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2024年11月

2024/11/30

人気の田中一村展

 前から観なくては、と思いながら会期末になってしまった「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」にやっといきました。平日の夕方でしたが、予想通り混雑していました。本展は「絵画作品を中心に、スケッチ・工芸品・資料を含めた250件を超える作品で、一村の全貌に迫ります。」(公式サイトより)。
 というだけあって、さすがに見応えがあります。田中一村の作品は過去いくつかみていますが、初期から奄美での作品までまとめてみるのはもちろん初めてす。展示では若き日から壮年まで、画風が変化していく様がよくわかります。特に若いときの作品に惹かれました。
 会場は展覧会ファンで多くの人です。若い人はほとんど見当たらず、中年以上のオジさん、オバさん多し(笑)。NHKでせんでんした効果大です。
 田中一村の作品は、奄美にいって観たい。

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2024/11/29

社会保障の問題点と提言

 数年前、世間を騒がせた「老後2000万円問題」は、足元の物価高では4880万円との試算もあるそうです。年金制度は大丈夫なのか、と思う人もいるでしょう。『社会保障のどこが問題か』(山下慎一 著)は我が国にとって大きな課題の社会保障を網羅的に論じており、今後の論点の方向性を明確にしています。
 複雑な日本の社会保障制度を、著者の専門である法学から整理し、問題点、課題を論じています。社会保障は、社会政策学、公共経済學、社会福祉学といった学問で取り組むと思い込んでいた私にとって、法学からのアプローチは新鮮。著者は憲法を参照しながら、社会保障の制度が整備される過程を、国会での議事を丹念に分析しながら論じています。
 社会保障の問題点を整理したうえで、目指すべき社会保障の枠組みを提示します。全編にわたってわかりやすく書かれているのも、読解力が弱い私にとっては親切。
 現行の社会保障制度は、現在の状況と乖離している部分も少なくありません。国民のための新たな制度とは何なのか。考えさせられる点がいくつもありました。社会保障のことがなんとなく気になっている人にもおすすめです。

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2024/11/28

司馬遼太郎と辻井喬

 NHKで再放送されている「坂の上の雲」、毎回みるようになりました。再放送と言っても15年も前に放送されたもので、今みるといくつもの思いが脳の中をよぎります。
 放送に合わせ原作、司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読もうと思い立ちました。番組の進行にやっと追いつきました。これからは、物語の展開に沿って読むつもり。

 辻井喬の『新祖国論』を読み直しました。2007年に発刊された本で、「信濃毎日新聞」に掲載された文章をまとめたもの。
本書でこのような文に出会いました。
「高校生の頃、四歳年長の新聞記者、福田定一(後の司馬遼太郎)、東京都世田谷大吉寺の和尚、寺内大吉先輩たちと同人誌を作っていた僕は(後略)」
 辻井喬と司馬遼太郎の出会いは、こんな時にあった。辻井は敗戦後の識者の歴史観について書き、
「たとえば司馬遼太郎の歴史観などには僕も根本的な疑問を抱かざると得ない場合がある」 としています。
 

 司馬遼太郎と辻井喬、大きな知の先達から、学ぶことが多すぎます。

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2024/11/27

白鳥、彦いち、白酒三人会は面白い

 渋谷で落語をきいてきました。「白鳥・彦いち・白酒 三人会」で、三遊亭白鳥・林家彦いち・桃月庵白酒の三人。落語に詳しくないのですが、夏に「蝶花楼桃花 夏の独演会」のゲストが林家彦いち。また、3月の「古今亭文菊 蝶花楼桃花 二人会」で、桃花師匠が「任侠流山動物園」をやりました。この新作落語をつくったのが三遊亭白鳥。白酒師匠もだれかが変な人といっていたおぼろげな記憶が(間違っていたらすみません)。
 それで三人会に。演目は、
一、のめる:桃月庵ぼんぼり
一、禁酒番屋:白酒
 仲入
一、ロマンス恋泥棒:白鳥
一、愛宕川:彦いち

「のめる」「禁酒番屋」は古典落語ですが、「ロマンス恋泥棒」「愛宕川」は新作です。「愛宕川」は古典の「愛宕山」を舞台をカナダにしてのアレンジしたお話。
 新作落語って、自由。すごく面白かったです。

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2024/11/26

同窓会というもの

 先日、大学のときに所属していたサークルみないなものの同窓会があり、参加してきました。毎年、11月の勤労感謝の日あたりに開催されるのですが、ここ何年かはご無沙汰で、久しぶり。
 大学は三田にあるので、このそばの居酒屋で飲み会(私は酒飲まないけど)。この会に一年先輩がお見えで、この方とは先々週も別な飲み会でご一緒しました。また、今年の初め、このサークルにいた女性が亡くなり、お通夜でもおめにかかりました。
 この大学のときはほんとに勉強しなかった。大学のそばにあるラーメン二郎に講義さぼっていっていました。そのころはもちろん支店とかはなくて、ラーメン二郎はここだけ。
 楽しく過ごしましたが、私は同窓会というものが苦手です。皆さん、愛校心たっぷりのようですが、私はこれが薄い。そもそも大学、大学院をあわせて4つもでてるので、それが原因かな。
 ともあれ、この先輩からポロシャツをいただきました。同窓会でつくったものとのことですが、これがアメリカ・ヒューストン製。先輩は25年アメリカで仕事をされていました。
 同窓会は海を越えるのです。なんか、すごいな。

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2024/11/25

Netflix:リターン・オブ・ザ・キング

 一昨年の「エルヴィス」、昨年の「プリシラ」とエルヴィス・プレスリーを描いた映画が公開され、伝説のシンガーが再評価されています。そしてNetflixで今月から公開されている「リターン・オブ・ザ・キング エルヴィス・プレスリー低迷と復活」はエルヴィスの新しいドキュメンタリー。
 1968年に米・NBCテレビで放送されたスペシャル番組「Elvis」。これは長らく映画だけで仕事をしていたエルヴィスがパフォーマンスに復帰したテレビ番組で、エルヴィスのカムバックとも言われています。
「リターン・オブ・ザ・キング エルヴィス・プレスリー低迷と復活」はこの「Elvis」で復活を遂げるまでのドキュメンタリー作品。エルヴィスの映像に加えプリシラ・プレスリー、ブルース・スプリングスティーン、ロビー・ロバートソンなどミュージシャンや関係者へのインタビューを交え構成されています。
 エルヴィスを聴き、音楽の世界へ入ったブルース・スプリングスティーンの語り、そして昨年亡くなったロビー・ロバートソンの話などとても興味深いものがあります。
 新たな視点からエルヴィス・プレスリーのドキュメンタリーです。

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2024/11/24

朝日新聞の経費節減

 昨日、ポストに朝日新聞の古紙回収袋とゴミ袋が投函されていました。毎月のことですが、新聞代金の領収書をいっしょに届けられるものです。ここに一枚のチラシが同封されていました。「愛読者の皆様へ サービスの変更と廃止のお知らせ」と題されたチラシ。記載されているのは、
①古紙回収袋が紙袋から「ビニール袋」
②ゴミ袋の配布を「廃止」
③クレジット・口座振替 事前ご案内兼領収書の配布を「廃止」

 要は経費節減ということです。かつては毎月ミュージアムなどのチケットをいただいた時期もありました。契約更新時に洗剤をたくさんくれたのは遙か昔です。
 朝日新聞の販売店さんも大変なようです。

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2024/11/23

「室井慎次 敗れざる者」と萩本欽一

 踊る大捜査線新シリーズの後編「室井慎次 敗れざる者」をみてきました。良かったです。映画のことを少しでも書くと、ネタバレになってしまうので、前編みた方は(もうご覧になったかもしれませんが)ぜひどうぞ。
 今月発刊された『萩本欽一 昭和をつくった男』(太田 省一著)を読むと、萩本欽一とこの映画とのつながりがあることがわかります。映画の脚本は踊る大捜査線シリーズをずっと書いている君塚良一。君塚は萩本の構成作家集団・パジャマ党にいた人です。これは広く知られていることでしょうが、柳葉敏郎と萩本欽一も縁が深い。
「一世風靡セピア」のメンバーとして歌手デビューした柳葉が、1983年9月に放送開始したバラエティ番組『欽ドン!良い子悪い子普通の子おまけの子』に「良川先生」としてレギュラー出演していました。まだ俳優としてブレークする前のこと。
 萩本欽一のつくってきたもの、人はほんとにたくさんあります。まさに昭和をつくった男です。

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2024/11/22

藍染めを探求する人たち:「青い記憶」

ワークショップでご一緒している方のご主人・ヨシダシゲルさんが監督の映画「青い記憶」。藍染めに魅せられた人たちに迫るドキュメンタリーです。
<今では世界中をみても日本以外ではほとんど見られなくなった「藍染め」。しかし、日本では伝統的な技法が、匂い、味、音、研ぎ澄まされた熟練の職人が持つ繊細な感覚によって受け継がれ、「日本の青」が今日まで守られてきた。>(公式サイトより)

 染織家、研究者、藍師へのインタビューで、藍染めの世界へ分け入っていきます。特に職人・佐々木龍大の仕事に感動しました。「藍染め」はまったく知らない世界なので、なにもかも新鮮で、刺激を受ける作品でした。

「青い記憶」
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2024/11/21

マラソン大会参加賞の始末

 マラソン大会を走ると参加賞がいただけます。先日参加した「MINATOシティハーフマラソン」では事前に参加賞のTシャツが送られてきました。当日、これを着ているランナーが少なくありません。私は大会のTシャツを着用して走るのが習慣としてないので、いただいたTシャツは封を開けないままです。 
 当日、ゴールした直後、フィニッシャータオルを係の方が肩にかけてくれます。この慣習は東京マラソンから始まったのかな。大規模なフルマラソン大会では必ずあります。
 でも「MINATOシティハーフマラソン」はハーフマラソンなので、タオルはあってもなくても、って感じです。大会の参加料が1万円と高めなのでサービス? それより参加料安くしてくれたほうがいい(笑)。
 フィニッシャータオルは始末に困る。普段のバスタオルで使えばいいのでしょうが、なんかもったいない(貧乏性)。といってしまっておくと傘になり、女房から文句を言われる。マラソン大会の参加賞は、難しい。

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2024/11/20

検査食で過ごす

 昨日、大腸内視鏡検査でした。やった方はおわかりでしょうが、検査までがなかなか大変。当日はもちろん、前日の食事も注意事項が病院から通知されます。食べていいもの、食べてはいけないものが示されます。例えばご飯は白米は○、玄米は×とか。要は消化のいい食事ということです。
 でも今回検査を受けた病院は事前に前日食べるものを送付してくれました。これ以外は食べるな、ということ。送付されたのは「サンケンクリンMO]という検査食です。これさえ食べていれば安心ではありますが、量が少ない。メニューは、

【朝食】白がゆ・梅ふりかけ・みそ汁
【昼食】カロリーバー・ゼリー・紅茶飲料
【間食】粉末オレンジ飲料・クッキー・あめ湯
【夕食】ポタージュスープ


 この「3食+間食」で924kcal。普段は2500kcalkくらい食べているので、足りない。ずっと空腹です(笑)。この検査食はキューピーがつくっていて、Amazon、楽天でも買えます。Amazonなんかで買う人いるのか。ダイエットにはいいかも。
 ともかくも、内視鏡検査は問題なく終わりました。しばらくは検査はないことを祈りたいです。1_20241120091001 2_20241120091101 3_20241120091101 4_20241120091001




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2024/11/19

Dua Lipa、パワフルなパフォーマンス

 フィジカルのパワーで圧倒する素晴らしいパフォーマンス。Dua Lipaの来日コンサート(1116日・さいたまスーパーアリーナ)をみてきました。
 ダンス・ポップ、エレクトロポップに分類されることが多いDua Lipaの楽曲はノリがいいサウンドが特徴ですが、コンサートで魅せるパフォーマンスは力強さが加わり、観客を惹きつけます。
シンガーとしての活動を本格化するまでモデルをしていた「肉体」を駆使し、ダンスと歌が見事に癒合したDua Lipaの世界がステージに展開します。彼女を支える10人以上のバックダンサーのダンスも見物。そして、アルバムでの歌声に比べ、生で聴くDua Lipaのボーカルはずっとパワフルに迫ってきます。

 前回、Zepp Tokyoでの公演から6年ぶりの来日コンサートは、さいたまスーパーアリーナでの2回のみで、ソールドアウト。来場者はもちろん若い人がほとんどですが(私のような高齢者はいない?)、少し男の子が多いかな。女子が多数派のオリビア・ロドリコとはここが違いますね。
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回だけのコンサートではもったいない歌姫Dua Lipaのパワーでした。

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2024/11/18

MINATOシティハーフマラソンを走る

 久しぶりのマラソン大会は「MINATOシティハーフマラソン」です。初めて走る大会は芝公園をスタートに港区内を回る21.0975キロ。コースは港区の中を走らなければいけので、ほぼ周回コースを2周する感じです。適当なアップダウンもあり、都会の中を走っている感があり、楽しめる大会だと思います。
 そうはいっても記録は冴えず。グロス2:09:29、ネット2:08:46でした。前日の夜、Dua Lipaのコンサートにいき、2時間ほどスタンディングでみたので、そのせいか(言い訳)。ともかく、もう少し頑張らないといけない。
 マラソン大会を運営された方の心よりお礼を申し上げます。

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2024/11/17

最大心拍数の不思議

 人間の心拍数はどこまで上がるのか。そして正常値は。こんなことが最近気になっています。
 先日のランニング練習会で少しハードな練習をしました。その内容は、トラックで、
・200mを48秒ペースで走る。(1キロ4分ペース)
・200mをゆっくり走る(リカバリー)
 この200m+200mのセットを15セット(6000m)を続けて行う。
 このトレーニングの結果、平均心拍数が151でした。
 一般的に最大心拍数は<220-年齢>とされています。これだと152が最大心拍数。
 トレーニングではほとんど最大心拍数で走っていたことになります。データでは最大心拍数165です。これはあり得ない数字?
 心拍数とはなんか不思議。しっかり把握する必要があります。

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2024/11/16

人間ドック結果のカウンセリング

 今年の夏に受けた人間ドックの結果についてのカウンセリングをしてもらいました。検査結果はすでに送られてきて、「総合判定D 要精密検査」と良くない結果です。血沈の値が上昇していて、「再検査・精密検査」とのこと。
 カウンセリングでは、この点も当然担当の先生(慶應の先生らしい)からきかれました。それに対し、
「人間ドックを受診したのが8月で、この時期朝、ジョギングをしていて大量の汗がでていて、そのせいかと思っているのですが・・・・・・」
 とお答えしました。
 これで先生は納得されたみたいです。他もにいくつかC判定の項目があったのですが、総合的に判断してほぼ問題がないようでした。再検査とか精密検査は必要がありません。
 先日、高橋秀実さんが胃がんで62歳で亡くなりました。健康診断は必要だと改めて感じます。

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2024/11/15

高橋秀実さん、亡くなる

 昨日、朝日新聞を開き、訃報の欄をみると驚きました。ノンフィクション作家の高橋秀実さんが亡くなりました。まだ、62歳。胃がんと伝えられています。
 もう20年ほども前でしょうか。リクルートの発行する「R25」というフリーペーパーを愛読していて、ここに高橋秀実さんが「結論はまた来週」を連載していました。
 独特の視点から展開するノンフィクションは面白くもあり、核心を突いていて、著作を何冊も読みました。最近『定年入門: イキイキしなくちゃダメですか』を楽しく読み、最新作『ことばの番人』を買いましたが、まだ読んでいません。
 まだ読んでいない著作もあります。あまりに残念なことですが、残された本を読みたいと思います。
 心よりご冥福をお祈りいたします。

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2024/11/14

garminのランニングウォッチ

 長年使ってきたEpsonのランニングウォッチが来年3月いっぱいでデータが消去され、実質ウォッチが使えなくなります。仕方ないのでガーミンのランニングウォッチ(forerunner265)を買いました。購入したのは2ヶ月ほど前なのですが、いまだ機能はほとんどわかっていません。
 使い始めのころ、いきなり「おすすめのワークアウト」とかが表示され、計測が始まりました。これは要らぬお世話という感じですが、どうしたら解除できるかわからず四苦八苦。
 とりあえず単純にランニングの計測をする状態にして使っています。ランニング記録は長年使っていたEpson Viewというソフト(アプリ)がいいので、いまはそこにマニュアルで入力しています。
 多すぎる機能を少しずつ理解しなくてはいけないのですが、なかなかできません。最新の機器はほんと難しいです。

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2024/11/13

AMEXの黒いカード

 大学の先輩何人かと飲む機会がありました。会計のとき、一人が「クレジットカード」で払いたいということで会計をしました。これはよくあることですが、その方はAMEXの黒いカードを取り出し、支払っていました。
 別な先輩が「黒いAMEX!」と少々驚いたように言います。AMEXのカードと言えば、昔会社でつくってくれたグリーンのコーポレイトカードしか知りません。今持っているのは、出光のクレジットカードがAMEXです。
 黒いカードを持っている方は、長らくアメリカの会社で働き、リタイアし昨年日本に戻られました。グリーンカードも持っておられます。カードではドルで支払いとのこと。円安の今、ドル払いはお得です。インバウンドと同じです。
 AMEXのサイトをみても黒のカードはなくて、ネットでみるとひょっとするとセンチュリオン・カードかも。「アメックスブラック」とも呼ばれていて、どのようにしたら入手できるか不明らしい。
 なんか、アメリカって裕福だな。

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2024/11/12

アメリカから届いたカレンダー

 今年使っているメトロポリタン美術館カレンダーの来年版をAmazon.com(米国のAmazon)でみつけました。試しに注文してみると、オーダー成功! といのうはしばらくドル建てで決済できるデビットカードが、なぜかAmazonで使えなかった。久しぶりにカードを登録し直してみると、使えるようになっていた、という経緯。
 このカレンダーは「New York in Art 2025 Wall Calendar」で、メトロポリタン美術館のコレクションで12ヶ月が構成されているセンスがいいもの。価格は本体が16ドル、配送費が12ドル20セントで合計28ドル20セント。11月1日の夜オーダーして、11月10日に郵便(ゆうパック)で届きました。
 日本のAmazonでも買えますが、3143円。日本に在庫がないようで、11月11日の時点で11月24日-12月5日にお届けとなっています。手持ちのドルは1ドル100円ほどなので、Amazon.comで買った方が少し安い。
 得した気になっていたら、楽天で2534円で売っているのを発見(泣)。海外ものを買うのは難しいです。

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2024/11/11

論理的思考を考える

 最近ですが、「杉田敏の 現代ビジネス英語」で米国の大学入試にはエッセイの提出が必須ということを知りました。もちろん作家などが書くエッセイではなく、ある型に沿って書く論理的な文章です。

『論理的思考とは何か』(渡邉 雅子 著)で論理的思考はひとつではなく、思考する目的にして合った思考法を選ぶ必要が要る、と著者は論じます。
 著者はまず、基本の概念として論理学、レトリック、科学、哲学の推論の型とその目的を論じます。これを踏まえある価値に紐付けられた4つの領域の思考法を使い分けることが必要と説きます。

4つの領域と各領域の作文の型は、経済領域(アメリカ・エッセイ)、政治領域(フランス・ディセルタシオン)、法技術領域(イラン・エンシャー)、社会領域(日本・感想文)として、それぞれについて分析しています。

 日本ではアメリカのエッセイ(5段落エッセイとされる)と日本語での文章を比較し、論理的でない、という指摘も過去に繰り返されてきました。例えば外山滋比古は『日本語の論理』の中で「日本語の文章がまずいのは、一文一文のまずさではなく、あるまとまりをもった思想や考えをあらわすパラグラフ(段落)の構成がうまくいかないためである」(「文章構成の原理」)と書いています。
しかし、アメリカのエッセイ形式はひとつの型でしかなく、これが絶対ではない。
「論理的思考は世界共通でも不変でもないこと、つまり論理的思考には価値観に紐づいた思考の型がある」
 と著者は述べています。
 論理的思考についてより深く考える入り口を示してくれる良書です。

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2024/11/10

英一蝶を初めてみる

 この画家は知りませんでした。「日曜美術館」で特集していて、そこにイッセー尾形がでていたので、観たのが「没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す―」(サントリー美術館)です。
 一蝶は元禄年間(1688~1704)前後に、江戸を中心に活躍。まず狩野探幽の弟・安信に師事したが、その後菱川師宣や岩佐又兵衛らに触発され、市井の人々を対象にした風俗画を描いています。
 しかし元禄11年(1698)には47歳で三宅島に流罪になります。島での流罪は12年に及びますが、島で描かれた作品は「島一蝶」と呼ばれ、とくに高く評価されています。宝永6年(1709)、将軍代替わりの恩赦によって江戸へ戻り、画家として活躍します。
 島流しになるまで、島一蝶の時期、そして江戸に戻ってからの時期。それぞれ描く内容が変化しているのが面白いです。
 作品の中での見どころのひとつは「舞楽図・唐獅子図屛風」は一蝶には珍しい大作。メトロポリタン美術館の所蔵作品なので、もうお目にかかれないかも。
 会期は今日(11月10日)までです。

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2024/11/09

初めてのアートウィーク東京

 たまたま知ったの「アートウィーク東京」にいってきました。これは、
「アートウィーク東京(AWT)は、東京における現代アートの創造性と多様性を国内外に発信する年に一度のイベントです。」(公式サイトより)。
 ということですが、2022年から開催されているイベント。内容は、
「 東京を代表する53の美術館・ギャラリーがそれぞれ多様な展覧会と共に参加者を迎え、各施設を無料のシャトルバス「AWT BUS」がつなぎます。」
 で、11月7日から10日まで4日間の開催。
 53ものアートスペースをみる時間はなさそうなので、大倉集古館での「AWT FOCUS」をみてきました。ここは有料(大人1800円)です。
「美術館での作品鑑賞とギャラリーでの作品購⼊というふたつの体験を掛け合わせた「買える展覧会」です。展示は毎年異なるテーマのもとでキュレーションされ、出展作品はすべて購入できます。」
 と、アートフェアですね。
 国内外のアーティスト作品が出展されていますが、それぞれギャラリーからの出展。プライスリストは置かれておらず、購入したいなら、会場にいる係の人にきくというシステムです。
 4日間では全部をみることができない。せめて1週間はやって欲しいです。 

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2024/11/08

Vポイントにたどりつく

 Vポイントを過小評価していたのでしょうか。「日経トレンディ」の2024年ヒット商品の第3位にランクされているのが「Vポイント」です。記事のリードでは、
「TとVの統合により第5のポイント経済圏」が爆誕! 抜群のお得感を武器に、万人向きの独自ポジションを確立」
 とあります。
 Tポイントカードはクレジットカードがついてないふつうのカードを持っていました。ファミマでしか使いませんでした。これが2年前TポイントがPayPayポイントになり、統合してPayPayのクレジットカードをつくりました。ほとんど使っていなかったのですが、トレンディの記事をみて、どうなっているのかと調べてみると・・・・・・。Vポイントに統合されています。PayPayはヤフーだから、ヤフーのIDでログインするとポイントが20万ほどあります。
 Vポイントのサイトにはログインできますが、新たにダウンロードしたVポイントアプリでは肝心の会員番号がわからない。登録していたのが、昔の自宅の電話番号だったため、認証とかで先に進めず。四苦八苦してやっと会員番号がわかりました。
 Vポイントは有効期限があるので、定期的に使わないといけない。ずっと使っていなかったので失効しているポイントも(苦笑)。
 ポイ活どころではないな。少しは管理しないと。

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2024/11/07

風変わりな能「白楽天」

 今月の能・狂言鑑賞は国立能楽堂の定例公演。

狂言 仁王(におう) 深田 博治(和泉流)
  白楽天(はくらくてん) 鶯蛙(うぐいすかわず) 廣田 幸稔(金剛流)
 
 能「白楽天」(別名「鶯蛙」)は、「夢幻能」ではなく、シテが幽霊ではありません。唐代の詩人・白楽天(白居易)が日本の知恵を試そうと来訪し、住吉明神との詩歌の応酬を通じて日本文化の深さを描いた作品です。実際に白楽天が日本にきたことはなく、物語の中での架空の出来事。この作品では、彼が日本文化を試しに来るという設定が使われていますが、それは日本の伝統文化や詩歌の優位性を表現するための創作です。また、鶯と蛙が登場し、鶯や蛙までもが詩を詠むことができることを表現します。
「夢幻能」が多い能では、少し風変わりな舞台なのかなと思いましたが、楽しめました。

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2024/11/06

どこかで時間が止まった「さか本」

 昭和を感じさせる店、という表現がありますが、この店は多分、時間がその頃から止まっているのかな。下高井戸駅からほど近いところにある蕎麦屋さん「さか本」は、いまどきあまりなさそうな店です。
 昼時、12時過ぎに入ったのですが、広めの店内、先客は4人のグループと、二人のお客さん。あまり混んでいません。「食券を先に買ってください」と店頭にあったので、待っていると、おじいさまに「奥へ」と。座ると、お品書きと水を出してくれます。どうやら食券は買わなくていいらしい。
 メニューには多くの料理が書かれていて、そばに加え、丼、定食もあります。その中から開化丼を注文。開化丼は(関東では)豚肉の卵とじがご飯にのっているもの。待つこと15分ほどできました。
 塗りの丼はかなり年季が入っています。そこに丼椀で味噌汁が付きます。ちょうどいい感じの味付けで、美味しいです。
 この店、いつからやっているのだろう。また来たくなるあじわい深い店でした。
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2024/11/05

今月の日経トレンディ

 毎年、買ってしまう12月号の「日経トレンディ」。恒例の「2025ヒット予測100」と「2024ヒット商品ベスト30」が載っているから。もうトレンドを追いかける年でもないんだけど。
  気になるのは2024ヒット商品。ランキングを5位まで書いてみると、
1位 新NISA&「オルカン」投資
2位 大谷翔平売れ
3位 Vポイント
4位 「リードルショット」シリーズ
5位 名探偵コナン 100万ドルの五稜星

 新NISAが1位ですか。「オルカン」っていうのは、最近覚えた。
 ランキングは30位まであるのですが、知らないほうが多いです。6位以下なんてほとんどわからない。オジさんはトレンディなど読まない方がよさそう。 

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2024/11/04

「anan」のPerfume

「anan」のSpecial EditionがPerfumeが表紙です。これ、表紙のみが異なり、そのほかの内容は通常版とすべて同一のもの。要はPerfumeファンだけのためつくられたエディションなので、買ってしまいました。
 Perfumeのスペシャル版は毎年でているようで、確か昨年も買いましたが、どこかにしまい込んでる。
 内容はインタビューと3人の写真で構成される16ページ。ananは若い女性対象だから、ここ以外は読むところがない(笑)。
 Perfumeファンの需要でペイするのかな。プロモーションの一環としてやっているのだろう、と要らぬことを考えてしまいます。結成25周年でメディアの露出が増えているPerfumeです。

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2024/11/03

いまどきの披露宴

 久しぶりに結婚披露宴に列席しました。甥の結婚式と披露宴です。お台場にある結婚式場だったのですが、今の披露宴は昔とは違います。当たり前だけど。
 まず、仲人さんがいない。いまはこれが当たり前なのでしょう。披露宴も昔に比べ、かなりラフな感じ。若い列席者(新郎の友人、20代?)の服装はまちまち。男性は黒いフォーマルに白ネクタイという人は少ない。ネクタイはしているけど、柄物とかもあるし、自由。
 披露宴の最後のほうで供されるデザートが「デザートビュッフェ」。各人が自分でデザートをとりにいくスタイルです。最近流行っているみたいです。ネットで検索した限りではコストがゲスト1人あたり1000円から2000円追加になるとか。
 結婚披露宴も変わっていました。

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2024/11/02

手帳、なくてもいいか

 もうそんな季節。11月に入ると気分は年末モードになる悲しさ。カレンダーを新しい月にめくると、来年のカレンダーはと思い始めます。年賀状も販売開始のニュースがあり、カレンダーも買ったほうがいいけど、手帳はどうする、と毎年の悩み。
 今年は石井ゆかりの「星ダイアリー」を使っています。さて来年の手帳はどうするの。そんなに用事もないし、手帳もいらないかとも思ってまだなにも買っていません。スケジュールはスマホのGoogleカレンダーで充分だし。
 まあ、年末ぎりぎりに決めることにしよう。

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2024/11/01

走り込みの時期だが

 街を走っているとランナーたちと行き交う時期になりました。「ランナーズ」では「オクトーバー・ラン&ウォーク」なりイベントをやっていて、10月は走り込みを推奨していました。
 が、先月の走行距離はは258キロほどと伸びず。天候も良い日が続いたのにそんなに走っていない。
 まあ、体重は減ってきて、体脂肪率も10月の平均は13.1%と少し低くなりました。
 そろそろ朝晩は寒くなってくる時期。ランニングもサボりがちになりそうです。爽快な季節が続くといいな。

202410-runlog
Tanita



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