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2026/06/11

田中信太郎にふれる

 世田谷美術館で開催中の「田中信太郎――意味から遠く離れて」は静けさの中で、こころに響く展示でした。恥ずかしながらこの作家を知りませんでした。
<本展覧会では、アトリエに遺された作品を中心に、書き留めた言葉とともに田中信太郎の活動を振り返り、その静寂の奥に潜む創造の謎に迫ります>(公式サイトより引用)。
 アーティストとして活動を始めたころ、ネオ・ダダの活動に参加し、現代美術家の篠原有司男と行動を共にした田中。
<その後、田中は大きく制作の方法を転換させ、ハートの形を援用したり、ネオン管を使用したりしたシンプルな形態を持つ作品を発表し一躍注目されます>
 柔らかな造形をみていると、こころが柔らかくなっていきます。
 これまで本格的な回顧展が少なかったという田中信太郎。新しい出会いがある素敵な展示でした。

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