「見るまえに跳べ」(東京都写真美術館)
先週、みたのに感想を書いていなかった「見るまえに跳べ:日本の新進作家 vol.20」(東京都写真美術館)は刺激的な展示でした。
<写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するとともに、新たな創造活動を紹介することを目的として「日本の新進作家」展を開催してきました。20回目となる本展では、5人の作家を取り上げ、不確かな時代を生き抜くための原動力を探ります。>(美術館ホームページより引用)
動画が写真(静止画)と同じほどの位置で展示されることが当たり前になっていますが、本展示では写真が主流でした。展示をみていると、写真しかできないこと、のヒントがあるように感じました。
<本展では、この「深い孤独」と向き合い、独自の方法で写真作品によって、生きるための原動力の在処を示す5人の作家をご紹介します。孤独の中にありながらも、人とのつながりを手繰り寄せようとする彼らの作品は、私たちのかたくなな心を溶かし、人生の豊かさとは何かを思い出させてくれることでしょう。>
5人の作家の中で特に興味深かったのは星玄人の作品。新宿、横浜、大阪市西成区などで撮ったスナップが並びます。特に西成地区は凄いです。ここで人物を撮るのは相当の勇気がいるのではと、体験から思います。
新しい世界をみせてくれた展示でした。
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