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2024/08/02

宇多田ヒカル「SCIENCE FICTION」コンサート

 ピュアで飾り気がなく、でも高いレベルで歌が奏でられた素晴らしいステージ。宇多田ヒカルのコンサート「SCIENCE FICTION」(7月31日・宮城県・セキスイハイムスーパーアリーナ) をみてきました。宇多田ヒカルはつまみ食いみたいにしか聴いてこなかったので、ライブのコンサートは初めてです。
 アルバムなどで発表される楽曲は、(詳しくないのですが)創作のためいろいろサウンドの処理とかがされているため、レアなアーティストのボーカルとは違っている、多分。コンサートで聴く宇多田ヒカルの歌は、(手垢のついた表現だけど)ホントにうまい。パワフルで、スイートで、聴くものを大きく包み込む。卓抜した歌声を聴かせてくれます。
 もちろん、楽曲も素晴らしい。歌詞、メロディーが多様で、ひとつのパターンに入り込むことがない曲の数々。

 オープニングの「time will tell」からアンコールの「Automatic」まで2回衣装替えをして、2時間半のステージ。バックはギター、キーボード、ドラム、ベースなどのシンプルな構成で、より宇多田ヒカルのボーカルが引き立ちます。

 今でもキラキラしている「First Love」、アップテンポが心地いい「traveling」、そしてやはり「花束を君に」はいい。
 希有な才能、宇多田ヒカルのステージを楽しみました。

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