「まことに小さな国が、開化期をむかえようとしている」
司馬遼太郎による『坂の上の雲』を原作とするNHKのドラマの再放送が始まった。2009年1月から2011年12月にかけ放送された。今回は約1年に渡りNHK総合で放送される。
小説『坂の上の雲』を司馬遼太郎が「産経新聞」で書き終えたのは1972年。
この小説を読んだのは1980年代半ば、30歳の頃。手元にある文春文庫(1巻)の奥付は「1985年4月25日 第17刷」。ドラマが最初に放送されたのは2009年、そしていま、2024年の再放送。この40年ほどの時の流れに、感慨がわく。
坂の上に向かい、進んでいるのだろうか、日本人は。
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