写真美術館で「木村伊兵衛」
「木村伊兵衛展 写真に生きる」(東京都写真美術館)をみてきました。直球の企画ですが、
「写真家・木村伊兵衛展の没後50年展として、その仕事を回顧するものです」(美術館ホームページより引用)
と木村伊兵衛の節目の年。
回顧展ではありますが、写真美術館の地下1階のスペースだけでのなので、展示されている点数は多くはありません。これまで何回かみた作品も少なくありません。しかし秋田での作品、パリでのカラー写真など木村の作品を通してみると、「ライカの名手」とされた職人芸に見入ります。
そして、最近発見されたニコンサロンでの木村伊兵衛戦前最後の個展「中国の旅」の展示プリントが特別展示されています。
写真を撮るものにとって、木村伊兵衛展は基本の写真家だと思います。この作家をしっかりみておくべきと思った展示でした。
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