記録をつくるか、エラ・ラングレー
エラ・ラングレーという歌手を知っていますか? ベストヒットUSAやビルボードのチャートを追いかけている人でなければ、わからないかな。アメリカのカントリー系シンガーソングライターで27歳。
エラのシングル曲「Choosin' Texas」がBillboard Hot 100(かつてオンエアされていた「全米トップ40」はこのチャート)最新チャートで21週連続1位。これまでの記録のマライア・キャリー「All I Want for Christmas Is You」の22週まであとひとつ。
「Choosin' Texas」を含むアルバム『DANDELION』と前作の『Still Hungover』を聴いたとき、「テイラー・スウィフト」みたいだな、と感じました。もちろんテイラーの楽曲のほうが複雑な音で構成され、完成されています。が、本源的なサウンドはなにか同じものを含んでいます。
The NEW YORKERは8月に掲載した記事「The Unlikely Reign of “Choosin’ Texas”」でこう書いています。
「The track is built to indulge and honor repetition; it’s soft and easy, with the loose, broken-in feel of vintage denim.(この曲は反復することそのものを楽しみ、称えるように作られている。柔らかく、気負いがなく、履き込んだヴィンテージ・デニムのような、ゆるく身体になじんだ感触がある)」マイケル、テイラーもなし得なかったヒットチャートの記録を作ったエラ・ラングレー。かつてとは楽曲の聴かれかたが変わっている現在に、このチャート記録は大きな意味を持つかもいれません。
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