「市本」という施設の廃止
何かが行き違ったのか。役所のやることだからか。昨日、NHK(関東ローカル)で興味深いニュースが報じられていました。市川市の学習文化施設がオープンから一年余りで廃止されるとのこと。ニュースでは、
「千葉県市川市は、本を通じた学びや交流を提供しようと開設したユニークな文化施設を、高額な経費に見合う効果が得られなかったとしてオープンからわずか1年余りで廃止することになりました。」(NHK NEWS WEB)
この施設「市本」は、公式サイトによれば、
<主に社会人や大学生の方を対象に、本を介した学びと交流を促進し、働きながらも学び続けていける環境の醸成や新たな交流の機会創出を目的とした施設です。>
とあります。
NHKのニュースによれば、
「利用者が1日あたり20人ほどインスタグラムのフォロワー数が1300人ほどで高額な費用に見合っていないと判断したということです。」
と伝えられています。
廃しにいたる問題はいくつもあるでしょうが、紙の本がさほど魅力のないコンテンツになっていることもあるのでは、と思います。厳しい状況です。
市本公式サイト
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