「アレック・ソス 部屋についての部屋」のアレックス・ソス
アレックス・ソスの写真は国内の展覧会ではあまりみる機会が少ないかもしれません。その意味で東京都写真美術館で開催されている「アレック・ソス 部屋についての部屋」は楽しみでした。
本展は、
<初期を代表するシリーズ〈Sleeping by the Mississippi〉から、今秋刊行予定の最新作〈Advice for Young Artist〉まで、約60点の作品を6つのセクションで紹介します。30年に及ぶソスの歩みを振り返るだけでなく、「部屋」をテーマにソスのこれまでの作品を編み直す、当館独自の試みです。>(美術館公式サイトより)
という内容。
アレックス・ソスの写真展は一昨年、神奈川県立近代近代美術館・葉山館で「アレック・ソス Gathered Leaves」が開催されなした。これが「日本で最初の、美術館での個展」とされていました。本展はここから進化し、「部屋」をテーマに展開されます。
アレックス・ソスの写真は一枚一枚をみるとなんてことのない写真も少なくないのですが、キュレーションされ展示されると、不思議な空間ができあがります。なんでだろう。
展示されている写真プリントの多くがアレックス・ソスの所有しているもの(作家蔵)です。アレックス・ソスも本展に合わせ来日していました。みごたえのある写真展です。
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