「街とその不確かな壁」の静かさ
昨日、二子玉川に映画をみたついでに『街とその不確かな壁』を買ってきました。発売日なんですが、特にこだわったわけではなく、たまたまという感じ。なぜか、村上春樹の新刊は通販ではなく、書店で買いたいと思い込んでいて。600頁をこえる本なのでブックカバーがつかない、なんていらぬ心配をしましたが、そんなことはなかったです。
文教堂で買ったのですが、コーナーがあり平積みされていますが、さりげない感じ。午後の時間帯でしたが在庫は充分です。同じ二子玉川にある蔦屋書店では本屋大賞・凪良ゆう『汝、星のごとく』と並んでのコーナーになっていました。
ファンは待ち望んでいた新作でしょう。「東京都新宿区の紀伊国屋書店新宿本店では、日付が変わる午前0時に販売を開始した。」(4月13日 朝日新聞デジタル)
と特別の対応をとるところもあったようですが、そんなには熱狂していないように感じます。ラジオで聞いたところでは初刷は30万部とか。前作『騎士団長殺し』が100万部だったので、出版社の期待もそれほどではないかも、と思います。
でもこれくらいの熱さが、丁度いいのではと。ゆっくり村上春樹作品に迎え合えます。
| 固定リンク | 0
コメント