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2025年3月

2025/03/31

Epsonランニングウォッチの終了

 何回か書いていますが、Epsonのランニングウォッチが今日で終わります。EPSON WristableGPSという商品名で販売されていたランニングウォッチは既に生産完了。このウォッチのデータを管理するソフト、アプリのEpson Viewも終わります。Epsonの公式サイトには、
・2025年3月31日
 - NeoRun(Web)サービスの終了
 - Epson View(Web)サービスの終了
 - PULSENSE View(Web)サービスの終了
 - WristableGPS/PULSENSEシリーズのパーツ販売/修理サービスの終了
 とあり、「Webアプリケーション上に存在するお客様のデータはサービス終了を持ちまして削除されます。」とも。
 Epsonのランニングウォッチは2012年の9月にブロガー対象の体験イベントがあり、招待いただきました。Epson初のGPSランニングウォッチを皇居ランで体験するイベントでした。その後1ヶ月ほどウォッチを貸していただきました。
 初代のウォッチは表示が見づらいことで購入しませんでしたが、2代目は商品が改善され、買いました。後継モデルも買い、10年以上使ってきました。
 国産のGPSランニングウォッチはありません。いまやガーミンなど海外勢が市場を席巻しています。Epsonの終了はほんとに寂しいです。

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2025/03/30

武蔵小山の古い商店街

 武蔵小山の商店街といえば、長いアーケードの商店街パルムが有名ですが、そのほかにも商店街があります。駅前にそびえるタワマンを回り込むと親友通り商店街があり、ここを抜けると後地商店街があります。この後地商店街はホームページによれば、「個人経営で頑張る老舗9店舗の商店会です」です。
 この中で「ヨシナカブレッド」が目に入り、ふらっと入りました。小さなパン屋さんなんですが、並んでいるパンはちょっと変わっていました。「えびマヨ」「ツナちくわ」・・・・・・。買ってしまいました。
「えびマヨ」は味に想像がつくのですが、「ツナちくわ」は??? 食べてみると、ちくわの穴にツナが詰まっているのがロールパンに挟まっている。なんとも言えない味、というかツナとちくわって、合わないかも。
 ずっと前からこんなパン売っているのかな。個性溢れるパン屋であることは間違いがありません。

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2025/03/29

能楽堂特別公演「袴裂」と「武文」

 異色の能と言っていいのでしょう。国立能楽堂での3月特別企画公演での「復曲能 武文」を鑑賞しました。昭和62年(1987年)以来35年ぶりに復曲(長い間上演されなくなっていた能や狂言などの古典作品を、資料調査・復元作業を経て、再び上演可能な形にすること)されるものです。
 現在、能楽堂で上演されている能と比べると、(素人でも)かなり違った内容だと感じます。パンフレットの鑑賞の手引きには、「コトバ中心の台詞劇」、「場面が煩雑に移り変わること」「シテ中心の構成ではなく、各役が活躍すること」があげられています。
 その通り、能でありながら演劇的な展開。シテはひとりとされていますが、この武文では(能面をつけるのがシテとすれば)二人です。シテ方二人、ワキ方二人、狂言方五人という多さ。また前場、後場と構成を無視するように(パンフレット記載の)詞章は20の場面に分かれています。  
 能の定石を破るかの内容ですが、終盤でのシテがみせる能舞では、幽玄の世界へ誘ってくれます。

 通常、「1つの演目を1日だけ上演する」能ですが、この「武文」は3月28日、29日の複数公演です。

 また狂言「袴裂」は現行狂言「二人袴」の古形と考えられていますが、とても面白かったです。
 能、狂言とも奥が深いです。

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2025/03/28

『思考の整理学』を再読

 先月だったか書店で『新版 知的創造のヒント』を買い、読みましたが、ふとネットで『新版 思考の整理学』も見つけました。どちらも外山滋比古のロングセラーですが、『思考の整理学』は刊行から40年以上経ちまだ読まれていて帯には230万部突破とあります。昨年の2月に新版が出ていて、東大、京大生協では2024年上半期1位とか。新版は再編集し、「東大特別講義 新しい頭の使い方」を新たに加えられています。
 やはり名著。著者が情報整理の方法を明かしています。メモ帖、ノート、メタ・ノートを使う方法は、今でも古くありません。いや、むしろ新しい。またコンピューターが登場して、「これからの人間はどう変化していくか」に触れています(本書が刊行されたのは1983年)。コンピューターを生成AIに置き換えると、多くのヒントになる。
 外山滋比古の著書を再読しよう。

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2025/03/27

Wi-Fiルーターが壊れる

 昨日、家のWi-Fi通信が突然できなくなりした。Wi-Fiの調子が悪いのかと、電源を切って(コンセントから抜いて)入れ直しても改善せず、これは「壊れたかな、もう古いルーターだし」。
 うちはドコモの光ですが、ONUにつけているルーターから(家が広いため)ブリッジして別なルーターを使っていました。これとテレビを繋げ、Netflixなどをみています。このブリッジしているルーターがダメに。家族にはONUにつけているルータのパスワードを伝え、テレビ2台のネットワーク設定も変更しました。またネットワークハードディスクもルーターにつけていたのでこれも設置し直し。
 壊れたルーターは2018年の発売なので、Wi-Fi5規格のもの。今はWi-Fi7のルーターが出始めているので2世代前です。ONUについているのはWi-Fi6。Wi-Fi7が普及したら切り替えしたほうがいいのか。設定が面倒そう。
 Wi-Fiがないとできないことが多いことがわかりました。

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2025/03/26

日経ヴェリダス、創刊セミナー

 日経ホールまで出かけてきました。今月、ここで落語を堪能したのですが、今回は少しお堅い内容。<デジタル版「日経ヴェリダス」創刊記念セミナー>です。日経ヴェリダスは今月で紙版が廃刊になり、デジタル版として新装しました。この記念でのセミナーです。
 内容は<基調講演>として東京エレクトロンの社長さんとアシックスの役員さんのお話。それに続けて<金融機関セッション>として日立とゴールド投資の話題。最後に<デジタル版「日経ヴェリダス」紹介セッション>。
 紙版の日経ヴェリダスはとったりやめたりしていて、最近は電子版(ビューワーで紙面をみる)のみにしていました。新しいデジタル版ヴェリダスは最初2カ月間が無料なので、とりあえず申し込んでいます。
 広い日経ホールは半分も埋まっていませんでした。ヴェリダスの新創刊、日経の思惑通り進むのでしょうか。

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2025/03/25

Sober Curiousのいま

 サボりなら聴いている「杉田敏の現代ビジネス英語」ですが、最新号(2025年春)の<杉田敏のこの人とTALK>で有働由美子がトークのお相手。これが面白かったのですが、中で杉田敏の「最近覚えた英単語はありますか?」との問いに「あります! Sober Curious」と答えていました。有働由美子はいまだ酒飲みのようですが、Sober Curious(ソバーキュリアス)は広がっているようです。
「日経ヴェリダス」に<「酒離れ」の逆風を飲み干せ>という記事が掲載されていました。記事はは、
<「アルコール離れ」はピンチか、それともチャンスか──。世界の酒類大手が戦略転換を迫られている。打開策の一つがノンアルコール・低アルコール飲料の販売強化だ。>
 と書きます。サントリーはノンアル部を新設、アサヒは<ノンアルビール「アサヒゼロ」の生産能力を従来の2倍に引き上げ>ました。
 アルコール飲料メーカーのノンアルコールへの取り組みは本気のようです。

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2025/03/24

横須賀でサルバドール・ダリ

 横須賀にいったので、ついでに久しぶりに横須賀美術館へ。「生誕120周年 サルバドール・ダリ ―天才の秘密―」を鑑賞。ダリをまとめてみられるのはそんなに機会がありません。が、そんなに話題になっている感じがない展覧会。
 本展は福島の諸橋近代美術館のコレクションを中心に構成。この美術館はシュルレアリスム、特にサルバドール・ダリの作品を多く所蔵しています。ダリに加え、ジョアン・ミロ、マン・レイ、マックス・エルンスト などの作品も展示されています。
 彼岸休みに挟まれた平日でしたが、多くの来場者で賑わっていました。ダリはわかりやすいとは言えないと思うのですが、なぜか人気。大混雑だった「ダリ回顧展」を思い出しました(調べてみたらもう18年前)。
 常設展示の新収蔵作品展では、森山大道が撮った「ヨコスカ」もあります。

 諸橋近代美術館は仙台にいたとき、いきたかったのですがなにせ交通が不便で、叶わず。おまけに11月から4月上旬まで豪雪地帯のため休館というなかなかな美術館です。

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2025/03/23

シニアグラスをアメリカから買う

 使っているシニアグラスでは時として見えづらくなり、特に夜に文庫本あたりを読むときには少し厳しい。仕方ないので度数の高い眼鏡を買うことにして、Amazon.comで探しました。
 Amazonにあるリーディンググラスは度数が0.25刻みのものがほとんど。1.5→1.75→2.0→2.25と細かい。それに安い、ということでアメリカから買うことに。
 購入したのは「EASY READ 2 Pairs Sporty Style Reading Glasses for Men,Rectangular TR90 Blue Light Blocking Readers with Spring Hinge」という眼鏡で、2個セットで17.99ドル。送料含め27.53ドル。1個1500円ほどですが、これはAmazonでは高いほう。もっと安いのもあります。
 注文してから8日でゆうぱっくで到着しました。ものはしっかりしています。
 日本でも、探すと1.75のはあります。以前より増えている感じです。国内で買ってもいいかもしれない。

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2025/03/22

Perfumeのチケットの決着

 Perfumeの「Perfume 10th Tour ZOZ5 "ネビュラロマンス" Episode 1」のチケットを予約したのは、確か昨年秋だったか。抽選なので、そんなに当選しないだろうといくつもエントリーしたら、たくさん当たってしまい、予想外のことで困惑(笑)。結果、6公演15席のチケットが手元に。
 その中には福井、宮城のチケットあり、それぞれ2公演。宮城は2席。どうしたものか。ルールに外れた転売はダメ、と言われる昨今、転売サイトへの出品は憚られます。チケットを管理するぴあでは正規のリセールはできますが、できるのは公演の1週間前。売れるかどうかわからない。もう、全部ひとりで行こうと腹を括りました。
 でもリセールに出したら、福井1公演と宮城2公演(4席)はリセール成立。いや、よかった。Perfumeファンとしては全部みたほうがいいのはわかっているけど、いろいろ事情が。
 これからは気をつけます。


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2025/03/21

能登、七尾の今

 金沢で宿泊。翌日、能登の七尾まで行きました。金沢からJR七尾線で、行きは特急・能登かがり火で50分で七尾に到着。
 25年ほど前、金沢で仕事をしていたときは、営業の仕事をしていたのですが、担当ではなかったため。七尾にはほとんどいったことがありませんでした。JR七尾駅にも初めて降りました。

 七尾駅前では工事をしています。商店街の一本杉通りまでいくと、地震の爪痕が残っています。あの日から1年以上経っていますが、復興は進んでいません。
 なにか出来ることはないのか。なにもできないことが歯がゆい。

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2025/03/20

郵便配達が遅い

 どうでもいいことなのかもしれませんが、郵便配達がひどくなっているのでは。配達を土曜日にしなくなり、そのため月曜日の配達時間が遅くなっているのは、かなり前から。月曜日の配達は夜(見張っているわけではないので正確ではないが)、18時過ぎとか、もっと遅いかも。
 宅配便のように時間指定ではないので文句は言えないけど、今週月曜日には配達がありませんでした。というのも毎週月曜日には定期購読してる「週刊東洋経済」が配達されていたからです。そして火曜日の夕方に配達されました。
 不適切な点呼、顧客情報の不正流用など問題が続々起きる日本郵便。組織が腐っているとしか思えない。

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2025/03/19

いしだあゆみ:アワーコネクション

 ミニスカートで「ブルーライト・ヨコハマ」を歌う姿を今でも覚えています。いしだあゆみが亡くなりました。昨年、公開された映画「室井慎次」前後編での演技も印象に残ります。
 アイドルから女優の道を歩んだいしだあゆみですが、このキャリアの中で異色なアルバムが「アワー・コネクション(いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー)」。1977年に作詞家・橋本淳(ブルーライトヨコハマなどいしだあゆみの作詞をしている)がプロデュースしたアルバムです。ボーカルがいしだあゆみ。ミュージシャンがティン・パン・アレイの細野晴臣、鈴木茂、林立夫に加え、矢野顕子、吉田美奈子、山下達郎などが加わっています。全12曲の作詞は橋本淳、作曲、編曲は細野晴臣、萩田光雄。
 今聴いても、刺激的なアルバム。いしだあゆみの先進性を感じます。

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2025/03/18

福井名物と言えば

 Perfumeのコンサートの前、福井駅で途中下車。折しも福井まで新幹線が延伸して1年の記念イベントをやっていました。福井と言えば恐竜です。そして、グルメでは蟹でしょうが、この日はソースカツ丼とおろしそばで昼食。
 駅から10分ほどの「佐佳枝亭」でソースカツ丼とおろしそばのセット1100円をいただきました。ソースカツ丼は山梨とか会津とにもありますが、福井のソースカツ丼も定番。おろしそばもふとい麺とおろしが絡み、美味しい。なにか懐かしい味でした。


 

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2025/03/17

Perfume@福井

 久しぶりに鯖江までいってきました。Perfumeの「Perfume 10th Tour ZOZ5 "ネビュラロマンス" Episode 1」のサンドーム福井でのコンサート。福井と言っても福井市ではなく鯖江市にあるサンドーム福井です。
 コンサートはこれまでのツアーと同様、前半(sideA)はアルバム「ネビュラロマンス 前篇」をそのままの曲順でパフォーマンス。後半(sideB)はコンサートごとに違うセトリで、今回は「Miracle Worker」が入っています。というか、この曲知らなかった(苦笑)。クロージングは「無限未来」。相変わらず、Perfumeは元気で、素敵なパフォーマンスをみせてくれました。

 鯖江は20年以上前、北陸で仕事をしていたときよく行きましたが、サンドーム福井ははじめてです。大きな会場です。一時間に2本くらいしかない電車(ハピラインふくい)で鯖江までいって、そこから20分以上歩く。便利がよろしくないところでした。Perfume3 Perfume2 1perfume2





 

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2025/03/16

セタビの「緑の惑星」

 世田谷美術館の企画展「緑の惑星 セタビの森の植物たち」をみました。いつもお世話になっているこの美術館の方が展示責任者の展覧会。この方は本業は教育普及で、ほぼ展示の責任者にはならないので、珍しい。
 世田谷美術館のコレクション作品から構成された展示です。
「この展覧会では、セタビのコレクションから古今東西、様々な手法で植物を表現した作品約130点をご覧いただきます。植物への感謝と敬意、そして愛、時に畏怖の思い溢れる作品によって、わたしたち人と植物の関係を考える機会になればと思います。」(美術館公式サイトより)
 展示を鑑賞する中で感じたのは、この植物というテーマはなかなか難しいな、と。難しいというのは、どうしても展示が地味になってしまう。作品それぞれが植物をモチーフにしているから、派手さが少ない。派手であればいい、というわけではないですが。
 展示の中で惹かれたのは荒木経惟の「流石の花」。初めてみましたが、どんな技法なのか。不思議な作品です。
 もう一度は観にいこうと思っていますが、時間をかければ新しい発見があるかもしれません。

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2025/03/15

川村美術館の行方

 3月でのいったん閉館が発表されていたDIC川村記念美術館が、移転して開館すると発表されました。
<DICは12日、運営するDIC川村記念美術館を国際文化会館(東京・港)に移転すると発表した。公益財団法人である国際文化会館と芸術・建築分野で協業する。>(3月12日 日経新聞電子版)
 開館は「周辺の再開発が完了する30年をめどに移転・再開業する予定」とかなり先です。注目が集まっていたロスコ作品は売却せず、
<ロスコ作品だけを展示する「ロスコ・ルーム」は国際文化会館の新西館内に設置し、DICと国際文化会館が共同運営する。設計は世界的に著名な建築ユニット「SANAA」が手掛ける。>
 とのこと。
 この会社方針に対してDICの株主である香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントは、「1000億円以上用いて行うべきことではない。資本の使用方法として極めて不適切」と批判しています。
 すんなりと着地しそうにないDIC川村記念美術館の問題。まだまだ時間がかかりそうです。

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2025/03/14

公共料は支払いにくい

 メインのクレジットカードを変えたため、公共料金のカードを変更したのですが、これが使いにくい。うちは元は2世帯住宅だったので、ガス、水道、電気はそれぞれ2契約があります。今更ですがそれぞれ毎月いくら払っているのかを把握していないという事実に気づく愚かさ。クレジットの利用明細をみて、「こんなに使ったんだ」程度の認識でした。恥ずかしい。
 ともあれクレジットカードの変更しようとそれぞれのサイトにアクセスすると、登録していない契約があることがは発覚。登録し直せばいいのですが、お客様番号とかが必要。最近、電気やガスは検針票はペーパーレスになっています。なんとか以前の検針票をみつけ、四苦八苦して登録できました。
 それで、クレジットカードを変更して、無事終了。それにしてそれぞれのサイトはわかりやすい、とは言えません。特に水道はひどい(笑)。まあ、めったにないことなので。しばらくしたら忘れるでしょうけど。

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2025/03/13

エディー・バウワーの復活

 

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昨日、新聞に入っていたチラシ。「エディー・バウワー日比谷シャンテ店」のGRAND OPENの案内チラシは、小さな片面印刷のささやかなものですが、驚きました。エディー・バウワーって、日本から撤退したのでは?
 ネットで調べてみたら、2023年10月6日に日本に再上陸していました。日経新聞には、
「再上陸後の出店はアパレルメーカーの水甚(岐阜市)が手掛ける。」(2023年10月22日 日経新聞電子版)
 現在、日比谷シャンテ店を含め7店舗があります。東京では吉祥寺と日比谷シャンテの2店舗。
 撤退前、自由が丘の店を愛用していたので、復活は嬉しい。オジさんにはぴったりのブランドが少なく、最近はAIGLEでした。海外アパレルは出入りがあるから、時にユーザーは難民になります(笑)。






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2025/03/12

株価の行方

 日本の株価が冴えません。昨日(3月11日)の大引は36,793.11円。気がつくと3万7千円台になっています。4万円台になったと大騒ぎしていたのはいつのことか。NYダウも昨日は大幅に下げているから、どこも不調なのか。
 今週号の『週刊東洋経済』の特集は「勝ち抜く株」です。3月19日に最新号がでる『会社四季報』との連動企画(宣伝?)。記事のタイトルは「トランプ2.0、金利上昇。インフレ・・・ 環境激変に勝ち抜く株」。情勢が不透明だからこそ、株を買いなさい、ということ? 
 一向に景気が良くなる実感がない日本経済ですが、株は海でしょうか。

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2025/03/11

ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ

 予備知識を持たず鑑賞しましたが、「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」(アーティゾン美術館)は刺激的でした。抽象と具象が交差する作品、みていて心地いい。
 ジャン・アルプ(ハンス・アルプ)とゾフィー・トイバー=アルプ夫妻の創作を、二人が生きた道を辿りながら、時代もみせる展示です。ジャン・アルプの作品はいくつもみていますが、ゾフィー・トイバー=アルプ作品はほとんどみたことがありません。
「本展は、この20世紀前半を代表するアーティスト・カップルをめぐり、個々の創作活動を紹介するとともに、両者がそれぞれの制作に及ぼした影響やデュオでの協働制作の試みに目を向け、カップルというパートナーシップの上にいかなる創作の可能性を見出せるか、再考するものです。」(ミュージアムの公式サイトより引用)
 この時代のアーティストに詳しくないことに、今更ながら気づきました。新たな発見へのきっかけとなりそうな展示でした。1_20250311070401 2_20250311070401 3_20250311070401




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2025/03/10

J亭スピンオフ:白酒・三三 大手町二人会

 落語を大手町で聴いてきました。「J亭スピンオフ企画 36 白酒・三三 大手町二人会」、柳家三三と桃月庵白酒の二人会。正統派の三三と少し異端の白酒という面白い取り合わせです。
 白酒は「任侠流山動物園」など新作落語も演目に持っていますが、この日は古典。前座は春風亭㐂いち(一之輔の弟子)。
<演目>
やかんなめ 㐂いち
浮世床 ー将根ー 三三
抜け雀 白酒
 仲入り
茗荷宿 白酒
崇徳院 三三

 オチが難しい。特に崇徳院はわかりませんでした。古典落語は奥が深いことを実感します。
 
 ちなみにJ亭は何かと調べてみたら、かつて港区虎ノ門にあるJTアートホール アフィニスで開催されていた落語会で、2017年に終了しています。だからスピンオフなんですね。

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2025/03/09

アートフェア東京の賑わい

 先日の朝日新聞に「世界の中の1%、日本のアート市場の実態は 文化庁がリポート公開」という記事が載っていました。文化庁は海外の専門家と協力して、日本のアート市場の現状を分析したリポートをもとにした記事です。文化庁のレポートは「The Japanese Art Market 2024」。レポートはまだ読んでいないのですが、記事によれば、
「世界のアート市場に占める各国のシェア(価額ベース)は、日本は1%。トップは米国の42%で、中国が19%、英国が17%と続く。」(3月4日朝日新聞)
 と世界の中では小さなマーケットです。その中でも、「アートフェアでの販売は世界全体は29%だが日本は10%にとどまる。」と。
 アートフェア東京にいってきました。3月7日~9日が一般公開ですが、初日の午後の会場は多くの人で賑わっていました。平日の午後にもかかわらずです。アートフェア東京の入場料は5000円。前売りでも3500円から4000円です。みんなお金払ってきているのか。それとも関係者?
 ともあれ、アートフェア東京で感じたことは「マーケットはどこにあるのか」。景気がよろしくない日本でアートマーケットが活況を呈するなんて、あるのか。疑問がいくつも浮かんだアートフェア東京ではありました。
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2025/03/08

阿部寛「ショウタイムセブン」

 Perfumeが出演するというので、映画「ショウタイムセブン」をみてきました。阿部寛主演のサスペンス映画。テレビの生放送中に爆弾犯との命がけの交渉に挑むキャスターの姿をリアルタイム進行で描く作品で、2013年製作の韓国映画「テロ,ライブ」のリメイク。
 テンポ良く進行するストーリーであっという間にエンディングを迎えます。テレビ番組の生放送中という設定からか、全体がテレビ的な印象を受けました。肝心のPerfumeはエンディングに実名で紹介され、主題歌が流れますが、なんか唐突でした。
 楽しい映画ではありました。

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2025/03/07

確定申告が変わった

 今年の確定申告は多少の所得があったため、税金を払うのは後のほうがいい、と放置していました。3月になって落ち着いたのでやり始めてみると、去年までの確定申告コーナーと違っていて、戸惑います。昨年までは紙の申告書をそのままウェブに移し替えた入力画面でした。ここで例えば「給与収入」をクリックして数値(金額)を入れていきます。「配当」「公的年金等」など該当する項目をどこから入力してもよく、不明なところがあれば入力途中で保存して、確認して改めて入れればいい。
 でも今年は入力画面のレイアウトが変わり、まず所得があるのはどの項目か、とチェックしなくてはいけません。これをやらないと次の画面に進めない。これをクリアして次の画面にいくと、チェックした所得に数字をいれないと、次に進めない。
 要は申告に必要な金額情報を事前に準備しないと途中で行き詰まります。方法が変わりました。
 なんとか入力して、結果までたどりつくとなんと税金還付になっています。ふるさと納税とか定額減税(一人3万円×家族分)が効いているようです。確定申告、というか税金のシステムはほんとに難しい。理解しようとするのは諦めました。

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2025/03/06

歌舞伎座で『仮名手本忠臣蔵』

 久しぶりに歌舞伎座へいってきました。12年ぶり。亡き母親と、いまだ健在の義母と連れだっていったとき以来です。歌舞伎座は歌舞伎初心者ゆえ敷居が高く、なかなかいけません。国立劇場では何回かみていますが、歌舞伎はやはり歌舞伎座でしょう。
 松竹創立130年を記念して歌舞伎の三大名作『仮名手本忠臣蔵』、『菅原伝授手習鑑』、『義経千本桜』が上演されます。今月は『仮名手本忠臣蔵』です。
『仮名手本忠臣蔵』は序段から第11段目の長い舞台です。今回はこれを昼の部、夜の部に分け、またAプロ、Bプロに分かれて上演されます。鑑賞したのは昼の部、Bプロ。
 歌舞伎は素人ゆえ、イヤホンガイドを借り、みました。役者さんもまったくわかりませんが、歌舞伎ならではの華やかさを楽しみました。歌舞伎座のお作法も知らないのですが、とりあえず幕間にいただくお弁当(「忠臣蔵弁当」です)を予約し、ゆったりと過ごしました。休憩時間を挟み、トータル4時間40分の長丁場ですが、そんな長さを感じ真線でした。
 少々高いですが、それだけの価値はあります。またみようと思います。

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2025/03/05

曽野綾子さんが亡くなる

 少し前にルルドの泉での奇跡を織り込んだ『燃えさかる薪: ある復讐の物語』を再読し、今 坂谷豊光神父との往復書簡『湯布院の月』を読んでいました。
 曾野綾子さんがなくなりました。とても大きな影響を受けた作家です。

 曾野綾子文学との出会いは、(記憶が曖昧なのですが)大学生のとき、1979年か80年。その頃エルヴィス・プレスリーのファンクラブで会報の編集を任されていました。そのとき、エルヴィスは既に死去しています。
会員さんからきいたのかもしれません。曾野綾子さんの小説で、エルヴィス・プレスリーに触れられている、と知りました。『神の汚れた手』です。上下2巻の長い小説を購入し、読みました。物語の中でエルヴィスについては書かれていることは、ファンにとってはこの上もない讃辞です。
 物語の中でエルヴィスのゴスペルアルバム『He Touched Me(至上の愛)』に収められた「An Evening Prayer」を語り、『Known Only to Him(心のふるさと)』の「His Hand in Mine(神様だけが知っている)」も触れています。訃報に接する直前、レコードでなぜか『He Touched Me』を聴いていました。

 それ以来、曾野作品を読んできました。クリスチャンである曾野綾子さんが書く小説は、宗教を持たず、薄っぺらいものにとっては、時として惨く、救いようのないものが少なくありません。なぜ、これほどにも残酷な結末なのか、と思うことがしばしばでした。
 しかし、小説、エッセイは多くのことを与えてくれました。

 奔放な男を描いた長編『夢に殉ず』のあとがきにある言葉。
「闇があってこそ、光が見えるのである」

 ご冥福をお祈りいたします。

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2025/03/04

体重と体脂肪率の変化

 先月の「村上ラジオ」でこんなことを村上春樹が言っていました。
「筋肉はつきにくく、落ちやすい。贅肉はつきやすく、落ちにくい」

 半年ほど、東京マラソンに向けのあるスクールでトレーニングをしていました。週1回、2時間ほどでしたが、そのかなりの部分がフィジカルトレーニングに当てられていました。フィジカルトレーニングの範囲は広いですが、インナーマッスルを鍛える内容が中心でした。
 毎朝、TANITAの体組成計で計測していますが、体重、体脂肪率が減っています。昨年の7月と今年の2月のそれぞれの平均値を比べると、
 体重:60.04kg→57.69kg
 体脂肪率:14.09%→11.35%
 となっていて、トレーニングの効果はでています。 
 タニタのデータでは体脂肪率は60代以上は13%以下は「やせ」に入ります。日本肥満学会によれば「標準体重よりも少し重い人が最も死亡リスクが低い」とのことで、あんまり痩せないのがいいのか。悩みます。 

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2025/03/03

東京マラソンを完走

 6回目、二年ぶりの東京マラソンを完走しました。でも、記録は散々。とても人には言いたくないです(苦笑)。
 相変わらず、沿道の応援は途切れることがなく、走っていて楽しいマラソンです。関係者の方に感謝を申し上げます。

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2025/03/02

『走るときについて語るときに僕の語ること』、再読

久しぶりに村上春樹『走るときについて語るときに僕の語ること』を再読。フルマラソンを走るとき、レース前によく読んでいました。なのに、改めてきになる箇所があり、付箋がたくさん付いてしましました。
なかでもこれ。

走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ

私はもちろんですが、納得するランナーは少なくないでしょう。
そして、トライアスロンに挑戦した後に記した一文。

もちろん肉体的に苦しかったし、精神的にへこんでしまいそうな局面も時としてあった。でも「苦しい」というのは、こういうスポーツにとっては前提条件みたいなものである。もし苦痛というものがそこに関与していなかったら、いったい誰がわざわざトライアスロンやらフル・マラソンなんていう、手間と時間のかかるスポーツに挑むだろう?

村上春樹は、最後に墓碑銘にこう記して欲しいと書いています。
「少なくとも最後まで歩かなかった」

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2025/03/01

MUSIC MAGAZINE:80年代のヒットソング

 うちのそばの本屋に立ち寄ったら、「MUSIC MAGAZINE」(2025年2月号)をみかけ、表紙に「1980年代のヒット・ソングス・ベスト100」とあり、思わず買いました。「MUSIC MAGAZINE」はそれこそ80年代は毎号買っていましたが、いつのころからか疎遠に。熱心に読んだのは中村とうようがやっていた頃です。
 最新号の特集はクインシー・ジョーンズの追悼記事とあわせて、キャリアのピークである80代のヒットソングを1位から100位までランキングしています。評論家38人が1位から25位までランク付けしたものを集計してランクを決めています。
 100位までの楽曲をながめていると、ホントに懐かしい。洋楽はやっぱり80年代、と勝手に思います。
 記事は細かい文字でぎっしり文字が並んでいて、読み通すのは大変。なかでも評論家のランキングはシニアグラスでもよく見えない(笑)。もはや先月号になってしまいましたが、じっくり読ませていただきます。

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