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2025/06/03

蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児

 もう半月ほど前にみていたのですが、またみにいこうか迷っている「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」(東京国立博物館)。特別展ですがもちろんNHK大河ドラマ「べらぼう」に合わせた企画です。
 プロデューサーとしての蔦屋重三郎は知ってはいましたが、その業績は詳しくはなく、大河ドラマは面白くみています。公式サイトにある本展の見所は、
1.本を、人を、時代をプロデュースした蔦重の全体像
2.歌麿・写楽のあの作品も、じつは蔦重仕込み
3.大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(NHK)との連携
 とあります。
 蔦屋重三郎の仕事はいまの時代でいうプロデューサーで、当時のメディアを駆使し、アーティストの才能を見いだし、新たな表現を世に問いました。日本美術史では主要な人物としては扱われていなかった蔦屋重三郎にフォーカスをあてた価値のある企画だと思います。
 ただ、展示されている作品の大半が浮世絵(版画)なので、みていて単調に感じることは否めません。
 いま後期展示の期間ですが、もう一度みるか。「婦人相学十躰 ポッピンを吹く娘」が特別展示されているので、これには惹かれますが。
 でも、いちどはみる価値が企画展だと思います。

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