ケニア人ランナーたちの真実
とても面白い本です。『アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生』(泉秀一 著)は箱根駅伝で疾走し、注目を浴びてきたケニア人ランナーたち真実に迫るノンフィクション。「アフリカから来たランナーたち」とタイトルにはありますが、内容はケニア人ランナーがなぜ日本にきて駅伝で走ることになったのかを綿密な現地取材で追ったレポートです。
全編で著者の取材力に感心しますが、特にかつて話題になった謎の高校「ガル高校」の存在を解き明かす内容は、ミステリーを読んでいるようです。
描かれているのはケニア人ランナーとケニア社会の真実ですが、加えて日本の駅伝で勝つためにそれぞれのチームが何をしてきたかをも読み取れます。駅伝ファン、マラソンファンでなくても読む価値のある1冊だと思います。
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