本語は「私達はエルヴィスが好き」と素っ気ない。 当時のテレビはたぶん1968年のメキシコオリンピックで買ったもの。20インチくらいの画面だったかな。いまのテレビと比べたら鮮明度はかなり落ちているのでしょうが、興奮してみていました。 あれから50年、速かったかもしれないな。
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2022/11/17
紅白歌合戦は、いまどれほど重みがあるのでしょう。昨日、今年の出場者が発表 されました。知らないアーティストが多い。今の音楽に馴染んでいないので、しかたないか。でもPerfumeと坂本冬美が入ったのはファンとしては嬉しい(笑)。 歌謡曲というカテゴリーがほぼ消滅している状況で紅白歌合戦は難しい状況にあるのではないでしょうか。音楽を聴く形態もネットが主流になっている中、テレビ(地上波)で歌手の歌を聴くという行為が少なくなっています(というか、ほぼ無いか)。 でも紅白歌合戦はいまだ力があります。日経新聞にも出場者が掲載されています。何があっても否定されないコンテンツなのかもしれません。
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2022/09/26
先々週の土曜(17日)にNHKで放送された「続・遙かなる山の呼び声」を録画していて、やっとみました。特に期待していなかったのですが、実は素晴らしいドラマでした(苦笑)。 「遙かなる山の呼び声」は山田洋次が監督・脚本の1980年の映画作品です。高倉健と倍賞千恵子が主演、北海道を舞台にした感動作品。映画「シェーン」へのオマージュともいわれています。 4年前の2018年にNHKで現代に置き換えリメイクしたドラマ版「遙かなる山の呼び声」が放送されました。そして、その続編が「続・遙かなる山の呼び声」が今月放送されました。 高倉健と倍賞千恵子で展開した物語は、阿部寛と常盤貴子が演じます。今回の続編では映画版の「遙かなる山の呼び声」からのその後の物語を山田洋次が書いた作品です。 山田洋次の脚本がすごい。なんでこんな台詞書けるんだろう。また、奇跡とも思えるストーリー展開も、物語世界だからできること。阿部寛と常盤貴子の演技も素晴らしい。是枝裕和が作品に阿部寛を起用するわけがなんとなくわかりました。 そして常盤貴子の演技が秀逸です。綺麗な人なですが、そこをこえて惹きつけられる女性です。不思議。 BS4Kで再放送されます。【特集ドラマ】続 遙かなる山の呼び声
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2022/08/28
恐かったですねえ、「 ストレンジャー・シングス 未知の世界」 。エピソード4の最終話をみました。このところずっとみてきて、やっと終えたのですが、ここまで繊細で、恐ろしく、表現に富んだ作品がつくれることはすごい。ありきたりの表現ですが、アメリカの映像作品は抜きん出ています。 「ストレンジャー・シングス」は1983年から86年のアメリカ、ホーキンス(架空の町らしい)を舞台にするSFホラー。作品をみていると本筋ではないのですが、登場人物が日本製品を使っていたり、話題にするシーンがあります。ペンタックスのカメラ、JVCのビデオカメラ、ニンテンドー(ファミコン)など。当時は日本の製品がアメリカに広まっていたことがわかります。 80年代ということで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をNetflixでみました。1985年の有名な作品。ここにも主人公のマイケル・J・フォックスがJVCビデオカメラを使うシーンがあります。 日本が全盛だった80年代には戻れないのでしょう、きっと。
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2022/08/25
かなり前から話題になっていますが、Netflixで配信の『ストレンジャー・シングス 未知の世界』 で使われているケイト・ブッシュ「Running Up That Hill」 が大ヒットになっています。最新のビルボード100(2022年8月27日)では5位です。最高位は3位を記録で、大ヒット。 ケイト・ブッシュの曲が登場するのはエピソード4-4です。以前のエピソードをみていなかったのでずっとみてきて、やっとここに辿りつきました。 恐いです。特にエピソード4は怖さが爆発しています。ホラー映画は苦手なのでほとんどみないせいか、怖さが迫ってくるのに耐えられない(笑)。 エピソード4は最終話の4-8を残すだけになりました。2時間半ほどの長尺です。いつみるかな。でも夜にはみません。恐いから。
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2022/06/13
以前の記事で書いたのですが、映画「シン・ウルトラマン」の新聞での記事が気になるので、再び。メデイアでのこの映画への論評は総じて好評のようです。一部しか読んでいないのはもちろんですが、例えば日経新聞に載ったブルボン小林の<漫画ヒーロー像の変遷>という記事では、 <(以下ネタバレあり注意)「1兆度の火の玉」が出てきた。オリジナルの『ウルトラマン』最終回で、最後の強敵ゼットンが放つ火球だ。>(6月8日 日経新聞夕刊) 三谷幸喜は朝日新聞の連載で書いています。 <「ウルトラマン」の印象的なエピソードをうまくアレンジして、オムニバス的に繋(つな)いでいく構成の妙。>(6月9日 朝日新聞) 「ウルトラマン」のオリジナルが放送されたのは1966年~67年です。ブルボン小林は1972年生まれ、三谷幸喜は1961年生まれ。ブルボン小林は何故「ウルトラマン」のネタ知っているんだろう。まだ生まれてないのに。三谷幸喜も当時、5歳くらい。よく覚えているなあ。そもそもうちなんか、テレビが1台しかなくて、みたい番組見られなかった。 いろんな意味で、裕福な人はいるんですね。
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2022/05/11
先日、商売でやっているキッチンスタジオでテレビ番組の収録がありました。お客さんに番組名をうかがっていたのですが、思い出したときにはすでに放映が終わっていて、TVerでみました。 番組は「坂上&指原のつぶれない店」(TBS系)で、5月1日に放送されたもの。タレントのロバート馬場がローソンのサンドバッグを開発しる内容です。 番組ではロバート馬場が試行錯誤してローソンで発売される商品開発に成功する内容でした。この商品は「肉肉!こだわり2種のポテトサラダサンド」です。番組の放送後、5月2日から全国のローソンで発売されました。さっそくローソンをいきましたが、(何軒かまわりましたが)品切れです。好評で売り切れ状態です。 ローソンからは、 「5月2日(月)より発売しておりますサンドイッチ「肉肉!こだわり2種のポテトサラダ」は、大変ご好評につき想定を上回る販売となりました。そのため製造が間に合わず、販売を一時休止しております。現在、販売再開に向けて準備を進めており、5月13日(金)・5月14日(土)の2日間限定で再販売を予定しています。お客様にはご迷惑をおかけして、大変申し訳ありません」 と発表されています。 ネットの時代でも、地上波のテレビの威力は健在だと思いました。
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2022/02/09
「NHKウイークリーステラ」を年に一度買ってます。年1回掲載されるアナウンサー名鑑がお目当て(笑)。特に貴重な情報が載っているわけでもないのですが、なんとなく惰性で。毎年確か秋に載っていたのですが、今年は何故か年を越してからの掲載です。 これは、この「NHKウイークリーステラ」が3月で休刊になるせいかも。前身が「グラフNHK」というこの雑誌はNHKの番組情報と民放を含めた番組表が主な内容です。番組表はネットで検索できるし、テレビもNHKと民放だけではないし。いまやNetflixやAmazon Prime Videoのほうへ話題が移っている現状、この週刊誌は厳しいことは容易に想像できます。 テレビ雑誌はいくつかはまだ発刊されています。かつて週刊だった「テレビガイド」「ザ・テレビジョン」はいまは月刊になっていました。どれくらい売れているのか。 テレビ雑誌の将来は、厳しそうです。
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2022/01/28
大晦日の紅白歌合戦を寝てしまい、見逃したので「NHKプラス」でみようと加入しました。加入の方法はNHKプラスのサイトで必要情報を入力すると、そこでNHKプラスでの配信をみることができます。しかし、これは暫定的なもので、その後郵便で「NHKプラスのお手続きのご案内です」が送られてきました。ここの記載されている「確認コード」をサイトに入力するよう求められます。これを入力して完了のようです。 NHKプラスはそもそもどのようなサービスなのか。
「NHKプラス」は、NHKの地上放送の番組をインターネットで視聴できるようにしたサービスです。放送中の番組を視聴できる「常時同時配信」と、放送後の番組を視聴できる「見逃し番組配信」があります。
なるほど。すべてのNHKの番組をみることができるのか。
すべての放送番組が必ず配信されるわけではありません。NHKプラスで配信されるのは、総合テレビとEテレで放送する番組のうち、インターネットで提供するために必要な権利を確保できたものとなります。
ということはBSでの番組はみることができないのです。 まあ、無料なのでしかたない。活用の仕方では使えるサービスでしょうか。
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2021/01/24
少し前の朝日新聞にNetflixの記事が小さく載っていました。 「米ネットフリックスは19日、昨年12月末時点の全世界の有料会員が2億366万人に達したと発表した」 これは、「昨年1年間の会員の増加数は過去最高の約3700万人に達し」と急増した結果です。 日本での会員数はどれくらいなんだろう。Netflixに加入したのは2016年の夏頃だったか。そのころは新聞で取り上げられることなどなかったです。 テレビをみる方法は変わっています。大昔はスカパー見るためにベランダに苦労してアンテナ付けたのは、いまや懐かしい思い出(笑)。その後、ケーブルテレビに入りました。これも専用チューナーで見るので、1台のテレビで見るしかありません。 いまはネット経由でのオンデマンドが当たり前です。Netflixだけでなく、ディズニープラスもあります。もうテレビの前に座って見るスタイルは過去のものかもしれません。いよいよケーブルテレビは厳しい状況になりそうです。
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2021/01/02
新年早々、JーWAVEがNetflixに占領されていました。元旦の朝9時から9時間「J-WAVE NEW YEAR SPECIAL Netflix presents PLANET HOME」と題された番組がオンエアされました。Netflixがスポンサーの、Netflixだけの番組です。ナビゲーターはククリス・ペプラー、玄理。 要はNetflixの宣伝番組ですが、元旦の昼間9時間を占有することが凄い。J-WAVEも思い切りました。番組枠を全てNetflixに売り渡したわけですから。こんなこと珍しいのでは。 大晦日の朝日新聞には見開きでNetflixの広告が掲載されていました。年末年始に一気に攻撃です(笑)。 Netflixを見始めたのは、2016年だったか。当時はHuluが優勢だったのですが、その当時買ったテレビのリモコンにNetflixボタンがついていたので、入ってしまいました。その後、あっという間に成長し、いまや巨人になった感があります。 忙しいので、最近はご無沙汰のNetflix。元を取っているとは言い難い。今年はすこしは見られるかな。
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2020/07/05
先日、ポストに地元のケーブルテレビからの封筒が入っていました。赤い「重要」のはんこがおされてます。なにかと開けてみると、「無償切り換え工事のお知らせ」と書かれた紙が入ってます。「光高速インターネットの無償工事」「テレビ・インターネット月額基本料金最大3ヶ月無料」「アンテナ撤去費無料」といったことで、要はケーブルテレビへの加入案内です。 以前、ケーブルテレビに入ってましたが、あまり見ないので解約しました。もうかなり昔のことです。4年前にNetflixに入り、時々みてます。ケーブルテレビはセットトップボックを接続したテレビでしかみることができない。番組もオンデマンドではありません。Netflix、アマゾンプライムビデオ、Huluなどオンデマンド配信がいくつもあります。特に見たい番組があれば、ケーブルテレビに加入する価値があるでしょうが。 ケーブルテレビの置かれた状況はどうなのでしょうか。
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2020/05/11
テレビ番組が過去の再放送で溢れています。新しい収録ができないためですが、現場では苦悩が続いていると推測します。NHKの「きょうの料理」も今月から再放送モードになりました。過去の番組は膨大にあるでしょうから、再放送には困らない。しかし、テキストが困りました。 仕事の参考に「きょうの料理」テキストを時々買っているのですが、5月号も購入済みです。5月に放送予定の12本が宙に浮いたかたち。幻の料理レシピになってしまいました。 このことで分かったのは、テキスト用の撮影と、番組収録は別な日に行われているということ。テキスト用の撮影がかなり早い時期に行われている、ということなんですね。同じ料理番組の「3分クッキング」は4月中旬から再放送になっています。 6月号のテキストはどうなるのか。大急ぎで作り直しているかもしれません。
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2020/05/01
毎回楽しみにしている週刊文春の「欽ちゃんのどこまでやるの!?」が今週号に掲載されています。今回はいつもの2ページから4ページに拡大されての「欽ちゃん、志村けんを初めて語る」です。この中で、欽ちゃんが志村けんについて語っています。 欽ちゃんは志村けんの芸を「誰にでも分かる『動きの笑い』を極めていたからだった」としたうえで、「浅草で芸の修行をしたぼくは、あの動きの裏にどれほどの努力があったかを、身に染みて理解できる」と言っています。 また、こんな秘話も披露しています。コント55号が人気絶頂だった頃、あるテレビ局の人から、 「大将(欽ちゃんのこと)、志村けんという名前は覚えておいた方がいいですよ。ひょっとすると大将を追い抜いていくような人かもしれないから」 と言われます。欽ちゃんが「なんで」と問うと、 「だって、彼は毎週のように僕のところに来て、『すみません。55号の台本ありますか』ってもらいに来るんだ。そうゆう人じゃないかな、55号を抜いていくのは」 欽ちゃんが語る志村けん。残念、無念、様々な思いが交錯し、読みました。
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2019/03/23
タイトルと斎藤工が主演ということで、『家族のレシピ』をみてきました。松田聖子も出演しているこの映画は、シンガポールでロケされています。父がやっている高崎のラーメン屋で働いていた斎藤工(役名真人)があることから、シンガポールに家族の味を探しに行く、というストーリーです。シンガポールの料理を食べるシーンがたくさん出てきて、みているうちにお腹が空いてくる映画です。
シンガポールのスープ料理のパクテー(肉骨茶)と日本のラーメンを軸にしてストーリーが構成されています。共演の松田聖子も好演ですが、頑な老婦を演じるビートリス・チャンの演技がいいです。もちろん斎藤工も素晴らしい演技をみせてくれます。
全体的にはさらっとした感がある作品ですが、心に残る映画でした。
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2019/03/16
NHKのBSで放送された「始発物語」が面白かったです。今週、月曜から木曜まで朝の時間帯に放送された15分の短い番組です。タイトルの通り、
「なぜ、あなたは始発に乗るのですか?夜も明けきらぬ早朝、日本中の駅に始発を待つ人たちがいます。始発駅の様子や人間模様を、現場のインタビューで描き出す新シリーズ」
と、始発駅で始発電車に乗る人たちにインタビューをするだけの内容。でも、それが興味深い。
放送されたのは「京王八王子」、「都電荒川線 三ノ輪橋」、「東武鉄道 浅草駅」、「千葉都市モノレール 千城台」の4つの駅。
始発電車に乗る理由は、もちろん人それぞれの事情があるわけですが、その事情に傾向があることがわかります。少なくない人が仕事を一生懸命やっているのだと、ちょっと感動しました。
来週、再放送されます。でもいちばん印象的だった「都電荒川線 三ノ輪橋」がないのが残念。NHKとしてもシリーズ化するか試行期間のようです。新作を期待します。
始発物語
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2018/12/02
昨日から4Kと8K放送が始まり、夜のNHKでは地デジで特番をやってました。4Kだけでなく、8Kまで一気に始めるテレビ局(というよりNHK)の思惑はどこにあるのでしょう。大騒ぎで地デジに移行したのが2011年。それからまだ7年しか経っていないのに、4K、8K開始です。
8年前まで放送機器の営業をやっていましたが、当時、4Kカメラは1千万円以上していました。いまや10万円で買えます。恐ろしい進歩です。
4K放送を見ている人はどれほどいるのか。我が家にも4Kテレビがありますが、4K放送対応でないので、見ることができません。4Kチューナーも高いし、買う気もおきない。
関係者の目標は再来年、オリンピックでしょうが、どこまで盛り上がるか。興味深いものがあります。
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2018/09/01
「半分、青い」はこれまでの朝ドラとはちょっと違っていて、ハマる人とついて行けない人に分かれているのではないでしょうか。出演者の熱演もありますが、なんといっても北川さんの脚本がこのドラマを作っています。昨日の朝日新聞に北川悦吏子さんのインタビュー記事があり、興味深く読みました。
脚本で台詞をすべて当て書きしたということには驚きます。
<子役も含め、役者たちには会って話をしたうえで「あて書き」をした。鈴愛の師匠、漫画家の秋風羽織役の豊川悦司さん(56)とは1年にわたって意見を交わし、役を作ったという>
普通は先に脚本ができていて、それを元に配役を決めるのですが、さすが大物。配役も北川悦吏子が決めていたということでしょうか。
「半分、青い」の台詞、上手いなとしばしば感心します。北川さんは、
<作品として、どんなセリフが心に響き、面白いかをとことん計算して言葉を選んでいます。私のやっていることは“言葉のデザイン”なのです>
と言っています。さすがプロです。
あと1ヶ月、ドラマの展開が楽しみです。
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2018/07/06
朝ドラ「半分、青い」を楽しくみてます。久しぶりに面白い朝ドラです。視聴率も好調のようです。ずっと見ている人はお分かりでしょうが、昨日の回からヒロイン・鈴愛が漫画家から100円ショップの店員へと大きく変化。ちょっと戸惑うほどの急展開です。「人生・怒涛編」ということらしい。
「半分、青い」は北川悦吏子さんの脚本。北川さんがご自身の体験をもとに企画を立て、NHKに持ち込んだといいます。それだけあって、凄く力のある脚本です。
鈴愛が感情をむき出しにして言う台詞に、ハラハラすることもしばしば。でも、そこから希望が開ける展開が用意されていて、さすがだと感心することがしばしば。
鈴愛をはじめ、俳優さんたちも好演しています。「人生・怒涛編」では斉藤工も登場。どんな結末に向かうのか、楽しみ。
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2017/12/04
朝、テレ東のモーサテを見ようとテレビのスイッチを入れると、時間がちょっと早くテレビショッピングをやってました。てれとマートというショッピング番組。
先日、大阪マラソンを走った日、早く寝たため午前3時過ぎに目が覚めました。テレビをつけるとテレビショッピングをやってました。トゥルースリーパーというマットレスの販売。新聞広告でもよく見かけ商品ですが、思わず買いそうになる番組構成です。
ポイントは「番組終了から30分以内に電話で購入すると特典がある」こと。これが殺し文句です。日曜深夜の3時過ぎにテレビショッピングを見ている人がどれほどいるのかと思いますが、効果あるんでしょう。
テレビショッピングというものをほとんど見ませんが、その世界はなかなか奥深そうです。
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2017/11/23
かつて毎週、日曜の夜「東芝日曜劇場」を見ていました。積極的に見るということではなく、母が見ていたためです。テレビは1台しかなかったので、他の選択肢はないわけです。父が東芝で仕事をしていたこともあり、テレビは東芝、日曜の夜は「東芝日曜劇場」でした。
日曜劇場では石井ふく子のプロデュースの番組が記憶に残ります。「女と味噌汁」「かみさんと私」「天国の父ちゃんこんにちは」などはエネルギッシュな女性を描いたホームドラマでした。
東芝が日曜劇場、サザエさんのスポンサーを降りると発表しました。家庭用から法人向けに商品が移っている東芝では、日曜劇場、サザエさんのスポンサーは必要ない、ということでしょうが、少し残念です。時代は変わりました。
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2017/09/11
現在放送中の朝の連続テレビ小説「ひよっこ」は最後まで見そうです。特に理由もなく、連続テレビは見たり、見なかったりです。前シーズンの「べっぴんさん」のテーマが面白かった(ファミリアの創業者の話)ので、その続きで惰性のように見ています。
最近は視聴率が高くなり、好評価のようです。が、話はそんなに面白くない。高度成長期の時代に生きた人たちのドラマですが、視点があちこちに行って、よくわからないです。
毎日、15分で半年のドラマですからストーリーがまとまらないのも仕方がないのかもしれませんが、「ひよっこ」に関しては到達点が見えない感じです。そもそも到達点など要らないのか。それとも最終回にはどこかへ辿り着くのか。最近はこんな興味で見ています。
テレビ小説ですから、あまり真剣に考えなくてもいいいのかもしれません。
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2017/04/26
昼12時30分からの帯ドラマ。脚本は脚本の職人、倉本聰ということで見始めたテレ朝の「やすらぎの郷」。これがなかなか面白い。テレビで仕事をしていた人だけが入れる老人ホームを舞台にした人間ドラマですが、出演者がすごいです。石坂浩二、浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、八千草薫、藤竜也、ミッキー・カーチス、山本圭、風吹ジュン、常盤貴子などなど。倉本聰の脚本だから実現した出演俳優たちです
特にベテラン女優陣はいまだ美しく、演技も迫力があります。昔の女優さんは華がありました。放送開始から4週目に入り、ストーリーも楽しく展開してきました。主演の石坂浩二もいい演技をしています。
この時間帯、テレ朝以外はバラエティ系の番組です。ここへ帯ドラマを持ってくるのは大英断とも言われていますが、結果は視聴率も好調のようです。テレビに限ったことではありませんが、制作することは常識を覆した企画が重要、ということ再認識した「やすらぎの郷」です。
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2017/04/04
昨日が本格的な新年度スタート日。入社式とかいろいろありますが、NHKのニュースが新しくなっているらしい。朝日新聞のテレビ欄に広告が載ってました。朝、夜(7時、9時)、夜遅く(11時)のキャスターがかなり入れ替え。いち放送局のキャスターが変わっただけですが、NHKはかなり大騒ぎです。広告には「ニュース一新」とあります。
そもそもNHKが新聞広告をすることは珍しいのでは。テレビ、ラジオ講座のテキストを広告することは毎年やってますが、テレビそのものの広告はあまり見た記憶がありません。
NHKは特殊法人です。
「NHKは、全国にあまねく放送を普及させ、豊かで良い番組による放送を行うことなどを目的として、放送法の規定により設立された法人です」(NHKホームページより)
特殊法人とは何か。ここが該当します 。NTT、JTも特殊法人。
NTTやJTなどは、広告をやっているので、NHKが広告をやってもいいとのかとも思います。でも。NHKの場合、上場もしてない。税務上は公共法人となっていて税金を払っていません。収入は受信料収入です。このような組織が新聞広告をすることは、いいのか。法律上はいいのでしょうが、心情的には違和感があります。
いろいろ考えるNHKの新聞広告です。
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2016/12/01
朝のテレビ小説を見ています。前作、「とと姉ちゃん」は暮しの手帖に興味がなかったのでスルーしました。今回の「べっぴんさん」は始まってから2ヶ月を経過した今も見続けています。
「べっぴんさん」の視聴率は歴代の朝ドラと比べると芳しくはないようです。終戦直後を舞台にしているためか「暗い」との批判も。
確かに始めの頃は地味な展開でしたが、最近は面白くなってきました。「べっぴんさん」はベビー子供服のファミリアを創業した4人の物語です。ファミリアの創業経緯は知らなかったのですが、「べっぴんさん」のストーリーはとても面白い。女性4人でベビー子供服の新たな提案をビジネスにした、という歴史はとても刺激的です。
ファミリアは非上場企業だし、大企業でもありません。戦後、新しいビジネスを起こしたファミリア。その道筋をしる「べっぴんさん」は見逃せないドラマです。
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2016/10/04
ネット動画をいろいろ試してみました。Netflix、Hulu、dTVと無料期間のお試しですが、無料期間が終わるのでNetflixを有料で続けることに。
Netflixにはオリジナル作品が豊富なのがその理由。いろいろ見たいものはあるのですが、今は「ハウスオブカード」 を熱心にみています。すでにテレビでも一部は放送され、Blu-rayでも発売されているNetflixオリジナルの作品。Nerflix会員になれば、無料です。取りあえず、「ハウスオブカード」のシーズン4を見終えるまでは、契約解除はできない感じ。Netflixの罠にはまりました(苦笑)。
しかし、アメリカのネット動画配信の質は充実しています。日本のテレビが見劣りします。これからのテレビ界が心配です。
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2016/09/12
新しいテレビを見ていて気付いたのは、番組配信の構造がかつてとすっかり変わっているということ。そういえば、先週号の日経ビジネスでは「テレビ地殻変動」という特集を組んでいました。
テレビが地上波だった頃、BSを見るためアンテナを設置し、チューナー買ってみてました。レベル合わせ大変だったな。その後はケーブルテレビに加入して、毎月何千円の料金を払っていたのに、CNNくらいしか見なかった。いくつもの変遷があるのを思い出します。
いまはネット動画がいくつもあります。Hulu、Netflix、Amazonプライムビデオ、dTVなど、月に千円以内で動画がオンデマンドで見られます。わざわざ予約する必要などありません。
テレビリモコンの右上に「Netflix」ボタンがあります。押せば瞬時にネットフリックスの世界へ。とりあえず1か月の無料期間で見ていますが、膨大な番組があります。民放見てるよりすっと面白い。
テレビを巡る環境は変わりました。民放は大変だろうな。
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2016/07/21
大橋巨泉さんが亡くなりました。
大橋巨泉と言えば、高校の頃こっそりみていた「金曜イレブン」です(自分の部屋にテレビがあったので、こっそりではないのですが)。高校生向けの番組では当然なく、もうちょっと大人向けの番組。
何故か金曜イレブンしかみませんでした。大橋巨泉のキャラクターにひかれたのかもしれません。または他の曜日はラジオで「百万人の英語」を聴いていたからかもしれません。
この金曜イレブン、内容は週末ということで釣り、麻雀のコーナーがありました。釣りでは服部名人が登場(服部名人も5年前に亡くなっています)。麻雀は、巨泉が麻雀をうつシーンが写されていた記憶があります。高校生が釣り、麻雀などやらないので(友人には麻雀をやってた輩もいましたが)、どうして見ていたんだろう。
大橋巨泉のその後の活躍はあまり印象がありません。やはり金曜イレブンが強烈だったのでしょう。
先日亡くなった永六輔さんに続いて、テレビ創世記をつくったマルチタレントがこの世を去りました。ご冥福をお祈りします。
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2016/05/31
先々週、先週と日曜の「笑点」がメディアに登場しています。ご存じでしょうが、新司会者と新メンバーの話題です。春風亭昇太師匠が新司会者になり、新たにメンバーに加わったのは林家三平師匠。大喜利のメンバーがちょっと入れ替わっただけのことですが、メディアは熱心に伝えています。まるで国民的行事のようです。
笑点をいつの頃からみているのか。記憶にはありませんが、三波伸介さんが司会の頃はおぼろげに覚えています。恐らく自らチャンネルを合わせたわけではなく、親が見ていたのを眺めていたのではないか。そんな気がします。子供のころはテレビが1台しかなかったので、親が見ている番組を見ていた、ということがよくありました。笑点もそのひとつです。sy
サラリーマンやってた頃は日曜が休みだったので、日曜の夕方は「休みが終わってしまう」という寂しげな思いがありました。そこへ「笑点」はフィットしていたわけです。今は、日曜はほぼ仕事なので、「笑点」も録画したのを見ることもあります。録画したのを見ても、あまり面白くないんですよ。
「笑点」、新しい世代になり、どんな変化をしていくのか。それとも変わらないのか。興味津々です。
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2016/05/25
Eテレは「日曜美術館」くらいしか見ないのですが、語学番組以外にも面白い番組をやっています。先日、キッチンスペースで収録された番組が昨日、放映されました。「Rの法則」 という番組です。
収録に来られたとき、はじめてこの番組を知りました。月曜から木曜の18時55分から19時25分までの30分間。我が家はNHK総合のニュース7です。Rはリサーチ&ランキングの略。10代が気になる話題を取り上げる高校生がターゲットの番組で、MCをTOKIOの山口達也が務めています。
昨日放送されたのは「10代女子のうめー話」で、梅を使ったレシピがキッチンで収録されました。高校生に梅が人気なのか、とも思いますが、なかなかうまく作られた番組です。
ホームページには内容が紹介されているので、よければご覧ください。
「10代女子のうめー話」
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2016/03/19
クローズアップ現代が一昨日の放送で終わりました。最終回とは知らずに最後まで見ないで出かけてしまい、深夜の再放送を録画しました。国谷裕子キャスターの最後に短い挨拶がありました。
放送開始は1993年4月から23年間続いた番組も終わりを迎えました。ウィキペディアによれば放送回数は3767回。この長い期間を国谷裕子さんがずっとキャスターをつとめてきました。報道番組としては長寿と言っていいのではないでしょうか。
国谷裕子さんはクローズアップ現代以外のマスメディアに登場していません。著書もほとんどありません。クローズアップ現代は唯一、表現の場のようです。
番組には終わりがあるものですが、長年見てきたクローズアップ現代の終了はなんとも残念です。
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2016/01/26
昨日のクローズアップ現代は「原節子 永遠に美しく」という特集でした。番組の中で「東京物語」のシーンが紹介されていて、この名画をみたことがないことを今更ながらに思い出しました(苦笑)。
「東京物語」のDVDを買おうとすると、驚くほど安く手に入ります。ちょうど昨日の朝日新聞の広告に「お茶の間名作劇場」と書かれた全面広告がありました。ここにある「小津安二郎大全集」は「東京物語」を含め9作品が1800円。1作品200円です。また「日本映画 不朽の名作集」には原節子の「青い山脈」を含む9作品がこれも1800円です。
これら激安DVDはパブリックドメインDVDです。なんらかの理由で著作権が消失したもの。著作権がないとこれだけ安いDVDが作れるということ。問題は映画の質(画質、音声)でしょう。1作品200円なら買ってもいいかな、と思ってしまいます。格安映画DVD、なかなか興味深いビジネスです。
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2015/11/06
新聞では報じられていないので知りませんでしたが、フジテレビの業績がかなり悪いようです。フジテレビ単体は上場しておらず、フジ・メディア・ホールディングスが東証の上場企業です。フジ・メディア・ホールディングスの16年3月期の業績予想が先日発表され
「2016年3月期の連結純利益が前期比9%減の181億円になりそうだと発表した。増益予想(12%増の223億円)から一転、減益となる。子会社のフジテレビジョンが手掛けるテレビ放送事業の視聴率が低迷し、広告収入が予想を下回る」(日経新聞 10月29日)
と、視聴率が低迷とまで書かれています。
このフジテレビ単体の業績はどうなのか。一昨日、フジ・メディア・ホールディングスから発表された2015年度上半期の業績 にフジテレビ単体の数字も発表されています。これによれば売上1466億円に対し、営業利益は10億の赤字です。ネットの報道によれば、初の赤字転落とか。
大手テレビ局が赤字とは、驚きの事態です。時代が変わっているということでしょう。
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2015/11/05
木曜の夜にNHKで放映されている「総合診療医 ドクターG」を毎週みています(今日は放送がないですが)。先月から始まった番組ですが、以前何回か放映され、現在はシーズン6です。
この番組を見始めたのは昼間の時間帯で再放送されていたのをみたのがはじめです。シーズン6が始まる前は毎週火曜日の午後、セレクションとして過去の番組が放映され、録画して結構熱心にみてました。
「総合診療医が病名を探り当てるまでの謎解きの面白さをスタジオで展開する、新感覚!病名推理エンターテインメント番組」と番組紹介にあるとおり、患者の病状から3人の研修医が病名を突き止める番組。
今年の3月まで診断書を読む仕事をしていたことで、病気というもものは膨大な数があることえを知りました。また、正確な病気を確定することが時には時間がかかり、難しいこともわかりました。
病気にならないほうがいいですが、それは無理なこと。正確な診断をしてもらうことの重要性を知る「ドクターG]という番組です。
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2015/08/19
長らく加入していたケーブルテレビを先日解約しました。加入してしばらくは多くのチャンネルを見ることのできる契約をしていて、CNNなどのニュースやいくつかの映画チャンネルを見ていましたが、段々とテレビを見る時間がなくなりました。そんなにテレビを見る習慣もないし。でも、ケーブルテレビを解約、とまでは至りませんでした。
地デジ移行が2011年ですが、その後もケーブルテレビではデジアナ変換のサービスがありました。デジタル対応のテレビがない我が家では(苦笑)、このサービスが重要でした。しかし、地上デジタルチューナー を発見し、デジアナ変換サービスも必要でなくなりました。ケーブルテレビを解約しました。
ケーブルテレビは元々難視聴地域の解消のためにありました。しかし、地上波の再送信だけではビジネスとして物足りず、多チャンネル化していきました。いまや、ケーブルテレビは多くのチャンネルを提供するプロバイダーです。
でも、テレビをみている時間多くない我が身にとっては、無駄な消費になっていました。ケーブルテレビの加入率は結構高いみたいですが、料金に見合うほど活用されているのか。ちょっと疑問ではあります。
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2014/02/18
今週号の週刊ポストが面白い特集を組んでいたので久し振りに買ってみました。「五輪も選挙もドラマも テレビが日本を台無しにした」がそのタイトル。記事の冒頭で、ソチオリンピックのNHK中継姿勢に疑問を投げかけています。いわく<NHK「全力応援」の気持ち悪さ>。
記事にこうあります。
「いつからか日本のテレビ局の五輪報道は、日本人がメダルを獲るかどうか、その1点のみを追うようになっていった」
その通りです。NHKの総合では、日本選手でメダルを獲る可能性がある競技しかみることができません。世界のトップレベルの選手たちをみるためにはBSで観戦するしかありません。
テレビはほとんどNHKしかみませんが、これでは偏った情報になってしまうのではないか。NHKのオリンピック中継の報道姿勢をみると、そんなことも感じます。でも、民放もつまんないし。週刊ポストの言うように、「テレビが日本を台無しにする」のかもしれません。
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2013/11/01
新聞に載っていた先週のテレビ視聴率では、朝ドラを除いたドラマだと「ドクターX」が23%を超え、好調(何故か米倉涼子は苦手でみませんが)。半沢直樹の堺雅人主演「リーガルハイ」も18%を超え、順調。キムタクの「安堂ロイド」は13.2%で失速。何をしたいのか分からないドラマなので、当然かな。
「リーガルハイ」ですが、いま放送されているのは第2期版。去年放送された第1期の続編です。ほとんどテレビドラマをみる習慣がないので、第1期をまったく見なかったまま、今のバージョンを見始めました。
堺雅人のいささかオーバーな台詞もちょっと期になりますが、それ以上に登場人物が多すぎます。なんか話が散らかりがち。本編の人気にあやかるろうと、フジテレビでは夕方の時間帯に「リーガルハイ」の第1期版を放送しています。録画して見始めたのですが、こちらのほうが面白い。
第1期ではシンプルに主人公・古美門研介と三木法律事務所の対決として、毎回ストーリーが構成されています。登場人物も、古美門研介、黛真知子(新垣結衣)、服部(里見浩太朗)、三木長一郎(生瀬勝久)、沢地君江(小池栄子)それぞれに明確な個性が与えられ、わかりやすい。しかし、いま放送中のバージョンでは、若い弁護士(岡田将生)、死刑囚(小雪)など新たな登場人物が加わり、ストーリーが複雑になっています。
視聴率をみると第1期は12.5%(Wikipediaによる)だったので、今回のほうがいいわけです。まあ、半沢直樹効果かもしれません。しかし、低迷しているフジテレビにしては、なかなかなドラマだと思います。今後の展開は楽しみです。
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2013/09/23
現代とか文春あたりの週刊誌では便乗企画が目立った大人気ドラマ「半沢直樹」が昨日、最終回でした。相変わらず楽しませてくれる痛快なストーリーと演じる俳優達の達者な演技はさすが。最後のオチも面白く、最後まで視聴者を惹きつけるエンターテイメント性たっぷりのドラマでした。
「半沢直樹」や「あまちゃん」ほどは社会現象にはなりませんでしたが、先週終了した「Woman」も心に残る最終回でした。ずっと暗い道を歩いていた主人公の小春と、その家族に光りが射しこむエンディングは、素敵でした。
民放の連続ドラマを最後までみたのは久しぶりです。2つのドラマを見て感じるのは、テレビ局もまだまだドラマをつくる力を持っているということです。テレビという娯楽で、重要な位置を占めていたドラマですが、今はインパクトのある作品は少なくなりました。しかし、テレビドラマをわざわざ見ることの愉しさを思い出させてくれました。
講談社のウエブサイト<現在ビジネス>に、:半沢直樹、あまちゃん、Womanの3作品について、<『半沢直樹』が証明してみせた"テレビ離れ"の本当の原因 >と題された興味深い記事があります。この中で、筆者の高堀冬彦はこう書いています。
「この3作品の好調を受けてもドラマ界の潮流が変わらなかったら、本当にテレビ離れが止まらなくなってしまう気がする」
民放には今後もいいドラマをつくってくれることを期待したいです。
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2013/08/22
テレビドラマでいう7月から始まったクールでは、珍しくいくつかドラマを見ています。視聴率トップの「半沢直樹」 、ずっしり重い「Woman」 、そして先週で終わってしまいましたが「激流」 。このうち「半沢直樹」は高い視聴率ということもあって、週刊誌などは便乗企画を組んでいるほどの人気です。倍返しだ」は流行語になってますね。
たまたま初回からみている「半沢直樹」ですが、エンターテイメントの要素たっぷりで面白い。2回目を見たあたりで、「これは現代の水戸黄門だな」と思いました。企業を舞台にした勧善懲悪の物語です。ここがドラマに魅せられてしまうポイントです。多くのビジネスパーソンが自分を半沢直樹に置き換えて、ドラマに没頭しているのでしょう。
そんなことを思っていたら、昨日の朝日新聞で「半沢直樹」のヒットの理由を探る企画がありました。そこに水戸黄門俳優の里見浩太朗が「水戸黄門に通じるものがある」とコメントしています。里見は
「手を握りしめ、歯ぎしりしているサラリーマンの願望を叶え、溜飲をさげさせているんでしょう」
と言っています。
ドラマの面白さを思い出させてくれた「半沢直樹」、後半の展開が楽しみです。
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2013/04/30
牧伸二さんが亡くなりました。時々走るランニングコースで通る丸子橋。そこから飛び込んだと報道されています。テレビではお見かけすることはなかったのですが、寄席では元気に芸を披露していました。28日には上野広小路亭で舞台に上がっていました。
牧伸二さんを知る人は、かなり昔の世代です。ウクレレ漫談という誰にもマネが出来そうもないジャンルを作りあげ、独自の芸をみせてくれました。なぜ、ウクレレと思ったりもしますが、その芸がまさにオリジナルです。ウクレレを奏でながら「あーあ、やんなっちゃった、あーああ、驚いた」のフレーズは、子供の頃から聞いていた記憶があります。
牧伸二さん師匠は牧野周一。これも子供の頃、テレビで漫談を見た記憶があります。牧伸二さんの兄弟弟子にポール牧がいます。この人もかなり前に亡くなっています。泉ピン子は牧伸二さんの弟子でしたね。
牧伸二さんのようなベテラン芸人がテレビに登場することは、最近ほとんどありません。見られるのは正月くらいでしょう。芸達者な人たちの舞台を見る機会もかなり減っています。牧伸二さんのようなオリジナル芸を見る機会は減りました。テレビ画面で繰り広げられるは、オリジナル性に乏しい芸ばかりとしか感じられません。
またひとり、個性溢れる芸人がこの世を去りました。牧伸二さん、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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2013/04/08
平日の朝はモーニングサテライトをみる習慣になったのはいつの頃からか。日経新聞のテレビ局らしい経済情報の特化したビジネスパーソン向けの番組です。ほとんど見る機会のないテレビ東京の番組は、出演しているアナウンサーさんは馴染みがない方ばかり。そもそも民放のアナウンサーで知っている人、ほとんどいませんが。
モーニングサテライトではニューヨークからの生レポートのコーナーがあります。「日本の放送局で取引所から連日生中継をしているのはモーサテだけです」(番組ホームページから)という番組の売りとなっているパートですが、ここに今日から大江麻里子アナウンサーが出演しています。この方はさすがに知ってます。「アド街ック天国」のメインキャスターだった人ですね。
大江アナ、テレ東では例外的に人気が高いようです。ちょっと前の週刊文春での「好きな女子アナ 嫌いな女子アナアンケート2013」ではなん1位に輝いていました。記事には「同局アナとしては(恐らく)、初の快挙である」とあります。『モヤモヤさまぁ〜ず2』って番組が人気だったらしい。ファンにとっては会える機会が激減と週刊文春は伝えています。
今朝のモーニングサテライト。ドル円の為替レートが1ドル98円台まで上昇というニュースを大江アナが伝えてくれました。アベノミクスの第2ステージが始まったようです。
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2012/12/21
録画してあった「アイアンシェフ」を見ました。もう1ヶ月も前、11月23日に放映されたスペシャル版です。通常番組の倍、2時間の特番をやっと見ました。ネットの書き込みとかニュースによれば、最近の視聴率は5%台まで落ち込み、「打ち切りか」とまで言われる状態になっている番組です。
ご覧になったかたもいると思いますが、このスペシャルではかつての「料理の鉄人」で名審査ぶりをみせてくれた岸朝子さんを登場させていました。またかつてのフレンチの鉄人の坂井宏行の弟子が挑戦者(番組ではノミニーという奇妙な呼び名になってます)で登場し、応援役として坂井シェフも登場と昔に戻ったかのようです。
岸朝子さんは個人的には仕事でお世話になり、存じ上げている人生の大先輩です。来年満90歳になられるというのにお元気そうで嬉しい限りです。しかし、岸さんといえ、坂井シェフといえ、料理の鉄人時代のキャラクターを登場させるという、まったく創意工夫のない番組アイディアにはあきれます。
「アイアンシェフ」の失敗原因として指摘されるのは、「料理の鉄人」とまったく変わらない内容で番組を作っていることです。まだインターネットが普及していない時代、情報発信の中心にテレビがいた時代、そんな時に作られた料理の鉄人は新鮮でしたが、今は違う情報環境にあることは、昔を知るひとは誰でもわかります。「アイアンシェフ」は昔と違った発想で番組が作られるべきだったのですが、フジテレビは何の工夫もしていないように見えます。
工夫をするどころか、料理の鉄人より退歩しています。鉄人の時代には、挑戦者が挑む鉄人は3人の中から、その場(番組内)で指名していました。しかしアイアンシェフではノミニーが挑戦する相手は決められています。鉄人を指名するシーンが、番組での最初にワクワクする瞬間でしたが、これがなくなっています。
このことは恐らく番組制作の都合でしょう。ロブションのところで仕事をしている鉄人もいるので、スケジュール管理上、このようなことになっているとは容易に推測ができます。また審査員も毎回入れ替わり、「ほんとにこの人達で審査できるのか」と疑問がわきます。これも番組制作上の都合でしょう。
視聴率で凋落しているフジテレビ。大晦日には6時間のスペシャルアイアンシェフを放送するとか。迷走はまだ続きそうです。
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2012/10/30
かつて「世界の料理ショー」 という番組がありました。料理家のグラハム・カーによる料理バラエティ番組で、熱心にみた記憶があります。楽しい番組でした。料理をエンターテイメントに仕立てた先駆けでしょう(折しもこの番組11月5日よりテレ東で放映されます)。
先週からフジテレビで「アイアンシェフ」 が始まりました。昔を知る人にとっては「料理の鉄人」 のリバイバルということはすぐにわかります。1993年から99年まで放映されていた「料理の鉄人」は、これも熱心にみました。料理の鉄人と対決、という斬新な設定。キッチンスタジアムという舞台で、ライブ感溢れる展開の新しい料理番組でした。世界の料理ショーと同じく、料理をエンターテイメントにした優れた番組です。
時は経て、2012年に「アイアンシェフ」を番組にする意図は何なのか。何か、新しいメッセージがあるのか。少しの期待をもって初回の放映を見ました。何も変わっていません。料理の鉄人をそのまま焼き直しただけです。
アイアンシェフが作る料理は確かに美味しそうです。でもそれだけです。見ていてわくわくしません。時代が違うからなんでしょうか。自分が年をとったせいなのか。
昨日、ネットで「アイアンシェフ」初回の視聴率 が報じられていました。初回は金曜午後7時からのスペシャルで10.7%です。「料理の鉄人」は午後11時台に放映されたのにもかかわらず平均視聴率が14.8%だったとのことですから、初回ではオリジナルに及ばなかったことになります。
フジテレビは定席だった視聴率3冠王を日テレに昨年奪われ、今年にはテレ朝にも抜かれ3位になっています。今週号の「週刊文春」に「フジテレビ『失敗の本質』を衝く」なる記事があります。ここでかつて「東京ラブストリー」をプロデュースした大多常務がこう語っています。
「久しぶりに『アイアンシェフ』を見て鳥肌が立った。手間とお金をかけて大遊びしているけど、フジテレビのアイデンティティはこういう馬鹿らしさです」
この人はいつの間にか、時代から置き去りにされてしまったようです。フジテレビ、しばらくは3冠王奪取は難しそうですね。
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2012/04/06
4月はテレビ番組改編の季節です。民放のゴールデンタイムはまだスペシャル系番組ですが、Eテレは番組が衣替えしています。昨年度、いろんな趣味の番組を放送していたEテレ。中高年向きのパソコン番組とかギターを弾けることをめざしたり、乗馬に挑んだり、と盛りだくさんでした。結局、ひとつも見ませんでしたが……。
この趣味系番組が4月からリニューアルされて、「趣味Do楽」になりました。これ「しゅみどーらく」と読むらしい。あまり洒落てないタイトルですね。ちょっと前やっていた趣味悠々のほうが響きがしっくりします。いろいろ考えた結果なんでしょうね。
さて、この趣味Do楽ですが、今週から新しい番組が始まっています。2つあって、「3か月で走るフルマラソン」と「人気番組で旅する」。マラソンの方はすぐに内容が理解できるのですが、「人気番組で旅する」って何。第1回目を見ましたが、要はNHKの番組の再利用です。ウエブサイト曰く「人気番組『美の壺』『キッチンが走る』『テンペストのロケ地や舞台裏をたどる旅を提案します」。人気番組って自ら宣言することがすごいですが、その番組素材を使って新たな番組を作ることもすごい。
「3か月で走るフルマラソン」はマラソンランナーにはお馴染みの金哲彦さんが講師で、野々村誠、時東ぁみが3か月でフルマラソンに挑戦するノンフィクション仕立てのハウツー番組。これは見る価値はありそうです。
かつて趣味悠々の頃は週に4回、独立した内容番組を放送していたはずですが、今年度からの趣味Do楽では週2日に縮小。おまけに「人気番組で旅する」はリサイクル番組だし。趣味関連の番組って、人気がないのかも、と思いました。意外なところでのEテレの番組リストラはちょっと気になります。
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2012/02/15
小惑星探査機はやぶさを描いた映画「はやぶさ 遥かなる帰還」 を見てきました。はやぶさを描いた映画は3本つくられていて、昨年公開された「はやぶさ/HAYABUSA」、そして公開中の「はやぶさ 遥かなる帰還」と来月公開の「おかえり、はやぶさ」です。それぞれ、スターたちが共演して製作されていて、力が入っています。
「はやぶさ 遥かなる帰還」に出演するは、主役に渡辺謙。そこに何人ものスターたちが共演し、豪華な印象を受ける作品です。
渡辺謙、山崎努、藤竜也、石橋蓮司といった達者な役者の演技は見どころです。男たちのドラマが展開されます。そこにナレーションもつとめる夏川結衣が加わり、はやぶさ帰還の物語が展開していきます。
はやぶさが帰還した真実はひとつなので、それをどう映画でドラマに仕上げるかがポイントでしょう。本作ではその真実が淡々と描かれています。帰還までのいくつもの危機とそれを解決した技術者たちの努力が、科学的な説明を盛り込んで表現されています。ここが少し専門的になっていて、ちょっと科学映画的になっています。好きな人は問題ないでしょうが、純粋に人間ドラマを期待していると、ちょっと物足りないかもしれません。
でも、はやぶさの真実は、ほんとにドラマです。それを知るだけでの、この映画をみる価値はあると思います。いい映画です。
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2011/12/13
長寿番組の「水戸黄門」が来週19日のスペシャル番組で最終回を迎えます。考えてみるとほんと長くやっていますね。大学の時にみた記憶があります。調べてみると東野英治郎の水戸黄門は1969年に始まっていました。42年前です。
水戸黄門の終了は視聴率の低迷が原因。かつては30パーセントを超えていた時期もあったが、今シリーズは一ケタ台とか。印籠を出して「先の副将軍、水戸光圀公である。控え」の名台詞で迎えるお決まりのパターンをずっと続けてきた時代劇です。
マンネリ、ワンパターンと言われながらも、これだけ長く続いたことにはやはり理由があるのでしょう。日本人の好きな勧善懲悪の内容で、わかりやすい展開だったことが、大きな理由だと思います。しかし、このパターンが受けなくなったということは、いまの視聴者の嗜好とは合わなくなったということかな。世代が変わって、テレビで勧善懲悪のドラマなどみようと思わないのか。
水戸黄門の終了には、いろいろと考えさせられます。
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2011/05/25
朝のテレビは6時台からNHKの「おはよう日本」です。昔は(確か八木さんやってた頃)まざましテレビだったのですが、いつの頃からかNHK。そのおはよう日本のセットが一昨日から変わっています。「変わったかな」と思ったんですが、5月23日という中途半端な時期にふつう変わらないし……。
ネットで検索してみたら、「おはよう日本出演者ブログ」 っていうのがあるのを発見。そこでメインキャスターの鈴木奈穂子さんが<「大きく」変わりました!>と記事になっています。セットに大きなディスプレイ(専門用語でリアプロ)が入りました。何インチくらいあるのか。かなり大きい。
6時、7時台のキャスター、鈴木奈穂子さんを私は「八頭身のお姉さん」と呼んで親しんでいるのですが、その八頭身ぶりがよくわかる大きなディスプレイを使った全身ショットが見られます。セットだけでなく番組のテーマロゴとか、音楽も変わっているようです。7時台のお天気お姉さんの登場パターンも変わっていますね。
この模様替え、恐らく新年度から予定されていたのでしょう。震災の影響でリニューアルの時期がずれ込んだと推測します。あまりテレビを見ないのですが、このおはよう日本だけはなぜか見続けてます。会社にそんなに早くから起きないでいいのですが、5時台からお付き合いすることも。ニュース好きなのかもしれません。
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2011/04/27
日経新聞のサイトで配信されている記事「3Dテレビ、飛び出ぬ人気 40型台10万円割れも 」を読んで、やっぱりという感じです。昨年から異常までに盛り上がっていた3Dですが、テレビの売れ行きは芳しくないようです。
記事によれば
「3次元(3D)映像対応の高画質薄型テレビが昨年4月に国内市場に登場してから1年たった。テレビ全体の販売台数に占める割合は現在1割未満と普及の足取りは遅い。40型台は売れ始めたが、これも10万円未満と非3D機種を下回る価格も登場するほどの値下がりが主因」(4月26日日経新聞電子版)
昨年の映画「アバター」のヒット以来、3Dは映画、テレビ、パソコンと各分野に展開されてきました。この3Dはかなり盛り上がっていましたが、たぶんブームだろうなと思ってました。だって、3Dでわざわざみたいもの(コンテンツ)がそんなに沢山あるとは思えません。3D映画は異次元な世界を体験するということで面白いと思いますが、テレビではどんな番組を3Dで見たいんでしょう。スポーツ、音楽くらいかな。報道番組とかはわざわざ3Dメガネかけて見たいとは思わないし。
非3Dテレビに価格が近い3D40インチ以上のモデルはほどほどに売れているようです。要は高いお金を払ってわざわざ買う価値を消費者が見いだしていない、ということなんでしょう。テレビ番組を作っている業界では3D制作の設備を買い込んだところも少ないないはず。家庭で3Dテレビが普及するのかいつのことでしょうか。
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2011/04/20
テレビ番組も少しずつ平常に戻りつつあるようです。プータロー生活をはじめてから、昼間のNHK番組に親しむようになりました。まるで専業主婦のようです(笑)。もちろん熱心に見るわけではないのですが、昼飯を作りながらとか、夕飯の支度をしながらテレビを眺める、って感じです。
朝の5時台から、夜の9時台までNHKの女性アナウンサーとお天気おねえさんに詳しくなりました。感じたのは「NHKにはたくさんアナウンサーがいるんですね」という実感と、「お天気おねえさんは定期的に交代するシステムなんですね」という現実です。
まだ番組編成が変則的なのでよくわからないのですが、アナウンサーとお天気おねえさんが4月から大きく変わったようです。ちょっと前巷で話題になった半井小絵の降板などもありました。夜9時のニュース9も青山さん変わってしまったし。NHKの午前11時台と夕方5時台をたまに見ていたのですが、慣れ親しんだ(笑)アナウンサーさんが変わったみたいで、ちょっと残念。
デーハーな女子大生の集まりみたいなフジテレビジョンに比べると、ほんとNHKのアナウンサーはしっかりしています。震災報道ではそれが明確になったようです。ほんと、NHK以外テレビを見なくなってしまいました。
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2010/08/22
昨晩、NHKのニュースが終わった後、「思い出のメロディー」が始まりました。そういえば、毎年この頃にやってたな、と何気なく見ていたら、いつの間にか引き込まれます(苦笑)。
「思い出のメロディー」は今年で42回、始まったのは昭和42年。若い頃は親が見ていたのをながめる程度でした。登場する歌手もほんと懐メロで、ほとんどが古風な歌謡曲でした。それがいつの頃から、フォーク、ポップスといっった新しめの曲が登場するようになりました。
今回の番組で歌われた曲目も半分以上は昭和40年以降の曲で、リアルタイムで知っている曲が多い。懐メロではあるのですが、私にとってはホント、思い出のメロディー。冒頭で昔そのままの衣装で「どうにもとまらない」を披露してくれた山本リンダ(御年59歳)、杉田二郎(ジローズ)、今陽子(ピンキーとキラーズ)、すごく若い(でも御年59歳)西口久美子(青い三角定規)とどれも懐かしい。
番組後半では、小椋佳、アダモまで登場。「雪が降る」久しぶりにききました。思い出のメロディーにはまってしまう自分が、ちょっと寂しい気もしますが、年をとるということは、そういうことなんですね。
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2010/08/02
NHKの大河ドラマ「龍馬伝」、放送開始から半年以上が経って、巷の評判はどれほどなのでしょうか。大河ドラマをほとんそ見ていなかった私ですが、昨年の「天地人」が馴染みのある米沢が舞台のひとつということもあって、珍しくすべてを見てしまいました。上杉の愛と義をテーマにして、それなりに楽しめました。
天地人を見た勢い(?)で、今年の龍馬伝も見始めました。天地人では直江兼続という無名な人物が主人公で少し地味ではありました。しかし、龍馬伝ではいうまでもなく、歴史上のヒーローのひとり、坂本龍馬のドラマです。これは、期待していいのではと見ていたのですが・・・・・・。
なんか、おもしろくないんですね。ストーリーが地味な感じです。龍馬の話ってこんなんだったけ? なにせ、歴史は不得意、司馬遼太郎の『龍馬がゆく』を読んだのはもう20年以上前です。龍馬の知識はほとんど無くなっているところで、この龍馬伝を見ると、なんとなく違う龍馬に会った気がしてきます。
Wikipedeiaにのっている「龍馬伝」の視聴率の推移をみると、最初のころは20%をこえていたのですが、この一月は17%くらいです。天地人の年間視聴率は21%をこえていたのですが、これに比べると苦しのでは。
主演の福山雅治、かっこいいのだけれど。やはり、ストーリーが良くないのでしょうか。そろそろ見続けるの、ギブアップしそうです。
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2010/03/24
一昨日、NHKスペシャル「激震 マスメディア ~テレビ・新聞の未来~」が放映されました。放送の日特集ということで、NHK自らテレビに存在そのもを問おうとする企画です。タイトルからかなり期待してみたのですが、結論から言うとかなり不完全燃焼に終わってしまった印象です。番組構成は、取材のビデオ映像を挟みながら、新聞、テレビの当事者、ジャーナリスト、学者、IT企業家による討論です。
参加者を紹介しておくと、
日本新聞協会会長 内山斉
日本民間放送連盟会長 広瀬道貞
ドワンゴ会長 川上量生
ITジャーナリスト 佐々木俊尚
学習院大学教授 遠藤薫
NHK副会長 今井義典
の6人。ドワンゴって知らなかったのですが、子会社がニコニコ動画やっているのですね。
番組では、日本新聞協会会長、日本民間放送連盟会長という旧世代と新世代のドワンゴ会長川上さんの討論が、当然ですがかみ合ってはおらず、前向きな討論にはなっていません。それに、ジャーナリスト、学者はあいまいにからんで、生産的な討論になっていたか、はななだ疑問です。
番組では、アメリカ・コロラド州の新聞「ロッキー・マウンテン・ニュース」が150年の歴史を閉じる場面を映し出したり、NewYork Timesの電子化への取り組みを紹介するなど、取材映像は興味深いものがありました。討論形式などやめておいて、アメリカのマスメディア状況を映像で取材したほうが、遙かに面白い番組になっと思います。
自分のことを語るのに、これほどの番組しか作れないことが、いちばんの問題かもしれません。
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2009/11/16
NHKの大河ドラマ「天地人」を見ています。大河ドラマをずっと見続けるのは、私にとって珍しいこと。上杉藩に仕えた直江兼嗣を主人公とした物語。その最終的な領地が米沢。仙台にいた頃、仕事やプライベートで米沢を何度か訪れました。そんなこともあって、大河ドラマを今年の1月に見始めました。
昨年の大河ドラマの「篤姫」の人気が高く、平均視聴率はWikipediaによれば24.5%。それに続けての天地人は、直江兼嗣というほとんど無名な人物を主人公としてのドラマ。たぶん人気はないだろうなと思っていたのですが、意外や好評、平均視聴率は今のところ20%をこえているようです。
このドラマの面白さのひとつは、上杉藩が貫いた「愛」と「義」をキーワードに、戦国時代の人間模様を描いたためだと思います。愛、という文字を兜に付けるという上杉藩の思想を前面にだして、うまい人間ドラマに仕上がっています。また、世間の武将ブームをうまく取り入れ、イケメン俳優を配置したキャストも人気の原因でしょう。
もともと戦国ドラマにはほとんど興味がなかったのですが、見始めると面白いことを発券しました。さて、来週の日曜は最終回「愛を掲げよ」。そして来年の大河ドラマは、「龍馬伝」これも面白そうです。
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2009/10/10
NHK教育テレビで4月から放送されている「トラッドジャパン」という番組があります。日本文化をを英語で表現していきながら、日本について知る自分再発見みたいな番組です。毎回、日本文化を表している一つのキーワードで、日本が英語で語られます。
4月には興味を持ってみていたのですが、いつの間にかサボるようになって、また最近熱心にみるようになりました。単語とか表現とかは上級レベルなのですが、それをあまり気にせず見ています。
番組の内容では、[Word & Culture]というコーナーが面白いです。日本語と英語の単語を通して、その奥にひそむ文化の違いを探るもので、日本と欧米文化の違いをキーワードで明らかにしてくれます。今週放映された「日本酒」では、「酔う」と"drunk"を比べて解説しています。
このトラッドジャパンほどほど人気があるようで、毎月のテキストに加え、今月DVDまで発売されました。番組を収録したDVDが発売されるのは、教育テレビの語学番組では珍しいのではないでしょうか。語学番組らしくない語学番組なところが、いいのかもしれません。
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2009/07/21
今日は新聞休刊日で、朝刊はありませんね。当然、新聞のテレビ欄もみられません。あいかわらず、テレビを観ないので、今のドラマが何やっているかさっぱり分かりません。
そういえば、昨日の朝日新聞の朝刊にこんなチラシが入ってきました。
フジテレビのドラマです。「恋して悪魔」なるドラマ存じ上げませんでした。チラシには「明日(今日のこと)よる10時 第3話いよいよ放送」とあります。出演者はというと、中山優馬、加藤ローサ、姜暢雄、桜庭ななみ、森本慎太郎、伊東四朗。
伊東さんは存じ上げていますが、あとは知らない。加藤ローサは名前は聞いたことあるけど、顔はわかりません。オジサンには縁がないドラマのようです。チラシを見ると、男の子は、ジャニーズ系?
新聞の折り込みチラシを若者、見ますか?チラシ作戦、余り意味がないように思えるのですが。前も、キムタクのドラマで折り込みチラシがありました。フジテレビには成算があるのでしょうね、きっと。
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2009/06/08
突然ではありますが、最近の若者ってプロ野球ってみるんですかね。メジャーリーグには関心あって、日本ローカールなプロ野球はどうなんでしょう。やはり、サッカーの方が人気かな。
というのも、昨日夜テレビをみていたら、巨人戦を中継していないのに気付いたせいです。うちはあまりテレビ見ないのですが、夕飯のときはニュースをみながら、のスタイルです。日曜はサザエさんから夜7時のNHKのニュースから『ザ!鉄腕!DASH!!』が定番。このザ!鉄腕!DASH!!、もう10年以上も続いている長寿番組ですが、プロ野球のシーズンは、野球中継優先で、よく飛ばされました。
でも、最近は毎週みている気がします。昨日も巨人対楽天の交流戦があったのですが、日本テレビでは中継はなし(BSデジタルでやってましたが)。昔からのファンには信じられない事態ですね。日曜の夜に、巨人戦の中継がないなんて。
人気の娯楽コンテンツは、永遠ではないんですね。かつて黄金のテレビ番組だった巨人戦中継も、いまや裏番組扱いです。つくづく時代は変わったな、と感じました。
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2009/06/06
大学院の授業で「大衆芸能論」という科目を取っています。この科目の内容は、漫才についてその歴史を追いながら、「笑い」についての研究となっています。ここ何回かは漫才作者・秋田實をテーマにすすめられており、先週と今週は漫才師、エンタツ・アチャコの漫才を学問的にアプローチしています。
エンタツ・アチャコという名前はきいたことがあったのですが、授業では実際の漫才を録音したレコードを聴かせていただきました。エンタツ・アチャコとは横山エンタツ、花菱アチャコの2人です。話芸だけで行う「しゃべくり漫才」を始めたコンビとして知られています。
教育テレビの「知る楽」の「こだわり人物伝」 で今月、アチャコが取り上げられてます。落語家の桂三枝が進行役で、アチャコの歴史をたどるものです。今週、第1回が放映されたのですが、残っている当時の映像も多くなく、その魅力が伝わりにくいところが、ちょっと難しいところです。
でも、なぜ今、アチャコなのかな。その人物像が再評価されているのでしょうか。なにか理由があるんでしょうね。まあ、授業の参考資料としても最適なので、見続けようと思ってます。
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2009/03/29
昨日、本屋のNHKテキストコーナーで興味をひくテキストを見つけました。「日本の伝統芸能」という一冊です。NHKで4月から伝統芸能をテーマにした番組が始まるんですね。内容は「歌舞伎入門」「文楽入門」「能・狂言入門」の3本立て。しかし、「日本の伝統芸能」とは、なんともストレートなタイトルですね。
この番組、週1回30分の放送ですが、放送時間か平日の午後2時からと再放送は火曜の朝5時5分からと、どう考えてもシルバー世代向け。確かに、ハードディスクレコーダーなどで録画すればいいのですが、ふつうに仕事している世代はあまりみないと想定されているのか。
でも、こんな伝統芸能の番組を提供してくれるのは、NHKだけでしょう。テキスト買ってきたので、今週から「録画」してみることにします。
☆「日本の伝統芸能」WEB(地味な構成ですが)
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2008/11/07
昨日、仕事で遅くなり10時近くに夕飯を食べながら、テレビをつけると、教育テレビの『趣味悠々』で新シリーズ「骨董を楽しもう」 が放映されてます。骨董か……。趣味としては。渋さいっぱいですね。テレビ東京の「なんでも鑑定団」は毎週日曜の再放送はよくみてますが、実際に骨董は買ったことがありません。
さて、この「骨董を楽しもう」によると、骨董品の代表的なものは、美術品、民具、古布。そうなんですね。骨董品というと、どうも古いモノというイメージを抱いてしまいますが、実際には価値があるものもあるのでしょうね。「なんでも鑑定団」をみていても、骨董品を集めるのが趣味になっているひと、多いですね。骨董品には奥深い魅力があるんでしょう。
ちなみにこの番組の講師をつとめている細矢隆男さんは日本骨董学院 をやっておられます。こんな学院があったとは。かなり驚きました。
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2008/08/21
いつもほとんどドラマを見ないのですが、いま放映されている『四つの嘘』はここのところ毎回見てます(東京では今日、放映ですね)。最初は羽田美智子を目当てにチャンネルを合わせたのですが、死んでしまう役で、見始めた第二回にはもう登場していませんでした。
このドラマ、永作博美演じる原詩文という女性の「魔性の女」ぶりが、注目点のようです。ドラマのストーリーは、ある意味たわいもないのですが、確かに永作博美の演技は秀逸です。この女優さん、ほとんど始めてみたのですが、映画ではその演技、高く評価されている女優さんなんですね。確かに、表情、台詞、そして仕草は、うまいなと感心します。共演している高島礼子の幅が狭い演技に比べると、その技量が際だちます。
永作本人は、魔性の女というキャラクターに満足していないようですが、ドラマでは何とも表現しにくい不思議な女性を演じています。ドラマの今後が、ちょっと楽しみ。
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2008/08/10
教育テレビの「趣味悠々」、この番組どのあたりの年齢をターゲットにしているのでしょうか。おそらく中高年が視聴者としてはメインだと推測しますが、内容は多彩です。世間のはやりも捉えていて、先月までは「ダッチオーブン入門」なんてのをやっていました。今月からは「はじめての水墨画」がはじまっています。
興味があったので、見てみました。カルチャーセンターでもいけば習えるのでしょうが、水墨画などそんな簡単に始められるものではありません。番組では、先生(塩澤玉聖さん)に生徒が教わるいつものパターン。生徒は演歌歌手の香田晋とタレントの芳本美代子。この生徒の選び方が、この番組のキモだなと思います。
番組は全12回。これだけで水墨画を習得できるわけはありませんが、始めるきっかけはなりそうです。水墨画、鑑賞する機会は多いのですが、自分で描いてみようとは思いませんでした。しばらく番組とつきあってみようと思ってます。
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2008/07/27
久しぶりに映画館に足を運びました。何年ぶりでしょう。作品は有楽町のシネカノンで上映中の「歩いても 歩いても」 。阿部寛と夏川結衣がでていているので、たまには映画を映画館でと、見てきました。
いい映画です。父、母、家族、故郷、母の手料理・・・、懐かしさと、ほろ苦さを感じるシーンが続きます。映画の舞台になっている縁側と障子のある家、うちは7年前になくなってしまいました。
映画に疎い私にとって、監督の是枝裕和(原作、脚本、編集も手がけています)の作品を見るのははじめてです。脚本もいいですが、映像が考えられていると感じました。所々に、風景、花、部屋の光景などが差し込まれ、柔らかいイメージが広がります。
阿部ちゃん、好演です。それに樹木希林がいいです。「こんあ母、いるだろうな」と思わせてくれる自然な演技が光ります。原田芳雄も素敵な父親を演じます。存在感あります。
心のどこかで、なにかを振り返りながら、しみじみした作品でした。
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2008/06/01
ふだんはドラマとかほとんど見ないのですが、珍しく熱心にみていた「トップセールス」というNHKの土曜ドラマ。昨晩で終わってしまいましたが、毎回楽しくみていました。車のセールスを仕事とした女性が、外資系の自動車でディーラーの社長まで上り詰めるストーリー。昭和40年から60年代まで、時代背景が織り込まれ、オジサンには面白いドラマでした。
熱心にみたひとつの理由が、夏川結衣が主演だったということ。この人、ドラマの出演はそう多くないですが、上手い女優さんです。「トップセールス」は、視聴率は芳しくなかったようですが、NHKのドラマらしく実力派のベテラン俳優が競演していました。十朱幸代、蟹江敬三、石橋蓮司らと、しっかりと演技をしていました。
この時期「無理な恋愛」にも出演しているのですが(ストーリーが面白くないので、眺めている程度ですが)、2つのドラマで演じる顔は、全然違っています。最近、どのドラマでも同じ顔しかできない女優も少ないくないですね。
夏川結衣という存在をしったのは5年ほど前のドラマ「あなたの隣に誰かいる」からですが、女優としてのキャリアはそのかなり前からありました。映画にもかなりの本数出演してます。決して派手な印象はない人ですが、実力派の女優として、気になる存在です。
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2008/05/26
新聞折り込みチラシといえば、古典的な広告メディアです。東京では、毎日かなりの枚数のチラシが入ってきます。特にうちで購読してる朝日新聞の量はすごいものがあります。昨日の折り込みにこんなものが入ってきました。
キムタクです。「朝倉内閣発足へ」とあり、「号外」の文字も。要は今日、9時からのドラマ「CHANGE 」の宣伝チラシです。テレビドラマの新聞折り込みチラシって、見た記憶がありません。朝日新聞のチラシを見る層と、このキムタクドラマのターゲット層と重なるのでしょうか? ドラマの宣伝を、新聞折り込みでやるとは、ちょっと驚きです。
いま、広告はインターネットのバナー広告などが注目され、新聞折り込みチラシなど、いわばオールドメディアになっていると感じていました。しかし、実はそうでもないのかもしれません。
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2008/02/21
我が職場でのオジサン(40代後半)二人と若者(20代半ば)の会話。
オジサン1「いるんだよ、やり手の男が。三波伸介に似てるやつ」
若者「?」
オジサン2「○○くん(若者)に、三波伸介なんていってもわかりませんよ」
そうなんだよね。調べてみたら、三波伸介 さん亡くなったの、もう25年ほど前です。若者、知るよしもないですね。
私も三波さん、もちろん知ってます(減点パパ、思い出します)。でも、最近のタレント、ほとんど知らない。
東京マラソンで、いつも併走している女性がいました。カメラをもっている人が伴走しているので、「タレント」なんだろうな、と思ってはいましたが、顔をみてもわかりません。翌日スポーツ新聞をみて分かりました。にしおかすみこ というタレントさんです。知らないなあ。
会社で、さっきの若者にきいてみたところ、当然って顔で、「知ってますよ、去年ブレークしたんです。どんな格好で走ってました?」
女の子にきくと「ボンテージファッションしてる子でしょ」
そうなんだ。知らなかったなあ。(ふつうのランナーのウエアだったよ)
ふだん、ほとんどテレビをみないせいか、タレントを知りません。とくにお笑い系は全然だめ。ほんと世間に疎い私です。
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2007/12/06
巷で大人気らしい「DSテレビ」が手に入りました。これ、ニンテンドーDSに付けてワンセグのテレビを受信するアダプターです。ニンテンドーDSで、テレビが楽しめる便利なもの。パソコン用のワンセグアダプターはありましたが、あまり興味はわきませんでした。
でも、このDSテレビはなぜか欲しくなり、ネット販売で手に入れてしまいました。送料込みで6800円と、私にとっては値頃感もあります。
早速、DSライトに装着。設定も簡単で、テレビが受信できました。映像は思ったより鮮明です。テレビをあまりみない私ですが、これはいい感じ。なんか楽しい。出張に持っていくと、良さそうです。しばらくは楽しめそうです。
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2007/08/22
NHK・教育テレビで夜放送されている「知るを楽しむ」は、かなり奥深い番組ですね。普段は、家に帰ってニュース以外、ほとんどテレビを見ないのですが、今月は久しぶりにこの「知るを楽しむ」を見ています。水曜にこの人がでてるから。
「美味しゅうございます」で、有名な『料理記者55年』の岸朝子さん。実は、岸さんとはかなり以前からお付き合いがあり、私の結婚式の2次会にきていただきました。テレビの「料理の鉄人」にでたから一気に有名になってしまいました。
大正12年生まれ、私の母親より年上ですが、番組で拝見すると元気そのもの。まだまだ、活躍されることでしょう。
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2007/08/03
いま放送中のNHKの朝のドラマ「どんど晴れ」は、盛岡、岩手が舞台です。朝ドラというと、何かと視聴率が取りざたされがちですが、どんど晴れはどうなんでしょう。
先日、盛岡で仕事先の方とはなしていて、このドラマのことが話題になりました。「わざとらしい話だよな」といったストーリーの関することや「じゃじゃ麺、ちょっと違うね」といったディテールのことなど、「あまり見ていない」といいつつ、結構詳しい。
私も、家をでるのが8時過ぎなので、8時15分からの放送は全部みられません。(BSでは7時半からやってはいるのですが)なので、時々みるだけです。ストーリーは、しょせん朝ドラですから、こんなものかなと思ってみています。ただ、ヒロインをつとめる比嘉愛未さんは、魅力的な表情をみせてくれ、ここ何年かの朝ドラの主役を務める女優さんの中では、いちばん気になる演技をしていると感じます。
盛岡の行くと、駅には「どんど晴れ」のポスターがいっぱい貼ってあり、さすが地元です。地元の有名な南部せんべい屋の巖手屋 では、こんなものありました。
「どんど晴れ」とはあまり関係ないようですが・・・・
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2006/12/12
出勤前の朝、テレビをつけていないと落ち着かない習慣です。6時台はもっぱらNHK。占いだけは仙台放送「めざましテレビ」をチェック。7時になってもNHKのニュース。で、7時半になるとNHKはローカルニュースの時間。前はここも見ていたのですが、最近はTBCの「ウオッチン! みやぎ」をみてます。この時間帯、民放では唯一の地元制作番組。カリスマ気象予報士のトークも面白く、ついチャンネルを合わせてしまいます。
特に月火曜にでている生駒夕紀子、通称イコマっちのファン。生駒さん、出身は私と同じ目黒区らしい。最近、多い東京の学校をでて、地方局のアナになるパターンですか。
なにかと忙しい朝の時間、この番組が習慣になりつつあります。
ウオッチン! みやぎWEB
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2006/11/25
土曜日の朝、東京では日本テレビで放送されている『ぶらり途中下車の旅』 は、かなり前からやっている長寿番組。内容はタレントが東京周辺の電車にのって、沿線にお店や、おもしろいスポットを紹介するもの。タレントと登場する人の会話が楽しく、これが番組の魅力かな。土曜日の朝に、何気なく見るののはいい感じです。滝口順平さんのナレーションが心地いい。
ちなみに今日は「阿藤快が行く都営三田線の旅」です。この番組、以前は30分番組だったのですが、いつの間にか1時間に拡大しています。人気なんでしょうね。
内容は超す首都圏ローカルながら、仙台でも放送されています。以前は数ヶ月遅れでの放送だったのですが、いまは東京ど同時放送になっています。仙台で、東京の情報番組を見て面白いのかな、とちょっと不思議。
ぶらり途中下車の旅WEB
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2006/08/24
ふつうは夜のテレビドラマを見る習慣は、ほとんどないのですが、最近はチャンネルを合わすことが時々あります。このクール(7〜9月)のドラマは不作ともいわれているようですが、それなりに楽しめるドラマもあります。
「結婚できない男」 は、阿部寛演じる独身建築家の偏屈ぶりと、夏川結衣扮する女医の微妙な関係が見ものですね。阿部ちゃんの堅物な演技がいいです。ちなみに夏川結衣ファンの私ですが、このドラマをみたとき「夏川結衣、器量が落ちたな」(失礼ながら)と思ったのですが。どうやら少しふくよかになったらしい。それに反して、独身男の仕事仲間役の高島礼子サマは、見た目がほとんど変わってない。ちょっとコワイです。
木村佳乃好きとしては、「PS羅生門」 は外せません(笑)。ビッグコミック連載のコミックが原作なんですね。このドラマ、あまり注目されていないようですが、キャストが豪華です。伊東四朗、館ひろし、佐野史郎、森本レオ。演技派を揃え、ちゃんと見ていると(?)、見応えあります。
テレビドラマも、たまにはいいものです。
結婚できない男→WEB
PS 羅生門→WEB
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2006/07/21
「地上波デジタル」って知ってますか?通称、地デジ。要は、今みているいわゆる地上波と同じ番組が、ハイビジョン画質で放送されているものですね。東京では既にサービスがはじまっていますが、東北地方では、昨年暮れから、この夏にかけて、視聴できる地区が広がってきています。仙台は昨年の12月から、民放でもデジタルがみられます。
最近はW杯のおかげで、大画面テレビが普及してきてますね。うちもどうしようかな、と思ったのですが、大きなテレビの導入は見送り。単身赴任ですからね、東京の家ではほとんどテレビをみません。でも、ハイビジョンは綺麗ですね。テレビは買いませんでしたが、意を決してケーブルテレビを導入することにしました。もっとコストがかかるものかと思っていたのですが、意外と安い。毎月の経費は、今みてるスカパー!と同じくらいなので、乗り換えることにしました(スカパー!の番組は、ほとんどケーブルテレビでみることができます)
今のところ、ハイビジョンでみたいのは「新日曜美術館」と、「迷宮美術館」の美術番組だけです。今週の週末、工事なので、ちょっと楽しみです。
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2006/04/14
あまりテレビは見ないほうですが、朝と晩のニュースだけは習慣のようにみてます。基本的NHK派ですが、この4月から、ニュース番組の時間帯が変わってますね。
朝のNHKは、これまで5時台、6時台、7時台の3パターンで、構成されてました(基本的には同じネタの繰り返し)。5時台と6時台が同じアナウンサーコンビ、7時台が別なコンビでやってました。この4月からは5時~6時半、6時半~、の2パターンに変更。最初は7時ジャストからみたら「なんか地味なオープングだなあ」と思ったのですが、6時半からはじまっていたのです。
夜のNHKニュースも、10時台から9時台へ。これまでは、家に帰って、食事して、それからニュース、これが終わったら風呂、みたいなパターン。これが、9時にはじまってると、ちょっと違う気分ですね。習慣的に、ニュースは10時からが、体に染みついているようです。 この9時からのニュース、いまのところもう一つピントきません。先日の東大入学式の日には、「公立高校からの東大合格者が増加」みたいな、すでに週刊誌では出し尽くされたネタをやってるし。ちょっとな、という感じ。
ちなみに、朝の民放の編成も変わって、お気に入りの中田さんがでている番組 も終了時間が5時20分に繰り上がり、見逃すことも多くなってしまいました。
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2005/12/30
昨晩放映されたテレビの「ザ・ヒットメーカー 作詞家・阿久悠40年記念特別企画」 は、久々見入ってしまった番組です。オジサンには、心にぴたっとくる企画でした。
きわめて独善的な持論なのですが、戦後の歌謡曲をつくった作詞家は、永六輔、なかにし礼、そして阿久悠の3人だと思います。その中でも、阿久悠はポップス、演歌からアニメソングまで幅広い作風で、膨大な傑作をつくっています。ちょっと思いつくまででも、演歌では都はるみ「北の宿から」、八代亜紀「舟歌」、石川さゆり「津軽海峡冬景色」。ポップスではピンクレディー「ペッパー警部」「UFO」など一連のヒット曲。ジュリーこと沢田研二の「勝手にしやがれ」、「時の過ぎゆくままに」、西城秀樹「ブーツをぬいで朝食を」、そして私のカラオケの十八番(笑)尾崎紀世彦の「また逢う日まで」と、どの曲も、歌詞が心に響きます。
これらの曲がはやった70年代、80年代は、歌謡曲という言葉でくくられていました。J-POPが生まれる前です。21世紀のいま、歌謡曲という言葉は死語に近いかもしれません。大晦日の紅白歌合戦とレコード大賞は、かつてはワクワクしながらみたものです。いまや、全然みる気がしません。歌詞が意味を持った歌の時代は、終わったのでしょうか。
阿久悠さんの傑作のひとつ、「あの鐘を鳴らすのはあなた」にこんな一節があります。
街はいま砂漠の中。あの鐘を鳴らすのはあなた。
この歌詞、いまでも私の心に、素敵な感動を与えてくれています。
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2005/12/19
仙台駅前の映画館「仙台東宝」 が、来年2月に閉館するとか。この仙台東宝は昭和38年の開館、40年以上の歴史がある館です。まえから一回行こうとおもっていたのですが、映画を頻繁にみる習慣がなく、行く機会がありませんでした。週末、時間ができたので、前からきになっていた「ALWAYS 三丁目の夕日」 がこの映画館で上映されていたので、見にいってきました。
館内は広いです。座席にカップホルダーもないし、場内が暗転しても「非常口」の表示はついたままです。確かに昔ながらの映画館ですが、座り心地は悪くはありません。
「ALWAYS三丁目の夕日」は、前評判どおり、いい映画でした。舞台となっているのは昭和33年の東京。世代によって感想はまちまちでしょう。CGを駆使して、当時の風景がうまく再現されています。この時、2歳の私にとって、当然、映画をみて懐かしさは感じません。(むしろ、都電の色が違うな、と思ってみてました。私の記憶の都電は、確か黄土色)
この映画の素晴らしさは、いまの日本人が失った心、失いつつある心、そしてもう取り戻せない心を、真っ正直に描いていることだと思います。何回も泣かされたシーンがありました。
映画はハッピーエンドで終わります。まだ見ていない方には、おすすめです。
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2005/05/04
私の年代なら、多分だれでもいちどは熱中してみたことがあると思われる「刑事コロンボ」。このコロンボのすべての作品が収録された「刑事コロンボ コンプリートDVD BOX」を買いました。DVDが全22巻、45話が収録さてている完璧版です。3月に限定生産で発売になったのですが、知ったときにはすでにどこでも予約終了。しかし、追加生産があり、ついに手にいれましたよ。
なにせ全部で45話ですから、いつ見終わるか。最初の「殺人処方箋」を、まずは見てみました。ピーター・フォークが若いんです。吹き替えは、小池朝男さん、犯人役は若山玄蔵さん、お二人とも名手です。まだシリーズ化される前の、第一作ですから、コロンボのコートもよれよれでなく、ボロ車にものっていませんね。でも、社会での成功者を追いつめていくスタイルはすでに確立、楽しめるドラマに仕上がっています。
私が高校生、大学生のころの放映されていた番組ですから、全部は見ていないかもしれません。ゆっくり楽しみたいなと思います。
☆このDVD BOX 買われた方にTBさせてもらいます。
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2005/04/21
この前、試写会で映画「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?」 をみてきました。ご存じのとおり、大ヒットした「Shall we ダンス?」を、ハリウッドでリメイクした話題作。実は私、周防監督のこのオリジナル作をみていないんです。珍しいかも。アメリカ版はリチャード・ギア、スーザン・サランドン、ジェニファー・ロペスと、豪華スターが出演の映画ですね。
映画としては、なかなか楽しめました。オリジナルと比べると、いろいろ批判もあるでしょう。この前来日したリチャード・ギアが、記者会見では、「文字通りのリメイクを作るのではなく、アメリカ版の映画(American version of the movie)を作ろうとベストを尽くした」と言っていました(週刊STの記事)。出演するスターたちは、楽しいそうに演じていました。ダンスするということを通して『夫婦の愛情』、『家族の大切さ』が、よく伝わる、アメリカ映画らしい佳作だと思います。また、ジェニファー・ロペスの存在感(特に肉体の美しさ)はすごい。彼女のダンス、これも見所。スーザン・サランドンのコクのある演技も、いいです。
難点をいえば、リチャード・ギアがいつのまにかダンス上達してしまっているのが、ちょっと物足りないかな。記者会見によれば、クランクイン前、3ヶ月ダンスの練習をしたとか。それなのに、このダンスが上達する過程を、ちょっとはしょった印象がありました。
日本の映画が、ハリウッドでリメイクされることって、珍しいことではないでしょうか。
私も、ダンスやりたくなりました。
☆はやばやとこの映画をご覧になったブログにTBさせてもらいます。
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2005/03/27
熱心な映画ファンではないので、シアターまで足を運んでも、2時間くらいの上映時間でも退屈してしまうことが、ある私です。(ハウルも残念ながら、ちょっと飽きてしまいました)でも、一昨日みてきた「香港国際警察」 は、ほんと楽しめました。上映館はそんなに多くないようですが、評判がよいようですし、香港ってキーワードにもひかれて、いってきました。久々にジャッキーが香港のキャスト、スタッフでつくった映画とか。
ジャーキー・チェン、さすがです。風貌はさすがに50歳をこえた男を感じさせますが、アクションはすごいです。ビルの壁面を降りるとこなんか、見てる方が恐くなってしまいます。格闘シーンも迫力満点。エンディングで、メーキング映像がでてましたが、アクションシーンの撮影、ほんと危険そう。
またストーリーも、単純ではありますが、しんみり、ほろり、とさせてくれるシーンもあり、単純なアクション映画ではないところも、いいです。
脇を固める俳優も好演。私がいつもお邪魔する香港フリークの【SIVAのしっぽ】 さんのブログによると「香港映画好きにはたまらないキャスティング」とのこと。私は美しい女優さんたちに見とれてました。
仙台では、大きな劇場での上映は終了してしまいました。この映画こそ、大きな画面でみたいので、ちょっと残念です。
☆「香港国際警察」を楽しんだ方のブログにTBさせていただきます。
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2005/03/03
先日、東京で映画「トニー滝谷」 をみてきました。村上春樹の小説が原作、イッセー尾形、宮沢りえ主演の映画です。金沢に住んでいた頃は、毎年公演をみにいっていたイッセー尾形ファンです。村上春樹の本は読んでいないのですが、みにいってきました。
全編に美しい坂本龍一の音楽が流れ、淡々とストーリーが進んでいきます。登場人物が、イッセー尾形と宮沢りえだけといっていいくらい、二人が画面にでている時間が多い映画です。なにか、イッセーの舞台をみているような気に、一瞬なりました。でも、彼の舞台で見せるキャラクターは片鱗もみせず、かといって違う魅力があるかというと、それもあまり感じられませんでした。見終わった直後は、いまひとつな印象だったんです。
でも、しばらくして思い出してみると、なにか妙に引っかかる映画です。それは村上春樹の原作のせいなのか、映像表現からくるものなのか、イッセーの演技力なのか・・・。「孤独」という言葉が頭をよぎり、一抹の寂しさを感じました。市川監督は、なにを表現したかったのでしょうか。あとからいろいろ考えさせられる映画でした。
★「トニー滝谷」に感銘されたブログにTBさせていただきます。
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2005/02/25
先週、東京に帰ったとき、金券ショップでとある映画会社の「株主優待券」を買ってきました。目的は、ここ仙台のシネコンMOVIX仙台 で、映画をみることです。この優待券でこのシネコンに入れるんですね。一枚1100円、安いです。
で、話題のアカデミー賞ノミネート作品『Ray/レイ』をみようと上映時間を調べてみると・・・・、18時からの回のみ、更に今日で上映終了。びっくりです。今後、仙台でこの「Ray」をみようとすると、いわゆるミニシアターでみるしかありません。でも、この映画、大きなスクリーンでみたいしな。
東京では、まず正価で映画をみませんよね。お目当ての映画は、前売り券を買ったり、公開後なら金券ショップで買えます。だいたい大人なら1300円くらいかな。仙台には、どうも映画の前売りマーケットはないようです。なんか1800円の正価で映画をみるのは、損した気分になります。
またシネコンが定着し、街中の映画館が減ってきています。シネコンはクルマでしかいけないところも多く、クルマを持っていない私には、いくことができるシアターが限定されます。シネコンは便利な反面、ショッピングセンターに併設されていることも多く、映画を見終わったあとにシアターをでると、目前にスーパーマーケットの売場が広がり、興ざめだったりします。
仙台で、お目当ての映画をみるのは、なかなか大変かもしれません。
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2005/02/06
テレビの「ごくせん」 が評判らしい。視聴率が初回から25%をこえ、話題になっているとかで、昨日はじめてみてみました。おもしろいですね。なんかアニメがそのままドラマになったような感じで、テンポがいい。こんな学校「ありえない」って思うんですけど、引き込まれてしまう魅力がありますね。主演の仲間由紀恵は、綺麗すぎて個人的にはあまり興味がない女優さんだったんですが、この「ごくせん」では好演、いいです。脇役の宇津井健、井上順もいい味を出してます。
昨日のストーリーは、舞台の高校(男子校)が共学化されることになり、学校説明会に来た秀才少女と、在校生が起こすトラブルと交流を描いた、いってしまえばシンプルなお話。
さりげなくテーマに盛り込まれている「共学化」、いま首都圏の私立中学、高校ではひとつの流れですね。たとえば千葉県の進学校の市川学園は男子校から共学に、東京の歴史がある女子校の嘉悦中学、高校が18年度から共学に。学校の生き残り、発展のためには共学化が、ひとつの趨勢であるようです。
ここ宮城県では、県が推進する県立高校の共学化が、かなり問題になっているようですね。ニュースで見る限りでは、一部の高校の共学化に根強い反対があるよう。なにか事情があるのでしょうか。これは時代の流れと反対に向かっている気がしますが。地元出身でないと、わからないことがありそうですね。
☆おもしろく読ませていただいた「ごくせん」ブログにトラックバックします。
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2005/01/17
私は映画館に足を運ぶのは、年に5回ほどですから、およそ映画ファンとはいえません。昨日は久しぶりにシネコンで映画を。一昨日から公開の「ネバーランド」を見ました。 「ピーターパン」が舞台ではじめて上演されてから今年で100年。この「ネバーランド」は劇作家ジェームス・バリが「ピーターパン」のモデルとなった少年と出会い、物語を完成するまでを描いています。表現力が乏しい私が書いちゃうと、なんてことのない映画にようになってしまいますが、ほんとにいい映画でした。 イギリスの奥行きのある風景。画面に登場する俳優たちは、気品を備えていて、言葉で簡単に表現できないほどのいい演技を魅せてくれます。主役のジョニー・ディップの自分を抑えるような演技もいいし、ピーター役のフレディ・ハイモアをはじめ、子供達も好演。
この映画の原題は「Finding Neverland」です。このほうが意味がわかりすいかもしれません。どこにも存在しない国「ネバーランド」。映画での美しいイギリス英語の台詞は、シンプルに心に響きます。(poorなヒアリングですので、たぶん正確ではありません) 最終シーンで、作家ジェームスがピーターに「どうやったらネバーランドにいけるの?」と尋ねられます。ジェームスは"by believing"(信じれば)と答えます。 また、ピーターパンの舞台を見に来た老婦人。ひとしきり舞台をほめたあと、一言。"Time is chasing us"(時間が追いかけてくるの)。そうなんですね、時間はどんどんなくなります。もっと映画とか、演劇とかみなければ。
いい映画をみました。
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2005/01/11
昨日は息子につきあい映画『ゴジラ ファイナルウォーズ』 をみてきました(ほんとはオヤジが見たかった?)。生誕50年にして、ゴジラ最終作です。私の生まれる前からゴジラは存在していたのですが、たぶん1962年の「ゴジラ対キングコング」あたりからリアルタイムでみているのでは。子供のころは、ほんとワクワクして東宝の怪獣映画をみた世代です。
こんどのゴジラは、そんなに期待していなかったのですが、意外とよかったです。ストーリーは、たわいもないもの。X星人なる侵略者(これも日本人そのもの)と、いつもの「地球防衛軍」の戦い。X星人が繰り出す怪獣に、地球側最終兵器のゴジラが立ち向かう、というお話。
映画そのものの出来はともかく ゴジラ50周年、最終作ということで、長年の東宝怪獣映画ファン(?)には、うれしい内容が盛り込まれています。画面では、モスラ、ラドンはじめエビラ、マンダ、アンギラスといったややマイナーな怪獣も活躍。
また、地球防衛軍の宇宙船(軍艦)はその名も「轟天号」です。かつての傑作「海底軍艦」の名前ですね。妖星ゴラスもでくるし・・・。
更に俳優陣は、主演の松岡昌宏、菊川怜に加え、かつて怪獣映画の主役を務めた宝田明、水野久美、佐原健二が脇役として渋い演技をみせてくれます。
ゴジラというすばらしいキャラクターが魅せてくれる壮大なるファンタジーですね。もうゴジラに会えないとおもうとちょっと寂しいです。
※共感したいくつかのブログにTBします。
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2004/12/25
年末はミステリーが話題になる時期。週刊文春でも恒例の年間ミステリーのランキングが発表されていました。ミステリーファンではない私には、ここ何年かは買ってみようというミステリーも少ないです。ミステリーといえば、この前の週末に、映画「レディ・ジョーカー」 をみてきました。
ネット上での批評では、原作とは違うとか、映画としてもまとまっていないとか、やはりオリジナル小説がある映画の宿命で、けっこう批判が見受けられます。でも、私は2時間の「レディ・ジョーカー」を楽しめました。この原作は単行本で出たときに読んだのですが、記憶力の悪い私は、細かいストーリーはもう覚えていないので、原作との比較が細かくできないのですが、映画として1800円の価値がありました。
映画での役者さん達、いい演技してます。たとえば渡哲也。うらぶれた薬局店主の役ですが、彼がひとりで食事をするシーン、なんともいえない哀愁感ただよう演技でした。吉川晃司はワルな刑事役ですが、冷ややかな演技がさえます。また、企業組織の悪さを体現したかの岸辺一徳のふてぶてしい存在感も見事。ただ、合田刑事はちょっとイメージが違ったな。もうちょっと存在感があってほしかったな。
渡哲也演じる薬局店主の台詞が印象的でした。
「あんたらには、わかりゃしないよ。なるようにだけ生きてきて、なるようにしか生きられない人間の気持ちが。」
(記憶で書いているので、ちょっと違っているかもしれません)
役者さんの演技に魅せられた映画です。
共感して読ませていただいたブログにトラックバックさせていただきます。
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2004/10/10
昨日は東京は台風が襲来。午後から子供の学校の保護者会にいく予定でしたが、延期。
台風が来る前に、映画を見てきました。「ジャズやるべー」のSWING GIRLS 。よかったですよ。飽きさせないストーリー、テンポのいい演出。出演の女の子達のかわいい好演。主演の上野樹里はNHKの「てるてる家族」で奇妙な役柄の三女をうまく演じてた子ですね。
驚きなのは、出演者がすべてホントに演奏しているってこと。各地でライブやっているんですね。仙台にもきてたんですね 。また舞台は東北の片田舎とういことですが、山形でロケ。脚本はすべて山形の台詞で書かれ、彼女達のかわいい山形弁(?)が聴かれます。
監督の矢口さんは、神奈川出身でジャズは初心者だとか。それで、こんな映画を作るんですからすごい。
楽しめました。
持ってかえりたい
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2004/08/31
一昨日、映画版「サンダーバード」を観てきました。この映画、小学校の頃、NHKで人形版をみたおじさん世代には期待感がありますね。あの、わくわくする精巧なメカ、人形とは思えない演技。サンダーバード2号を操縦したい、てどの男の子も思っていたはず。この期待感とのギャップからか「期待はずれ」、「つまんない」のような批評が目につきます。映画のリメーク版とか、実写版とかは観る方の評価が厳しいものが多いですね。
私は「サンダーバード」を素直に楽しみました。事前にあまりいい評判が聞こえていたせいで、期待しなかったせいかもしれません。映画本来の娯楽、という意味ではほどほどにおもしろかったです。ネットでも書かれていますが、ペネロープ嬢とペネロープ号は見応え(?)があります。子供を連れて見にいくのには、いいかもしれません。
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2004/07/24
今朝、テレビで久しぶりに「天花」を眺めました。なんでこんなにつまらんのだろう。仙台が舞台とのことで、最初は見ていたのですが、ストーリーがひどい。
朝から矮小な、ごたごたしたもめ事見たくないですよ。久しぶりにみましたが、またもめてました。
天花の演技も、相変わらず学芸会レベルだし。仙台の人、どう思って見てるのかな。いつの間にか、ストーリーの舞台は東京になってしまっている。財津一郎さんも宮城の農家にいたはずなのに、東京に来ちゃってるし。
来週から木村佳乃が復帰するのが、唯一の希望かな?
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2004/07/20
平日の夕方、仙台のテレビで「OH! バンデス」 というバラエティ番組をやってます。昨日は休日だったけど、on airされていたので、久しぶりにみました。
この番組の司会はさとう宗幸さん。そうあの「青葉城恋唄」をヒットさせた歌手。こんなとこで活躍してたのか、という感じ。番組では、歌を披露したり、料理にチャレンジしたりと、大活躍です。
ちなみにNHKの盛岡の夕方の番組にも「おばんですいわて」 というのがあります。
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