今月の能・定例公演をみました。9月の月間特集は「刊行400年 仮名草子『竹斎』と能」。9月4日の定例公演の演目は、
狂言:雷(シテ・高澤祐介:和泉流)
能:善知鳥(シテ・片山九郎右衛門:観世流)
「善知鳥」は四番目物で、親子の愛情や罪の意識、成仏への願いをテーマにした能の作品で、幽玄の世界観の中で人間の感情が深く描かれているとされる作品。子方(少年が演じる役)が登場します。子方がでる演目は初めてみました。
狂言の「雷」は、雷と藪医者のやり取りが笑いを誘います。
会場は相変わらず満席の賑わいでした。
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