「鷹野隆大 カスババ」展
奇妙なタイトルの「鷹野隆大 カスババ ─この日常を生きのびるために─」展(東京都写真美術館)は多様な表現をみせてくれる展示。本展のタイトルである〈カスババ〉とは鷹野による造語で、カスのような場所(バ)の複数形。
<大規模な自然災害や感染症の世界的流行、経済発展による環境破壊や都市開発など、私たちは急速な時代の変化の渦中を生きています。鷹野は美しいものだけではない現実を受け入れ、弱いものもみにくいものもそのまま、むき出しのイメージを見る者へ提示します。>(公式サイトより引用)。
初公開作品を含め鷹野の軌跡を概観する展示では、作家がさまざまなアプローチで作品をつくっていることがわかります。いくつかの動画はありますが写真が中心の展示をみていると、バラバラにみえる作品がひとつの世界をつくっていることに気づきました。
また、観にいこうかと思っています。
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