大竹伸朗展:抜けられなくなりそう
やっと「大竹伸朗展」(国立近代美術館)をみてきました。いやー、すごいワールドが展開してます。大竹伸朗の作品はいくつかみてきましたが、これだけの作品をみるのは初めてです。当然です。
<2006年に東京都現代美術館で開催された「全景 1955-2006」以来となる大規模な回顧展。半世紀近くにおよぶ創作活動を一挙にご紹介します。>
という16年振りの大規模な個展です(たぶん前回の東京都現代美術館での展示はみていません)。
展示される作品は膨大です。
<最初期の作品から近年の海外発表作、そしてコロナ禍に制作された最新作まで、およそ500点の作品が一堂に会します。小さな手製本から巨大な小屋型のインスタレーション、作品が発する音など、ものと音が空間を埋め尽くします。>
大竹伸朗は、いったいどんな思考回路しているんだろう。展示された作品をみながら感じます。そしてこのアーティストの恐るべき創作へのパワーを受け取ります。
特に一連の「スクラップブック」作品には惹きつけられます。どれだけの時間を使って創っているんだろう。
もっと早くみればよかったと、後悔した充実の展示でした。会期は2月5日までです。
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