アニメと集英社、講談社、小学館
3つの出版社を名指しでの特集です。『週刊東洋経済』の最新号は「アニメ・エンタメ帝国の覇者 集英社 講談社 小学館の野望」。特集のリードには、
「世界的ブームが続く日本のアニメ・エンタメ。目が離せない、その3兆円規模の頂点に君臨するのが、漫画原作を供給し、IP(知的財産)の創出源となる大手出版社だ」
とあり、大手出版社が集英社、講談社、小学館のこと。
3社それぞれのアニメ・エンタメへの戦略が詳細にレポートされています。その中で驚いたのは3社の売上高。直近で集英社2,097億円、講談社1,720億円、小学館1,088億円という数字。小学館が圧倒的にナンバーワンかと思っていました。いまや、出版界では集英社、講談社の時代なのか。出版は3社にKADOKAWAを加えた4強。5位以下は苦しい状況です。記事では宝島社の身売り説、新潮社の危機説も書かれています。
もはや従来型の出版では立ち行かなくなっていることは事実です。なんとも厳しい。
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