「不在」 ―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル
丸の内で用事を済ませ、次の約束まで1時間ちょっとあるので、思い立ち三井一号館美術館に。折しも「再開館記念『不在』―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」が開催中です。
美術館でコレクションするトゥールーズ=ロートレック作品にフランス出身のコンセプチュアルアーティストのソフィ・カルと協働しての展示です。
「当館のコレクションそして展覧会活動の核をなすアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)の作品を改めて展示し、そこにソフィ・カル氏を招聘し協働することで、当館の美術館活動に新たな視点を取り込み、今後の発展に繋げていくことを目指します。」(公式サイトより引用)
ロートレックはポスター画家としてのイメージがあります。本展はこの先入観を見直す試みと言っていいでしょう。ソフィ・カルから提案された「不在」というテーマで展示が展開されます。ちょっと難しい。
展示をみていて、ロートレックはなぜリトグラフ作品を多くつくっったのか。こんな疑問が思い浮かびました。これをChatGPTに尋ねると、「時代の技術と芸術の融合」「大量生産による影響力の拡大」「キャバレー文化との結びつき」などを答えてくれました。
ロートレックをもっと知らなくてはいけないと再認識させられた展示です。
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