祈り・藤原新也
気がつけば会期末まで1週間。やっとみてきました。「祈り・藤原新也」(世田谷美術館)。多くの人がそうであろう。私の藤原新也との接点は「東京漂流」。それ以降、この写真家の作品はあまり拝見した記憶がありません。
本展は、
「公立美術館で大規模に開催される個展は今回が初めてです。250点以上の写真と言葉により、50年以上にわたる藤原の表現活動の軌跡を俯瞰する初の機会となります。」(美術館公式サイトより)
藤原新也の作品をみる機会がすくなかったかもしれません。
「『祈り』というキーワードに基づいて、現在の視点から藤原自身が改めて厳選・編集した、新たなストーリーを持った展覧会です。」
4年余りをかけて藤原が選んだ作品が、「祈り」というキーワードで展開されています。写真作品には
「本展のために書き下ろされた文章が美しいレイアウトで添えられています。」
文章を読んでいくと、この人は、まずテキストありきの作家ではないだろうかと思います。
いつもは空いている世田美ですが、平日ながら多くの人が観賞していました。
会期は今月29日まで。
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