武蔵美の卒業制作展
近頃はリカレントなんてのが流行っていますが、昔はこんな概念はなく、ただ生涯学習ということで括られていました。社会人で初めて学んだ武蔵美の通信ですが、卒業制作展にいってきました。通信の本拠は吉祥寺なんですが、今回は小平の武蔵美が会場です。
通学の美大の卒展は展示点数も多く多彩だと思いますが、通信は地味です(笑)。学科で言うと、「油絵学科」「芸術文化学科」「工業デザイン学科」「デザイン情報学科」の4学科です。
卒展には時間が許す限りいっているのですが、今回の展示では油絵学科での日本画が少なかった(というよりないみたいだが)。どうしたのかな。そしてデザイン2学科の展示は面白い。
大学を卒業したのは2008年。この大学を含めいくつか学部、大学院をでていますが、武蔵美がいちばん大変でした。なにせ15年前です。レポートは手書き、科目試験はオンラインなんでものはなく大学とか指定会場(当時、仙台にいました)での受験(もちろん答案は手書き)。同級生との情報交換もスマホ、SNSもないのでパソコンメールだけ。泣きそうになる状況が何回もありました。
一昨年でた京都の大学では科目試験の問題は事前に明かされていました。これって、学びか? 時代は変わったということでしょう。
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