見事な舞台『セールスマンの死』
見ごたえがある充実した舞台でした。『セールスマンの死』(6月27日 東京芸術劇場プレイハウス)はこれまで何度も舞台で演じられ、映画化もされているアーサー・ミラーによる戯曲。時代の変化に取り残された63歳のセールスマンの悲劇と家族の崩壊を描いた作品です。
イッセー尾形、高橋恵子の夫婦に、中島裕翔、竪山隼太の息子を中心に舞台が展開します。前半80分、後半100分の長い舞台ですが、役者たちは途切れることのない熱い表現で演じ続けます。これだけの長い台詞を入れるだけでも凄いです。
会場にはイッセー尾形、高橋恵子をみるために来た層と、(たぶん)中島裕翔ファンの若い女性が入り交じります。
イッセー尾形演じるセールスマンが生きたのは20世紀中頃のアメリカですが、同時代の日本のサラリーマンの父もきっと同じような境遇だったかもしれない、と思いました。
演劇の面白さを教えてくれる素晴らしい舞台でした。
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