新しい水戸市民会館
日帰りで水戸に。目的のひとつが先月開館した「水戸市民会館」をみること。東日本大震災で被災し、新たに作られた施設で7月に開館。
わざわざみに出かけたのは、設計が伊東豊雄さんだから。先月の日経新聞「私の履歴書」は伊東豊雄さんが執筆し、ここで
「北側に磯崎新さん設計の『水戸芸術館』、南側に国道をはさんで京成百貨店が隣接する。市民会館自体がこれらをつなぐ位置にあり、街の一部となるようデザインした。」(7月31日 日経新聞)
と書いています。水戸の中心部に位置しています。
建物の外観からみた印象は「ふつうの建物だなあ」。これまで「せんだいメディアテーク」、「座・高円寺」などユニークな公共建築を設計してきた伊東豊雄の仕事とはちょっと違う。どうしてなんだろう。
水戸市民会館の特徴は伊東さん曰く、
「最大の特徴は高さ約19メートルの『やぐら広場』。一辺およそ60〜70センチの角材を柱と梁として組み上げた巨大な屋内広場である。」(日経新聞)
と。
確かに建物の中に入ると「伊東豊雄さんの仕事だなあ」と感じます。
設計に際し、いろいろ制約があったのかも。
3つの多目的ホールがあり、コンサートも行われます。実際、コンサートなどでホールの座席に座ってみれば、良さがわかるのでしょう。機会があれば、利用したいです。
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