« オイリュトミーの集中講座 | トップページ | 刺激的な英語能「青い月のメンフィス」 »

2024/07/19

7月の能楽堂ショーケース

 能楽堂の今月は「能楽堂ショーケース」を観賞。ショーケースは能の初心者にも配慮した内容で、狂言・能の舞台の前に解説があります。15分ほどのコンパクトなものですが、鑑賞の前にはとてもいい内容。今回は観世喜正(シテ方観世流)による解説です。
 今回の演目は、
狂言 附子(ぶす) シテ・太郎冠者:野村太一郎(和泉流)
能  熊坂(くまさか) 前シテ・後シテ:遠藤和久(観世流)

「熊坂」は後シテの熊坂が能面「長霊癋見」(ちょうれいべしみ)で長刀を振りかざし、牛若丸(源義経)を闘うシーンがみもの。狂言の「附子」は以前、国語の教科書に載っていたという(多分)だれでも知っているだろうお話です。
 基本的なことを知って能をみると、さらに楽しみが増します。予習が必要なことを痛感したショーケース公演でした。

202407_20240719092101
202407-2



| |

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。