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2025/11/29

「過労シニア」の実態

 60歳で定年を迎え、悠々自適の生活に入るのは、今や一部の人のことなのでしょうか。年金だけでは暮らせず、働き続けざるを得ない高齢者が増えている実態を『ルポ 過労シニア 「高齢労働者」はなぜ激増したのか』(若月 澪子 著)は高齢労働者21人へのインタビュー取材をまとめたもの。
 本書の第2章は<「貯蓄ゼロ」の実態>。ここで引用されている「2025年の還暦人(かんれきびと)に関する調査(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険)」によれば、60歳の貯蓄額が「100万円未満」が30.0%(これは調査依頼もっとも高い数字)という。また厚生労働省の「国民生活基礎調査」によれば65歳以上の高齢者世帯のうち「貯蓄がない」と回答したのは11.3%。100万円未満では17.7%。とても老後2000万円問題に対処できない。
 この実態の原因はひとつではないのは言うまでもないですが、この国がほぼ成長せず、さらに高齢化が進んでいけば(これは確定事項だろう)、想像できないひどい社会が出来ていく、とも思えます。

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