どこかで時間が止まった「さか本」
昭和を感じさせる店、という表現がありますが、この店は多分、時間がその頃から止まっているのかな。下高井戸駅からほど近いところにある蕎麦屋さん「さか本」は、いまどきあまりなさそうな店です。
昼時、12時過ぎに入ったのですが、広めの店内、先客は4人のグループと、二人のお客さん。あまり混んでいません。「食券を先に買ってください」と店頭にあったので、待っていると、おじいさまに「奥へ」と。座ると、お品書きと水を出してくれます。どうやら食券は買わなくていいらしい。
メニューには多くの料理が書かれていて、そばに加え、丼、定食もあります。その中から開化丼を注文。開化丼は(関東では)豚肉の卵とじがご飯にのっているもの。待つこと15分ほどできました。
塗りの丼はかなり年季が入っています。そこに丼椀で味噌汁が付きます。ちょうどいい感じの味付けで、美味しいです。
この店、いつからやっているのだろう。また来たくなるあじわい深い店でした。
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