川上弘美の小説「The New Yorker」に掲載
「ザ・ニューヨーカー(THE NEW YORKER)」の7月10日、17日号(July 10 & 17, 2023)に川上弘美の小説「The Kitchen God」が掲載されています。この雑誌に小説が掲載されることは大変なことでは、と素人は思うのですが、違うのか。村上春樹が掲載されるまでの過程を書いていましたが、簡単ではなかったようです。
今回掲載された「The Kitchen God」は9月に英語版として発売される『Dragon Palace』に収められた小説短編です。オリジナルは2002年に発表された『龍宮』です。「The Kitchen God」の原題は「荒神」。
川上弘美はほとんど読んでいない作家です。まず、「ザ・ニューヨーカー」掲載をGoogle翻訳で読んで、原本の短編集を読みました。英訳も読んだほうがいいのでしょうが、まだです。『竜宮』は書誌データによれば、
「人と、人にあらざる聖なる異類との交情を、説話的な要素と日常のリアリティを融合させて描いた玉手箱のごとき8つの幻想譚。」
まだ全部読んでいませんが、奇妙なお話です。
また、「ザ・ニューヨーカー」には「Hiromi Kawakami on Communalism in Japan」と題された作家へのインタビューも掲載。これも面白いです。
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