パンドラの箱を開けた三菱UFJ銀行
驚く事件が展開しました。昨日(1月14日)顧客の貸金庫から時価約2.6億円相当の金塊を盗んだとして、三菱UFJ銀行元行員が窃盗容疑で逮捕されまさした(時価2.6円億円相当の金塊って、どれくらいの量だろう)。
この事件について「週刊東洋経済」(1月11日号)に<開けたのはパンドラの箱か「貸金庫事件」>として記事にしています。これによれば、被害者は約60人。容疑者はどの貸金庫からいくら盗んだのかを詳細なメモにしているとされる。
被害総額が十数億円ともいわれる大きさも注目されていますが、記事が指摘するのは、「そもそも貸金庫に現金を預けていいのか」という点。三菱UFJ銀行では貸金庫に格納出来るものを例示しているが、現金はない。また、「格納できないもの」としても現金は例示されていない。現金はいわば「グレーゾーン」。このため、「表に出せないお金」を預けていた人もいるのでは、という疑念もある、と記事は書きます。
<元行員が開けたのは「パンドラの箱」だったといえそうだ>として記事を結んでいます。
事件の今後の展開が気になります。
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