「神の子どもたちはみな踊る」を読む
NHKドラマ「地震のあとで」で『UFOが釧路に降りる』が放送された後、村上春樹の原作『神の子どもたちはみな踊る』を再読。かなり前に読んだせいか、ほとんど忘れています。阪神淡路大震災のあと書かれた連作短編集。全6編から4つの物語をドラマ化。原作は英訳ほかいくつもの言語で出版されています。
村上春樹の小説では1995年の設定で書かれていますが、「地震のあとで」では設定を現代にまでひろげてつくられるようです。第2話『アイロンのある風景』では2011年1月でした。
いまの新潮文庫版は変わっているようですが、手元にある文庫版は装丁が、シュルレアリスム画家の北脇昇の「空港」(1937年)が使われています。これは著者・村上春樹の意思のようです。
ドラマはあと『神の子どもたちはみな踊る』『かえるくん、東京を救う』と続きます。
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