GDPはマイナス
日本の経済は成長するのか。昨日内閣府より発表されたGDP速報値は、
「7~9月期の実質経済成長率は前期比年率でマイナス1.2%と4四半期ぶりに落ち込んだ。」(11月15日 日経新聞電子版)
と冴えない状態です。事前の民間調査では、35人のエコノミスト全員がプラス成長を予測していましたが、
「マイナス成長に転じた主な要因は、輸入が前期比5・2%増と大きく伸びたことだ。」(11月16日 朝日新聞)
とされています。輸入が伸びるとGDPから差し引かれるため、トータルとしてGDPがマイナスになりました。
しかし個人消費も増えていません。
「GDPの半分以上を占める個人消費は0・3%増にとどまり、1・2%増だった前期から伸びは鈍化した。」(朝日新聞)
日経新聞に掲載されている専門家による経済成長の予測平均値は、23年度1.8%、23年度1.3%です。この数値が実際に達成されるのか。厳しそうです。
| 固定リンク | 0
コメント