« 2023年3月 | トップページ | 2023年5月 »

2023年4月

2023/04/30

「ドラえもん のび太と空の理想郷」は変わらない世界

 ドラえもんの映画「ドラえもん のび太と空の理想郷」をみてきました。毎年、春休みに公開されているドラえもんの映画は、調べてみると42作目です。長いなあ。もう30歳をすぎた子どもといったのか、はるか昔。この作品は、脚本が古沢良太です。『リーガルハイ』『コンフィデンスマンJP」シリーズなど数々のヒット作や、2023年放送の大河ドラマ『どうする家康』などで知られる人気脚本家」(映画.com)
 内容は空に浮かぶ理想郷を舞台に、ドラえもんとのび太たちが繰り広げる冒険ストーリー。実はあまり期待していなかったのですが、よかったです。定番の展開ですが、みていて心が動く。感動する。これがドラえもんの映画なんでしょう。
 Amazon Prime Videoでいくつかの作品はみられるので、久しぶりにドラえもんの世界を楽しんでみようと思っています。

202304_20230430071601










| | | コメント (0)

2023/04/29

クレディ社債が紙くずで波紋

 昨日の朝日新聞朝刊に掲載されていた記事で知ったクレディ・スイス・グループの救済をめぐり、同社が発行した債券「AT1債」が無価値とされたこと。たぶん、金融界に関わる人にとっては騒動になっているでしょう。
 そもそも「AT1債」なんて知りませんでした。これは何なのか。
「AT1債は、通常の債券にはある返済期限がなく、銀行が破綻した場合、保有者が損失を引き受ける設計になっている。株より先に価値が減る可能性もあり、リスクが大きい分、金利が高く、スイス当局によると2022年に発行したクレディのAT1債は年9・75%の表面利回りだったという。」(4月28日 朝日新聞デジタル)
  朝日新聞の記事によれば、「鈴木俊一金融相の21日の説明によると、国内では富裕層や法人を中心に約1400億円分が販売されていた。」といいます。
朝日新聞では「AT1債」に投資していた青山学院の原監督がインタビューに応じています。
「投資と言うとばくちのように聞こえてしまうかもしれませんが、一般の資産運用のつもりで、数年前から証券会社を通じて購入していました。」
 投資はリスクがあることは当然です。原監督がどのように考えているかはわかりませんが「一般の資産運用のつもり」は甘いでしょう。
 ともあれAT1債は年9・75%の表面利回りには驚きます。どうやったらこんな利回りができるのか。知りたいです。

Photo_20230429082001





| | | コメント (0)

2023/04/28

かつ𠮷のとんかつ

 久しぶりに渋谷の「かつ𠮷」に。少々高いとんかつ屋なので、たまにしかいけません。おそらく数年ぶりか。夕方の開店時間、17時すぎにいきましたが、席についた後にも次々お客さんがきます。ドイツ語をしゃべっている男女の2人もきます。きっと常連。
 とんかつ屋なので、ロースカツ定食(150g)を注文。店のホームページにある「厨房からの一言」には、
「とんかつの味は、『いかに良い肉を選ぶか』で8割が決まってしまいます。どれだけ腕の良い職人でも、良くない肉を美味しくすることはできません。毎日、職人が仕入れた肉を厳しく検品して、かつ吉の基準に合う本当に良い肉だけを選んで使用しています。ぜひ厳選した豚ロース肉本来の美味しさを、サッパリとしたかつ吉特製の青しそご飯とともに楽しんでください。」
 とあります。
 千切りキャベツ主体のサラダ、漬物がおかわり自由です。ビールをたのんで、サラダ、漬物で一杯やります。ここのとんかつは低温でじっくり揚げるので、少々時間がかかります。なので、ビールを飲みながら待つのがいい感じです。
 ロースカツは分厚く美味しいです。とんかつを食べた、という実感する料理でした。

1_20230428085801
2_20230428085801





| | | コメント (0)

2023/04/27

配達日指定の郵便

 昨日が誕生日だったのですが(この年になると、誕生日はどうでもよくなる)、郵便物が届きました。会員になっているメディカルサロンからで誕生日お祝いのカードとお祝いのお茶が同封されていました。
 郵便物には「配達指定日 4月26日」と赤い字で書かれています。こんな郵便物受け取ったのは(おそらく)初めてです。郵政のホームページで調べてみると、
「土曜日・日曜日・休日も含め、お客さまの指定した日に郵便物等を配達します。」
 というサービスです。
 手紙でもハガキでもも追加料金で配達指定ができます。手紙、ハガキは基本料金に平日+32円、土日は+210円です。平日だと32円は安くないですか?
  世の中には知らないことがたくさんあるものです。

Photo_20230427082501



| | | コメント (0)

2023/04/26

横浜マラソン大会のエントリー

 東急の大井町線にのっていたら、横浜マラソンの広告をみかけました。車内広告でマラソン大会エントリーを訴求するのは、珍しいのでは。横浜マラソン大会への参加は先着順ではなく、抽選です。過去には大会定員をこえたエントリーがあり、抽選でした。エントリーだけにはお金はかからないので、車内広告をすることもない気がしますが。
 横浜マラソンのメインはフルマラソンですが、これ以外にもペアリレー、ファンラン【ファミリー】、ファンラン【中学生】が新設され、全部で6種目もあります。今大会は主催者も気合いがはいっているということか。
 横浜マラソンのエントリー締切は5月2日で抽選発表は5月17日と速いです。この日程であれば、もし落選なら(首都圏以外で走ることが前提ですが)富山マラソン、東北みやぎ復興マラソンには申し込めます。もちろんそれまでにそれぞれの大会が定員に達していない、というのが前提ですが。
 昨年は定員に達せず、追加募集がしたマラソン大会もありました。いまは、コロナ禍は(行政的には)終息しつつあります。マラソン大会がコロナ前のように人気を取り戻すのか。横浜マラソンの人気度はひとつのバロメーターかも。

2023_20230426083401

| | | コメント (0)

2023/04/25

頒布会というシステム

 とある会員誌にはいっていたチラシには「心ときめく老舗の洋食ご飯」と大きく書かれ、その下に「12ヶ月頒布会」とあります。「たいめいけん」の料理が毎月届く内容の頒布会。昔からあるシステムですが、そもそも頒布会とは、
「食器類などセット商品を、会費制によって1種類ずつ届ける販売方法。通信販売の伝統的な方法。買い手にとっては、月々、比較的少額の支払いでいつのまにかセット商品が揃うところが受けている。」(コトバンク)
 が本来の商法でしょうが、
「これが転じて、食料品を毎月届ける頒布会が普及してきている。」
 というのが、今では主流かな。
 楽天で「頒布会」で検索すると4200件以上あります。検索上位をざっとみれば、食品の頒布会が多い。これだけあるということは需要があるのでしょう。ジャパネットたかたでも「グルメ定期便」というのをいつも売っています。
 ところで、チラシの「心ときめく老舗の洋食ご飯」を販売しているのはライトアップショッピングクラブという会社ですが、この前身はCCBS・ソニーファミリークラブ。きき覚えがある会社名です。
 頒布会は奥が深そうです。

Photo_20230425071901

| | | コメント (0)

2023/04/24

朝日新聞の値上げ

 先週、ポストに「朝日新聞ご愛読の皆様へ」と書かれた封筒が入っていました。既に誌面で告知されていましたがが、来月5月から朝日新聞の購読料が値上げされます。朝夕刊セット版で4400円が4900円と500円と11%の値上げです。
 値上げの告知ということで封筒には粗品(ウエットシート)が入ってます。この値上げは朝日新聞だけのようで、読売新聞はホームページに「価格据え置き」って告知されていて、朝夕刊セットで4400円です。
 朝日新聞の値上げ告知によれば、
「民主主義の基盤となる正確な情報を伝える使命を果たし、よりよい紙面作りに全力を尽くします。本文で使う文字を順次拡大し、読みやすくします。文字拡大は12年ぶりです。情報はこれまで通り十分にお届けします。」
 とか。文字が大きくなると値上げは関係ないんだけど。
 それと、「愛知、岐阜、三重の3県では5月1日から、夕刊を休止します。」
 例えば名古屋では朝日新聞の夕刊が読めなくなる、ということか。
 紙の新聞を取ることの意味を考えてしまします。

Photo_20230424084701

| | | コメント (0)

2023/04/23

BLUE GIANTの世界

 映画「BLUE GIANT」はジャズの映画でした。当たり前のことですけど、ジャズを聴くことが多くないものにとっては、この映画のホントの良さはきっと分からないのだろうな、と思いながらみていました。
「ビッグコミック」に連載されていたコミックを映画化したアニメ。オリジナルとは一部変えているところもあるようですが、仙台出身の若者がジャズ界で世界一のサックスプレーヤーを目指し、奮闘するストーリーです。オリジナルのコミックはシリーズ累計部数は890万部を超えるヒット作。
 起伏に富んだ物語はみていて飽きないけど、予定されていた不運と成功という感じがして、大きな感動はなかったです。コミックだから、最後に敗北という結果はないのでしょう。あと、主人公が仙台弁を話すのですが、仙台にいたときこんなのきいた覚えがない。ネイティブはきっと話すのでしょう。
 私にとっては評価が難しい映画です。

Blue-gaint


 



| | | コメント (0)

2023/04/22

「生きる Living」と「生きる」

 先週ですが映画「生きる Living」をみました。黒澤明の「生きる」(1952年)がカズオ・イシグロの脚本で第二次世界大戦後のイギリスを舞台に描かれる作品。
「イシグロは、黒澤映画の“何事も手柄が得られるからやるのではない。世間から称賛されるからやるのではなく、それが自分の成すべき事だからやる。”そんな人生観に魅力を感じており、それは、戦後の日本もイギリスも、そして現代においても変わらないと語る。」(公式サイトより)
 この作品をみた後、黒澤の「生きる」をみました。志村喬主演の日本の役所が舞台で展開される作品。ガンに冒された主人公が死までにどう生きるかがテーマか。しかし、この作品の面白さは役所での仕事模様を描いたことではないかと思います。
 役所仕事を「生きる Living」でも上手く描いています。イギリスの役所も日本と同じようなのかな。カズオ・イシグロも理解して書いているようです。
 オリジナルは2時間20分ですが「生きる Living」は1時間40分ほど。短くなっていることで表現の鋭さが増しているようです。いい作品です。

Living

 

| | | コメント (0)

2023/04/21

6回目のワクチン接種券

 ニュースでみたような記憶がありますが、コロナワクチン接種券が送られてきました。もう6回目です。そろそろ5類へ以降という時期に、ワクチンを受けた方がいいのか。
 高齢者はこれまで律儀に5回受けてきました。5回目を受けたのは昨年12月初め。そのあとニューヨークにいってコロナにかかりました。これだけの事実からはワクチンは効果があるのか、という疑念も浮かびます。
 いまやコロナになった人はまわりにたくさんいます。不特定の人に接する必要がある仕事の方は、防ぎようがないということもあります。
 さて、6回目どうしようか。前回珍しく副反応があり少しだけ熱が上がったので、やめておこうかなとも。迷います。

202304_20230421083201

| | | コメント (0)

2023/04/20

Chat GPTが迫ってくる

 巷のニュースで報じられることが最近増えているChatGPT。素人にはその内容はほぼ理解できません。Amazonで検索すると「検索結果 4,000 以上」と。日経新聞電子版では記事が260件ほど出てきました。
「週刊東洋経済」の今週号では<ChatGPT 仕事革命術>が特集です。これを読めば、分かるのかな。ハードルが高いので、まだ少ししか読んでませんが・・・・・・。
 特集の冒頭には<全ホワイトカラーの仕事に革命 ChatGPTの衝撃>という記事。革命か、これは大変。
 また、<生成AI「業界地図」>なんてのもあります。ここにはほぼアメリカの企業が占めています。日本の企業は見当たらない。
 日本の会社はChatGPTに戸惑っているに違いない。

20230422-chatgpt



| | | コメント (0)

2023/04/19

新築マンション の平均価格 初の1億円超え

 これはバブルではないのでしょうか。昨日、報じられた首都圏の新築マンション価格のが1億円を超えた、というニュースには驚きます。
「調査会社『不動産経済研究所』によりますと、3月に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンション1戸当たりの平均価格は1億4360万円で、去年の同じ月と比べておよそ2.2倍に上昇しました。」(NHK NEWS WEb)
 こんな価格のマンション、どのような人が買うんだろう。世に言う「パワーカップル」が購入しているとも伝えられますが、ほんとなのか。
 ひとつの要因として住宅ローンの金利が下がっていることが指摘されています。例えば日経新聞の「競争過熱の住宅ローン金利 auじぶん銀、実質マイナス圏」という記事。これによれば、
「インターネット専業のauじぶん銀行では住宅ローンに付く団体信用生命保険(団信)の保険料を考慮すると、最優遇の金利が実質的にマイナスとなった。」(4月17日 日経新聞電子版)
 と衝撃的なもの。マイナスということは、お金を借りると儲かる、ということですか。
 なにか変なこと、というかまともでないことが起きていると思いますが、これは勘違いなのでしょうか。 





| | | コメント (0)

2023/04/18

運動の後にスポーツドリンクよりノンアルビール

  マラソン大会でフィニッシュした直後はなぜかビールを飲みたくなりません。走っている間は、「ゴールしたらビールを飲むぞ」と呪文のように頭の中で反芻しているのに。
 クーリエジャポンで面白い記事を見つけました。<運動の後にスポーツドリンクより「ノンアルビール」を積極的に飲むべき理由>と題されたワシントン・ポストからの記事です2023年4月9日付)。
「ランニングやサイクリング、ワークアウトを頻繁にする多くの人にとって、運動とビールはほぼ切ってもきれない関係にある。しかし、パフォーマンスや疲労回復、健康のためには、ノンアルコールビールの方がはるかに良い選択肢らしい。」
 ノンアルがおすすめ。更に、
「通常のスポーツドリンクと同等かそれ以上の効果が得られる可能性もある。」
 とあります。
 ともかくアルコールは運動にはプラスにはならない。
「ビールなどのアルコール飲料は、運動後の筋肉の強化や成長に影響を与える可能性がある。当然ながら反応時間や平衡感覚も低下する。酔っ払ってパフォーマンスが向上することはほとんどない。」
 その一方でノンアルコールは、
 米アパラチアン州立大学のデービッド・ニーマン教授(生物学・ヒューマンパフォーマンス)は、
「長時間の激しい運動の後、ノンアルコールビールは水分、ポリフェノール、炭水化物を供給」し、これらがすべて「代謝の回復を助けてくれるでしょう」と話している。
 マラソン大会のゴールでノンアルコールビールを提供してくれるといいのだけど、無理だろうな。



| | | コメント (0)

2023/04/17

深瀬昌久の写真

 深瀬昌久を知りませんでした。東京都写真美術館で開催中の「深瀬昌久 1961-1991 レトロスペクティブ」をみて、ここまで私を撮る写真家がいるのか、というメッセージを受け取った展示です。
 深瀬昌久 とは。
<深瀬昌久は自身の私生活を深く見つめる視点によって、1960年代の日本の写真史のなかで独自のポジションを築きました。それは写真の原点を求めようとする行為でもあり、のちに「私写真」と呼ばれ、写真家たちが向かった主要な表現のひとつとして展開していきます。>(美術館ホームページより引用)
 私写真といえば、荒木経惟の作品に引きずられますが、深瀬は荒木より6歳年上。Wikipediaをみただけなのですが、壮絶な人生を歩んだ人のようです。
 何回か結婚していますが、パートナーのひとり、洋子さんを撮った作品がインパクトがあります。こんな写真、どうやって撮ったのか、凄い。
 深瀬昌久をもっと知らねば、と思った展示でした。


202304_20230417081801



| | | コメント (0)

2023/04/16

土門拳の古寺巡礼

 土門拳という写真家は、遠い存在です。著名な写真家で、これまでに作品はいくつもみているのですが、何か自分の中に馴染まない。例えば木村伊兵衛だともう少し近くにいるのですが、土門拳は遠い。
「土門拳の古寺巡礼」を東京都写真美術館でみました。まさにタイトル通り、土門拳の代表作、というか土門そのものというべき古寺巡礼の作品が展示で広がります。
<ライフワーク『古寺巡礼』の第一集が刊行されたのは1963年、今年で60年を迎えます。戦前から仏像行脚を続けた土門は、みずからの眼で選んだ古寺や仏像を徹底して凝視し撮影。建築の細部や仏像の手や足、口などをクローズアップで捉える独自のスタイルを貫きました。>(美術館ホームページより引用)
 大判カメラで撮られたという作品は、ボケ味とは無縁のパンフォーカスで捉えられた被写体は、精緻な写真世界です。
 古寺巡礼だけでなく、数々の写真作品を残している土門拳。この写真家のもっと近くにいくことを試みなければ、と思った写真展です。 

202304_20230416084801





| | | コメント (0)

2023/04/15

歌舞伎町タワーとは

 新宿で友人と昼から飲むことになり、少し早めにでかけ、歌舞伎町をぶらつきました。ちょうどこの日(14日)にオープンした歌舞伎町タワーにいってみました。オープン初日ということで、かなりの人手です。
 ここに何があったのかなとネットで検索してみると、新宿TOKYU MILANOの跡地でした。ほぼいったことがなかったところです。新宿ミラノ座があったのだけど、記憶がない。
 歌舞伎町タワーは地上48階・地下5階、高さ約225mの超高層複合施設で、ホテル、ライブホール、映画館、飲食などが入っています。下層階だけみたのですが2階は「歌舞伎横丁」という飲食街。3階はナムコの「アミューズメントコンプレックス」(私にはゲーセンにみえる)。上階にある映画館「109シネマズプレミアム新宿」は通常料金が4500円!
 この日飲んだ友人は長らくエンタテインメントの仕事をしてきたのですが「インバウンド狙い」といっていました。
 歌舞伎町も変わりつつあるようです。

3_20230415085501

2_20230415085501
1_20230415085501

| | | コメント (0)

2023/04/14

「街とその不確かな壁」の静かさ

 昨日、二子玉川に映画をみたついでに『街とその不確かな壁』を買ってきました。発売日なんですが、特にこだわったわけではなく、たまたまという感じ。なぜか、村上春樹の新刊は通販ではなく、書店で買いたいと思い込んでいて。600頁をこえる本なのでブックカバーがつかない、なんていらぬ心配をしましたが、そんなことはなかったです。
 文教堂で買ったのですが、コーナーがあり平積みされていますが、さりげない感じ。午後の時間帯でしたが在庫は充分です。同じ二子玉川にある蔦屋書店では本屋大賞・凪良ゆう『汝、星のごとく』と並んでのコーナーになっていました。
 ファンは待ち望んでいた新作でしょう。「東京都新宿区の紀伊国屋書店新宿本店では、日付が変わる午前0時に販売を開始した。」(4月13日 朝日新聞デジタル)
 と特別の対応をとるところもあったようですが、そんなには熱狂していないように感じます。ラジオで聞いたところでは初刷は30万部とか。前作『騎士団長殺し』が100万部だったので、出版社の期待もそれほどではないかも、と思います。
 でもこれくらいの熱さが、丁度いいのではと。ゆっくり村上春樹作品に迎え合えます。

Photo_20230414090301

 

 

| | | コメント (0)

2023/04/13

冊子「AGORA」の終了

 先月送られてきたのを今頃読んだ「AGORA」。JALが発行している冊子ですが、今号(2023年3・4月号)で紙版は最終号です。
 冊子の巻頭には<「AGORA」配信のデジタル化ならびに冊子終了のお知らせ」>が載っていて、これによれば冊子の創刊は32年前。せっかく昨年末にJALマイレージカードに入会して、「AGORA」が送られてきたのに、すぐに終了とは寂しい。
 あらためて冊子を読んで感じるのは、古典的な会員誌の編集がいまも残っているということ。JALの出す冊子なので全部旅の情報ですが、ページをめくっていくと、なぜか懐かしい気持ちになります。
 もう、紙の会員誌は絶滅危惧種かもしれない。

202304-agora




| | | コメント (0)

2023/04/12

陸連登録は必要か

 毎年、この時期にやっている陸連登録。どうしてこれをやっていると思い出せば、東京マラソンなどの抽選でのマラソン大会で当選しやすいかなと思ったのがきっかけ。そもそも陸連登録はトップランナーが公式記録を取得するためにするものです。登録しても当選確率があがるなんて保証はないみたい。また、スタート時に前のブロックで待機できる、とも言われますが、経験上そうでもなさそう。
 とはいいつつ今年も登録してしまいました。登録しようとしてちょっと戸惑いました。以前はRUNNETから登録したのですが、今年は方法が変わっていました。
「2023年度JAAF-STARTが刷新されます。以下をご留意いただき登録を完了してください。5月31日までに手続きがされない場合、退会とみなされますのでご注意ください。」(東京陸上競技協会のホームページより)
 JAAFは陸上競技連盟のこと。このサイトが新しくなり、陸連登録も直接サイトでやることになってます。登録は顔写真をアップする必要があったり少し面倒です。登録料も4,830円と安くはないです。アマチュアランナーは登録する必要はないのかも、と少し後悔してます。

2023_20230412063701




| | | コメント (0)

2023/04/11

本屋大賞と出版界の思惑

「本屋大賞」というのがあって、私的にはそんなに重要視していないのですが、業界ではそうではないらしい。昨日、日経新聞に載った記事<「本の賞」なぜ活況>によれば、
いま出版界と書店業界の大きな関心は、12日発表される今年の「本屋大賞」の行方だ。小川哲「君のクイズ」、凪良ゆう「汝、星のごとく」など人気作家の10作品がノミネートされている。大型書店はコーナーを特設してこれらの候補作品を積み上げ、売り伸ばしに余念がない。>(4月10日 日経新聞)
 といいます。
 本屋大賞の受賞作は売れる、ということなんですね。「出版社にとっても本屋大賞は、芥川賞や直木賞よりも欲しい賞だといわれる。」そうです。そしていま、「本の賞」創設ラッシュとか。一番人気は「料理レシピ本大賞」で、入賞作のフェアを昨年は約4300の書店が催したとか。この賞をはじめ、「ITエンジニア本大賞」、「サッカー本大賞」、「音楽本大賞」など。どれも知らない。本屋にあまりいかないせいかな、きっと。
 本の賞が活況を呈している背景には、出版売上の低迷があります。「出版科学研究所の調査によると22年の市場規模(推計、紙と電子の合算)は前年比2.6%減の1兆6305億円。
 書店にもっと足を運ばないといけないな、と思った次第です。


| | | コメント (0)

2023/04/10

狙われる高齢者

 恐いな、と思いながら熟読してしましました。先週号の『週刊東洋経済』(4月8日号)の特集は「食い尽くされる親のカネ 狙われる高齢者」。記事のリードには、
「高齢者のお金を、あの手この手で吸いとろうとする”だましのプロ”がいる。」
 と。記事のメインは「特殊詐欺」「悪徳商法」。記事で恐ろしいのは、詐欺には探偵屋が加担しているが、これが元警察官が多いという事実。定年前に退官して探偵事務所を開き、ヤクザの仕事を請け負っているような輩が一定数いるという。
 特殊詐欺、悪徳商法はまさしく犯罪ですが、金融機関が売っている仕組み債、退職金プランも悪質です。仕組み債は金融庁が問題視し、金融機関は販売を一時的に自粛しています。問題なのは定年世代をターゲットにした退職金プラです。高金利をうたい預金を集める手法ですが、この金利を得るためには金融機関の指定する投資信託を購入することが条件になっていることが多い。投資信託の購入には手数料、信託報酬が必要で、これを勘案すると預金の高金利が帳消しになる、という仕組みになっている。これは悪質。
 高齢者としては気をつけないといけませんが、投資被害は40代以下の被害相談が急増しています。騙されない方法はないものか。難しいかも。

202304_20230410072101



| | | コメント (0)

2023/04/09

高田馬場でギャラリーと天麩羅

 日常ではいくことがあまりない高田馬場に、久しぶりに出かけました。写真のワークショップで以前ご一緒させていただいた方が個展をされていて、トークショーがリアルで開催されるので参加してきました。会場は高田馬場から徒歩7分くらいのところにあるAlt_Medium。こじんまりとしたギャラリーでのトークショーですが、充実した内容でした。

片柳拓子 個展
「Relevant」
2023年4月7日(金)~19日(水)
12:00〜19:00※木曜日休廊、最終日〜17:00まで

 夕飯を食べるのに、高田馬場に前から気になっていた「えびのや」へ。天麩羅のチェーン店のようですが、明太子が食べ放題。天麩羅と明太子、マッチするのかと思いつつ、店へ。
 えびのや定食を食べましたが、明太子が置かれていて、確かに食べ放題。美味しくいただきました。

2_20230409072501
1_20230409073201





 


 
 

| | | コメント (0)

2023/04/08

絵本の「ノアの箱舟」

 先日、世田美で<オイリュトミー特別講座「はこぶね」>に参加したのですが、この公演は旧約聖書の『創世記』(6章-9章)に登場する箱船をテーマにしています。ノアの箱舟のお話は有名なので、旧約聖書に詳しくない人も知っていることでしょう。
 今回の公演は講座の指導をしていただいているオイリュトミスト・鯨井謙太郒さんと定方まことさんによる創作ですが、旧約聖書のノアの箱舟をちゃんと知ろうと検索してみると、絵本が何冊かでていることを知りました。
 地元の図書館で調べてみると何冊かあります。そのうちの一冊『ノアの箱船』(ハインツ ヤーニッシュ著, リスベート ツヴェルガー ・イラスト)を借りました。
 そしてネットで検索するうちに曽野綾子さんが文章を書いている絵本『ノアのはこぶね』をみつけました。図書館には無かったのですが、古本をネットで手に入れることができました。曽野さんの本はかなり読んでいますが、この絵本は知りませんでした。
 ノアの箱舟を縁に、貴重な本を手に入れることができました。

Photo_20230408094701














| | | コメント (0)

2023/04/07

セタビの森の動物たち

 やっといってきました。世田谷美術館のコレクション展「わたしたちは生きている! セタビの森の動物たち」。この展示は日頃お世話になっている学芸員さんが企画したもので、2月18日から開催されているのに、いきそびれて今頃観賞です。招待券もいただいていたのに、会期はこの日曜日4月9日まで。危うくいきそびえるところ。
 コレクション展なので、世田美所有の作品で構成されている展示で動物をテーマにした企画ですが、動物をテーマにしたこれだけ多彩な作品をコレクションしていることに驚きます。
 展示は5つの章、
Ⅰ とりたちのうた
Ⅱ 人とともに
Ⅲ 思いをのせて
Ⅳ いのちの森
Ⅴ ねこの園
 とここに<プロローグ セタビの森の動物たち~子どもたちが描いた動物(無料スペース)>と<参加コーナー:みんなでつくるセタビの森(無料スペース)>が加わり、展開。
 コレクション展としてはかなり見ごたえのある展示です。もっと早くいけばよかった。

202304_20230407082601




| | | コメント (0)

2023/04/06

今年の花見ラン

 東京はそろそろ桜も見頃を過ぎつつあります。毎年、花見の時期にはいつものジョギングコースではなく桜が咲くところを周回するのが習慣です。今朝走ったら、桜は2,3分くらい残して散っていました。早いよね、まだ4月6日。「入学式のとき、桜が満開」という古い記憶。入学式はなぜか4月8日って刷り込まれているので、この日あたりが満開だったのか。今年はほぼ散っているだろうな、明日は雨の予報だし。
 今年は全国的にも記録的に桜の開花が早かったのですが、やがてこれが当たり前になるのか。なんか、恐い気がします。夏が来るのも早そうだし、暑い夏になりそうだし。
 さて、早く衣替えしなくては(遅いね)。

20230406-runlog

| | | コメント (0)

2023/04/05

年金のお知らせ

 毎年、「ねんきん定期便」という通知が来ると誕生日が近いと思うのは、もう習性になっていたのに(笑)。今年は日本年金機構からハガキがきたのですが(以前、ここで仕事をしていたので反応してしまう)、「年金に関する大切なお知らせ」と書いてある。
 開封すると「繰下げ見込額のお知らせ」とあります。これはなんだろう? 年金機構のサイトで調べてみると、<「繰下げ見込額のお知らせ」が送付された方へ>に、
<年金制度の改正により、令和4年4月から繰下げ受給の上限年齢が70歳から75歳に引き上げられたことに伴い、66歳以降に繰下げ受給を希望され、老齢年金を受給されていないお客様に対し、ご希望する時期に適切に繰下げ受給できるよう、66歳から74歳までの間、毎年「繰下げ見込額のお知らせ」を送付します。>
 とあります。
 一昨年の誕生日以降に年金受給できることになっていますが、年金もらってないから、こうなっているの。年金機構にしては親切だな。

202304_20230405072401





| | | コメント (0)

2023/04/04

マスクを着け続けるのか

 マスク着用は個人の判断になり約半月。実際マスクを着用しなくなった人は増えているのか。朝日新聞に世論調査の結果が載っていました。
<マスク着用が個人判断となった後の3月18、19日に、朝日新聞社は全国世論調査で「あなた自身はマスクを着けることが減ったか、減らなかったか」と聞きました。結果は「減らなかった」74%「減った」23%を大きく上回りました。>(4月3日 朝日新聞デジタル)
 4分の3の人がいままで通りマスクを着けている、ということです。どうしてマスク着用が減らないのか。
<マスク着用が「減らなかった」と答えた人に、その理由を5択で尋ねました。「感染対策のため」50%▽「花粉症だから」21%▽「マスクが習慣になったから」15%▽「周りが着けているから」10%▽「顔を隠せるから」3%――の順になりました。>
 朝、ランニングしているとマスクを着けて散歩している人によく出会います。周りにほとんど人がいないのだから、マスク着ける必要ないと思うんだけど。習慣になっているのかな。
 
 ちなみに直近では感染者は増えています。
<厚労省によると、3月25日から31日の1週間の全国の新規感染者数は4万8000人となり、11週間ぶりに増加に転じた。2日の新規感染者数も前週の日曜日より150人増えた。>(4月3日 @niftyニュース)
 しばらくマスクは手放せないのか。





| | | コメント (0)

2023/04/03

お金を死ぬまでに使うこと

 新年度が始まり、賃金は上がったのでしょうか。新聞にはその辺の記事が見当たらない感じなのですが、見落としているかな。
 商品の値上げも続き、生活は大変という巷の声が溢れる中、新刊の90歳までに使い切る(大江秀樹著)を読みました。お金を貯めるのではなく、お金を使う方法を伝授してくれる内容。本の帯には、
<死ぬ時に一番お金を持っている日本人><「老後不安」という物語、「貯める・増やす」という呪縛><「コスパ最高!」が日本経済を低迷させている>
 とあります。
 要は日本人の多くはお金を貯め込んでいるので、死ぬ前に(90歳までに)使ってしまいましょう、ということを著者は主張しています。
 著者が書いていることはよくわかります。間違っていません。でももう少し具体論が展開されると良かったかな。お金を使ってしまうということであれば、本書でも引用されていますが、ベストセラーになった『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス 著)が明確に述べられていて腑に落ちます。
 まあ、いつまで生きるか本人には分からないから、お金の扱いに正解はありませんね。ちょっと難しい。

202304







| | | コメント (0)

2023/04/02

世田美で「はこぶね」に参加

 昨日、世田谷美術館で<オイリュトミー特別講座「はこぶね」>に参加しました。この講座は、現在美術館で開催されている「世田谷美術館コレクション選 わたしたちは生きている! セタビの森の動物たち」展の関連企画です。
 オイリュトミーといっても一般には馴染みがないかなと思いますが、言葉や音楽を呼吸と共に全身の動きで表現する身体芸術。、シュタイナー教育などで知られる思想家ルドルフ・シュタイナーによって考えだされたもので、演劇ともダンスとも異なる身体表現。オイリュトミー"版「ノアの方舟」を全4日間の講座で創作し、昨日発表公演がありました。
 創作された「はこぶね」の公演時間は約20分。パフォーマンスはかなりの運動量で動き回り、終わった瞬間には息が切れるほど。演じるのは17人。先月大学を卒業した女の子、美術館で案内の仕事をしている男性からお孫さんがおられる女性までが集団で演じるパフォーマンスは圧巻(自分で言うのもなんだけど)。
 面白い体験でした。

 

20230402




 

| | | コメント (0)

2023/04/01

暖かかった3月

 今年は暖かい。3月30日までの時点で「1カ月の平均気温は36の都道府県で観測史上1位の高さとなる見通しです。」(テレ朝ニュース)と報じられています。東京もで12.9℃で観測史上1位にはいっています。
 暖かいのはランニングにはいいのですが、この調子でいくと夏が猛暑になりそうで恐い。
 先月の走行距離は155.3キロ。東京マラソンを3月5日に走ったので、疲労回復とかでそんなに走らず、距離は伸びませんででした。そろそろ本格的走り込もう。

202303-log

 

| | | コメント (0)

« 2023年3月 | トップページ | 2023年5月 »