アートフェア東京の賑わい
先日の朝日新聞に「世界の中の1%、日本のアート市場の実態は 文化庁がリポート公開」という記事が載っていました。文化庁は海外の専門家と協力して、日本のアート市場の現状を分析したリポートをもとにした記事です。文化庁のレポートは「The Japanese Art Market 2024」。レポートはまだ読んでいないのですが、記事によれば、
「世界のアート市場に占める各国のシェア(価額ベース)は、日本は1%。トップは米国の42%で、中国が19%、英国が17%と続く。」(3月4日朝日新聞)
と世界の中では小さなマーケットです。その中でも、「アートフェアでの販売は世界全体は29%だが日本は10%にとどまる。」と。
アートフェア東京にいってきました。3月7日~9日が一般公開ですが、初日の午後の会場は多くの人で賑わっていました。平日の午後にもかかわらずです。アートフェア東京の入場料は5000円。前売りでも3500円から4000円です。みんなお金払ってきているのか。それとも関係者?
ともあれ、アートフェア東京で感じたことは「マーケットはどこにあるのか」。景気がよろしくない日本でアートマーケットが活況を呈するなんて、あるのか。疑問がいくつも浮かんだアートフェア東京ではありました。
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