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2024/11/28

司馬遼太郎と辻井喬

 NHKで再放送されている「坂の上の雲」、毎回みるようになりました。再放送と言っても15年も前に放送されたもので、今みるといくつもの思いが脳の中をよぎります。
 放送に合わせ原作、司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読もうと思い立ちました。番組の進行にやっと追いつきました。これからは、物語の展開に沿って読むつもり。

 辻井喬の『新祖国論』を読み直しました。2007年に発刊された本で、「信濃毎日新聞」に掲載された文章をまとめたもの。
本書でこのような文に出会いました。
「高校生の頃、四歳年長の新聞記者、福田定一(後の司馬遼太郎)、東京都世田谷大吉寺の和尚、寺内大吉先輩たちと同人誌を作っていた僕は(後略)」
 辻井喬と司馬遼太郎の出会いは、こんな時にあった。辻井は敗戦後の識者の歴史観について書き、
「たとえば司馬遼太郎の歴史観などには僕も根本的な疑問を抱かざると得ない場合がある」 としています。
 

 司馬遼太郎と辻井喬、大きな知の先達から、学ぶことが多すぎます。

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