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2024/01/16

「最愛の」、と村上春樹

 昨年暮れに上田岳弘の『最愛の』を読みました。「週刊文春」の書評欄で取り上げられていて、読みたくなり購入。「最愛の」という題名に、まずひかれます。そして書評での、この小説が村上春樹作品へのオマージュということ。村上春樹『ノルウェイの森』へのオマージュです。読了後、『ノルウェイの森』を読みました。村上春樹がこの小説を発表したのは1987年。もう、39年も前。
 当時、大ベストセラーになり、良好に乗じて買いました。初めての村上春樹作品でした。最後まで読んだはずですが、内容は覚えていません。改めて読むと、まさに恋愛小説。大学生の主人公を描き、自伝的小説とも思えますが、本人は否定しているようです。
 久しぶりに『ノルウェイの森』を読んで、若き日の世界を考えました。

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