ニューヨーカーも日本の暑さに注目
日本の猛暑は終わる気配がありません。今日も東京は猛暑日予報でした。でも日本だけが特別、というわけではないのは世界の各地での猛暑が伝えられるからです。しかし雑誌「ザ・ニューヨーカー」は最新号(9月4日号)で「The Shock of Japan’s Extreme Heat(日本の猛暑の衝撃)」と題した記事を掲載しています。
記事では特に日本の高齢者について焦点を当てています。
「Japan is the first nation to experience a demographic tipping point where more than twenty per cent of the population is over sixty-five years old.(日本は、人口の20パーセント以上が65歳以上という人口動態の転換点を経験した最初の国である。)」
と書いた上で、
「Heat has proven a silent killer of these older citizens. Thirteen hundred people die of heatstroke annually in the country, the majority of them elderly. (熱は、これらの高齢者にとってサイレントキラーであることが証明されています。この国では毎年1,300人が熱中症で死亡しており、その大半が高齢者である。)」
と伝えています。
記事では日本人は古くから気候に対する鋭い意識を持ってきていて、特に夏は日本人が好きな季節、と書いています。「宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』、細田守監督の『サマーウォーズ』、庵野秀明監督の『エヴァンゲリオン』など、なぜ夏が舞台のアニメが多いのでしょうか。」と。
しかし、日本人の気候は変わっています。記事の最後には、こう書かれています。
「many Japanese people seem to feel that the time has come for a new story, in which leaders address climate change with open eyes. (多くの日本人は、指導者たちが目を見開いて気候変動に取り組む新たな物語の時が来たと感じているようだ。)」
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