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2026/05/07

写真で武蔵野を再考する

 世田谷美術館では時々、写真の面白い展示があります。現在開催されているコレクション展「武蔵野・再考―写真家たちの武蔵野と向井潤吉の写真」は古くから武蔵野と呼ばれた地域を撮った写真家たち作品を展示する企画です。
そもそも武蔵野とは、
<武蔵野の範囲は諸説ありますが、荒川と多摩川と入間川に囲まれた大地部分を指します。> (美術館ホームページより)
という広いエリアです。
<武蔵野をモチーフとしたこれらの写真を通してその創作に込められた作者の思い、そして近現代における“武蔵野”の意味を今一度再考いたします> (同上)。
 展示で注目したいところは、画家・向井潤吉が作成していた90冊を越える民家の写真のアルバムとそのネガ・ファイル約40冊で、そのなかに“武蔵野”で撮影された写真が数多く含まれていました。この中から写真家・金村修(1964- )の眼で選ばれたネガフィルムをあらたにプリントし展示されています(モノクロ60枚、カラー60枚)。
 あわせて金村修による現代の武蔵野も展示されています。

 写真マニアにとっては見応えのある展示です。これがコレクション展(常設展)とは、なんとももったいない。

20260506

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