あぜくら会と国立劇場
最近、あぜくら会の特典を使い始めています。会費を払っていたのに幽霊状態だったのですが、文楽、能を再び見始め、また女房が知人といきたいとチケットを買ったりしています。年会費2100円ですが、先行予約や1割ほどの割引に対して元を取るのは難しいかも。
あぜくら会は国立の劇場の主演公演をみるための会員組織ですが、昨年国立劇場が建て替えのため長期休館になった影響があります。歌舞伎、文楽、落語は他の会場での公演になっています。例えば文楽だと有楽町のよみうりホールでの開催。国立劇場とは少し構造が違うのはどうかな。
<太夫・三味線が使う「床」や「盆」、人形遣いの舞台の構造である「船底」など、特殊な舞台構造が必要となり、劇場の代替えは難しい。>(2023年11月8日 東洋経済オンライン)
国立劇場は業者の入札が不調に終わるなど立替の目処が立たない、とも報じられています。国立劇場と伝統芸能の行く末が心配です。
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