ブルターニュの光と風
ブルターニュをテーマにした展覧会が2つ、都内で開催されていて、先日西洋美術館で「憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」をみました。もうひとつ「ブルターニュの光と風」(SOMPO美術館)をみてきました。
ブルターニュというテーマは難しいな。この時代のフランス絵画から辿らないと、作品の本質には辿りつかないみたいです。
「ブルターニュの光と風」は、
<ブルターニュに関する作品を多数所蔵するカンペール美術館の作品を中心に、45作家による約70点の油彩・版画・素描を通じて、フランス〈辺境の地〉ブルターニュの魅力をご覧いただきます。>(美術館ホームページより引用)
展示されているのは作品は70点ほどですが、無学ゆえほとんどの画家を知りません。
「こちらは日本であまり知られていない画家の名も多く含まれ、よりマニアックな展示構成に新鮮な驚きがある。」(5月16日 朝日新聞デジタル)
でも、キャプションで画家について解説してくれるのでよくわかります。見どころは?
「サロンに出品されて国の買い上げとなったり、政府の注文で制作されたりした絵画群は、見どころの一つだろう。」(4月8日 日経新聞)
国の買い上げ、という行為はいまの時代ではあり得ない。
ブルターニュ、フランスは深いなあ。
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