八重洲ブックセンター本店が閉店
メディアでは大きくは伝えられていませんが、東京駅そばの八重洲ブックセンターの本店が閉店です。
「JR東京駅前の八重洲ブックセンター本店(東京・中央)が2023年3月に閉店する。東京・八重洲地域の再開発に伴うもので、28年度に同地域で竣工予定の複合施設内に出店を計画しているという。」(9月9日 日経新聞)
なので、一時的に店を閉めるというのが正しいのですが、「八重洲ブックセンター、来年3月末で閉店」(9月9日 朝日新聞見出)と閉店が強く伝えられています。先日の三省堂本店の閉店と同じ状況で、八重洲ブックセンター本店の新たな出店で、売り場面積は今の店舗より縮小されることが想像されます。
1978年の開店時には超大型書店と騒がれました。ウィキペディアによれば、
「世界一の売り場面積を持つ書店をつくろうと計画され」たが「日本書店組合連合会(日書連)や書店組合の反対にあい、売り場面積を半分にして、1978年9月18日に日本最大の書店として開業した。」と。
本がまだ売れていた時代で、現在では考えられない書店側の反対です。
東京の大規模書店がなくなっていきます。三省堂本店、八重洲ブックセンター本店、そして東急本店にあるMARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店も建替のため、2023年1月までの営業です(その後、どうなるかは発表されていないみたい)
新刊書はいまだ溢れかえっているのに、書店は減っている。終末はどうなるんだろう。
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