映画「めくらやなぎと眠る女」
日本のアニメーション作品とも思える不思議な映画です。『めくらやなぎと眠る女』は村上春樹の6つの短編を原作に、フランスのピエール・フォルデス監督 がアニメーションにした作品。
6つの短編は「かえるくん、東京を救う」、「バースデイ・ガール」、「かいつぶり」、「ねじまき鳥と火曜日の女たち」、「UFOが釧路に降りる」、「めくらやなぎと、眠る女」。
村上春樹が書いたそれぞれの物語をひとつの物語にしてしまう才能はすごい。また舞台は2011年、東日本大震災直後の日本。日本人ではないピエール・フォルデスが描いたとは思えないほど、日本らしい光景です。そしてまさしくサラリーマン、って人も登場し、これも日本的。
村上春樹ファンではない人にもおすすめの1本。
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