サーカスが懐かしい
子どものころ、親に連れられてサーカスにいった記憶があります。オートバイが大きな球体の中を駆け巡るのが(オートバイショーというらしい)とても恐かった。
先日、日経新聞の書評欄に取り上げられていた『サーカスの子』を読みました。ノンフィクション作家・稲泉連の私的なノンフィクション。作者は子どものころ、母とともにキグレサーカスにいますた。そのときに一緒にサーカスにいた人々に話をきき、書き綴ったノンフィクション作品です。
この本を読んだ後、なぜかリタ・クーリッジの「Don't Cry Out Loud」が聴きたくなりました。Peter Allen, Carole Bayer Sagerによる作品でメリサ・マンチェスターの歌でヒットしています。でもリタ・クーリッジの曲もいいです。
サーカスの華やかさと、去って行く寂しい心情が表現された歌詞が心に残ります。
で、矢口清治さんの「Music Freeway」にリクエストしたら、Peter Allenのバージョンをかけてくれました。
日本では伊東ゆかりが「あなたしかみえない」の邦題で歌っています。でも、なかにし礼による作詞はサーカスのことから離れて、ピュアなラブソングです。どうしてなんだろ?
サーカスをみにいく興奮は昔のことになってしまいました。
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